新生エオルゼアで語られるストーリー
Table of Contents |
概略
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ2.5まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
メインクエスト:新生エオルゼア
ガレマール帝国軍第XIV軍団のエオルゼア進出
- カルテノーの戦いにてガレマール帝国軍第VII軍団と対峙するエオルゼア同盟軍。しかしダラガブの崩壊と、そこから現れた蛮神バハムートの攻撃によりエオルゼア各都市は大打撃を受ける。※旧FF14で描かれたもの。「ストーリー」を参照のこと
- ガレマール帝国軍第XIV軍団のガイウス・ヴァン・バエサルは、これを好機と見てアラミゴに戻り、温存していた軍勢に出撃を命じ、モードゥナのカストルム・ノヴムを始めとする各地にカストルム建設を行いエオルゼア諸国の侵略を開始する。
暁の血盟
光の戦士の再来
- 霊災の後遺症により、エオルゼア諸国民たちは、第六星暦末の混乱期(旧FF14で描かれた時代)に活躍した英雄の存在を思い出せずにいた。
- その名を呼ぼうとしても、日に焼けた書物のごとく読み上げられず、その顔を思い出そうとしても強烈な日差しの中にある影のように見えない。
- いつしか人々は、この光の中に佇む英雄を「光の戦士たち」と呼ぶようになっていた。
- そしてカルテノーの戦いから5年後、「光の戦士の再来」というべき存在が現れる。
- その頃各地で発生していた事件を解決することで頭角を現したその冒険者は、戦いの中で優れた才覚と、過去を視る異能を発現させていく。それはまさしく「超える力」であった。
- こうして賢人たちの目に止まった冒険者は「暁の血盟」へと招かれ、盟主ミンフィリアより「超える力」の存在を知らされることになる。そして彼らと行動をともにするうちに蛮神問題の一端に触れることになるのだった。
猛る焔神イフリート
- 暁の血盟からの依頼で、まずはザナラーン地方に発生していた連続誘拐事件の実態を調査していた冒険者は、それがアマルジャ族と共謀した悪徳商人の犯行であったことを突き止める。そして、捕らえた商人をウルダハ当局に引き渡した結果、不滅隊との共同でアマルジャ族に誘拐された人々を救い出すための作戦が行われることになる。
- 件の商人を囮につかうことでアマルジャ族をおびき出し不滅隊所属の部隊と共に一網打尽にするが、しかしその作戦は不滅隊内部に潜伏していた内通者の手引きにより失敗に終わってしまい、かくして囚われの身となった冒険者は不滅隊の将兵とともに焔神イフリートの贄としてイフリートに差し出されることとなってしまう。
- イフリートの聖なる炎により魂を焼かれ「テンパード」と化す他の者たちだったが、冒険者だけは変異することがなかった。これは、「超える力」により惑星ハイデリンの加護を得ていたためである。
- こうして焔神イフリートの怒りを買うことになった冒険者は、望まぬ形で焔神イフリートと戦うことになるが、辛くもこの戦いに勝利し蛮神討伐を成し遂げるのであった。
闇の使徒アシエンの影
- 焔神討伐からまもなく、サンクレッド率いる不滅隊の特殊部隊「ブラッドソーン隊」がアマルジャ族の聖地を急襲し、生き残った者たちの解放に成功する。こうして九死に一生を得た冒険者は、「神狩りの英雄」として一躍脚光を浴びることとなった。
- その後、黒衣森にすまうシルフ族の長老を救い出す中で雷神ラムウの存在を知るが、シルフ領を守るために召喚されたものでありグリダニア侵略の意図がないことを確認する。
- しかし、シルフ族の長老を助けた際に仮面姿の謎めいた存在である「アシエン」の妨害を受けたことから、エオルゼア各地でこの仮面姿の男を追うことになる。アシエンとは、古の文献に「混沌と破壊の使者」として記された謎の存在であった。
