ハンコック・フィッツジェラルド(Hancock Fitzgerald)
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概要
出自
- 幼くして親に捨てられたハンコックは、ウルダハの裏通りでストリートチルドレンとして育った。
- しかし両親から愛と保護を受けられなくとも、計算に強い頭脳と抜群の記憶力を受け継いでいた。
- この能力を活かし、独学で読み書きと計算術を身につけた彼は、古物商の間を渡り歩いて安値で売られている価値ある書を買い取っては転売して儲ける「せどり」を生業とするようになった。
- そのうち、目利きの小僧がいることを聞きつけた豪商ロロリトに招かれ、クガネ支店の番頭へと取り立てられるまでになった。
- 年齢は自分でも知らないという。
冒険者との関わり
- クガネへと到着した冒険者一行を出迎える。
オォ~、またもや失礼を……。 私の名は、ハンコック……東アルデナード商会の番頭デス。 会長のロロリトの名代として、みなさまを我が商館に招待しマス。
クリスタルブレイブの一件が、未だに尾を引いておられるのデ? また、我が会長に利用されるのではないかと、お疑いのようデス。
- クガネの街を案内してくれる。
「暁の血盟」のみなさん…… あらためまして、ようこそ我らが「ウルダハ商館」へ。 この建物こそ、東アルデナード商会の東方支店デス。
- また専属呪術士により入念に魔法的防諜処置が施された応接室を利用するよう申し出てくる。
「暁」の方々に、活動拠点として提供させていただきますので、 クガネ滞在中は遠慮なく、ご利用くださいネ……。 これは我らが会長、ロロリトからのお詫びとお考えください。 戦勝祝賀会の一件では、多大な迷惑をおかけしましたので……。 会長は、言葉の上での謝罪に意味を見出さない御方…… 謝意を示すのであれば、金か便宜かによって…… と、お考えなのデス。
- 暁一行のクガネ来訪目的も承知しており、さらにロロリトからも便宜を図るよう指示が出ていたという。
それに……みなさんが東方にいらしたのは、 ドマの反帝国運動を支援するためなのでしょう? であるならば、その動きは我らウルダハ人にとっても好都合デス。
会長からは、よくよく便宜を図るよう言われていますのでネ……。
商売人
- 山師感満載の出で立ちと喋り方だが、商売に関しては熱心で裏がない。
- 東アルデナード商会との取引を臨むソロバンにも、新規取引を快諾している。
オォ~、もちろんデース。 商売相手は多ければ多いほどいいモノ。 新規顧客は歓迎デスよ。