ルイゾワ・ルヴェユール(Louisoix Leveilleur)
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概要
北洋諸島のシャーレアン本国より来たりし、 エレゼン族の賢人。 第七霊災の折、エオルゼアを滅亡から救うため 秘術「神降ろし」を執り行うも、光の中に消えた。 その行方はおろか生死も判っていない。
- シャーレアンで設立された「救世詩盟」の盟主。
- 遠き北方の孤島にて研さんを積んだ賢人であり、あらゆる知識、万物の理に通じているといわれている。
実はな、わしも来たる未来に、なんの心配も抱いてはおらんのよ。 なぜなら、そこにはお前さんがおる。 お前さんは、己が手で道を拓く者。道には人が集い……人が集えば、その場所が都となる。 ……それでよいのじゃ。 お前さんという「希望」さえ未来に送り届けられれば……わしはそれで満足なのじゃよ。
サリャク
家族
長男:フルシュノ
- 長男フルシュノは、都市国家「シャーレアン」を導く哲学者議会に席を持つ有力な議員のひとり。
- 北方の大国「ガレマール帝国」が、エオルゼア六大都市の雄「アラミゴ」を侵略したときには、フルシュノの一派が率先して和平交渉を行った。
- しかしその試みが失敗に終わると、今度はエオルゼアに築いていた植民都市の放棄を提案。5年の時をかけて入念に準備を進め、第六星暦1562年に都市民すべてを一挙に北洋諸島の本国に帰還させるという「大撤収」を実行に移した。
- これにより、低地ドラヴァニア地方に存在した植民都市「シャーレアン」は、一夜にしてもぬけの殻となった。この当時、アルフィノ・アリゼー兄妹は1歳。
孫:アルフィノ・アリゼー
関係するNPC
第六星暦(旧FF14)時代のルイゾワ
アプカル滝
- グランドカンパニークエストをある程度進めている場合、グリダニアの「アプカル滝」にある広場で彼を見ることができる。
- 蛮神であるイフリートやダークモーグリとのストーリーに大きく関わっており、冒険者は度々ここを訪れることになる。
蛮神イフリートとルイゾワ
- ウルダハ「アルダネス聖櫃堂」の呪術士により、近ごろ蛮神イフリートの力が強まっており、それが月の衛星「ダラガブ」の異変を引き起こしているという仮説が立てられ、この説を証明するためにルイゾワから打倒イフリート、イフリート封じ込めの秘策を聞きに行くことになる。
ルイゾワの秘策
- ルイゾワによれば、召喚された神が存在する限り「クリスタルの力」が失われ続け、エオルゼアが「死の大陸」と化すおそれがある。それを防ぐためには、召喚された神の魂を直接攻撃し、神を滅ぼすほかない(ルイゾワの秘策)という。
- イフリートが現れる「炎帝祭跡」は蛮風エーテライトの先にあり、普通には通り抜けることはできない。そのために、エオルゼアに散らばっている「共鳴性クリスタル」を玉壺に集め、シャーレアンの技術をもって結びつけることにより、「炎帝祭跡」へたどり着くことができるようになる。さらに焔神イフリートを呼び出すためには、消えることなき炎「炎獄の灯火」が必要であり、イフリートはそれを目印に舞い降りるという。(イフリート討伐戦)
業火の試練
- しかしイフリートを倒してみるとガレマール帝国のネール・ヴァン・ダーナスが現れ、エーテライトゲートは断ち切られ、クリスタルの力はイフリートの魂へと流れこんでしまう。ここにルイゾワの秘策は失敗を見ることになるが、彼はイフリートを倒し続けることで再びクリスタルの力がエオルゼアに満ちるかもしれないという。(真イフリート討滅戦:蛮神戦)
- 新たに現れた蛮神ガルーダの討伐を冒険者に依頼するルイゾワ。しかし討伐成功した冒険者の前に現れたのはガレマール帝国のネールであった。蛮神を倒せば倒すほどエオルゼアのクリスタルの力はダラガブに吸収され続けるという。(真ガルーダ討滅戦:蛮神戦)
- そして実際には「ダラガブ」の異変はガレマール帝国によって起こされていることが判明する。(メテオ計劃)
時代の終焉
https://www.youtube.com/watch?v=h542YbZuwkQ
最後の破滅の瞬間…… ルイゾワは十二神の一柱、時と空間を司る神「アルジク」の力を用いて、 一握りの冒険者を、次元の狭間へと送り出す。 新生の未来へと希望を託すために。
- 時代の終焉後の2013年1月1日に公式サイトで「賢人ルイゾワの遺文集」と題する4行詩が発表された。
