ひんがしの国(Hingashi)
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概要
- 「ひんがしの国」とは、東州オサード小大陸の東岸からさらに海を渡った東の果てにある島国である。
ハンコック : クガネという地名は、ひんがしの国の古語で「黄金」のこと。
ゲロルト : ひんがしの国ってのは、東州オサード小大陸の東岸から、 さらに海を渡った、東の果てにある島国なンだ。 忍びの技は、そこで生まれたという。 ジャック : 表向きは、東方遠征で帝国船から奪った品って触れ込みで、 出品しているようだが、「ひんがしの国」は島国だ。 ガレマール帝国の支配は及んじゃいない。
政治体制
都ブキョウ
- ひんがしの国の都はブキョウと呼ばれる。
幕府
- 幕府がひんがしの国を統治している。
- 幕府が治める前は戦乱の世であったという。
- 大老:幕府の重鎮。無類の芸子好き。公務と偽り各地の郭を巡っているという噂がある。
大名
- 天下泰平に見えるが、諸国には大名がおり国盗りの隙を狙っている。
ユキ : 求められていた、ひんがしの国の情報だが……。 各地の国主たちの間で、妙な忍びを雇い入れたという話は、 とくに伝わってきていない。 ユキ : 太平の世の中ではあるひんがしの国だが、 国主たちは、牽制し合っているような状態だ。
諸外国との関係
- 鎖国をしているが、出島として「クガネ」を開放しており諸外国の公館が設置され交易が行われている。
ガレマール帝国との関係
- ガレマール帝国とも交易を通じて関係があり、クガネにはガレマール帝国の公館もある。
- また宝物「ヤサカニノマガタマ」を所持していたが、近頃これをガレマール帝国へ献上することとしたが、輸送途中にコウジン族の紅甲羅に襲われ「ヤサカニノマガタマ」は海底へと沈み行方不明となっている。
「ひんがしの国」配下の地勢
- ひんがしの国の島名と、そこに存在する国(大名の支配する分国)の関係が明らかにされていない。
- 大きな島としては、シシュウ、コウシュウがある。
現在の日本でいう本州部分がコウシュウ、九州に当たるのがシシュウであると思われる。
紅洲(コウシュウ)
- 日本の本州にあたると見られる島。
- 都ブキョウも、このコウシュウにある。
ここクガネは、幕府が直轄する天領……。 クガネ奉行より高位の上役となると、紅洲(コウシュウ)の都、 「ブキョウ」の要人たちに伺いを立てねばなりません。
大天山(だいてんざん)
- 紅洲にあるひんがしの国における最高峰の山。
- この山の名前を屋号にしている店もある。
ヤギリ : いらっしゃいませ、老舗呉服問屋「大天屋」へ。 ひんがしの国の最高峰である「大天山」のごとく、 呉服界の大天山を目指す決意を込めた屋号です。
- ツルギの出身地
- 紅玉台場の防人ツルギもこのコウシュウ出身という。
ツルギ : ひんがしの国はご存知の通り、多くの島から成る島国だ。 拙者は、その中でも最大の大きさを誇る島、 「コウシュウ」の出でな。 ツルギ : 幕府からのお達しを受けて、 はるばる紅玉海まで、やって来たのだ。 祖国を守るため、3年の任期を全うするつもりである。
シシュウ
- ひんがしの国の最西端に位置する島。
- クガネはこのシシュウに作られている。