- 冒険者はその後も、リトルアラミゴのアラミゴ人の若者たちによる「壊神ラールガー召喚未遂事件」、グリダニアの名門ダルタンクール家が所有していた「ハウケタ御用邸」での怪事件などを解決するが、その中でアシエンが人々の不安を煽り、その願いを叶える力として「蛮神の召喚法」を始めとする様々な悪しき知識を与える事実を掴むのであった。
憤怒の岩神タイタン
- その頃リムサ・ロミンサの黒渦団より、コボルド族が召喚した岩神タイタンの討伐について協力要請が入る。
- リムサ・ロミンサのあるバイルブランド島では、土地の領有権を巡ってコボルド族と長く対立が続いており、タイタンの召喚自体は初めてではなかった。第六星暦にはリムサ・ロミンサ政庁が契約を交わしていた「海雄旅団」が蛮神討伐を行っていたが、彼らは第七霊災を機に解散しており、困ったリムサ・ロミンサでは、活躍著しい「暁の血盟」へと協力を依頼してきたのであった。
- 「海雄旅団」の生き残りと接触して情報を得た一行は、蛮風エーテライトを利用した強襲作戦を実行し、岩神タイタンの討伐に成功するのであった。
- リムサ・ロミンサに凱旋する一行であったが、その頃「暁の血盟」本部である「砂の家」では、ガレマール帝国軍部隊の急襲を受けていた。
- 急遽「砂の家」に帰還した冒険者が目にしたのは、おびただしい同志の亡骸であった。冒険者は、急襲したのが第XIV軍団の分遣隊長リウィア・サス・ユニウスであり、ミンフィリア以下主要な血盟員が連れ去られた事実を知ることになる。
- 死ぬ間際のノラクシアから「聖アダマ・ランダマ教会に身を隠すよう」というミンフィリアよりの伝言を聞いた冒険者は、再起を誓いつつ落ち延びるばかりであった。
聖アダマ・ランダマの再会
- 東ザナラーンにある、ナル・ザル教団の施設「聖アダマ・ランダマ教会」では、シャーレアンから来たというアルフィノと再会する。※カルテノー戦没者追悼式典で出会っていた
- アルフィノは「暁の血盟」再興を目的として、冒険者と第七霊災以降連絡が途絶えていたシド・ガーロンドをも探していた。「聖アダマ・ランダマ教会」で「マルケズ」という名を与えられ生活していたシドは、自身の過去を知り失った記憶を取り戻すため冒険者たちに同行することになる。
飛空艇エンタープライズの行方
- 「暁の血盟」を立て直すため蛮神問題の担い手として立ち上がる必要があると考えていたアルフィノは、折しもイクサル族が召喚していた嵐神ガルーダの討伐が必要と考えていた。
- そして嵐神ガルーダが召喚された地へ向かうための手段として、失われていたシドの飛空艇「エンタープライズ号」の捜索を開始。目撃証言を集めながらやがて北方クルザスの地へと向かうことになる。
- やがて対竜要塞「ストーンヴィジル」に放棄されているとの情報を掴んだ一行は、ドラゴン族に支配された要塞跡に潜入し、見事エンタープライズ号の奪還に成功するのであった。
暴虐の嵐神ガルーダ
- エンタープライズ号を取り戻した一行だったが、嵐神ガルーダはその根拠地に強大な防風壁を巡らせており、そのままではこれを突破することが不可能であった。そこでシドは、偏属性クリスタルに属性の力を変換する作用があることを思い出し、これを利用した属性変換機構を考案する。
- エーテル学の権威ランベルタン教授の協力を得た一行は、各地でクリスタルの採石を行う。そして風属性の力を火属性の力に転換することで、暴風の力を青燐機関の出力向上に役立てるという画期的な機構がシドにより開発される。
- 遂に嵐神ガルーダ討伐に向かう一行。見事に暴風壁を抜け、激戦の末に嵐神ガルーダを追い詰めることに成功する。
- しかし追い詰められた嵐神ガルーダは、アマルジャ族やコボルド族の捕虜の拷問を開始、捕虜たちは救いを求めてそれぞれが信仰する蛮神を召喚してしまい、こうして焔神イフリート、岩神タイタン、嵐神ガルーダの三柱が一同に会するという事態を招いてしまう。三柱の蛮神がにらみ合う中、上空より黒い影が舞い降りてくる。
- それは、ガレマール帝国軍が捕獲した、古代アラグ帝国の生み出した対蛮神兵器「アルテマウェポン」であった。投下されたアルテマウェポンは、イフリート、タイタン、ガルーダを次々と討ち倒し、そのエーテルを吸収することで完全なる存在として復活を果たすのであった。
