光の戦士(ひかりのせんし / Warriors of Light)
- 光の戦士とは、新生FF14で語られる伝説の戦士たちのこと
- 冒険者であるプレイヤー達は、エオルゼアに巻き起こる小さな事件から“光のクリスタル”を手にすることとなり、「光の戦士」としてマザークリスタル(光の意思)へと導かれる。
- FF14プレイヤーの間では「光の戦士」を「ヒカセン」と呼ぶことが広まっている。
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概要
- 新生エオルゼアFF14では「第七霊災」を経た第七星暦の時代が描かれるが、この第七霊災の最後バハムートが現れた後については、エオルゼアに暮らす多くの人達の記憶から抜け落ちてしまっている。
その名を呼ぼうとすると日に焼けた書物の如く、読みあげられず…
その顔を思いだそうとしても、強烈な日差しの中にある影のように見えない…
人々は、この光の中に佇む英雄を、敬意をもって「光の戦士たち」と呼んでいるわ。
- 一方で、この「光の戦士」を記憶にとどめている人たちもいる。
暁の血盟ミンフィリア
ミンフィリア:待っていたわ。 ミンフィリア:本当に……帰ってきた……。 ミンフィリア:賢者ルイゾワが言っていたわ。あなたによろしく、と。 ミンフィリア:本当に、無事でよかった……。
アルフィノとアリゼー
アリゼー:まるで第七霊災なんて、忘れてしまったかのよう……。 アルフィノ:気付いたかい、アリゼー。 アルフィノ:各国の盟主たちは「光の戦士たち」を引き合いに出さなかった。 アルフィノ:「光の戦士たち」は第七霊災からエオルゼアを救った英雄だ。 アルフィノ:その英雄を出さなかったということは、各国が、それぞれに自立を模索しているということ。 アルフィノ:いいかい、アリゼー。明日のために、未来のために。第七霊災は過去にしなければならないんだよ。 アリゼー:お祖父様は、あんな奴らに未来を託したわけでも、組織を残したわけでもないわ! アリゼー:私は…。私のやり方で、世界の明日を見つけて見せます。
「光の戦士たち」と「光の戦士」
ミンフィリア : 5年前、混乱の渦中だったエオルゼアは「光の戦士たち」と呼ばれる英雄に救われた。 ミンフィリア : エオルゼアを渡り歩き、数々の蛮神を倒してきた、 あなたこそが、あの時の「光の戦士たち」だと噂する人々も居るわ。 ミンフィリア : もちろん「超える力」を持つわたしは、真実をちゃんと覚えている……。 でも、そんなことはどうでもいいの。 ミンフィリア : わたしは、あなたをエオルゼアに生きる、ひとりの勇敢な冒険者としてお願いしたわ。 ミンフィリア : 過去の英雄は記憶の中に消えた。でも、あなたが……。 ミンフィリア : あなたこそが、今このエオルゼアを救うために、 母なるクリスタルに導かれた「光の戦士」だと、そう信じています。 ミンフィリア : 行きましょう!神々に愛されし地、このエオルゼアを救済するために!
