ニュンクレフ(Nyunkrepf Nyunkrepfsyn)
- 設定上登場するNPC。
- ルガディン族の大柄な男性。
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概要
- ニュンクレフは十二賢者(the twelve Archons)の一人とされ、都市国家シャーレアンの建国者となった人物。
- ニュンクレフの名前は、古ルガディン語辞典でNyun〔9つの〕-krepf〔爪〕となっている。
ニュンクレフの箱舟(Nyunkrepf's Hope)
- 第六霊災が起こるとエオルゼアを大洪水が襲ったという。
- この時、十二賢者と呼ばれる人物が危機に立ち向かい多くの人を救ったという。
- この十二賢者の中に北洋出身のニュンクレフがおり、占星術により厄災の到来を察知した彼は、巨大な木造船を建造し仲間の船乗りを率いてエオルゼアへと救援に向かった。
- そして洋上で漂流者を引き上げて救い出すと、迫り来る津波から逃れるために一か八かの魔法により巨船ごと強制転移する荒業を行う。
- 巨船が辿り着いた先はアバラシア山脈マウント・ヨーン(Mount Yorn)であったという。
PAX WEST 2018時のコージの説明によれば、転移が発動してここに着いた際に、ニュンクレフが「ここが我が故郷ヨーンだ」といったという。しかし翌日陽が昇ってみるとそれが誤りであり、実はギラバニア地方の山の上であることが判明するが、地名としてヨーンの名前が残ったのだとする。
- この巨船は第七星暦の現在でもギラバニア山岳地帯の山上に残っている。メインシナリオにおいて、リセに誘われカストルム・アバニアを偵察するという目的で訪れることになる。
リセ : 「ニュンクレフの方舟」っていう、昔の船が岩山の上にあってね。 そこなら、かなり見通しがいいんだ。 リセ : 方舟があるのは断崖絶壁で、登れるところが限られているんだ。
リセ : これはね、第六霊災のとき、 人々を大洪水から救うために作られた伝説の船なんだ。 荒れ狂う海から、こんな山中まで魔法で転移してきたんだって。 リセ : どんな時代にも、誰かを助けたいっていう、 純粋な想いで行動する人がいて、時に嘘みたいなことを成し遂げる。 この船は、その証なんだ。
リセ : 大洪水がエオルゼア各地を襲った「第六霊災」の直前のこと……。 夜空に流れる彗星の輝きを見て、迫り来る危機を知った人たちが、 星の導きに従って、ギラバニアの山に登ることで助かったんだ。
- ※なおこの偵察時に、大昔の防衛機構が生きていたとして冒険者はゴーレム(ガーディアン・ビースト)に襲われている。
北洋への帰還
- ギラバニアにたどり着いた一行であったが、当時アバラシア山脈には、彼ら以外にも方々から大洪水から逃れてきた難民が集まっていた。やがて山岳地帯のわずかな恵みを力づくで奪い合う血みどろの争いが起こってしまう。
- この惨状を見たニュンクレフは嘆き悲しみ、大雨が一段落すると一団を率いてその地を脱出し、低地ドラヴァニアへと逃れてそこで船を作り、荒れる海を渡って北洋へと帰還する。
- ニュンクレフたちが築いた新たな集落はやがて発展し、これが後のシャーレアンの原型となった。
- ただし一部の人々はギラバニア地方に残り、根付いて生き延びている。
その後、この地に根付いた人たちは、 自分たちを助けてくれた「導きの星」に感謝して、 彗星を司る壊神ラールガーを信仰するようになったんだって。
学術都市の発展とエオルゼアへの進出
- シャーレアンの人々は、開祖ニュンクレフの教えに従って争いから身を離し、知識と理性によって人を進化させることを宣誓し、成人年齢に達した市民であれば誰でも参加できる「市民議会(哲学者議会)」で政策を論じ国家運営を行う社会を築き上げていった。
- のち第六星暦1311年に低地ドラヴァニアに「星の海」関連の観測所を設けたことから、エオルゼア各地にフィールドワークへ赴く学士たちの中継基地として発展、やがて定住型の集落となり植民都市となった。これが現在のイディルシャイアである。