ひろし

ひろし(Hiroshi / the CG Midlander)

  • FF14のPVに登場するヒューランミッドランダー男性キャラクターのこと。
    • 彼は日本のプレイヤーの間では「ひろし」と呼ばれており、欧米では「the CG Midlander」「Derplander」などと呼ばれている。
    • 2019年3月、公式にも「ヒロシ」と呼ばれていることが判明した。
  • ※FF14開発メンバーの「ひろし」については、下記を参照のこと。
Table of Contents

概要

公式名称化

  • この男性キャラには、公式には特に決まった名前はなかった。しかし日本のプレイヤーには「ひろし」と呼ばれており、欧米では「the CG Midlander」などと呼ばれていた。※「ひろし」と呼ばれるに至った理由は後述。
  • 2019年3月に行われたファンフェスティバル東京のパンフレットの「漆黒のヴィランズ」トレーラービデオができるまでというページに、「光の戦士 vs ゼノス」の場面として「敵を倒すヒロシ(侍)」と書かれている。つまり「ヒロシ」は公式設定による名称でもある。パンフレットや公式フォーラムではカタカナの「ヒロシ」表記。
  • 2019年8月に行われた第53回PLLでも、質問として「ひろし」の無精髭が取り上げられ、公式回答が出ている。「第53回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の動画とまとめを公開! (2019/8/29)
    Q:パッチノートやベンチマークソフトのヒューラン(ヒロシ)の無精ひげがカッコ良いです。
    このオプションを今後プレイヤーに開放する予定はありますか?
    A:これはやろうとしていたのですが、簡単にできるものではなかったです。
    ヒューラン男の特定のフェイスパターンでしか実現できないものでした。
    ただ、時間はかかるかと思いますが何とかできないか話し合っています。


「ひろし」の歴史

第六星暦(旧FF14)

  • 彼は、もともと旧FF14のプロモーションムービーに登場した人物で、その中ではまず酒場で登場し、エレゼン族男性とミコッテ族女性とともにギルドリーヴを選択する場面が描かれた。
    旧FF14のプロモーションで使用されたCGアートのひろし
  • 次いでガレマール軍の兵器により空に連れ去られた彼は、戦艦アグリウスが幻龍ミドガルズオルムから攻撃を受けて撃沈するのを目撃する。これら一連の流れは第六星暦1562年に行われた「銀泪湖上空戦」のものと思われる。
  • そこからさらに場面が変わると、彼は4人パーティのメンバーとして戦っており、モルボルを倒すと再び酒場へと戻り、ギルドリーヴに出かける場面でムービーが終了した。なおE3からTGSまで複数バージョンのムービーが存在し、描かれる場面は様々となっている。
  • E3 2009での初出トレイラービデオ
    • https://youtu.be/2XbxPsWFyU8
      • ※スクエニ公式で見当たらないため、IGNによる転載ビデオ。
      • なお前半のモルボルとの戦闘で描かれているのは、旧FF14に実装されていた「バトルレジメン」を彷彿とさせるものとなっている。後半では第六星暦1562年に起こった「銀泪湖上空戦」が描かれている。つまり、酒場でギルドリーヴカードを選んでいるシーンが旧FF14のリアルタイム、カードに引き込まれてモルボルと戦闘しているシーンや、その後の「銀泪湖上空戦」のシーンは過去視ということになると思われる。

第七霊災

第七星暦新生エオルゼア

  • パーティメンバー:ひろし(AF戦士)、ララフェル女性白魔道士ミコッテ女性吟遊詩人エレゼン男性黒魔道士ルガディン男性ナイト

    外見上はエレゼン男性に見えるが、コージの説明文ではモルボルPTのエレゼン女性だと書かれている。

    So yes, the Midlander male, Miqo’te female, Roegadyn male, Elezen female, and Lalafell female in the recent trailers are in fact the same ones that appeared in the 1.0 trailer! (Yes, the black mage is the Elezen female from the morbol party, not the snooty male from the Midlander’s party. The robe & hat conceal some of her more distinguishing features, and we all know there was no bust size adjustment feature back in 1.0).