かすかな灯火
- 混乱に乗じてイクサル族の根拠地より脱出した一行。
- 「砂の家」に帰還しイダやヤ・シュトラと再会する。襲撃を免れた後、捜索にあたっていた彼らは、残る賢人やミンフィリアがモードゥナに築かれた帝国軍拠点カストルム・セントリに連行されていることを知る。
- こうして再び集結した仲間は、捕虜奪還を目指してクルザス地方へと移動、ガーロンド・アイアンワークス社のビッグスとウェッジを発見し、モードゥナの活動拠点レブナンツ・トールへと向かう。そこで帝国軍の新型魔導アーマーを奪取し、「カストルム・セントリ」に潜入するという大胆な救出作戦の実行に取り掛かる。
- 作戦は成功し、一行はミンフィリアをはじめ、パパリモやウリエンジェの救出に成功した。
十二賢者の行進
- アルテマウェポンの復活に成功して自信を強めた第XIV軍団長ガイウス・ヴァン・バエサルは、エオルゼア諸国に対して最後通牒を突きつけていた。
- 強大な力をバックにした脅しはエオルゼア同盟諸国を脅かすに十分で、エオルゼア都市軍事同盟の会合では服従やむなしと言う空気が流れていた。
- そこに「暁の血盟」が登場すると、各国領袖たちは大いに勇気づけられ、エオルゼア同盟軍を再発足させガレマール帝国に対する徹底抗戦の方針を固めるのであった。
- この会合の結果、アルテマウェポンの破壊を目的とした一大反抗作戦「マーチ・オブ・アルコンズ(十二賢者の行進)」作戦が決定される。
- 第XIV軍団の陣営隊長リットアティンがザナラーン拠点に視察に向かったことを察知した同盟軍は、ここを急襲しこれに成功する。
- 勢いに乗る同盟軍は、続いて作戦の第二段階に移行、それは次のようなものであった。
- これにも成功した同盟軍は第三段階へと移る。
- こうして遂に作戦は「冒険者選抜部隊」が要塞内へ侵入し「アルテマウェポン」の破壊を目論むという最終段階に移行した。
カストルム・メリディアヌムの死闘
- 目指すアルテマウェポンは、北ザナラーンの帝国軍拠点カストルム・メリディアヌムの工房で最終調整が続けられていた。
- 同盟軍は、不滅隊局長ラウバーンと冒険者がカストルム・メリディアヌムを急襲、外郭を一時的に占拠すると、拠点中央にそびえる魔導城プラエトリウムへと攻め上がる。
- 同盟軍本体が地上から魔導城を攻囲する中、冒険者たちの強襲部隊はエンタープライズ号にて上空より強行突入を図る。そしてその最深部へとたどり着いた冒険者強襲部隊は、遂にガイウス・ヴァン・バエサルおよび彼が操るアルテマウェポンと対峙するのであった。
究極幻想アルテマウェポン
- 後に「暁の血盟」が公表した最終報告書によれば、ガレマール帝国軍が運用した対蛮神兵器「アルテマウェポン」は、当初ギラバニアの山中にて「化石同然」の状態で発見されたという。アラグ帝国による5000年前の南方遠征で使われた後、放棄されていたもので、優れた魔導技術者である第XIV軍団の幕僚長、ネロ・トル・スカエウァを以てしても再生は不可能と目されていた。
- ところがアシエンから黒聖石「サビク」なる高濃度のエネルギー決勝が提供される。この謎めいた物質を動力源として利用した結果、「アルテマウェポン」は長き眠りから目覚めたのだという。
- そして魔導城の戦いにおいても、この黒聖石サビクが重要な役割を果たすことになる。アシエンの介入により、突如として「サビク」に封印されていた古代魔法「アルテマ」が発動されたのだ。激しい閃光とともに大爆発が巻き起こり、魔導城の裏手には巨大なクレーターが穿たれることとなった。 だがこの強大な魔法攻撃すら、惑星ハイデリンの「光の加護」によって耐え抜いた英雄たちは、「アルテマウェポン」との死闘を続けることとなる。そして最終的に、激闘の末に見事これを撃破。敵将ガイウス・ヴァン・バエサルもまた、炎の中に消えゆくこととなったのだった。
第七星暦宣言
- アルテマウェポン破壊を以て、マーチ・オブ・アルコンズ作戦は成功裏に幕を閉じた。
