世界設定本

世界設定本(Encyclopædia Eorzea)

  • スクウェア・エニックスの公式世界設定ブック。
    • ※公式Lodestoneなどでは「世界設定本」、生放送資料などでは「公式世界設定資料集」などとも記載される。
Table of Contents
世界設定本 第3巻

概要

  • スクウェア・エニックスが発行したファイナルファンタジーXIV(FF14)の公式世界設定本。
  • 2016年12月に第1巻が、2018年11月に第2巻が発売された。
    • ※日本語版については9月17日に予約開始。12月24/25日の「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2016 in TOKYO」にて先行販売し、一般販売は12月27日より行われた。英語版は10月14/15日の北米ファンフェスで先行販売、10月17日に北米・欧州で一般販売開始。
  • 2021年8月27日、デジタル版(1巻、2巻同時)が配信開始。※日本語版のみ、デジタル版には購入特典のアイテムコードは付かない公式世界設定本-デジタル版- 8月27日(金)より配信開始! | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
  • なお各国の印刷技術及び印刷可能な場所などの違いにより、日本版では税別価格で4000円となっているが、各国版では価格が異なっている。※例えば第1巻英語版は$50。

第1巻:Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~

ジャンル:ファンブック
メーカー:スクウェア・エニックス
販売価格:4,400円(税込)
発売日:2016年12月27日
サイズ:A4判 304ページ
エオルゼアを愛するすべての人々に捧ぐ――
エオルゼアの理、歴史、国や文化、土地、人物、魔物などの詳細を全八章、304ページにわたってまとめた珠玉の一冊。
開発チームみずから筆を取り書き上げた『ファイナルファンタジー XIV』唯一の世界設定本、ついに発売!

第一章:世界…エーテル、クリスタルといった理、信仰や神話、地理など、エオルゼアという世界について
第二章:歴史…エオルゼアの歴史を第一霊災から竜詩戦争まで振り返る
第三章:種族…ヒューランララフェルなど、エオルゼアに生きる主要六種族の歴史や文化を解き明かす
第四章:都市国家と地域…主だった国々の成り立ち、文化、組織、関連する人々、そして各地域を紹介
第五章:組織と人物…それぞれの志や目的によって作られた組織と、そこに属す人物たちについて
第六章:ジョブ…冒険者たちが修得する戦闘技術について、成り立ちや技能、装備、人物などを解説
第七章:獣人と蛮神…アマルジャ族などの獣人たちの文化・風習に加え、彼らが呼び出す蛮神も扱う
第八章:エオルゼア博物誌…エオルゼアに生息する様々な獣や魔物、妖異を種別ごとに分類して掲載

執筆:ファイナルファンタジーXIV 開発チーム 織田万里、Michael-Christopher Koji Fox、石川夏子
監修:ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹
  • 特典アイテムコード:ミニオン「ネミングウェイ」の特典コード!
  • 公式e-STORE:「Encyclopaedia Eorzea

第2巻:Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ Volume II

ジャンル:ファンブック
メーカー:スクウェア・エニックス
販売価格	4,400円(税込)
発売日:2018年11月24日
サイズ:A4判 304ページ
エオルゼアのすべてを探求し、記し続ける――
1冊目では語り切れなかったエオルゼアを含む三大州の文化、風習、新たに判明した東方の地理や人物、種族などについて、再び開発チームが全八章、304ページを書き下ろした『ファイナルファンタジーXIV』の世界設定本第二弾、発売決定!

第一章:世界…東方地域やエオルゼアの特殊な文化、信仰、言語などを語る
第二章:歴史…紡がれ続ける歴史、アラミゴとドマがガレマール帝国支配から解放される様を振り返る
第三章:都市国家と地域…アラミゴギラバニア地方、および東方の国や地域を紹介する
第四章:組織と人物…冒険の中で出会った人々と、彼らが属す組織について
第五章:三大州紀行録…三大州の各地に存在する秘境、遺跡を探索
第六章:ジョブと武具…冒険者たちが新たに修得した戦闘技術と、彼らが愛用する武器と防具に注目
第七章:獣人と蛮神…コウジン族など主に東方に生きる獣人たちと、彼らが呼び出す蛮神について
第八章:三大州博物誌…魔物のほか、家畜や伝承上の生き物など人と獣にまつわる文化・風習も解説

