旧FF14のバトル要素だったものです。
バトルレジメン(Battle Regimen)
- FF14の戦闘要素の一つで、パーティメンバーが決まった順序でそれぞれ技を繰り出すことにより、攻撃対象のモンスターに対して単純にダメージ与えるだけではなく、「様々な効果」を与えることができる。
- 公式では「パーティプレイ時の戦略の幅を広げることと、パーティの組みにくさを緩和することの2つ」を目的としているが、いくつかの欠陥があり野良PTほど使われにくいという問題がある。
- バトルレジメンは、パッチ1.19で一時凍結された。再実装時期は未定。
- 新生で、【リミットブレイク】へと生まれ変わった
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概要
- レジメン開始担当メンバーが、レジメンモードにした上でレジメンアクションを登録するとモンスターの頭上に赤いぼんやりしたアイコンが表示される。
- それを確認してから、予め取り決めた順番に従いPTメンバーが順次レジメンアクションを登録する。
- すべてのレジメン登録が完了すれば、レジメン発動担当メンバーが「レジメン発動」を押すことで一気に登録されたアクションが実行され、効果が発揮される。
手順
- 具体的な手順は、次のようになっている。
- 【事前準備】
- パーティメンバーと相談し、バトルレジメンのターゲットとするモンスターと、レジメン種類、バトルレジメンするアクションおよびレジメン登録の順番を決める。
- この時、開始担当メンバー、発動担当メンバーを決めておくと混乱が減るだろう。
- なお、野良PTでは事前相談なしに行われる場合などもある。またレジメン登録中は一切のアクションが行えないため、ヒール担当のソーサラーはレジメンに参加しないケースが多い。
- 【レジメン登録開始】
- 戦闘開始後ある程度PTのメンバーのTPがたまった時点で、開始担当メンバーがレジメン登録を開始する。
- レジメン開始メンバーがレジメンアクションを登録すると、対象モンスターの頭上に赤いぼんやりしたレジメンアイコンが表示される。
- 自身がバトルレジメンする順番が回ってきたら、バトルレジメンモードに切り替え、対象のモンスターに対してバトルレジメンしたいアクションを選択する。 登録手順は、設定方法を参照のこと。
- 【レジメン発動】
- バトルレジメンに関わるパーティメンバー全員のアクション登録が終わったのを見計らい、パーティメンバー何れかがバトルレジメン発動を選択する。事前に発動担当メンバーを取り決めた方が混乱がないだろう。
- バトルレジメンが発動されると組まれた順に自動的にアクションが実行されていき、バトルコマンドの繋がり方に応じて付加効果を得られる。
レジメン登録方法
- レジメン登録は、以下の手順で行う。なおレジメン登録すると、発動するまで他のアクションが実行できなくなる。
コントローラーの場合
- まず対象のモンスターを一度以上攻撃しておく。
- アクションメニュー上でバトルレジメンにセットしたいアクション(スキル)を←→で選び、レジメン登録ボタン(標準では△ボタン)を押す。
- セットに成功すれば、そのアクションの名前が、現在ターゲットしているモンスター名の名前の上にパーティーメンバーのセットした技名と共に表示される。
キーボードの場合
- まず対象のモンスターを一度以上攻撃しておく。
- 方法は2通りある。
- 登録したいアクションのパレットに切り替えておき、「Shift+アクション番号を押す」。
- アクションメニュー上でカーソルキー←で一番左端に行きレジメンマーク上でEnterを押す、またはレジメンマークをマウスクリックでレジメンモードに切り替える。その後、アクションメニューからバトルレジメンにセットしたいアクション(スキル)を選び、Enterキーを押す。
- セットに成功すれば、そのアクションの名前が、現在ターゲットしているモンスター名の名前の上にパーティーメンバーのセットした技名と共に表示される。
バトルレジメンの効果
- 2010.10.06に公式サイトで公表された効果内容一覧
付加効果 組み合わせ 組み合わせ例 物理耐性の緩和 通常攻撃⇒通常攻撃 ライトスラッシュ⇒正拳など 魔法耐性の緩和 通常攻撃⇒通常魔法攻撃 ライトスラッシュ⇒ファントムダートなど 詠唱速度ダウンと消費MPアップ 通常攻撃⇒魔法 ライトスラッシュ⇒ファイアなど TP上昇抑制と消費TPアップ 通常攻撃⇒ウェポンスキル ライトスラッシュ⇒レッドロータスなど 行動適正アップ(※) 同じクラスの魔法⇒魔法 同じクラスのウェポンスキル⇒ウェポンスキル 丸太割り⇒ブランディッシュなど ダメージアップ 異なるクラスのウェポンスキル⇒ウェポンスキル⇒魔法 異なるクラスの魔法⇒魔法⇒ウェポンスキル ブリザド⇒スカージ⇒パンクチャーなど
実際の利用方法など
- 現在主に使われている効果は、「物理耐性の緩和(通常-通常)」および「ダメージアップ(WS-WS-魔法)」がメインとなっているようである。
- まず戦闘序盤に「物理/魔法耐性の緩和」をおこない、その後「ダメージアップ」レジメン、または単純にWSや魔法を並べる「ダメージ1.5倍」効果を狙ってのレジメンが多く使われている。