- やがてモードゥナ地方に集結したエオルゼア同盟軍と「暁の血盟」は、「黙約の塔」が見下ろす銀泪湖畔で戦勝祝勝会を執り行う。
- その席上で、グランドカンパニーの領袖であるメルウィブ、ラウバーン、カヌ・エ・センナらは、高らかに第七霊災の終結と、第七星暦の到来を宣言するのであった。
メインクエスト:第七星暦ストーリー
覚醒せし者たち(パッチ2.1)
- ガイウス率いるガレマール帝国軍第XIV軍団を退けたことで、ひとときの平和が訪れたかに見えたが、アルテマウェポンの脅威が消えたことで蛮神問題が再燃するなど新たな脅威の覚醒を促したに過ぎなかった。
- 一躍注目を集めた「暁の血盟」は、政治的中立を保つためにもウルダハからモードゥナのレブナンツ・トールへと移転し、「石の家」を設立する。
- 落ち着く間もなく、グリダニアより一報がもたらされる。「モーグリ家臣団」を自称するモーグリたちが、伝承上の存在である「善王モグル・モグⅦ世」を召喚してしまう。討伐に成功する冒険者であったが、神ではない新たな蛮神の登場は、蛮神問題の広がりを否応にも実感させるものであった。
混沌の渦動(パッチ2.2)
- 「ドマの人々」
- 「石の家」に移った「暁の血盟」であったが、さらに問題が発生する。
- アマジナ鉱山社が採掘した大量のクリスタルが強奪されるという事件が起こる。当初はアマルジャ族が疑われたが、やがて別組織の犯行であることが判明する。
- 時を同じくして、ベスパーベイに東方風の装束に身を包んだ一団が上陸し、ウルダハ女王への謁見を求める珍事が発生する。彼らは東方の辺境都市「ドマ」よりの難民であることが判明する。それによれば、彼らの故郷ドマはガレマール帝国により占領された属州のひとつであったが、帝国が次期皇帝の座を巡る内乱に突入したのに乗じて反乱を画策するも失敗し、粛清を逃れてエオルゼアへと逃れてきたのだという。
- ナナモ女王へと引き合わせ受け入れを養成するも、アラミゴ難民と霊災難民を抱えていたウルダハはこれを拒否。仕方なく「労働力」としてレブナンツ・トール開拓団に迎え入れるのであった。
- 「決戦、リムサ・ロミンサ沖」
- 一方でクリスタル強奪事件の捜査が進展を見せ、真犯人がバイルブランド島を根城とする海賊「海蛇の舌」であることが判明する。彼らは水神信仰を受け入れ、サハギン族と共闘していることで知られていた。
- 召喚阻止作戦は失敗に終わり、水神リヴァイアサンが召喚されてしまい、リムサ・ロミンサの黒渦艦隊も壊滅的被害を被るのであった。
- メルウィブ提督が採用したのは、エインザル大甲将の提案した「対リヴァイアサン双胴船」を建造してこれに偏属性クリスタルを大量に搭載、属性変換機能を実装することで水神が発生させる大津波の衝撃を和らげるという作戦であった。
- 急遽建造された双胴船は、黒渦艦隊旗艦「トライアンフ号」に牽引されモラビー造船廠より出港、こうしてリムサ・ロミンサ沖でのリヴァイアサン討伐戦は成功裏に終わった。
エオルゼアの守護者(パッチ2.3)
- 「フロンティア計画」
- ウルダハでは、「砂蠍衆」が難民救済の意思がないことが鮮明になったことで、かねてより不満を抱いていた霊災難民の一部が暴徒化する。
- しかしこの暴動は仕組まれたものであった。背後に難民に武器を供与し武装蜂起を先導していた商人の存在が発覚し、確保後に尋問した結果「砂蠍衆」の一人、テレジ・アデレジに雇われていたことが判明する。
- 明らかになったテレジ・アデレジの策謀は、以下のようなものであった。
- 不満を持つ難民に暴走ホウキを促し、これを弾圧することで失敗に終わらせる。
- 行き場を失った難民たちを自身が提唱していた「フロンティア計画」つまり、カルテノー平原への植民とし建設計画に参加するよう仕向ける。
- カルテノー平原では、第七霊災後に行われた調査により「オメガ」と呼ばれる古代アラグ帝国の遺物が発見されていた。この「オメガ」が復活すればアルテマウェポン以上の脅威にナルことは容易に想像できたため、エオルゼア都市軍事同盟参加国の間でカルテノー平原の領有権を巡って争いが激化していた。かくして、この地で起こった争いを外には持ち出さぬという協定が結ばれ、カルテノー平原は法の外に置かれた係争地「アウトロー戦区」に指定されたのだった。