失われた記憶
カヌ・エ・センナ : シド殿!今からでもエンタープライズを出せませんか! カヌ・エ・センナ : あの冒険者と、ここに居る「暁の血盟」は、今の時代を生きる「光の戦士たち」なのです! カヌ・エ・センナ : 私たちはもう2度と、「光の戦士たち」を失ってはなりません! シド : わかっていますって!しかし無茶だ、あの爆発なんですよ!? アルフィノ : ええい、どうすればよいのだ! ミンフィリア : 光よ、クリスタルよ……。どうか、あの人を導いて……。 ヤ・シュトラ : そんな……あの人が……!? イダ : ウソッ!?ホントにッ!? パパリモ : やっぱり、そうだったんだ! カヌ・エ・センナ : 聞こえましたか、今の声!? メルウィブ : 聞こえたとも!光の意思が……光のクリスタルの声が聞こえた! ラウバーン : そうか、あやつが……。あやつが、5年前に我々を救ってくれた、「光の戦士たち」だったんだな……。 ラウバーン : そうなんだな、シド! シド : 今頃思い出したのかい、お偉いさん方!そうさ、あいつこそ英雄だ! シド : このエオルゼアを2度も救った、真の英雄だ! ミンフィリア : ……みんな……記憶が戻ったのね……。よかった……。
次元の狭間
- 旧FF14をプレイしていた光の戦士は、ルイゾワにより次元の狭間に送られていたことになっている。
レガシーチョコボ
賢者ルイゾワの秘術によって、次元の狭間へと送られていた冒険者が、5年の時を超えて巡り会った名チョコボ。長らく主なしで放浪の旅を続けていたらしく、たくましさと独特の風格を兼ね備えている。
2つの「光の戦士」
- 光の戦士には狭義と広義の2つがあるという。
- 1は第六星暦末~第七霊災までを描いた旧FF14のことをいっており、この場合の「光の戦士」とは、第七霊災を戦った光の戦士を指す。
- 2はこのエオルゼアを救った英雄たちの再来と呼ばれている人々であり、強大な敵に立ち向かう人のことを「光の戦士」と呼ぶ。この2の「光の戦士」には、メインクエスト:紅蓮のリベレーター編で登場したフォルドラやアレンヴァルドも含まれるという。
代名詞としての「光の戦士」
- 「光の戦士」はもともとメインシナリオなどで使われ始めた言葉で、新生では「冒険者」であるプレイヤーを指す言葉として多く使われ始めた。※「英雄」もしくは「英雄殿」という言葉も、主に各国指導者たちを中心に同じように使われている。
- 「蒼天のイシュガルド」でも同様に光の戦士と呼ばれることが多かったが、その後「紅蓮のリベレーター」において、「解放者(=リベレーター)」と呼ばれることが増えていった。
- 「漆黒のヴィランズ」では、ある理由でこれが「闇の戦士」へと変化している。もともと「闇の戦士」とは第一世界より現れたアルバート一行を指していたが、「光の戦士」こと冒険者が第一世界を訪れた後から、ある理由により「闇の戦士」と呼ばれるようになる。
第一世界での「光の戦士」
- クリスタリウムにいるモーレンが語ってくれる「光の戦士」
モーレン : さて……ノルヴラントに限ってみても、 「光の戦士」という名前は、歴史上に度々登場します。 モーレン : 100年ほど前のアルバートたちはもちろん、 エルフ族を統一してレイクランド連邦を創り上げた、 初代国王トルスウィル……。 モーレン : フッブート王国でもっとも有名な、 ドラン族とガルジェント族のコンビ…… ロッドフォートとソーラード。 モーレン : ロンカの大魔道士チュナなどは、 ノルヴラントの子ならば知らない者がいないほどの英雄ですが、 彼女も古い本では「光の戦士」と記されていたりします。
モーレン : ええ……。 もともとは単に「英雄」の別名のひとつだったんです。 モーレン : ただ、この100年間は光が忌避されていたので、 本来の用途では使われず…… 非難を込めてアルバートたちを呼ぶ言葉になっていました。
モーレン : ご覧ください。 これはノルヴラント最古の英雄譚…… そして彼こそ、始まりの「光の戦士」とされている人物です。 モーレン : 予言で示され、海と空を渡り、 世に蔓延らんとする混沌を打ち倒した英雄……。 彼は己を「クリスタルに導かれし光の戦士」だと言いました。 モーレン : そして不思議なことに、以降の時代にも、 同様の名乗りをあげる英雄が度々現れたのです。 モーレン : それらが積み重なって、いつしか、 傑物を「光の戦士」と呼ぶ風習ができたとされています。
経緯
- インタビューで次のように語っている
例えば新しくRPGを発売しますと言うときに、「FF1」だとかつて「闇の時代があり、4人の戦士たちが闇を振り払い、のちに彼らは光の戦士と呼ばれるようになった」という伝承があってゲームが始まるじゃないですか。あの部分が「第七霊災」です。だから新生「FFXIV」から始める方は、へーそういう前日譚があっての世界なんだねという。そこがリアルに、確かに2年間存在します。それがなかったら新生「FFXIV」は存在しませんので。ただ、新生「FFXIV」から見れば本当にプロローグという形に、僕らはそう認識して作っています。
関連項目
【光の意思】