テンザン : ひんがしの国の最西端に位置する島、 「シシュウ」に築かれた港街、クガネだ。 テンザン : クガネは、開港場(かいこうじょう)と言ってな、 鎖国政策を敷く我が国において、唯一、異国船の入港が許された、 特別な商港である。 テンザン : 異国船は、まずはここ第二波止場に入港し、 禁制品を持ち込んではおらぬか、荷を検めさせて頂く決まり。 どうか、ご了承願いたい。
「ひんがしの国」配下の都市
都ブキョウ
- 紅洲(コウシュウ)には都が置かれているという。
クガネ
- 島国「ひんがしの国」のシシュウに作られた貿易港。
- 鎖国政策が敷かれているひんがしの国において、唯一異国船に対して開かれた港。
- ガレマール帝国はもちろん、エオルゼア諸国に至るまで世界各地の船が入港する。
紅玉台場
- ひんがしの国の幕府が紅玉海に設置した台場。エリア的にはオサード小大陸の紅玉海に位置している。
ツルギ : ここは、「ひんがしの国」の幕府が設置した台場である! 台場とは、簡単に言えば海上砲台といったところか。 見よ、整然と並んだ砲列を! ツルギ : 我が国に仇成す船あれば、 あの大筒で、打ち払うつもりである! ツルギ : とはいえ、この海域は開港場「クガネ」に近い場所柄、 友好的な異国船が通過することも、皆無ではない。 行き交う船を正しく見極めねばならんのだ。 ツルギ : 問答無用で大砲を撃って、 ガレマール帝国と戦争にでもなったら、目も当てられんからな。
井ノ国
- ひんがしの国、白帝江のほとりにある国
- 豪族八剣(ヤツルギ)家が治めている
- 忍者クエストに登場するユキ・ヤツルギの出身国。
末ノ国
- ブヘンのズイコウが確立させた国という。クガネの街の転魂塔広場(エーテライト・プラザ)西側にズイコウ像が建っている。
酔っ払った男 : と、とくと見るがよい……この像を! これが、かの有名な武将……ブヘンのズイコウ様よぉ! さっすが……「末ノ国」を確立させた御方ぁ……渋い! 酔っ払った男 : さ、遡ること……何年だったかぁ? ……末ノ国の、国主様はぁ……うっぷ。
影隠の里
- 影隠一族の里もコウシュウにあるという。
マップ
周辺マップ
東州オサード小大陸と周辺地域 | ひんがしの国周辺図 |
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エリアマップ
忍びの術
- その後エオルゼアにも伝わった「忍びの術」は、このひんがしの国で生まれた刀術であるとされる。
「ひんがしの国」とドマの国の関係
- 「ひんがしの国」と「ドマ」の関係については忍者クエストで登場する「サスケ」の逸話がわかりやすい。
- 「サスケ」は「ひんがしの国」の忍者であったが、ある時密命を帯びて東州(オサード小大陸)に渡る。そこで圧政に虐げられているドマの民と出会ったサスケは彼らに忍術を教え、圧政を敷いていた豪族を倒すことに成功したという。その後、彼らドマの民はドマの辺境に「隠れ里」を拓いたという。
出身者
ユキ・ヤツルギ(Yuki Yatsurugi)
- 忍者クエストに登場する人物。
- ひんがしの国、白帝江のほとりにある「井ノ国」を治める豪族ヤツルギ家の生まれ。
こ、こちらの御方は、ヤツルギ家のご息女……ユキ姫様だ。 賊によって奪われた家宝「千紫万紅」を取り戻さんと、 遥々、エオルゼアの地にやってきた。 ヤツルギ家といえば、「ひんがしの国」は白帝江のほとり、 「井ノ国」を治める豪族ではないか! その姫君ともあろう御方が、なぜ直々に!?