残心効果
- バトルレジメンが発動すると、一定時間バトルレジメンに登録していなくても「1.5倍撃」のレジメン効果が乗る時間が現れる。この時間内に攻撃を行うと、レジメン登録していなかった場合でもレジメン登録していたのと同じ効果が与えられる。
- これをNAプレイヤーの一部は「AfterBurst」と呼び、某巨大掲示板では「おかわり」と読んでいる。
- なおこの残心効果時間は非常に短く、5人がレジメン登録したケースでも1秒を切る程度ではないかと思われ、魔法詠唱では間に合う可能性が低く、猛射フェロシティショットがぎりぎり間にあうくらいであると言われている。
ダメージアップ [WS-WS-魔法]
- プレイヤーの間では「WS-WS-魔法」などと呼ばれることが多い。
- このダメージアップレジメンの場合、「WS-WS-魔法」のあとにさらに魔法やWSをレジメン実行することでその効果が継続し、ダメージアップ効果が乗ることになる。具体的には、「レッドロータスII-地烈斬II-ストーンII」のあとにWSや魔法をレジメン登録し、発動すればパターンが完成することになる。
- たとえば、部位損傷アクションを「ダメージアップ(WS-WS-魔法)」レジメンの4番目以降に組み入れることで、部位損傷効果を素早く得られる。
- なお、WSや魔法が命中しなければレジメン効果は発動しないため、なるべく必中アクションを選んだり、命中アップアビリティを発動後に登録することが望ましいとされる。
物理耐性の緩和 [通常-通常]
- プレイヤーの間では「通常-通常」と呼ばれることが多い。
- 物理攻撃によりHPを削ることを目的とする場合は、この「物理耐性の緩和(通常-通常)」を使うことになる。
- 通常-通常レジメンには、TPを蓄積しやすい弓術士同士で行われるケース(弓術士通常アクションであるショットからショットにつなぐパターン)が多いようである。
- 「物理耐性の緩和」レジメンが成功した場合、モンスターのHPバーのバフデバフアイコンに というアイコンが付く。攻撃を外すなどレジメンが失敗した場合にはこのアイコンがつかないので、再度「通常-通常」レジメンを実行する必要がある。
魔法耐性の緩和 [通常-魔法通常]
- プレイヤーの間では「通常-魔法通常」と呼ばれることが多い。
- 魔法攻撃によりHPを削ることを目的とする場合は、この「魔法耐性の緩和(通常-魔法通常)」を使うことになる。
- 通常-魔法通常レジメンを行うには、ファイターの通常攻撃の後にソーサラーが通常攻撃(ダート)をレジメン登録することで行う。
- 「魔法耐性の緩和」レジメンが成功した場合、モンスターのHPバーのバフデバフアイコンに というアイコンが付く。攻撃を外すなどレジメンが失敗した場合にはこのアイコンがつかないので、再度「通常-魔法通常」レジメンを実行する必要がある。
物理・魔法耐性の緩和
- 上記2パターンを組み合わせたもので、「通常攻撃-通常攻撃-魔法通常攻撃」とレジメン実行すると、前半2つで物理耐性ダウンが、後半2つで魔法耐性ダウンの両方の効果が得られる。
- なおダート攻撃は外れることも多いため、「通常攻撃-通常攻撃-魔法通常攻撃-魔法通常攻撃」と魔法通常攻撃を2回重ねるなどの工夫をすることもある。
TIPS・注意事項
- バトルレジメンを発動させたい敵を一度叩いておかないとレジメンの登録に失敗する。
- バトルレジメン発動後は自動的に登録したアクションが実行されるが、その際モンスターとの距離が離れすぎているなどアクションを実行できない場合は発動されない。この場合、バトルレジメン自体はそこで終了とはならず、次のPCのアクションが実行される。
- TPが必要なアクションは、TPがたまってからレジメン登録しなければ発動しない。PTメンバーのTPは、メンバー名が青色になっていることで1000以上溜まっていることが確認できる。
- またレジメン登録中は一切のアクションが行えないため、ヒール担当のソーサラーはレジメンに参加しないケースが多い。
問題
- 【レジメン登録中はアクションが一切行えない】:このため特に後衛職はレジメン参加しづらい。
- 【発動時に距離判定がある】:近接攻撃アクションは、レジメン発動時に敵が離れていると発動に失敗する。弓や後衛など敵と距離を置いているクラスがヘイトを稼ぐとレジメンが失敗する可能性が高い。
- 【登録に失敗する】:敵を攻撃していないとレジメン登録に失敗するなどの問題がある。
- なお、リードバトルプランナーの松井氏によれば、バトルレジメンは問題があるがバトルシステム根本の問題修正後に着手するとしている。
大変申し訳ありませんが、しばらくは手を入れることができません。これは、調整や要素追加では対処しきれないと判断しているからです。仕様から練り直す必要がありますので、他の修正項目が着地を見てから企画し直します。
レジメン関連用語
- 【バトルレジメンの順番はどうしますか?】
- 【バトルレジメンを組みます。】【バトルレジメンを発動します。】
- 【バトルレジメン(物理耐性-)】【バトルレジメン(TPペナルティ)】
- 【サインを出してください。】
- 【バトルレジメン】【部位損傷】