冒険者
- またもや我々プレイヤーは"冒険者"となる。
- オフラインのRPGではプレイヤーは”伝説の英雄”や”ゆうしゃ”であったりするが、オンラインゲームでは1つのワールドに限っても数千人のプレイヤーが存在する。そのため、それぞれのキャラクターの身分は冒険者から始まり、いきなり国王に会えたりはしないしましてや出生の秘密や祖先から引き継いだ伝家の宝刀なども無い。
- 作中では明確に台詞を発することはないが、身振り手振りで感情表現するほか、ストーリー中で選択肢形式での台詞が用意されており、それらから概ね非常にお人好しで正義感が強い、いかにも主人公然とした性格だと推察される。
エオルゼアにおける冒険者
- FF14の舞台となるエオルゼアでは、15年前のガレマール侵攻後の各都市国家での正規軍整備に伴い、傭兵や退役者が街にあぶれ治安が悪化したことを受けて、さる傭兵隊長が互助組織を結成した。
- それ以降、さまざまなトラブルを引き受けて解決する稼業”冒険者”として雇用し、エオルゼアは”冒険の西紀”となっている。
傭兵団
- 30年前まで「冒険者」という職業はなく、傭兵団がその役目を担っていたという。
シボルド : 時は無常ですなあ……。ご存知ですか、冒険者さん。 今から30年ほど前……今でいう冒険者という職業はなく、傭兵団がその役割を担っておりました。
不思議な力
- ガレマールの侵攻と蛮神の力を利用した蛮族の侵攻という2つの脅威にさらされたエオルゼアで、冒険者は過去の出来事を追体験できる力を手に入れる。
- この力が、正しいものなのか、またなぜ冒険者に与えられたのか、冒険者はその答えを探し出さなければならない。
プレイヤーと冒険者
- あなたは、いち冒険者としてこのエオルゼアの大地に降り立ち、そこでさまざまな冒険や体験をすることになる。
- 各都市国家や勢力において、人々の役に立てば、いつの日か”英雄”と呼ばれるようになれるかも知れない。
英雄殿
- 「新生エオルゼア」では、第七霊災とその混乱に乗じて侵攻してきたガレマール帝国を食い止めた功績から、冒険者は「英雄殿」と呼ばれるようになる。
- 「蒼天のイシュガルド」でも同様の傾向が続いたが、その後「紅蓮のリベレーター」では、ドマ・アラミゴを開放した「解放者」として呼ばれる機会が多くなった。
- さらに「漆黒のヴィランズ」では、英雄としての自己の能力により世界を救っていくが、長い星の歴史の中でどちらが”反逆者”となりどちらが”英雄”となるかという描かれ方をする。
- この呼びかけの変化には、開発サイドによる主人公としてのプレイヤーの扱いに関する長い葛藤と試行錯誤があったという。