- テレジ・アデレジは、ここに大量の難民という「人の盾」を流入させることで「オメガ」を捕獲し、エオルゼア全土に対する発言権拡大を企図していた。「暁の血盟」により事前に防げたものの、一商人が都市国家の枠を超えた策謀を巡らせていた事実は、ナナモ女王以下ウルダハ王党派を震撼させるものであった。
- 「シルフ領突入作戦」
- 「先行統一組織「クリスタルブレイブ」
氷結の幻想(パッチ2.4)
- 「写本師の影」
- 一方北方でも新たな動きが生じ始めていた。
- 長らく事実上の鎖国状態にあったイシュガルドより、「暁の血盟」に対して特使が派遣されてきた。その求めに応じ、イシュガルド神殿騎士団総長アイメリクと会談することになるが、その席上教皇庁には未だに同盟復帰の意思はないとしながらも、「暁の血盟」およびレブナンツ・トール開拓団に対する協力の意思があることを切り出すのであった。
- それというのも、帝都では銀泪湖上空戦を経て死亡したと考えられている幻龍ミドガルズオルムが復活しつつあるという噂が広がっているという。現在、「黙約の塔」の一部として銀泪湖に姿を遺している幻龍に異変が起こらないか監視してほしいとの申し出であった。この見返りとして、開拓団に援助を行いたいという。
- この申し出は、イシュガルドのエオルゼア同盟復帰を望んでいたアルフィノの期待するほどのものではなかっったが、新たな協力関係の構築ということで一歩前進ではあった。
- 「氷神シヴァの動き」
- クルザスで行われた会談の最中、帝都より支援物資を運んでいた輸送隊が、何者かに襲撃されたとの凶報がもたらされる。
- イシュガルドでは、ドラゴン族との間で「千年戦争」と呼ばれる戦いを続けているが、昨今帝都では、仇敵であるはずのドラゴン族に与する「異端者勢力」が、「氷の巫女」を名乗る指導者のもとに束ねられ、急速に台頭しているという。その異端者勢力が、大量のクリスタルを強奪した上で、「まもなく聖女シヴァが降臨する」との言葉を遺していたことが判明した。こうして新たな蛮神召喚疑惑が浮上し、急遽「暁の血盟」とクリスタルブレイブがその対応に乗り出すこととなった。
- 予定外の流れではあったが、こうしてクリスタルブレイブとイシュガルド神殿騎士団の共同作戦が決定される。大規模な掃討作戦が行われた結果、異端者たちが「スノークローク大氷壁」に築いた秘密坑道を発見し、その最深部に存在したエーテライトを再稼働させることで、異端者たちの隠れ家「アク・アファー円形劇場」への道を切り開くことに成功する。
- 光の戦士たちによる急襲作戦が実行されるが、「氷の巫女」はこれに対して、自身の身体を依り代として蛮神を召喚憑依させるという新たな召喚を実行して応戦する。氷神シヴァとの壮絶な死闘が繰り広げられるのであった。からくもシヴァ討滅に成功する冒険者であったが、憑依型蛮神という新たな脅威の登場は人々を震撼させた。
- 一方ザナラーンでは、クリスタルブレイブの内定活動が実を結び、「写本師」の正体が明らかになる。それはなんと不滅隊次席であり作戦本部長という要職を歴任してきたエリヌ・ロアユ大闘将が帝国の密偵であったのだ。ドマの忍びの助けを借りて行われた捜査により一度は捕縛されたロアユだったが、後に配下の手を借りて脱走、帝国への亡命を試みるも、これを阻止して再捕縛するという大捕物の末、同盟軍内部に食い込んでいた帝国諜報網を根絶することに成功した。
- しかし不滅隊最高幹部の逮捕という衝撃は、同盟軍内に疑心暗鬼を生むなどその影響はあまりに大きいものであった。
希望の灯火(パッチ2.5)
- 「黙約の塔へ」
- その頃、「暁の血盟」に帝都より新たな使者が到着していた。クルザスに置かれたアドネール占星台が、北天に座す「竜星」の異常発光を観測したという。使者によれば、これはドラゴン族の中でも上位の存在が、俗に「竜の咆哮」と呼ばれる一族に対する号令を発したことを意味しているという。
