シルクス・ツイニング
- パッチ5.0実装項目
概要
- クリスタリウム衛兵団のベサナよりの依頼で、クリスタルタワーの内部調査を行う必要があると聞く。光の戦士は、クリスタルタワー地下区画調査計画「冥界下り」作戦を遂行することになる。
最近になって、塔の地下から不可解なエーテル反応が検出されたことで、衛兵団による一次調査が行われたようだが、謎の猛獣や機械類の抵抗にあって、撤退を余儀なくされたという。
コンテンツ開放
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
データログ
- ダンジョン内部では、何箇所かで「データログ」が閲覧できる。
- ガーロンドデータログ2.5
滅びの運命に抗うためには、 封じられしクリスタルタワーの再起動しか道はない。 だが、簡単にあの扉は開いてはくれなかった。 我々に遺された手がかりは、 聖コイナク財団が遺した「ノアレポート」を始めとする、 初代「シド」が関与した、いくつかのデータログだけ。 だが、長年にわたる苦難の末に、ついに扉は開かれた。 そこで我々は、出会うことになる。 塔と共に、眠りについていた伝説の人物と……。
- 参照)「ノアレポート」
- ガーロンドデータログ3.5
かつて、闇の世界と呼ばれた「第十三世界」への門が拓かれた、 「始皇帝の玉座」の解析は、我々に大いなる知識をもたらした。 とはいえ、これだけでは目的の達成は遠い。 なぜなら、第八霊災と密接な関わりを持つ、 「第一世界」に渡るだけでは、歴史を変えられないからだ。 これに加え、時の逆行が必須事項なのである。 幾世代にも渡る研究の末、解析を完了させた、 時を超えし蛮神との戦いを記録した「データレコード」…… その知識を具現化するときが来たのだ!
- 参照)「データレコード」
- ガーロンドデータログ4.5
「異界」への移動と、「時間」の制御…… 難題であった、このふたつの技術を確立してなお、 「次元の狭間」への潜行には、問題が多かった。 あらゆる時間と空間がもつれた次元の狭間では、 すべての事象が不確かで、まさに混沌と呼ぶべき状態だ。 この狭間を、正しく越えねば目的は達成できない。 過去、次元の狭間を完全に掌握した唯一の存在、 「オメガ」に関するデータログが、解決の糸口となるだろう。 これより、計画を最終段階へと移行する!
- 参照)「オメガに関するデータログ」
クリア後
- クリア後カットシーン
???? : …………ザ…………ザザ………… ……ついに、長年の計画が実行に移されるときが来た。 長々と綴ってきたデータログもこれが最後となるだろう。 ???? : クリスタルタワーの再起動から始まり、 異界転移と時間制御に関する装置の取り付け…… 計画を成功させるため、俺たちはできることのすべてをやった。 ???? : さて、ここからは私信だ……いや、謝罪と言うべきか……。 すべてをお前ひとりに背負わせる結果になって、すまなかった。 ???? : 時間と次元を超えられるのは、 塔と深い繋がりを持つ、お前だけだ。 そればっかりは、俺たちの技術でも変えられなかった。 ???? : しかしお前は、たったひとりになっても、 彼女を救いに行くのだと、笑って快諾してくれたな……。 その覚悟の源が、どんな心情にあるのかは……聞くまいさ。 ???? : だが、滅びゆく原初世界から、命続く限り祈ってるぜ。 お前の……グ・ラハ・ティアの願いが叶うことを……。 ???? : 記録者、ガーロンド・アイアンワークス第18代会長、 ビッグスIII世……ザ……ザザザ…… プツン…………。
- パッチ4.5時点では、ガーロンド・アイアンワークスの会長は当然ながらシド・ガーロンドが務めている。
- これが第八霊災発生の200年後には、18代目の会長であるビッグスIII世が就任している。
- 彼は、過去に同社が蓄積してきた様々な知見を元に、クリスタルタワーの起動と異界転移と時間制御に関する装置の取り付けなどを行い、最後にクリスタルタワーに眠っていたグ・ラハ・ティアを第一世界へと送り込むことを実行したということになる。
- 当初の計画では、光の戦士たるプレイヤーを原初世界から第一世界へと呼び寄せ、当地で起こっている「光の氾濫」により生まれた大罪喰いを討伐せしめることにあった。しかしそもそも再統合の少し前に転移した上で阻止する計画であったが、時間は100年前に到着、さらに光の戦士を喚ぶつもりが暁メンバーが先に到着するなど様々な障害が起こった。
- この内容については物語の中盤、光の戦士一行がアム・アレーンを訪れている場面でも語られていた。一行にはついて行かずクリスタリウムに残っていたアシエン・エメトセルクに、何者かと問われて水晶公は次のように答えている。
エメトセルク : ……お前はいったい、何なんだ? エメトセルク : 私は原初世界において、この塔を造った国…… アラグ帝国の建国と繁栄にも、一役買った。 エメトセルク : だからこそわかる。 お前が使った英雄の召喚術は、塔に備わっていた機能ではない。 エメトセルク : それどころか、肉体を捨てさせずに人を別世界に招くなど、 アシエンですら成しえていない技だぞ? 水晶公 : ……そうか。 お前は、アラグにも……。 水晶公 : ならば、こう答えよう。 水晶公 : 私は、お前たちが翻弄してきたもの…… 人の歴史、人の執念によって導かれた代行者だ。 水晶公 : クリスタルタワー……時の翼…… 彼方より来たりし者による、次元を超えた事象観測。 水晶公 : そして、それらを目にした天才たちが、 生涯をかけて遺した閃き……。 水晶公 : 私は、すべての想いと奇跡を託されてここに立つ。 運命に反逆せんとするために。
関連項目
- 【水晶公】【ガーロンド・アイアンワークス】
- 【ノア調査団】【機工城アレキサンダー】【次元の狭間オメガ】