ターゲット(target)
- 何かを標的とすること。
パッチ6.1での変更点
- アクション実行時に、自動的に敵をターゲットする機能が追加されます。
自動選択の対象は、「視線方向の敵」または「一番近い敵」を指定できます。
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概要
- FF14では、何かの対象に対して動作を行う場合には、先にその対象をターゲットをしておく必要がある。
- 敵に攻撃する際には、ほとんどのアクションで対象とする敵を選択しておく必要がある。※一部の攻撃アクションでターゲットしなくても発動する範囲攻撃がある。
ターゲット対象
- FF14では、ターゲット対象は次のように分類されている。
ターゲット対象の種類
- プレイヤーキャラクター
- うちパーティメンバー
- アライアンスメンバー
- それ以外(パーティ・アライアンス以外のキャラクター)
- ペット
- ミニオン
- 敵(Enemy)
- 敵視中の敵
- コンテンツEnemy
- NPC / オブジェクト
- ターゲットマーカー
ターゲットのコツ
- マウス・キーボードでプレイする場合、FATEなど多数のキャラクターが入り乱れる場面では、いちいちターゲット対象をマウスでクリックしているのでは追いつかない場面がある。
- そんなときには、ターゲット関係の操作を整理しておくとスムーズにターゲットできるようになる。
ターゲット対象の絞り込み
- 設定したキーを押している間、ターゲットできる対象を絞り込む機能
- FF14には「ターゲットフィルター」という概念があり、あるキーを押している間、画面上のターゲット対象をあらかじめ設定しておいたフィルター対象だけに絞り込むことができる。
- 「ターゲットフィルター」はデフォルトでは「NonPC」となっており、対象は「Enemy、敵視中のEnemy、コンテンツEnemy、NPC/オブジェクト」の4つとなっている。
- 絞り込みキーは、デフォルトでは「X」キーに割り当てられている。プレイヤーキャラクターがいっぱいいるところでXを押しっぱなしにすると、プレイヤーキャラクターやペットやミニオンの名前(ネームプレート)がすべて消えて、NPC/オブジェクトだけに絞りこめる。
- このターゲットフィルターをしている状態で、さらにTABキーを押すなどすることで、ターゲット対象を絞り込むことができる。※デフォルト設定ではわかりづらいため、一度対象から「Enemy」を外すとわかりやすい。
- なおこのフィルターは別のターゲット機能より優先されるため、フィルターしている間はフィルター対象以外をマウスクリックしても反応しない。※背景オブジェクトと同じ扱い。
- 様々な場面での「ターゲットフィルター」の使い方
- 戦闘中の敵ターゲットを楽にしたい
- FATE中など敵とプレイヤーが入り乱れる場面で「X」を押せば、プレイヤーキャラクターのネームプレートが消えて楽にターゲット出来るようになる。
- 非アクティブな敵への誤爆をなくしたい
- 「ターゲットフィルター」から「Enemy」を削り「敵視中のEnemy、コンテンツEnemy、NPC/オブジェクト」だけにすれば、Xキーを押すことで非戦闘中の敵を除外することができる。
- リテイナーベルやNPCをターゲットしたい
- リテイナーベルや、クエスト対象のNPC、イベント対象のNPCの周りにプレイヤーキャラクターがいっぱいいてターゲットしづらい時がある。これも同様にXキーを押すことでネームプレート表示を絞り込めば素早くターゲットできる。
- 「ターゲットフィルター」の設定は、「キャラクターコンフィグ」-「ターゲット」の「ターゲット」の一番下にある。
- またキーバインド設定は、「キーバインド」-「システム」の中ほどにある。
ターゲット対象の一時的な切り替え(カーソル)
- カーソル(一時的なターゲット目標)を出し、ターゲットを選択する機能
- 現在ターゲット中の目標から次のターゲットへと切り替えたい時に使う。これで選択している間、対象には○カーソルがつくので、決定したい場合はデフォルトでは「NUMキーの0」を押すことでターゲットが確定する。
- また一時的に別のターゲットにアクションしたい場合には、決定ボタンの代わりにアクションキーを押せばサークル対象にアクションが発動した後にサークル指定は解除され、元のターゲットに戻る。
- このターゲットサークルには2種類の設定方法がある。