蒼天のイシュガルド

紅蓮のリベレーター

漆黒のヴィランズ

  • 漆黒のヴィランズ」のティザートレイラー。第一弾のティザートレイラーであるためストーリーはよくわからないが、ここでもやはり”ひろし”が登場し、旧FF14時代の弓術士からこれまでの彼の戦闘遍歴が一覧できるようになっている。

【折りたたみます】(クリックで展開します)

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暁月のフィナーレ

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ひろしの外見の変化

  • ゲーム内世界では、新生エオルゼア後さほど時間経過していないにもかかわらず、ひろしの外見はかなり変化している。
    • ※旧FF14から新生エオルゼアの間は、公式設定的にもゲーム内時間で5年間経過しているが、それ以降は年単位での経過はしていないというのが公式見解となっている。※ただしそうは言っても、細かな点では相当の時間経過を感じさせるクエストなどが一部存在する。
  • これについて吉田Pは、2018年のラスベガスファンフェスティバルにおいて、ゲーム内の時間は流れていないように見えるがひろしの外見で時の流れを察してくださいと述べている。
    • ゲーム内時間を経過させるのが難しいのはMMORPGならではの都合であり、同じフィールド上にいてもそれぞれのプレイヤーのシナリオ進行により時の流れを変化させる必要があるためである。
    • もし時の流れを表現するとなると各NPCのセリフや外見などで表現する必要があるが、エリアも登場する人物(NPC)も膨大になるMMORPGにおいてそれを実現するには多大なコストが発生してしまい、なおかつメインクエスト、クラス・ジョブクエストクロニクルクエストなど様々なクエストラインが複雑に絡み合う中、それを矛盾すること無く実現するのは相当困難なことであることが想像できる。※なおかつプレイヤーごとの各クエスト進行度により、各NPCのセリフ・外見・配置などを変化させる必要も出てくる。
    • 各クエストで登場するNPCを重複させずに登場させる(あるクエストに、他のクエストで登場するNPCを起用しない)ことでこうした矛盾を少なくすることができる。しかしクエストテキストやカットシーンの物量もまた無限ではない(プレイヤーが長いクエストテキストを読みこなす必要が出てくる)ため、自然とひとりひとりのNPCの背景や性格を描写するにしても限界が出てくる。またFF14ではクエスト上で冒険者が傍観者であることをなくすため、多くのストーリークエストで登場人物と冒険者との関わりをも描く必要もあり、その点でもクエストテキストでの記述量に制限がかかってくる。キーNPCを複数クエストに並行して登場させることで重厚な世界観・ストーリーを紡ぐことを優先するか、あるいは完全に矛盾しないことを優先するかは開発スタイルということになるが、FF14では前者を採ったということになる。こうした手法を採ったことにより、例えばガイウスシド・ガーロンドグ・ラハ・ティアなどといった主要人物の過去・未来の掘り下げや、さらにサブキャラクターであるアレンヴァルド、さらにアレンヴァルドの関連で登場するジャ・モルバグレインファルなどといった様々なクエストで登場するNPCたちのゲーム世界での人生が複雑に絡み合うことで重層に描かれ、深みのあるストーリーを紡ぎ出すことに成功している。さらにその手法が相当程度高い次元で効果を発揮したのが、「漆黒のヴィランズ」メインシナリオだと言える。