新生でのルイゾワ
それは、今は語らないほうがいいでしょう。普通には出てこないです。
(新生前、吉田Pの言葉)
- ルイゾワが佇んでいたアプカル滝にいるヤ・シュワエの言葉。
ヤ・シュワエ : 5年前、ここにはひとりの術士が佇んでいたそうよ。 ガレマール帝国の目論見に対抗するため、 エオルゼア中の冒険者に協力を呼びかけていたというわ。 ヤ・シュワエ : 彼は今、どこで何をしているのかしら? 会って話を聞いてみたいものね。
- ただし、新生エオルゼアでのミンフィリアの言葉を見る限り、少なくとも時代の終焉の対バハムート戦の後も生きていたことがうかがえる。
ミンフィリア:待っていたわ。 ミンフィリア:本当に……帰ってきた……。 ミンフィリア:賢者ルイゾワが言っていたわ。あなたによろしく、と。 ミンフィリア:本当に、無事でよかった……。
大迷宮バハムート
- 新生エオルゼアの「大迷宮バハムート」に登場し、邂逅編・侵攻編で第七霊災後のルイゾワの姿が語られる。
- 詳細はこちら ※大迷宮バハムートネタバレ注意
引き継がれるルイゾワの想い
- 「ルイゾワの秘策」によりエオルゼアを救ったルイゾワであったが、しかしシャーレアン本国では批判の声も大きかったという。
ウリエンジェ : 師は、今と明日を生きる者のため、知を用いよと教えました。 その理想は「知の集積者として歴史の観察者たれ」とする、 シャーレアンでは異端……。 ウリエンジェ : それでもなお、我が師が同志を募り、エオルゼア救済のため、 「救世詩盟」を創りしことは、ご存知のとおり……。 ウリエンジェ : そして、師は旅立たれた…… 神々に愛されし地を救済するために……。 ……第七霊災を乗り越え、新生し得たのは我が師の功績。 ウリエンジェ : されど、シャーレアン本国においては、 自ら歴史に介入した師を、堕落者と呼ぶ声もあった……。 シャーレアンの賢人たる務めを捨てたのだと……。
- しかしルイゾワの想いは確かにその弟子ムーンブリダへと引き継がれ(ムーンブリダの秘策)、やがて幼馴染であるウリエンジェへと引き継がれた(ウリエンジェの秘策)。
ウリエンジェ : ムーンブリダは師を信望していましたが、 師はシャーレアンを去る際、彼女に言葉を残さなかった。 故に、周囲からの批判に、心が揺れたのです……。 ウリエンジェ : 師が、本当に務めを捨てたのではないかと……。 そして彼女自身が……務めとともに、捨てられたのではないかと。 ミンフィリア : でも、ルイゾワ様は……! ウリエンジェ : ええ……エオルゼアを守るという形で、務めを果たされた。 言葉を残さなかったのも、己の定めを受け入れたがゆえ、 愛弟子に、ほかなる道を示したかったのでしょう……。 ウリエンジェ : しかし、私が事実を言葉にすれど、 師の心までは、ムーンブリダに届かない……。 ウリエンジェ : ……私は、彼女がエオルゼアに留まるうちに、 師の心を知らせたかった……。 それだけが……悔やまれてなりません……。
ウリエンジェ : ムーンブリダが決意したのは…… 我が師ルイゾワの心を理解したからだと……? ウリエンジェ : ……真実とはかように在りて、求める者にもたらされん。 師との間に再び繋がれし絆が、 彼女を静かな安息へと導いてくれるでしょう……。 ウリエンジェ : 本当に……よかったですね……。 ムーンブリダ…………。
ミンフィリア : 「光の刃」は、まだ不安定な状態……。 でも、ムーンブリダさんが命をかけて、 アシエンを消滅させる方法を確立してくれた……。 ミンフィリア : 彼女のおかげで、わたしたちは前へと進むことができる。 尊い犠牲を、絶対に無駄にはしないわ……! ウリエンジェ : ミンフィリア、私は砂の家に戻ります……。 失われし友の命を、私なりのやり方で弔いたい……。 信じて……待っていていただけますか……? ミンフィリア : わかりました……。 それはきっと、ムーンブリダさんの望みでもあります。 ……よろしくお願いします。
四行詩
- 毎年1月1日に、吉田Pのレターとともに四行詩として「賢人ルイゾワの遺文集」が発表される。
- その年に起こる事象を暗喩する内容だが、多少強引な読み方などをすることが多くあり、プレイヤーの反応はあまり良くない。
関連項目
- 【アルフィノ】【アリゼー】
- 【賢人ルイゾワの遺文集】