オルト・エウレカ

オルト・エウレカ(Eureka Orthos)

  • パッチ6.35実装項目
  • ※「ディープダンジョン」シリーズの基本ルールについては、「ディープダンジョン」の項などを参照のこと。
Table of Contents

ディープダンジョンシリーズ

名称リリース実装階層実装報酬
死者の宮殿
LV1~
パッチ3.35B1~B50パジャル武器(IL235)
パッチ3.45B51~B200キンナ武器(IL255)
アメノミハシラ
LV61~
パッチ4.351F~30F天之武器(IL365)
31F~100F-
オルト・エウレカ
LV81~
パッチ6.35B1~B30オルト武器(IL620)
31F~100Fエナレトス武器(IL625)

概要

古代アラグ文明が栄華を極めた第三星暦後期のこと、クリスタルタワーの地下には、不死やクローン技術、闘神制御機構などを編み出した研究所が存在した。その名は「オルト・エウレカ」。後世にエウレカ伝説として語り継がれることになるこの創出の場を、冒険者はある人物からの依頼により、探索することになるのだが……。

  • 死者の宮殿」、「アメノミハシラ」に続くディープダンジョンシリーズ第三弾〔6.35〕
  • ※なお、「八剣士の前庭」へは、モードゥナ近くにいるNPC「バーネル」に話しかけると転送を受けることができる。
    バーネル : あっ、えっと、オルト・エウレカの調査班から、
    あなたを「八剣士の前庭」までご案内せよと……。
    すぐに向かいますか?

コンテンツ開放条件

項目説明
クエスト名秘されしオルト・エウレカ
受注レベルファイター/ソーサラー レベル81
受注場所モードゥナ (X:21.8 Y:8.1) コー・ラブンタ
受注条件メインクエスト暁月のフィナーレ」をコンプリートかつ、ディープダンジョン「死者の宮殿」の地下50階を踏破している

ダンジョン概要

項目説明
レベル制限ファイター/ソーサラー レベル81
アイテムレベルによる制限-
参加登録人数1人~4人
制限時間60分
  • 過去シリーズ同様に、一度B30まで踏破すれば、あらたにレベル90ジョブでリセットあるいははじめからを選んだ場合、B21~B30の周回コースになる。レベル81~レベル89の場合にはB1からとなる。 ※「オルト・エウレカ」のヘルプより

ルールなど

≪突入方法について≫

  • モードゥナ (X:34.8 Y:19.2) にいるNPC“カトゥン”から参加申請を行います。このとき、パーティで突入する場合はパーティリーダーが、ソロで突入する場合は自身が話し掛ける必要があります。また、クロスワールドパーティを組んで突入することもできます。
    ※パーティでの参加申請にはパーティメンバー全員がモードゥナの同じインスタンスにいる必要があります。
  • 地下30階を踏破し、サブクエスト「猛きものも遂には滅びぬ」をコンプリートしている場合、突入時に「B1」、または「B21」を選択できるようになります。なお、「B21」を選択した場合、プレイヤーレベル90かつ、魔科学器やデミクローンは未所持の状態でスタートします。

≪キャラクターの成長について≫

  • コンテンツ外でのクラス/ジョブレベルに関係なく、プレイヤーはレベル81の状態でスタートし、フロア内のモンスターを討伐して経験値を獲得することでレベル90まで成長できます。コンテンツ内で成長したレベルはコンテンツ外に影響しません。

≪魔器装備について≫

  • ディープダンジョン専用の装備品です。「魔器装備(武器・盾)」と「魔器装備(防具)」があり、これらを強化することでプレイヤーも強化されます。
  • プレイヤーの外見は、武器が「魔器装備(武器・盾)」、防具が突入時に装備していたものが反映されます。
    • ※コンテンツ外で装備していた装備品の性能は、ディープダンジョンでは一切発揮されません。
    • ※死者の宮殿および、アメノミハシラの魔器装備強化値はオルト・エウレカの魔器装備強化値に影響を与えることはありません。

      要するにジョブ・レベル条件さえ満たしておけば裸(下着)で入ってもOKということ。既存のディープダンジョンシリーズと同じ。

≪31階以降について≫

  • 31階以降はチャレンジ目的のコンテンツです。そのため、マッチングパーティによる突入はできません。31階以降に突入する場合は、サブクエスト「猛きものも遂には滅びぬ」をコンプリートし、以下の条件を満たしたセーブデータが必要です。
  1. 1階、または21階からスタートし、30階を踏破した固定パーティ
  2. 全滅回数が「0」
  • また、全滅回数が「1以上」のセーブデータは、31階以降は使用できません。
    • ※全滅回数は全滅時のほか、攻略途中の退出やログアウト状態でのインスタンスコンテンツの終了などでも増加しますので、十分ご注意ください。