ナルミ(Narumi)
- 2016年のプリンセスデーに登場した「三歌姫」のひとり。
私の実家は、東方の「ひんがしの国」……。 商人である父が、エオルゼアに交易に出てしまうと、 母とふたりきりで帰りを待つことになるんです。 ようやく、念願かなって父の交易に同行を許され、 ウルダハへとやって来たのですが……。 まさか、歌姫をやることになるなんて夢にも思いませんでした。 私、昔から演劇が好きだったんですよ。 故郷の「ひんがしの国」には、独特の劇がありまして、 よく母といっしょに観に行ったものです。
サスケ(Sasuke)
吉光(Yoshimitsu)
- ひんがしの国にいた伝説的な刀工。短刀づくりにかけては右に出るものがいない。
- 忍者レリックウェポンとして登場する
- またユウギリの使用武器も「無銘伝吉光」となっている。これはリムサ・ロミンサの政庁から作戦への協力に対する感謝の印として贈られたものである。
鬼師衆(おにししゅう)
産物など
クガネ文字
- クガネ文字と呼ばれている文字が使用されている。
産物
- 出汁用のケルプ
- 昆布料理
東方のひんがしの国じゃ、マルムケルプを煮込んでスープの素を作るらしい。創作調理師の俺としちゃ、ぜひともコイツを試してやりたいと思っているのさ。そんな訳で、長~いマルムケルプを届けてくれ。
ミニオン
- タイニーラム
- ひんがしの国からきた羊。まじないの力はもうない
慈愛の神を迎えた「降神祭」で出会った羊。命令に背いて死にかけていたところを救い、そのまま譲り受けた。まじないの力は失ったが、敬愛する冒険者という主を得て、日々、幸せをかみしめているようだ
- コロコロポックル
- コロポックルの幼獣。水分補給には気を配るタイプ
コロポックルの幼獣。かつて聖モシャーヌ植物園にて研究目的で栽培されていた草木綱コロポックル属の子孫。原産地は極東の島国「ひんがしの国」だが、生まれはシャーレアンだ。新たな住まいを探している
道具・家畜
- 弓角
- ひんがしの国に伝わる沖合釣り用古式ルアー。浜からの遠投でも大物が狙える
- ロミンサン・スティード
- ひんがしの国原産の軍馬。たくましい脚で大地を駆ける。同様にグリダニアン・スティード、ウルダハン・スティードも存在する。
PvPフロントラインのアチーブメント報酬の馬マウント。黒渦団が試験的に採用した軍馬。ひんがしの国から渡来した「馬奉行」の売り込みが功を奏し、冒険者の間で「馬」が評価され始めたため、導入に踏み切ったようだ。エオルゼアの気候に合った品種が選ばれている
文化
- 降神祭
- ひんがしの国から来る馬奉行が登場する。
- ボム踊り
- ABU隊員のセリフに次のようなものがあった。
遠方の東州オサード大陸から、さらに洋上を東に進むとその果てに神秘の島国が現れるという……。 これより伝授する「ボム踊り」は、彼の地より伝わりしもの。地上に彷徨う妖異の魂を、昇天させる神秘の魔法舞踊!
恐らくひんがしの国のことと思われる。
- コトワザ
ひんがしの国のコトワザを知ってるか?「破壊の神も3度までは慈悲をかける」ってな。
- 猿(サル)
エオルゼアでは、猿は害獣という印象が強いそうですね。 しかし、私どもの故郷「ひんがしの国」では、 縁起のいい生き物とされています。 我々の故郷「ひんがしの国」では、「降神祭」の季節になると、 縁起物として、各地で「猿まわし」という芸が披露されるのです。 これをエオルゼアでも行いたいのですよ。
- エーテライト
- 転魂塔(てんこんとう)と呼ぶ。
ハンコック : ハ~イ、みなさん、ご注目! こちらが「転魂塔広場」デ~ス! ハンコック : その名のとおり、転魂塔(てんこんとう)、 すなわちエーテライトが据えられておりますネ。
- 転魂塔(てんこんとう)と呼ぶ。
FF11での「ひんがしの国」
- FF11のプロマシアの呪縛ミッションにおいて、NPCテンゼンが自らの出身国であるとして語っていた。
- テンゼンは「ひんがしの国」より「虚ろ」の調査のために訪れた侍で、霊獣フェニックスの力を持つ「鳳凰丸」という刀を所持していた。
……我輩の名はテンゼン。 ひんがしの国に生を受け、武士の名乗りを 許されし者でござる。
東国よりジュノに遣わされた「武士」と称するサムライ。
忠節を重んじ、信義に厚く、礼儀正しい好漢。
主君から、何か密意を受けているようだが…。
関連項目
- 【コラム/ひんがしの国の地名】
- 【テンゼン】【四聖獣奇譚】