NPC・組織/バヌバヌ族

バヌバヌ族(Vanu Vanu)

概要

  • 長らく隔絶された土地で暮らしてきたためか、多種族との交流を持った事がほとんどない。
  • 近年、「飛空艇」を得た地上の民が雲海へと進出してきた事を受けて、警戒心を強めている。
  • 金属加工技術が低いため、クラウドトップに常駐するアインハルト家薔薇騎兵団の保有するイシュガルド製武器を狙っている。

「ズンド族(Zundu)」と「ブンド族(Vundu)」

  • バヌバヌ族には平和を愛する穏健派の「ズンド族」と、冷酷な武闘派である「ブンド族」がいる。
  • 蛮神ビスマルクを呼び出したのはブンド族であり、その力でアバラシア雲海の東側をほぼ手中に収め、ズンド族を追い詰めている。
  • ズンド族は人間に対して友好的で、「オク・ズンド」(バヌバヌ語で「ズンドの村」の意)のエーテライトを使用する事も許可している。
  • その他に「グンド族」もいるが、ブンド族との勢力争いに負け、長老を務めていた者も捕らわれほぼ壊滅状態に陥っている。
    • グンド族も人間に友好的な派閥だが、プレイヤーがアバラシア雲海を最初に訪れた時点では上記の理由でほぼ見かけない。後に部族友好クエストでグンド族と関わる事になり、グンド族の拠点づくりや仲間の救出に手を貸す事で復興していく。

バヌバヌ語

  • バヌバヌ族は独自の言語バヌバヌ語を話す。エオルゼア共通語とは異なるため、基本的にエオルゼア人とバヌバヌ族では会話ができない。
    • ただしイシュガルドの騎兵がアバラシア雲海へと進出した後、一時的に交流があったためエオルゼアの共通語も伝わり、一部には“共通語を話すことができるバヌバヌ族”もいるため、この通訳を介することで意思疎通が成立している。
    • プレイヤーに関してはどのバヌバヌ族とでも問題なく会話ができるが、これは“言葉の壁を超える力”によって会話が成立しているという設定になっている。
  • バヌバヌ族は、「大地を穿つ竜巻のように」「荒れ狂う暴風のように」等、物事の強さや凄さを自然現象に例える比喩表現を文化的に好むため、会話が特徴的な台詞回しになっている。

ネバーリープの争い

  • ズンド族長老ソヌバヌの権威の象徴であるお面に綻びが生じた。これを修繕するためにははワウッケオンと呼ばれる大型サヌワの鱗が必要だが、ワウッケオンはバヌバヌ族が本来立ち入れない神域ネバーリープに移動してしまったため代わりに取ってくるよう依頼される。
  • 最奥にいるワウッケオンを求めて進むと、それを妨害するためにブンド族がサヌワに乗り現れる。
  • ネバーリープはバヌバヌ語をエオルゼアの共通語(英語)に訳したものという。

    ネバーリープの英字表記は“Neverreap”です。バヌバヌ語をエオルゼアの共通語(英語)に訳したもので、直訳するなら“未だかつて、一度も収穫されたことがない”という意味になります。つまり、バヌバヌ族の手で開墾されていない、“手付かずの自然が残る島”という意味合いになりますね。

太陽の舞

  • バヌバヌ族の各種族に共通して踊りで自らの意思表示をする風習がある。中でも自らの力強さを相手に誇示するための舞「太陽の舞」は、揉め事になった際にまずこの舞を見せて威圧するのに使われる。
    • 上からの指示を受けて脱走者を追撃する等の重要な任務の最中であっても、太陽の舞で威圧されてしまうと任務を断念して逃げるほど。
    • 全てが太陽の舞で解決する訳ではなく、相手の太陽の舞を見せられても威圧されず戦意を失わなかった場合は、本格的な武力衝突が起こる事もある。
  • この舞は友好部族クエストを進めていくことでプレイヤーもエモートアクションとして習得する事ができる。元々雲神ビスマルクを討滅したほどの冒険者であるため、殆どのズンド族はプレイヤーの太陽の舞に威圧される。

関連項目

【蛮族】【アバラシア雲海】【ビスマルク