「ひろし」という呼称の始まり

  • 彼が、日本で「ひろし」と呼ばれるようになったのは、開発コアメンバーのひとり髙井浩氏がFF14のイベントで露出するようになってからである。
    • それまでは「PVのヒューラン」などと呼ばれていたと思われる。そもそもPV(の登場人物)について意見を交わす必要性もあまりなかったため、”ひろし”個人を指してその背景などが語られるようなこともなかった。
    • ところが「新生エオルゼア」が発表され、同じ外見の男性主人公が再び新生エオルゼアの大地に降り立つという描写がなされたところから旧FF14のトレーラービデオと新生のトレーラービデオに継続して登場している主人公らしき人物の時の流れがプレイヤーたちにも認識され始めた。こうしてこの主人公は、単に「PVの主人公(ヒューラン男)」という属性を超え一つのキャラクター(人格)として認識され始め、遂には固有名詞を持って呼ばれるようになっていったのだと思われる。
  • 髙井氏がFF14プレイヤーの前に登場したのが、2014年1月に行われた「大阪FATE」での第12回プロデューサーレターライブ(PLL)であるため、呼称の発生はそれ以降になると思われる。
    • https://www.youtube.com/watch?v=5gx4lX4w93Y
    • 出演当初は「髙井ひろし」とフルネームで呼んでいた吉田Pが、ナイショのはずだった動画をいくつも公開されてしまう流れの中で、「ひろし?」と呼びかけている。
  • 髙井氏は、FF14チームのコアメンバーでおなじ名前の皆川裕史(ひろし)氏と区別するため、「NQひろし」と呼ばれている。※スクエニ女性社員に人気の高い皆川氏を「HQひろし」と呼ぶことに対して「NQひろし」と呼ぶもの。
    • HQ/NQひろしはスクエニ社内の公式な呼称でもなんでもなく、PLLまたは14時間生放送などでのリアルイベントにおいて笑い話と共に語られたもの。「HQ」は本来はハイクオリティ、「NQ」はノーマルクオリティの略語だが、会話等においては「エイチキュー」「エヌキュー」と発音される。
    • 記憶が曖昧ですが、たしか、「(皆川氏みたいな素敵なおじさんではなく)ただのオヤジです。あっちがHQだとすると私(髙井氏)はNQです」のような内容で髙井氏自身が自虐的に語ったものが、プレイヤーの間に広まったものだと思われます。ただしその後のファンイベントで登場するときにはHQひろし、NQひろしの呼び名が開発スタッフにも浸透していたように記憶しています。このあたり記憶している方がいればご指摘ください。
  • また髙井氏は様々なディレクション業務を行う一方で、新生後のプロモーションムービー製作にも関わっている。ハイポリゴンのプリレンダリング物ではなく、実機映像を利用したムービーの方。
  • 独特のカメラ演出を行うことでスクエニ社内でも定評があり、社内で「髙井カメラ」と呼ばれていることがファンイベントで明らかにされた。
  • さらに髙井氏は、プロモーションムービーを作る上で素材撮りも自ら行っており、自らのプライベート使用ジョブである戦士を利用することも明かしている。同PLLの中で自らの「戦士愛」を熱弁していたことも相まって、「PVに戦士AFで登場するヒューラン男性キャラ=NQひろし」であることがプレイヤーの間で広く認識された。 → 高井カメラ、ウォークスルー動画などについては「髙井浩」氏の項を参照のこと。
    • ただし、ヒューランミッドランダー族のいわゆる”ひろし”は、髙井氏担当のローポリゴン(ゲーム内キャラ使用の)ムービーではなく、スクエニの映像制作部門「ヴィジュアルワークス部」が製作を担当するいわゆるハイポリゴンのプリレンダリングムービーでのみ登場する。
    • なお同PLLでの蛮神リヴァイアサン戦及びインスタンスダンジョンのウォークスルームービーなどを始めとして、髙井氏製作のムービーにおいても戦士AFのヒューランキャラが出てくることがあるが、これはあくまでゲーム内でキャラ作成可能な一般モデルである。いわゆる「闇の戦士」のアルバートがキャラメイク可能なのに対して、ハイポリの「ひろし」はオリジナルパーツを含んでいるためキャラメイクは不可能で、とくに上述したように「無精髭」については2021年時点でも実現できない。
  • その後、プロモーションムービーで例のヒューランミッドランダー男性が現れると、そのキャラクターが「ひろし」と呼ばれるようになり、やがて定着することとなった。

参考

消えたエレゼン女性の後日譚

  • 「ひろし」の登場する一連のトレーラービデオを順に見ていくとあることに気付かされる。第六星暦時代(厳密にはその時点からの過去視したモルボル討伐時)に「ひろし」パーティにいたエレゼン女性(剣術士)は、第七霊災に入ると姿が消えているのだ。「カルテノー平原の戦い」にも参加していないように見え、ルイゾワが転移魔法で未来へ送り込んだ一団にも入っていない。当初は単に制作の都合上の問題などであったかと思われるが、これについては「漆黒のヴィランズ」でうまく回収されることになる。
  • このトレーラービデオの後日譚は、「漆黒のヴィランズ」ロールクエスト4種コンプリート後の「エクストラクエスト」で語られている。


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