≪魔科学器について≫

  • 攻略に有利な効果を発揮するディープダンジョン専用のアイテムです。各アイテムは最大で3つ所持でき、そのすべてがパーティメンバー共有の専用インベントリで管理されます。
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  • 「オルト・エウレカ」の魔科学器は「死者の宮殿」や「アメノミハシラ」の魔土器とは異なる効果を発揮するものもあります。

≪デミクローンについて≫

  • 「オルト・エウレカ」では、発見したトームストーンを用いて、「デミクローン」と呼ばれる疑似的な複製体を生成できます。「デミクローン」の情報が記されたトームストーンは、宝箱からまれに入手することができ、入手すれば、パーティ内の全員が使用可能です。
  • デミクローンは最大で3つ所持でき、そのすべてがパーティメンバー共有の専用インベントリで管理されます。コンテンツ外への持ち出し、マッチングパーティで突入した際の次層への持ち越しはできません。
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  • 生成された「デミクローン」は、呼び出したプレイヤーを追従し、一緒に戦闘します。「デミクローン」にはそれぞれ得意な行動があるので、状況にあわせて呼び出しましょう。

≪特殊な階層について≫

  • 進行中は以下のような特殊な階層に遭遇する場合があります。
  1. 魔法効果発動 ステータス付与「○○」
    このフロアにいる限り、特定のステータスが付与されます。
  2. 魔法効果発動 「○○」禁止
    このフロアにいる限り、特定の行動が制限されます。
  3. 魔法効果発動 妖霧発生
    このフロアに生息するモンスターが強化されます。

≪強力な魔物について≫

  • 「オルト・エウレカ」では、強力な魔物が出現する場合があります。強力な魔物を倒すことで一時的にその力を得ることができます。

≪埋もれた財宝について≫

  • ダンジョン内に埋まっている宝箱を発掘することで、ディープダンジョン専用アイテム「埋もれた財宝」を入手できます。魔科学器:財宝感知の効果中に、埋もれた財宝のある階層へ移動するとナビマップ上に埋もれた財宝が存在することを示すアイコンが表示されます。
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  • 所持した状態でダンジョンを踏破すると、コンテンツ外に持ち出すことができます。このアイテムをモードゥナ (X:34.9 Y:19.1) にいるNPC“ヴァレロワーヌ”に渡すと、さまざまなアイテムが入手できます。

≪報酬について≫

報酬は実装時のものです!

  • プレイヤーのレベル/踏破階層によって以下の報酬が得られます。
  1. 突入時のクラス/ジョブがレベル90の場合
    踏破した階層に応じたアラガントームストーンとギルが得られます。
    踏破階層報酬
    地下10階詩学:10
    天文:20
    因果:5
    1,000ギル
    地下20階詩学:20
    天文:40
    因果:10
    1,500ギル
    地下30階 ~詩学:30
    天文:60
    因果:15
    2,000ギル
  2. 突入時のクラス/ジョブがレベル81以上90未満の場合
    踏破した階層に応じた経験値と「アラガントームストーン:詩学」とギルが得られます。
    ※アーマリーボーナスが適用されます。
    踏破階層報酬
    地下10階詩学:10
    経験値
    1,000ギル
    地下20階詩学:20
    経験値
    1,500ギル
    地下30階 ~詩学:30
    経験値
    2,000ギル
  3. 地下30階を踏破した場合
    • (※上記1・2いずれかに加えて)「オルト魔器片」が得られます。このアイテムは、モードゥナ (X:34.9 Y:19.0) にいるNPC“創出システム”でアイテムと交換できます。

≪魔器装備の持ち出しについて≫

  • サブクエスト「猛きものも遂には滅びぬ」をコンプリートした上で「魔器装備(武器・盾)」と「魔器装備(防具)」を +10 まで強化した場合は、モードゥナ (X:34.9 Y:19.0) にいるNPC“創出システム”を介して、魔器装備交換用アイテム「オルト魔器柄」を入手出来ます。
  • なお、「オルト魔器柄」を交換する際には、ディープダンジョン「オルト・エウレカ」での「魔器装備(武器・盾)」と「魔器装備(防具)」の強化段階が10減少します。

≪魔器装備の交換について≫

  • モードゥナ (X:34.9 Y:19.0) にいるNPC“創出システム”から交換できます。
    iLwM9up.jpg

≪スコアについて≫

  • スコアの算出は、全滅した場合や特定の階層を踏破した場合に行われ、「固定パーティ」の各ジョブをソロで攻略した場合とパーティで攻略した場合とで、それぞれ最も高いスコアがハイスコアとして保持されます。
  • 保持されたハイスコアは、モードゥナ (X:34.8 Y:19.2) にいるNPC“カトゥン”との会話時に表示される、ディープダンジョン専用のメニューから確認できます。
  • 地下30階以降で算出されたハイスコアを元に、ランキングを毎日更新します。より深い階層を踏破し、ランキング上位を目指しましょう!

