エルピス(Elpis)
- パッチ6.0実装項目
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エルピス(エルピスの花) |
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ6.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
概要
- 「古代世界」に存在するマップのひとつ。
エリディブス : エルピスは、創造魔法で生み出された生物の実験場だった。 そこで生態を調べ、認可された種だけが、 世界に解き放たれたんだ。
- その特殊な目的のため、わざわざ天空の僻地に造られている。
- 「エルピスの花」に導かれた光の戦士は、第一世界のエリディブスを頼り、彼の力でもって古代エルピスへと向かう。
エリディブス : ……すまない、記憶が混濁したようだ。 だが、おかげでひとつ、思いついた手がある。 エリディブス : 君が過去の…… ヘルメスが所長をしていた時代のエルピスに行く、という手だ。 エリディブス : 水晶公の記憶を垣間見た私には、 この、時空を超える塔の制御法がわかる。 それを応用した彼の召喚術も、以前使って見せたとおりだ。 エリディブス : 加えてあのとき君たちは、私を、私の集めた力ごと封じた。 おかげで動力は豊富に蓄えられている……。 エリディブス : 以て、君を過去に飛ばすことが可能かもしれない。 行くべき時代、行くべき場所も明確なのだから。
エリディブス : エルピスは、創造魔法で生み出された生物の実験場だった。 そこで生態を調べ、認可された種だけが、 世界に解き放たれたんだ。 エリディブス : そして、もうひとつ……。 先の話に出たオリジナルのファダニエルが、 十四人委員会に入る前、そこの所長を務めていた。
所長
- また先代のエルピス所長は当代のファダニエルであり、ヘルメスも公私ともども親交がある人物。
エメトセルク : 現ファダニエルも、もともとはここの所長だ。 公私ともに、お前と親交があったと聞く。 ヘルメス : ……そうだ。 「私が為すべき仕事を終えるときには、お前を推そう」と、 あの方は、何かにつけておっしゃっていた。
エリア概要
- いくつかの浮島を繋ぐような形で構成されている。
- 浮島間は「ナビ」と呼ばれる転移装置で繋がっている。
ヒュトロダエウス : 「ナビ」っていうのは、エルピス内に点在する、 ほかの浮島への転移装置さ。 ヒュトロダエウス : 最初は、使用権限を持つ人が同伴してないと使えないけど、 ワタシがすでに権限を得ているからね。 ひとたび一緒に利用すれば、キミたちも自由に使えるはずだ。
- 【プロピュライオン(Propylaion)】:
- 【ノトスの感嘆(Philomythes Notos)】:
- 【十二節の園(The Twelve Wonders)】:
- 【ゼピュロスの喝采(Kallimelios Zehphyros)】:
- 第二の区画。ヴェーネスが借りていた館があるエリア。
- エリア西側に位置する浮島。
ヒュトロダエウス : 「ゼピュロスの喝采」っていうのは、西の浮島を主とした区画さ。
- エーテライト:ポイエテーンオイコス(Poieten Oikos)がある。オイコス(oikos)はギリシア語で家を意味する。
ヒュトロダエウス : さて、ここが第二の区画、「ゼピュロスの喝采」だよ。 ヒュトロダエウス : この区画には、いくつかの保管、実験施設と、 観測拠点である「ポイエテーン・オイコス」があったはずだ。
- 「ペリペテイア晶蔵院(しょうぞういん、Peripeteia Krystalline)」がある。
ヴェーネス : ここと、この奥の建物が「ペリペテイア晶蔵院」…… エルピスで行われた観察や実験の記録が、保管されています。 ヴェーネス : 外観だけ見ると狭く感じますが、 中は魔法で空間を繋ぎ合わせているため、 とても広くなっているんですよ。
- 「メタバシス六洋院(ろくよういん、Metabaseos Thalassa)」がある。なおメタバシス六洋院は高所にあり、回廊を通じて進入する。
晶蔵院の職員 : 六洋院は、その内部に、 世界中のあらゆる海を再現している。 多様な海洋生物を観察するための施設です。
- 【ボレアースの黙劇(Ethoseletikos Boreas)】:
- 北側にある第三の区画。
- エルピス最大の施設「ヒュペルボレア造物院(ぞうぶついん、Ktisis Hyperboreia)」がある。
ヴェーネス : ……私にひとつ、心当たりが。 ここから北にある区画「ボレアースの黙劇」に、 エルピス最大の施設「ヒュペルボレア造物院(ぞうぶついん)」があります。 ヴェーネス : あなたも、疑問に思っていたのではありませんか? エルピスの限られた環境で、 どうやって多種多様な生物を研究するのか……。 ヴェーネス : その答えが「ヒュペルボレア造物院」です。 六洋院と同じように、内部では複数の空間が繋げられ、 あらゆる環境が再現されています。
- 【エウロスの冷笑(Misposes Euros)】:
- 第四の区画。ヘルメスを探して最後にたどり着く。
ヴェーネス : エウロスの冷笑……。 エルピスの中でも珍しい、観察拠点が置かれていない区画です。 ヴェーネス : 造物院の中も含めていくつか存在する、 あらかじめ危険が予想されている生物を観察する場所だから、 というのが大きな理由ですが…… ヴェーネス : ほかにも、「ある施設」への転移装置があるため、 諸々の事故に備えて、滞在する人が減るようにしている…… と聞いたことがあります。
- 「牙の園(The Hungering Gardens)」がある。
ヒュトロダエウス : ……うん、キミが体感してきたとおり、 「牙の園」は植物観察用の施設といっても、 危険性のあるものばかりが集められているんだ。
- 「レーテー海(Lethe)」
- メーティオンを探し回ったエリア
- 第四の区画。ヘルメスを探して最後にたどり着く。
- 【その他の浮島】:
創造生物たちの実験場エルピス
- 創造生物たちの実験場。
ヒュトロダエウス : ようこそ、創造生物たちの実験場…… 空の果てのエルピスへ!