- そして、最後に「竜星」の異常発光が観測された15年前には、銀泪湖上空戦が発生しており、今回もまた幻龍ミドガルズオルムが目覚めつつあるのではないかというのがイシュガルド教皇庁の見立てであった。
- 果たして幻龍は本当に死んでいないのか?これを確認するために光の戦士は「黙約の塔」へと向かう。飛空選管アグリウスの残骸を伝ってたどり着いたその頂上において、光の戦士は幻龍が生み出した幻体と対峙。力を示すことで対話に成功するのであった。その結果、「竜の咆哮」を発したのは幻龍ではなく、その子たる七大天竜のいずれかであり、イシュガルドに対する侵攻を告げていたとの事実を掴むのであった。
- さらに幻龍は、光の戦士が「光の加護」を与えられていること、及びハイデリンが助力を求めていることに気づく。かつて始原の時に、ハイデリンと契約を交わした幻龍は、光の戦士が力を貸すに値するかを見極めるために「試練」を与えることを決意する。それは、光の戦士が長い旅の中で得てきた「光のクリスタル」に楔を打ち込み、「光の加護」を封じるというものであった。そして、幻龍は自らの魂を小さな幻体に宿らせ、光の戦士に同行し、その行いを見守ることにするのであった。
- 「ムーンブリダの秘策」
- 「暁の血盟」は、蛮神対策の一環として対アシエン兵器ともいうべき魔器の開発を密かに進めていた。しかし、これまでに集めた情報より、単純にアシエンの肉体を滅ぼしても、アシエンの魂は「闇のクリスタル」と呼ばれる物質を触媒として物質界とエーテル界の「狭間」に対比するだけであり、死滅させることが出来ないとも判明していた。
- この難問に対して、シャーレアン本国より来訪していた賢人ムーンブリダは、得意とするエーテル学を駆使して解決策を提示する。それは「白聖石」と呼ばれるエーテルを一時的に溜め込む魔器を作り、「狭間」へと逃げようとするアシエンの魂を捕獲し、さらに新型の魔器「エーテル・エクストラクター」によって偏属性クリスタルからエーテルを抽出することで「白聖石」ごとアシエンの魂を砕くというものであった。
- しかしエーテル・エクストラクターの最終調整中にナプリアレスを名乗るアシエンの襲撃を受けてしまう。さらに光の戦士が「光の加護」を失っていることに気づいたナプリアレスは、突如として「石の家」を急襲し、かつてルイゾワが用いたシャーレアンの秘宝「トプシマティ」を奪取しようとする。
- こうして準備が整わない状態でアシエンとの戦いに挑むことになった光の戦士たちだったが、不利を覆してナプリアレスを討ち倒し、その魂を白聖石に封じることに成功する。だが調整が完全ではないエーテル・エクストラクターでは集積できるエーテル量が不足していた。最後のひと押しをしたのはムーンブリダであった。自身の生命を犠牲にすることでエーテル量を増し、力を増したエーテルの刃はナプリアレスの魂を打ち砕くのであった。
- 「イシュガルド防衛戦」
- その頃皇都でイシュガルドではドラゴン族の進軍が始まり、救援要請が届く。ドラゴン族の第一陣がクルザス中央高地へと飛来、激しい戦闘が繰り広げられた。
- 名家の騎兵団と連携した神殿騎士団がどうにか撃退したものの、来る本格的な攻勢をしのげるかどうかがあやうい情勢であった。そこでアイメリクは、皇都防衛の指揮官として「暁の血盟」に仲介を依頼し、書くグランドカンパニーに対して援軍の派兵を求めるのであった。
- だが、かつてイシュガルドは、カルテノーの戦いに際して友邦であるグリダニアの説得すら寄せ付けず参戦を拒んだ経緯もあった。三都市領袖たちは、クリスタルブレイブの派兵を了承しつつも、大規模な援軍の派兵を拒否、後方支援に限定した小規模部隊を派遣しつつ、参加グランドカンパニーに属する冒険者に対して自主的な防衛戦線への参加を呼びかけるにとどまった。
- 一方ドラゴン族にも味方をするものが居た。「氷の巫女」率いる異端者勢力が、神殿騎士団に潜伏させていたシンパの手引を受けて中央高地と皇都を結ぶ石橋「雲廊」へと潜入し、都市全体を覆う巨大な魔法障壁「ダナフェンの首飾り」の最外層を破壊し、ドラゴン族を招き入れてしまう。