コー・ラブンタの話

コー・ラブンタ : おかげさまで、わらわがこの時代に目を覚ましたことにも、
多少の意味が生まれたというものだ。
コー・ラブンタ : どれ、我らがアラグ帝国のことや、
お前がオルト・エウレカで遭遇した実験体について、
もう少しだけ語ってみるとするか。

大魔道士ノアについて

コー・ラブンタ : わらわについて知りたいと?
ふむ、改めて乞われると、何を語るか悩ましいところだが……。
コー・ラブンタ : アラグ帝国に繁栄の光と倦怠の影が差していたころ、
わらわは歴代最高の魔道士として、
富も名声もほしいままにしておった。
コー・ラブンタ : いや、誇張などではないぞ?
魔科学への応用においてはアモンの小僧も見上げたものだが、
魔法そのものの扱いにおいては、およそ負け知らずだ。
コー・ラブンタ : そんなわけで大勢に重宝され、同じくらいやっかまれた。
望むがままに探求し、思うがままに力を振るった。
人としても魔道士としても、ひたすら己を謳歌した……。
コー・ラブンタ : 魂と肉体を切り離したのも、ただの興味本位よ。
以来わらわは、老いや寿命といった時の縛りを受けなくなった。
コー・ラブンタ : ……が、時代は刻一刻と動いていく。
広がったアラグ帝国の綻びから、崩壊の兆しが見えはじめてな。
コー・ラブンタ : 反乱軍が一気呵成に攻め上ってきたまさにそのとき、
ふと、「アラグの先」というものが気になったのだ。
コー・ラブンタ : 待ち受けるのは混迷の世か、はたまた憂いなき楽園か……
ちょっと見てきて、冥土の土産にしてもよかろうと思ってな。
よさそうな場所に、己を封じたのだ。
コー・ラブンタ : まあ、まさかアモンめの時魔法に巻き込まれて、
これほど先の世で目覚めることになるとは思わなかったが!
おかげで弟子たちへの土産話には困らんな!

ドーガとウネについて

コー・ラブンタ : ああ、もしや研究所内に、ふたりのデータが残っておったか?
コー・ラブンタ : さもありなん、ドーガとウネは、
自らの複製体やクローンを作ることに協力的だったからな。
コー・ラブンタ : 皇族が直々に力を貸したことが、それらの研究を飛躍させた。
ザンデ復活が果たされたのも、
直系の子孫である彼らが被検体となったからこそだ。
コー・ラブンタ : ほかにも、ドーガとウネのクローンを複数製造することで、
皇血を鍵とする制御システムが実用可能となった。
コー・ラブンタ : これによって「皇帝がアラグを動かす」ことの正当性が、
物理的にも揺るぎないものとなり……
いくらかの陰謀や跡目争いを予防できただろう。
コー・ラブンタ : ……だとしても、だ。
普通、自分を複製しても構わないなどと思うものかね?
ましてやそれを生きる鍵として扱ってもよいと?
コー・ラブンタ : 当然、ドーガとウネも喜んではおらんかったよ。
アラグの皇族として……斜陽の国の主として……
再興の対価を毅然と呑み込んだだけだ。
コー・ラブンタ : しかし、クローンの中に手駒を紛れ込ませて、
ザンデの野望を未来で阻止するとはなぁ。
まったくあいつらときたら……したたかなことだ!

アモンについて

コー・ラブンタ : アモン! アモンの話とな!
あいつ昔はクソがつくほど生真面目で、
ニコリとも笑いやしない陰気な研究の虫だったぞ!
コー・ラブンタ : 始皇帝ザンデを復活させてからは一転、
終わらぬ熱狂の中にいるかのごとく浮ついてな。
陛下、陛下、陛下、陛下と……やかましかった。
コー・ラブンタ : まあ、それだけ希望を見出していたのだろうよ。
幾千の命を捧げて蘇らせた、ただひとりの皇帝に……。
コー・ラブンタ : 現世においてはアシエン・ファダニエルを名乗ったそうだが、
あれほどに焦げついた性分を捨てたつもりとは笑止千万!
コー・ラブンタ : たとえ何百回と死んで魂を洗われようとも、
あいつはどん底から、身命を賭して希望を探すぞ。
そこにあれ、そうであれと願うようにな。
コー・ラブンタ : ……出会ったときから、あの小僧はそんな風だったのだ。
暗い瞳の中に、熱した鉄のような怒りを秘めて、
クソッタレな世界を変えようとしていたものよ。

