グリダニアの博物学者マルセットは、生物や魔物をまとめた「大エオルゼア博物誌」を執筆するためスプリガン研究に取り組んでおり、それによれば次のような生態だという。
マルセット : これまでの調査結果では、彼らスプリガンが迷路みたいな巣穴を地下に作って、
集団で生活していることや石器で火をおこしたり、獲物を捕らえたりしてることはわかったんだけど……
マルセット : な~んで、火打石以外にも、おっきな石を後生大事に抱え込んでるのかが、ナゾなのよねぇ。
マルセット : 見て、この石切歯!どれもひどく傷つき、すり減ってるでしょう?
マルセット : これは鉱石を噛み砕いたとき、そうなったに違いないのよ。私の仮説は正しかった……スプリガンは、鉱石を食べてるんだわ!
マルセット : ほら、よく見なさい。この歯冠を覆う、キラキラした金属性の表皮性物質。スプリガンの歯の形成に、鉱石が不可欠なことが見てとれるでしょ。
マルセット : 金属で覆った石切歯を使って、より硬い鉱石へと……だんだん歯を硬化させながら、エサとなる石も変えて、同種間で棲み分けをしているに違いないわ。
マルセット : でも、セーブルトゥース・スプリガンぐらい高齢になると、石切歯の抜ける間隔も短くなって……自分で掘るよりも盗みに走っちゃうってわけね。年寄の冷水ってとこかしら?