パラモノス : ここエルピスは、 新たに創られた創造生物を世界に解き放っても良いものか、 判断を下すための施設であることは、知っておるかな? パラモノス : 裏を返せば、ここで観察対象となっている創造生物のイデアは、 通例、創造物管理局では引き出すことができぬ。 まだ認可されていないからの。 パラモノス : ゆえに、観察中の生物を研究する際には、 エルピスに存在する個体を搬出するのじゃよ。 パラモノス : 獰猛な生物は世界に与える影響が強いため、 認可のための評価は必然、厳しいものになる。 いまのうちに研究用の個体を確保しておきたいのだろうなぁ。
- ヒュトロダエウスが局長を務めている創造物管理局とは次のような違いがある。
ヒュトロダエウス : ワタシたちの扱う創造魔法は、 エーテルを素とし、イデアを設計図として、 無機物から生物まで森羅万象を綾なす技だ。 ヒュトロダエウス : 各自が考案したイデアは、 ワタシの勤め先でもある「創造物管理局」に提出されて、 審査、分別、管理される。 ヒュトロダエウス : ここエルピスには、そのうち「生物」に類するものと、 一部の「魔法生物」に類するものが送られてくる。 そして、さらに詳しく観察、研究されるのさ。
- さらに詳しい説明。
メムノン : 前提として、人は星を善くしていくという使命を帯びています。 創造魔法で新たなものを創るのも、そのための行いです。 メムノン : しかし、無暗に創っていては、星にカオスが生じる。 だからこそ、自分たちの創ったものに対して、 適切な判断を下すことが必要になってくるのです。 メムノン : エルピスでは、創造物管理局への正式登録に先駆けて、 生物や魔法生物に対して、より詳しい観察と研究が行われます。 メムノン : どういった性質を持つのか、生育に適した地域はどこか、 他の種や環境にどういった影響を与えるのか…… メムノン : それらをすべて明らかにし、問題なしとされた創造生物のみ、 実際に適切な地域に放つのです。
- つまりこのエルピスにおいて、新しく創られた生物の正式登録に先駆けて、適性の見極めと選別が行われているということになる。
- 所長ヘルメスによれば、創造生物と人の間に生命の重さの違いはなく、「生命の実験場」ということになる。
ヘルメス : ここはエルピス、生命の実験場…… 所長ヘルメスの名において、「人」の裁定を執り行おう。
ヒュペルボレア造物院
- Lv87ID「ヒュペルボレア造物院」
- 寒冷創造環境、創造生物評価室、天脈創造環境などがある。
- 利用案内。
造物院の利用案内 : 創造した生物が、星にとって善き存在なのか、 心配になったことはありませんか? そんなときは、私たち造物院にお任せください! 温暖な平原から熱帯の密林、 果ては灼熱の溶岩地帯や極寒の雪原まで……。 様々な環境で、あなたの創造生物を試すことができます。 美しき星の大自然に解き放たれたとき、 あなたの創造生物は、生き残ることができるのか。 予期せぬ危険性がないか熟練の職員が評価します!
造物院の観察日誌 : リッサ氏から預かった創造生物は、 二足歩行する狼、というコンセプトで創ったものらしい。 たしかに、その歩行能力は目をみはるものがある。 道具を使うなど、知能も高い。 いや、知能が高すぎると言った方がいいだろう。 あの目つき、職員たちの会話を理解しているのでは? そうなってくると、 喉の構造上、発話できないのが勿体ないように思う。 この点を、次回の報告書にまとめるとしよう。
飛行生物創造入門 : 季節に応じて大陸間を移動する、 「渡り鳥」の創造成功は、停滞していた飛行生物界に、 文字通りの新風を吹き込むこととなった。 太陽と星から、おおよその方角を把握させることは、 さほど難しいことではなかった。 だが、それだけでは決して毎年同じ場所には渡れない。 最大の発見は、当代のファダニエルが、 エルピス所長時代に編み出した磁場の利用法だ。 アーテリスの磁場を鳥に読ませるとは、何たる創造性だろう!
パンデモニウム(Pandæmonium)
- パッチ6.Xの8人レイドコンテンツ「万魔殿パンデモニウム」の舞台。
- 「汐沫の庭」に入口がある。