B10の衛士「ガンカナグー」について

コー・ラブンタ : 「ガンカナグー」と、配下たる「マイン・パキポディウム」は、
当時まだ試作段階で……
未完のままアラグ崩壊を迎えてしまった哀れな兵器だな。
コー・ラブンタ : 奴らは戦地に潜伏し、地面から急に飛び出して奇襲を仕掛ける。
個々の戦闘力はさほど高くないが、
ガンカナグーが統率を取れば、さながら訓練された軍隊だ!
コー・ラブンタ : 最終的には、もっと野菜に寄せた外装にするなり、
センサーの精度を上げて地中深くに潜らせるなりで、
怪しまれないようにするつもりだったのだろうよ。
コー・ラブンタ : ……が、なにせ未完だからなぁ!
先駆けてかぶせた帽子と色眼鏡のせいもあって、
奇襲部隊らしからぬ存在感を放っておるわ。

B20の衛士「クローニングシステム」について

コー・ラブンタ : アラグの軍部は、南方大陸での激戦を経て、
ドラゴン族を戦力として取り入れるすべを求めはじめた……
という話は前にしたな。
コー・ラブンタ : お前がB20で遭遇した「クローニングシステム」は、
まさにそのために作られたものだ。
コー・ラブンタ : ドラゴン族のクローンを生みだす技術と、
生成した個体を制御し、思いのまま操るための技術。
それらを一元化した、いわばドラゴン兵の製造機……。
コー・ラブンタ : あれを作り上げた女は、旦那をドラゴン族に殺されておってな。
南方大陸での戦闘中に頭を噛み千切られ、
首から下しか帰ってこなかったそうだ。
コー・ラブンタ : 二度と人の犠牲を出させない……牙には牙を、爪には爪を……
そう言いながらシステムの構築に励んでおったわ。

B30の衛士「ティアマット・クローン」について

コー・ラブンタ : ティアマット……。
討たれたバハムートを闘神として喚び降ろした点も加味すれば、
もっとも多くのアラグ人を殺した竜だ。
コー・ラブンタ : 南方大陸の広々とした平原が、
兵器の残骸と皆の死体で足の踏み場もないほどだったよ。
原形を留めている奴もいたが、大半は黒い塊と化しておった。
コー・ラブンタ : そんな竜のクローンとなれば、やはり恐れもあったのだろうな。
育成の過程で、多少なり身体能力を落としたと聞いておる。
コー・ラブンタ : 一方で、エーテルを繰る力は健在らしい。
中でも奴のブレスは驚異的で、濃縮した闇を吐き出すとともに、
スプライトや使い魔に似たエーテル体を発生させる。
コー・ラブンタ : それを新たな軍勢として活用するつもりで能力を残したのか、
はたまた消しきれなかっただけなのか……。
そのあたりは、わらわの知るところではないな。

事前情報

【折りたたみます】(クリックで展開します)

  • ダンジョン名は「オルト・エウレカ(Eureka Orthos)」
    • 「ortho」とは、「まっすぐな・直角の」、あるいは「正しい・標準の」などの意味を持つ。
    • なおコンテンツ「禁断の地エウレカ」で訪れたのはクガネ南方に突如現れた島だったが、これは本来は北洋諸島(つまりシャーレアン本国近辺)にあった地名・国名/バル島であったことがわかっている。また「エウレカ」とは仮に付けられた名称であった。
  • 第74回PLLで紹介されたスクリーンショット
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コンテンツ開放の前提条件

  1. メインクエスト暁月のフィナーレ」のコンプリート
  2. ディープダンジョンシリーズ第一弾の「死者の宮殿」50階の踏破


  • ロアー関連の話)
    • 今回モードゥナエーテライト付近にいるNPCコー・ラブンタさんからクエストが始まる。※コー・ラブンタについては「NPC・組織/ノア調査団」の項を参照
    • 「オルト・エウレカ」追加に伴い、周回クエストだった「もうひとつのノア」と「大魔道士の祝福」を廃止する。※クリスタルタワーやアラグ時代の「大魔道士ノア」に関するストーリー。
    • 今回コー・ラブンタの背景についても語るが、この2つのクエストをクリア済かどうかによりクエスト進行が異なってくるので、興味のある人は6.3までにクリアしておいて欲しい。

ダンジョン概要

  • 突入レベル81以上
  • 武器防具は当ダンジョン専用 ※外部の武器防具のILは一切無視
  • その他のルールは他のディープダンジョンシリーズ同様
  • 今回の変身は大迷宮バハムートなどに登場する「ドレッドノート」

変更履歴



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