- デフォルトでは納刀/抜刀による切り替えのみが設定されており、納刀時にはすべてが対象となり、抜刀時には「Enemy、敵視中のEnemy、コンテンツEnemy、NPC/オブジェクト」の4つとなっている。
- もうひとつは「ターゲットサークルのカスタマイズ」で、こちらは4種類のサークル指定ができる。1の「納刀/抜刀のサークル」と同時に指定することもできるが、実際にはカスタマイズ設定を利用するときには納刀/抜刀のサークルはOFFにしておいたほうがいいと思われる。
- 納刀/抜刀ターゲットサークル
- 要するに非戦闘時と、戦闘時のサークル切り替えで、デフォルトはこちらになっている。
- カスタマイズ
- 4種類のサークル絞り込み設定を切り替えられる。
- こちらを有効にするには次の手順で設定する。
- 「キャラクターコンフィグ」-「ターゲット」のサークル」の納刀/抜刀をまずOFFにし、さらに下にある「カスタマイズ設定を有効にする」をONに変える。その下に4種類並んでいるので、すべてチェックして「適用」を押して反映する。
- 続いてキーバインド設定を開き、「ターゲット」の中ほどにある「ターゲットサークル」の4種類にすべてキーを割り振る。
- こうすることで、戦闘中・非戦闘中にかかわらず、好みのターゲットサークル切り替えが出来るようになる。
- こちらを有効にするには次の手順で設定する。
様々なターゲット方法
敵のターゲット
- 敵一般をターゲット
- かなりよく使う機能
- TABキーを押すと、視界上一番近い敵から順に、右方向へとターゲットを移動していく。この時、相手との距離(遠近)に関係なく順送りするため注意が必要。Shift+TABにより逆送りでターゲットを変更できる。
- ターゲットのターゲット(アシストターゲット)
- パーティバトルでタンク以外がよく使う機能。
- 例えば4人ダンジョンで、ターゲット合わせのために”タンクがターゲットしている敵”をターゲットしたい。
- こういうときはまずタンクをターゲットし、その次に「ターゲットのターゲット」(アシストターゲット)を実行すると、タンクがターゲットしている敵をターゲットできるがこれは手間がかかる。
- マクロでは次の一行でこれが実行できる。「/as」は/assist の短縮形。<2>はパーティリストで2番目を表す。4人パーティのパーティリストでは、タンクは必ず2番目に来る。それの/assist を実行するという意味になる。これを新しくマクロを作成してペタッと貼り付けてホットバーにセットしておけば良い。
/as <2>
- 一番近くの敵をターゲット
- かなりよく使う機能
- 自分の視界範囲の内、一番近くにいる敵をターゲットする。デフォルトではF11にキーバインド設定されている。頻繁に使うためできれば押しやすい位置に変更した方がいいと思われる。
- 最後にターゲットした敵(オブジェクト)をターゲット
- かなり便利な機能。うまく使いこなせばバトル上級者になれる。
- まずAをターゲットし、次にBをターゲットしたとする。この時にこの機能に割り当てられたキーを押すとターゲットはAへと戻る。キーを押すごとにA→B→Aと順に切り替わる。この時、さらに新たにCをターゲットしたとする。すると、キーを押すごとにB→C→Bと順に切り替わるようになる。
- 例えばある敵Aを叩いていて別の敵Bを一時的に叩くが、それが終われば元の敵Aにターゲットを戻して叩きたいときは、この機能を使うと素早くターゲット切り替え(戻し)ができる。
- フォーカスターゲットをターゲット
- これもかなりよく使う機能。蛮神戦などでは必須。
- 例えばボス戦で、戦闘開始前にボスをフォーカスターゲットしておき、途中で雑魚が沸いたら雑魚を叩き雑魚を処理し終わったらボスにターゲットを戻したい。こういうときにはこの機能を割り当てておくとワンキーで戻すことができる。
- 自分に敵対アクションを行った敵をターゲット
- 戦闘中、別の敵に絡まれたような時に使用する。白魔道士や黒魔道士など、ソロ戦闘時に追加された敵を一時的に眠らせておきたい時に使用すれば格段に楽になる。
- 敵視リスト選択
- FF14のHUDには敵視リストがあり、自分と戦闘中の敵の名前が一覧表示されている。この敵視リストから選択する時に便利な機能。新たな非戦闘中の敵を殴ったりすることがないため安全にターゲット切り替えができる。
パーティメンバーのターゲット
- パーティメンバー
- F1~F8に、それぞれパーティリスト1~パーティリスト8までが割り振られている。この時、F1は必ず自分を指している。
- タンクのターゲット