執筆:ファイナルファンタジーXIV 開発チーム 織田万里、Michael-Christopher Koji Fox、石川夏子
監修:ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹
  • インゲームアイテム「マトーヤの帽子(頭装備)」のアイテムコード付き
  • 刊行時期的にパッチ4.5の内容は含まれない(パッチ4.46まで)。
  • 公式e-STORE:「Encyclopaedia Eorzea II

第3巻:Encyclopædia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ Volume III

ジャンル:公式ガイドブック・設定資料集
メーカー:スクウェア・エニックス
販売価格	4,400円(税込)
発売日:2023年12月19日
サイズ:A4判 304ページ
冒険の舞台は世界の壁と時空を超え、ついに天の果てまで届く--

今回も開発チームが全七章304ページを書き下ろした『ファイナルファンタジーXIV』の世界設定本第三弾、ついに発売決定!
エオルゼアで起こった出来事や新たに判明した事実、鏡像世界やその地に根付く文化・文明と出会う人々についてのほか、古代世界から天の果てにまで至る冒険に基づいた様々な情報を記した1冊。

第一章:世界…古の時代に何が起こったのか、また第一世界の歴史など、世界の真実を記す
第二章:種族…惑星ハイデリンに生きる種族のほか、別の星々にかつて存在したとされる生命について
第三章:国家と地域…第一世界で発展した都市や文明、原初世界の新たな地域、さらに古代世界や星外の情報
第四章:組織と人物…冒険で関わった人々や人以外の存在、および組織について紹介
第五章:大紀行録…異なる世界や時空を超えた先に存在する秘境や危険地帯での冒険の記録
第六章:ジョブと武具…特定の地域や種族などで発展した特殊な戦技と、それにまつわる武器・防具の研究
第七章:総合博物誌…冒険で訪れた様々な場所で遭遇した新たな生物の分類と報告

執筆・監修:ファイナルファンタジーXIV開発チーム
エオルゼアをより深く知りたい光の戦士の皆さん、お待たせしました!!

『書かれていることを読み解けば、この世界がもっと好きになる』と評判の世界設定本、第三弾の予約が始まりました。

漆黒のヴィランズ」「暁月のフィナーレ」の冒険で巡った地に根付く文化や風習、出会った人々など、今回も多岐にわたる内容をフルカラー(全304ページ)で掲載!

購入特典として、ミニオン「マメット・フルシュノ」アイテムコードも付属しています。
価格
日本語版4,400円(税込)
英語版5,500円(税込)
仕様
オールカラー304ページ/A4判/上製本

購入特典
ミニオン「マメット・フルシュノ」アイテムコード
オリジナルクリアブックマーカーセット
※オリジナルクリアブックマーカーセットはe-STORE購入限定特典です。




【発売前の情報などを折りたたみます】(クリックで展開します)

――つぎに、放送では世界設定本(Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~)の第3巻の制作が進んでいるという発表がありました。こちらは『漆黒のヴィランズ』から『暁月のフィナーレ』までが広くカバーされるのでしょうか?
織田 “ハイデリンゾディアーク編”と名付けた物語が『暁月のフィナーレ』で一度終わりを迎えたので、そこまでを総決算するというコンセプトで作っています。

――まさに“ハイデリンゾディアーク編”の集大成的な内容になりそうです。
織田 じつは『漆黒のヴィランズ』のリリース時にも一度「作ろうか」という話があったのですが、核心部分は『暁月のフィナーレ』のメインクエスト用に取っておかなければならないので、そのタイミングでリリースすると結論部分がどうしても曖昧になってしまいます。せっかく世界設定の本を買ったのに、結末や核心部分が抜けているのはダメだろうということで、「後ろに引っ張ろう」という話になりました。
 ですので、今回は出し惜しみすることなく、「ここはこうでしたよ」という部分をつまびらかにしたいなと。具体的には、『FFXIV』の世界の人たちがそれをどう受け取ったのかという形で書いていくつもりです。

