NPC・組織/ノア・ヴァン・ガブラス

ノア・ヴァン・ガブラス(Noah van Gabranth)

Table of Contents
Noah van Gabranth
ノア・ヴァン・ガブラス
ノア・ヴァン・ガブラス
種族ヒューラン性別男性
出身地ガレマール帝国
ランディス管区アンベルク
年齢48歳
所属組織ガレマール帝国軍 第IV軍団クラス
付加情報
関係者亡父バッシュ
ソル・ゾス・ガルヴァス
メネニウス・レム・ラナトゥス(部下)
獣王ライアン・サス・ヘルソス(部下)
コンテンツリターントゥイヴァリース
セイブ・ザ・クイーン
CV
世界設定本

概要

  • ガレマール帝国軍の軍人で、帝国軍第IV軍団の軍団長。
  • 「漆黒の稲妻」の異名を取る。
    異邦の劇作家 : 侵攻作戦を指揮したのは、「漆黒の稲妻」と異名を取った、
    ノア・ヴァン・ガブラス軍団長が率いる第IV軍団だ。

出自(父バッシュ)

  • ノアの実父、バッシュ・ヴァン・ガブラス(Basch van Gabranth)は、小国ランディス共和国(the Republic of Landis)の騎士であったという。ガレマール帝国軍編入後は頭角を現し、遂には軍団長の地位にまで登りつめ、ソル帝の信頼も厚かった。非ガレアン族のバッシュが軍団長に就くのは極めて異例であったという。
    マルシャーク : その出自は帝国に滅ぼされた小国ランディス共和国の騎士です。
    帝国軍編入後、めきめきと頭角を現し、
    ついには軍団長の座を手に入れた武人だったと聞きます。
    マルシャーク : ガブラス親子は帝国にいち早く忠誠を誓い、
    版図に組み込まれたランディス共和国出身です。
    彼らは初代ソル帝に仕え、帝国軍の一翼を担いました。
    バッシュ親子
    • ※左は父バッシュ・ヴァン・ガブラス、右が子のノア・ヴァン・ガブラス

父の後継

  • 30年前に第IV軍団がダルマスカへ侵攻した際に父バッシュは病に倒れるが、18歳であった息子のノアがその指揮を引き継ぎラバナスタを陥落させている。
    マルシャーク : 30年前、第IV軍団がダルマスカへ侵攻した際、
    バッシュは病に倒れましたが、当時、十八歳の息子のノアが、
    その指揮を引き継ぎ、見事、ラバナスタを陥落させたのです。
  • 2年後には若干20歳で軍団長の座に就いている。
    マルシャーク : 2年後、息を引き取ったバッシュに代わり、
    若干二十歳のノアが第IV軍団長の座に就任します。
    マルシャーク : 難敵として知られたダルマスカ王国を落としたその功績を、
    大いに評価しての地位の付与と言われていますが、
    初代ソル帝の後押しがあったからとも伝えられています。

その後

  • しかしソル帝亡き後はヴァリス帝から疎んじられており、各地を転戦していた。
    マルシャーク : 一方、ヴァリス帝からは疎まれていたようでして、
    この数年間は反乱の鎮圧などのために各地を転戦しておりました。
    中央に近づかせたくないという帝の思惑だったのでしょうか。

現在

  • 現在は、商業都市バルナインに駐留している。
    盗賊ギジュー : ラバナスタを引き上げた第IV軍団は、
    西の商業都市バルナインを本拠地にしているって話ダ!

ダルマスカ侵攻

  • かつて、ガレマール帝国によるダルマスカ侵攻を指揮し、激戦を制して占領したとされる。
    異邦の劇作家 : ガレマール帝国がダルマスカ王国に進攻し、
    属州としたのは30年前だ。
    ドマ占領の5年前、アラミゴ制圧の10年前だね。
    異邦の劇作家 : 侵攻作戦を指揮したのは、「漆黒の稲妻」と異名を取った、
    ノア・ヴァン・ガブラス軍団長が率いる第IV軍団だ。
    ダルマスカ王国と約半年にわたり激闘を繰り広げたらしい。
    異邦の劇作家 : 王都ラバナスタを守る最後の砦・ナルビナ城塞では、
    ダルマスカ軍に約7万人もの戦死者を出したといわれる、
    それは悲惨な攻城戦だったようだ。
    異邦の劇作家 : ナルビナ城塞でダルマスカ王の子息であるラスラ王子と、
    その双子の妹であるアーシェ王女が戦死したことで、
    ダルマスカ王は降伏を受け入れたとされている。