- かくして、「雲廊」上で後に「イシュガルド防衛戦」と呼ばれる戦いが繰り広げられることとなった。超大型ドラゴンヴィシャップを筆頭とする邪竜ニーズヘッグ眷属の群れが殺到するのに対して、義勇兵を交えたイシュガルドの軍勢が果敢に立ち向かった。激戦の末、対竜バリスタを駆使したイシュガルド側がヴィシャップを討ち倒したことで、邪竜の眷属達は撤退し、多大な犠牲を払いながらも防衛側が勝利を勝ち取った。
- 「イシュガルド戦勝祝勝会」
- 雲廊での激戦からほどなくして、ウルダハ王宮にて「イシュガルド戦勝祝勝会」が開催された。極めて限定的な支援であったにも関わらず、各国は「イシュガルドとの共同作戦の成功」と第第的に発表。一気に友好ムードを演出することで、イシュガルドのエオルゼア都市軍自動への復帰に弾みをつけようとした。
- 「暁の血盟」もこの祝賀会に招かれた板が、祝賀ムードから一点、宴席は血で穢されることとなる。
- 国賓が多数詰めかけていた会場に、突如としてクリスタルブレイブと銀刃団の武装兵が乱入し、「暁の血盟」の逮捕を宣言したのだ。罪状はナナモ女王暗殺への関与であった。その上、実行犯として光の戦士を伴っていた。
- これは冤罪であり、メルウィブ提督やカヌ・エ・センナはすぐに反発の意思を示すが、他国の王宮内とあっては武器を取るわけにもいかずただ引き下がるばかりであった。だが女王への高い忠誠心でも知られていた不滅隊局長ラウバーンは、事件の黒幕をアレジ・アレデジと見るや、直ちに剣を抜き放ち問答無用で切り伏せるのであった。
- これに対してクリスタルブレイブの実戦部隊を率いるイルベルドが応戦し、宮中で大乱戦が発生した。
- 混乱の中、光の戦士と「暁の血盟」たちは、ラウバーンの機転と指示により王宮を脱出、あらぬ汚名を雪ぐ間もなく散り散りに逃れるのであった。
- 「ナナモ・ウル・ナモ暗殺計画」の項を参照のこと
- 以下、「蒼天のイシュガルド」メインシナリオへと続く。
メインストーリーの3つの軸
- 新生エオルゼアのメインストーリーは、次の3本の軸で語られる
- この3つの物語が、最初の拡張ディスクが出るまでのメインストーリーとなる
- 蛮神との戦いについては、エリアがエオルゼアだけでなく周辺まで広がるタイミング、例えばイシュガルドが増えたり、アラミゴの奪還作戦が始まったりすると、新たな蛮神のエピソードが増えると広がっていくというタイプになる
- 3本のメインストーリーの3つ目は、常に新エピソードが入るという考え方
1.ガレマール帝国との戦い
- 第七霊災で軍団長ネールは死んだが、軍団長ガイウスが生きているので決着をつけるストーリー
- ガレマール帝国との戦いはいったんレベル50で大きな決着がつき、そこでいったん新生エオルゼアの最初のエンディングを迎えるようになっており、その中で「光の戦士たち」が登場する
2.蛮族と蛮神
- 蛮神は惑星のエネルギーを吸い取ることで現世に出現し、放っておくと惑星そのものの存在が危うくなる。
- 蛮神をエオルゼア侵攻に利用とするガレマール帝国と、蛮族蛮神、この2つの軸が絡み合ってメインストーリーの大半を構成する。
3.ハイデリン世界の謎
- レベル50になって帝国との戦いに一区切りついた後、「はたして第七霊災とは何だったのか?」という謎、ハイデリン世界の謎を解き明かしていくという軸で、その舞台が「大迷宮バハムート」になる。
- ダラガブ自体は古代アラグ帝国が作ったバハムートの拘束具であり、バハムートは外郭の内側に楔で自由を奪われていた。そもそも、ダラガブはいつ誰が打ち上げて、そもそもバハムートって誰が召喚したのか?という謎を解き明かしていく。
- 大迷宮バハムートは、もはやグランドカンパニーは関係ない冒険者にしか解き明かせない謎として存在している。
- アラグ帝国が作った「クリスタルタワー」とも関連してくる。
クロニクルクエストエンドコンテンツ大迷宮バハムートクリスタルタワー