――いままで以上に執筆もたいへんそうですね。
織田 第1巻のときは、表には出していないものの、すでに翻訳まで終わっているテキストが存在していました。ですからそれらを流用する形で制作を進められたのですが、今回はすべて書き起こしです。流用できるものがほとんどないので、ローカライズ担当の皆さんにもウン10万文字にも及ぶテキストの翻訳をお願いしました。日本語で書いただけでは作業が完結したことにならないので、そのぶん発売までお時間をいただくことになってしまいます。申し訳ありません。
  • つまり、FF14の大きなストーリーのくくりである「ハイデリン・ゾディアーク編」を総決算する内容であるため、漆黒時の発売を避け暁月終了時に発売されるということになる。
  • また同月に開催された「第8回14時間生放送」では、日本語テキストについてはほぼほぼ完成したイメージと語られていたが、そこからさらにローカライズなどの作業を経て原稿を完成させ、それを日本で印刷・製本、さらに各国へと発送を行って初めて発売が可能となる。※今回は各国販売分の各言語版についても日本国内で製本するとされている。
  • そのため発売にはまだまだ時間がかかると説明されている。
    • 基本的にFF14のメインストーリーは(一つ前の拡張のX.4から仕込みが始まり、)新拡張X.0で大きく進展し、さらに残りがX.3まで語られるというサイクルで進んでいる。それを考慮するとネタバレを防ぐため少なくとも6.3までの発売は相当可能性が低く、その上偶数パッチ実装の8人レイドでラハブレアの後日譚を展開中であることを考えると、最低でも6.4まで発売されないのではないかと思われる。
    • なおパッチ6.4は恐らく2023年の初夏頃ではないかと予想されているため、それ以降になる可能性が高くなりそうだ。過去の傾向を考えると第一弾のラスベガスでのファンフェスティバル会場での発売が濃厚かも知れないし、もしかしたら同年末になるかもしれない。気長に待ちたい。

出版の経緯

ロアーブック発売の発表

  • かつて2016年1月30日、「第27回FFXIVプロデューサーレター LIVE」のスペシャルトークセッションにローカライズのマイケル・コージ・フォックス氏が登場した際、海外のファンからの質問で蒼天騎士団のプロフィールやダンジョンの設定など日本のメディアで世界設定に関わる記事が公開されていますが、世界設定をまとめたものを書籍化したり、ゲーム内でコンテンツとして実装する予定はありますか?」という質問(要望)が寄せられた。
  • これに対して、パッチの翻訳と設定本(ロアーブック)の翻訳はどちらも大量のボリュームがあり並行するのはとても難しいが、なんとかしたい。同年10月の北米ファンフェスティバルに向けて発売できるようがんばりたいという発表がなされた。
    • 「第27回FFXIVプロデューサーレター LIVE」の動画とまとめを公開! (2016/02/10)
      Q: 蒼天騎士団のプロフィールやダンジョンの設定など、日本のメディアで世界設定に関わる記事が公開されていますが、世界設定をまとめたものを書籍化したり、ゲーム内でコンテンツとして実装する予定はありますか?
      A: マイケル:書籍化となると世界設定は全部文字なのでローカライズが大変で、パッチの翻訳を優先するか、書籍の翻訳を優先するかの選択肢になった場合、どうしてもパッチが優先になります。ただ、多くのプレイヤーからご要望をいただいているので、日本語版/英語版を出します!10月の北米ファンフェスにあわせて発売できるようがんばって作ります!
  • 結局日本語版については2016年12月の東京ファンフェスティバル開催にずれ込むことになったが、当初の約束通りFF14初のロアーブックの発売にこぎつけることとなった。※英語版は当初公表通り10月14/15日の北米ファンフェス会場で先行販売、10月17日に北米・欧州で販売開始。
    • ※当然社内での調整などを経ての発表であり、PLLの場で発売を決めたわけではない。

英語版ロアーブックの日本国内販売

  • なお公式e-STORE限定ながら、英語版の世界設定本も発売されている。
  • 当初各国の流通を通じて、そのリージョン版の世界設定本のみが販売されていたが、(ゲーム内のローカライズ同様に)内容が微妙に異なることが判明したことや、熱心なファンから要望が出たことから、公式e-STOREに限定した形で英語版世界設定本が発売されることとなった。
    • ※本来は諸事情により日本のスクエニ本社で起こした原稿を、各国の出版社を通じて製本化したものが流通していたが、その一部を日本の公式e-STOREに回すことで実現している。

デジタル版発売

関連項目

掲載ページ一覧

  • 当サイト内の項目で公式世界設定本に登場する場合に、その掲載ページを記載しています。※徐々に追加予定です。
    • 複数ページに記述がされている場合は、該当ページを列挙しています。
    • 現在更新中につき、すべてを網羅できているわけではありません。
  • そのリンク集。



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