野望

  • ガレマール帝国に忠誠を誓っているが、裏に野心を抱えている。
    ノア・ヴァン・ガブラス : ……哀しいかな、
    我が忠誠を誓ったガレマール帝国は終焉を迎えようとしている。
    ならば、我は彼の地に新たな「王国楽土」を築くとしよう。
    ノア・ヴァン・ガブラス : そのために我は、彼の地を平定するためには何でも利用する……
    たとえ、それが我ら帝国が忌み嫌う「蛮神」であったとしてもだ。

ガレマール帝国軍 第IV軍団

  • 他の軍団とは少し異なる軍団構成となっている。
  1. 魔獣大隊:指揮官は獣王ライアン
  2. 術士大隊:指揮官は妖術師アルビレオ
  3. 機械化歩兵大隊:(直轄)
  4. 魔導僧兵大隊:聖天使アルテマを信奉する邪教集団を取り込んでいる
  5. 魔導騎兵大隊:兵士の搭乗を必要としない自立型兵士

リターントゥイヴァリース

リドルアナにて

オーボンヌクリア後

  • リターントゥイヴァリース」第三弾の「楽欲の僧院オーボンヌ」クリア後のカットシーンではっきりと登場し、セリフも喋っている。
    ノア・ヴァン・ガブラス : どうだ……?
    帝国軍機工兵器研究者 : ハッ!
    回収後、更なる調査をしないとハッキリしたことは言えませんが、
    根幹の設計は我らガレマール帝国のそれと同じかと推測されます!
    ノア・ヴァン・ガブラス : 制御の効かん「聖石」とやらでは意味がないが、
    この機械ならばそれも容易いか……。
    ノア・ヴァン・ガブラス : ゴーグの民が我らガレアン族始祖の七部族のひとつという話、
    あながち、嘘というわけではなさそうだな……。
    ノア・ヴァン・ガブラス : リドルアナを作りしタルタロス機構……。
    我ら帝国にこそふさわしい、そうは思わぬか?
    なぁ、ガラクタの機械人形よ……。
  • これについて、シナリオを担当した松野氏は、次のように語っている。

    松野:あれはとくに次への伏線とかではなく、単に余韻がほしかったので入れただけなんですよ。じつは当初は“ゴーグの上にヴァンとパンネロ、バルフレア、フランがいて、聖石を拾ったところで終わりにしよう”と考えていたんです。最終章で手に入る装備品の資料もすでに確認していたので「バルフレアは作れる、ヴァンも作れる、フランも作れる。ならいけるかな」と思っていたのですが、鈴木くんに「パンネロを再現できないですけどいいですか?」と言われて……「パンネロを作れないなら無しだな」と(笑)。そんなこともあり、今回のオチになりました。
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セイブ・ザ・クイーン

  • 2020年2月、パッチ5.Xの装備強化シーリズコンテンツ「セイブ・ザ・クイーン」のシナリオを松野氏が担当することと成り、その中で回収されるらしいことが発表された。
  • 5.25実装分でセリフで登場する。
    ノア・ヴァン・ガブラス : そうか……ならば、その先の聖遺物……
    「聖剣セイブ・ザ・クイーン」を手に入れるのもすぐだな。
    ノア・ヴァン・ガブラス : では、ボズヤ管区については貴公に任せよう。
    分遣隊長として彼の地へ行き、計画どおりに事を進めよ。
    奴らの蜂起を待ち、その上で………
    メネニウス・レム・ラナトゥス : 御意。
    ノア・ヴァン・ガブラス : ……哀しいかな、
    我が忠誠を誓ったガレマール帝国は終焉を迎えようとしている。
    ならば、我は彼の地に新たな「王国楽土」を築くとしよう。
    ノア・ヴァン・ガブラス : そのために我は、彼の地を平定するためには何でも利用する……
    たとえ、それが我ら帝国が忌み嫌う「蛮神」であったとしてもだ。
  • しかしゼノスに続いてヴァリス帝を失った帝国は内乱状態に陥ってしまう。第III軍団のネルウァから帰還要請を受けるも、それへの返答を保留する。
    獣王ライアン : ……第III軍団から帝都への帰還要請が届いたそうな。
    メネニウス・サス・ラナトゥス : ……知っている。
    だが、閣下はすぐに返答されぬはず。
    獣王ライアン : ……だろうな。
    ヴァリスに負けたティトゥスは愚かで軟弱者……
    その息子ネルウァは帝の器に非ず、国を治める資格なし……とね。
  • さらに南方ボズヤ戦線に続きザトゥノル高原でもボズヤ・レジスタンスに押し込まれ、旗艦ダル・リアータでも敗北するにいたる。
  • ここでボズヤ敗戦の責任を問われた獣王ライアンにより謀反を起こされる。内部協力者によって脱獄を果たしたライアンは、深夜、人目を盗んでガブラスの寝所に侵入。この時ガブラスはダルマスカ・レジスタンスとの戦闘で受けた傷がもとで病床にあったが、しばしの問答を行ったのち覚悟を決めると一切の抵抗もせずにライアンの凶刃に倒れたという。
  • ボズヤ・レジスタンスは、後にガブラスと思われる甲冑及び死体を発見。ただし、損傷が酷くまた兜の下の素顔を知る者が少なかったことから、死体の検分に時間がかかることになった。最終的に、それがガブラス本人の死体であると断定しガブラスは死亡したことが正式に発表された。
  • 軍団長ガブラスを失った第IV軍団は瓦解し、2/3の兵が無条件降伏を呑み解放軍に投降、残りの1/3が更なる戦闘を繰り広げたが多勢に無勢で瞬く間に壊滅した。この戦いを最後に、ダルマスカは帝国からの支配にピリオドを打ち三十数年ぶりに自由となったのであった。
  • しかしその後、「ガブラスはまだ生きている」という噂が流れるようになった。
  • 死体の検分が確かではないということ、獣王ライアンなど要職にいた戦犯たちが未だ逃亡中であること、さらには暫定政府が第IV軍団の兵卒の大半をさしたる罪を問わずに帝国への帰還を認めたこと、及び、自由市民の身分を与えたことなどが原因とされている。