- コンテンツファインダーでパーティを組んだ場合:デフォルト設定では、4人構成パーティ(Light Party)ではパーティリストの2番目、8人構成パーティ(Full Party)では2番目と3番目に配置されるようになっている。※マッチング時のパーティメンバー並び替えは、「キャラクターコンフィグ」-「ユーザーインターフェース設定」の「パーティリスト」の並び替え設定で行う。
- 自由なロール構成の場合:自動的にタンクをターゲットする機能はない。そのため、パーティを組んだ状態であらかじめパーティリストの並べ替えをしておくといい。ソーシャルウィンドウ(「O」キー)のウィンドウ下にある「パーティ並び替え」を押すと並べ替えが行われる。マクロでは「/partysort」、または省略形の「/psort」を実行すると並べ替えができる。
- なお、これらのメンバーソート時のソート順は、「キャラクターコンフィグ」-「ユーザーインターフェース設定」のパーティリストにある「パーティリストの並び替え設定」で指定できる。同一ロール内での指定については、「ロール内並び順設定を押すとジョブ単位で指定することもできる。
- 細かい並べ替え指定
- パーティ内にタンクが2名いて優先的にメインタンクを回復したい場合などは、ソーシャルウィンドウ(「O」キー)を押してメインタンクを選択し、ウィンドウ下の「▲▼」を押すことで細かく並べ順を指定できる。
ペット・バディのターゲット
- それぞれ、キーバインド設定で次の機能にキーを割り当てておくことで素早くターゲットできる。
- 自分のペットをターゲット
- 自分のバディをターゲット
オブジェクトのターゲット
- リテイナーベルやNPCをターゲットしたい
- リテイナーベルや、クエスト対象のNPC、イベント対象のNPCの周りにプレイヤーキャラクターがいっぱいいてターゲットしづらい時がある。これも同様にXキーを押すことでネームプレート表示を「NPC/オブジェクト」に絞り込むことで、素早くターゲットできる。
- 一番近くのオブジェクトをターゲット
- 同様の機能に「一番近くのNPC/オブジェクトをターゲット」という機能もある。これにキーを割り当てておくことで、素早く一番近くにあるオブジェクト(クエストNPCやリテイナー呼び出しベル、マーケットボードを含む)をターゲットすることができる。
- 最後にターゲットしたオブジェクトをターゲット
- オブジェクトにはNPCやオブジェクト類が含まれる。
- 例えばリテイナーベルのそばでリテイナーを呼び出したりしながらアイテム出し入れするときなど、何度も特定のオブジェクトをターゲットする際にこの機能を使うことで、素早くターゲットすることができる。
- ※2つのオブジェクトをターゲットしているときは、上の「敵のターゲット」で述べたように2つのオブジェクト間を交互に移動する。
ネームプレート
- なおネームプレートについても表示の有無や色についてカスタマイズができる。
- 「キャラクターコンフィグ」-「ネームプレート設定」に「自分・他人・NPC・全般」と分かれており、それぞれ個別に設定項目がある。
- 自分
- 自分のプレイヤーキャラクターのネームプレート設定。
- ネームプレート:表示する・しない、戦闘時だけ表示する、ターゲット時だけ表示するのいずれかから選択できる。
- 称号:称号はアチーブメントなどで獲得できるもので、自分の気に入った称号を表示することができる。
- HPバー:ヒットポイントのバー表示についても同様に常時表示、戦闘時のみ表示、HP現象中のみ表示、表示しないから選択できる。
- また自分の連れているバディ、ペットについてもそれぞれ同様の設定を行うことができる。
- 他人
- 他人には、パーティメンバー、アライアンスメンバー、他人、フレンドの4つが含まれている。
- このうち他人(PTメンバーでもアライアンスでもないプレイヤー)については、人が集まっているとかなり画面がごちゃごちゃした印象になるため、デフォルトの色ではなくカラーパレット左端下のグレーなどに変えておくと画面がスッキリする。色の変更は「●他人」と書かれているところをクリックすることで行える。
- 他人のペットについては、この項目のペットのネームプレートを「ターゲット時」などに切り替えると邪魔にならなくなる。
- なお他人の連れているバディについては、ネームプレートを消すことはできない。これも同様に「NPC」の一番下の「自分以外のバディ」を地味な色に変えることで多少画面上をスッキリさせることができる。※パッチ4.0で消せるように変更された。
関連項目
- 【フォーカスターゲット】
- 【マクロ】【テキストコマンド】