部下

副官:メネニウス・レム・ラナトゥス(Menenius rem Lanatus)

部下:妖術士アルビレオ(Sadr rem Albeleo)

  • メネニウス・レム・ラナトゥス配下の軍人。
  • 37歳のエレゼン族。エオルゼアウルダハ出身。
  • カストルム・ラクスリトレに派遣されたメネニウス・レム・ラナトゥスの分遣隊では、術士大隊を率いている。

部下:獣王ライアン・サス・ヘルソス(Lyon sas Helsos)

  • 軍団の歩兵大隊を率いる魔獣使い。獣王ライアン。
  • カストルム・ラクスリトレに派遣されたメネニウス・レム・ラナトゥスの分遣隊では、魔獣大隊を率いている。

部下:シシニアス・マル・ヴェリュータス(Sicinius mal Vellutus)

  • 超越技術研究所にて魔導技師長アウルス・マル・アシナに師事し、研究員として活動していた。
  • アラミゴ陥落と共に超越技術研究所は解体され、その研究データは帝都ガレマルドへと送られた。シシニアスにも帝都への帰還命令が下るが、もともと古代アラグ帝国が残した遺物や失われた技術を研究対象としていたことから第IV軍団へ転属を願い出た。第IV軍団が以前から「聖遺物」と呼ばれる古代文明の秘宝を収集しているとの噂を耳にしており、さらに帰還命令と同時に第IV軍団からの誘いがあったためである。
  • 軍団長ガブラスと聖遺物探索の責任者であるメネニウスはシシニアスの才を認め、またシシニアスもガブラスの思想に感銘を受け忠誠を誓う。シシニアスは第IV軍団の魔導技師長に就任した。
  • 南方ボズヤ戦線にて魔導レイバーなどのテストを繰り返している。
    魔導レイバー : “損傷率95パーセントヲ突破……
    戦闘続行……緊急 離脱……”
    魔導技師長 シシニアス : ふむ……やはり、まだ改善の余地はあるか……。
    魔導技師長 シシニアス : レジスタンスども、献身的な協力に感謝するぞ?
    では、またの機会にな……!
  • 試作飛行型魔導アーマー「ブラックバーン」
    魔導技師長 シシニアス : な、なんだと……我が強化兵部隊が全滅だと……!?
    し、仕方あるまい……!
    魔導技師長 シシニアス : まだ調整中だが、アレを投入するしかあるまい!
    今のうちに、せいぜい勝利に酔いしれておくことだな……!
  • ザトゥノル高原に眠っていた「悪魔」ことディアブロ・アーマメントを発見している。
    帝国軍百人隊長 : シシニアス様からの報告です。
    例の……例の「悪魔」を発見したそうです……。
    メネニウス・サス・ラナトゥス : ふむ……承知した。
    では、カストルム・ラクスリトレへ戻るとしようか。
    ミーシィヤ : 「悪魔」…………?
    メネニウス・サス・ラナトゥス : 貴様には関係ない……知る必要はないのだ。
  • アラグの聖遺物2種(斧と剣)を発見し、ガブラスに報告している。
    シシニアス・マル・ヴェリュータス
    シシニアス・マル・ヴェリュータス : 閣下、お持ち致しました……
    シシニアス・マル・ヴェリュータス : ボズヤにてメネニウス様が回収したアラグの聖遺物にございます。
  • その後は失踪するが、無条件降伏から3ヶ月後に獣王ライアンに連行されてバルナインのルムタ・ザラームに現れた。この時、拘束されたシシニアスは意識を失った状態で連れてこられており、後の裁判でも自分を拘束したのがライアンであるという認識を持っていなかったという。

関連項目