エシヴァ・キイス(Eschiva Keyes)
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概要
- 伝説の角尊、ア・トワ・カント(A-Towa-Cant)の従者であった人物の孫娘。
- 「霊妙のエシヴァ」
- 幻術士であり、槍術士でもある。
- 幼少期から優れた魔法的素質を示していたため、周囲に勧められたこともあって始めは幻術を学んだ。しかしあまりに保守的な角尊の考え方を嫌い、やがて幻術の未知から離れることとなる。
- その後槍術士ギルドに所属した彼女は、槍術で才能を開花させ、槍術士ギルドにおいても一目置かれる存在となっていった。
- レベル50白魔道士クエスト「不浄なるもの」で登場し蒼天編を通じてジョブクエストの重要キャラとなる。
- 黒衣森北部森林のフォールゴウドで、ア・トワの墓守をしている。
……ア・トワ様の従者の方? その方でしたら、数年前に亡くなってしまいましてね……。 亡くなる直前まで、ア・トワ様の墓標を気にしてました。 ……残念ながら、お探しの方はすでに亡くなられております。 彼の孫の「エシヴァ」が、お祖父様の役目を引き継いで、 ア・トワ様の墓標を管理していますよ。 墓標は、黒衣森の「プラウドクリーク」にありまして。 先代から引き継いだ大切な役目とはいえ、 魔物も徘徊している場所なので、心配ですよ……。 墓標の管理は、孫の「エシヴァ」が引き継いだのですが、 なんでも、先日墓標が野盗に荒らされてしまったとか。 最近は、墓標の手入れに余念がないようですよ。
エシヴァ : ありがとうございます……! 墓標の手入れに夢中で、背後の警戒を怠っていました……。 あなたは、旅のお方ですか? ……えっ! 角尊がア・トワ様の従者を探している……? …………それは、数年前に亡くなった私の祖父です。 しかし、今ごろになって、角尊様が何のご用ですか? ……祖父が亡くなってからは、 私が後を継いで、ア・トワ様の墓標を管理してます。
森の掟とア・トワ
- 各地に現れる「不浄なるもの」とは壊れたエーテルであり、その原因を探し出して浄化しない限り完全に取り除くことはできないという。
「不浄なるもの」とは、何らかの原因により穢れたエーテル。 直接、その原因を探し出して浄化しないかぎり、 完全に取り除くことはできません……。
- しかし幻術士は森の精霊との契約により、黒衣森を出ることが許されていない。
……でも、かつてのア・トワ様のように、 「不浄なるもの」を浄化する旅に出向く勇気を、 今の角尊が持てるのならば……。
ア・ルン : 「不浄なるもの」の脅威にさらされた森を守るには、 その根源を探し出して、浄化するしかない。 そういうことだね……? エシヴァ : だからこそ、ア・トワ様は角尊として生まれながら、 森を出て世界を旅するという選択をなさったのです。 ラ・ヤオ : でも、それはア・トワ様だからできたことよ。 森の掟によって、特別な使命を帯びてるあたしたちは、 そう簡単に、森の外へ行くことは……。
- 結局、ア・トワの意思を受け継いだ冒険者(白魔道士)が、各地の浄化の旅に出ることになる。
ア・トワ様の正統な後継者……。 そんな人がいたなんて……。 ……お願いがあります。 私の祖父は、ア・トワ様に従い、浄化の手助けをするという、 その使命を誇りに思い、命を賭して、旅に同行していました。 私も、多少の武の心得はあります。 どうか、旅の同行者として加えてはもらえませんか? 祖父の孫として、私もそれに倣いたいのです……。
「不浄なるもの」を浄化することで、 大いなる癒しの力を得ることができる。 どうやらこの旅には、そうした一面もあるようですね……。 しかし、浄化の旅が白魔道士に成長を促すのだとしたら、 ますます、角尊たちが森の外へ出ないのが理解できません。 いったい、彼らはいつまで古い習慣に従って、 森の中に閉じこもっているつもりなんでしょう……。
- エシヴァに心を動かされたラ・ヤオとア・ルンは、遂にカヌ・エ・センナの許しを得た上で黒衣森を出て浄化の旅に出る。
ラ・ヤオ : 私たち角尊が、黒衣森に留まることを求められているのは、 精霊の声を、いつでも人々に伝えられるようにするため。 森と人の架け橋となり、悲劇を防ぐためにね。 つまり、純粋なエーテル体ともいえる精霊との対話のため、 常に修行をつづけ、感覚を研ぎ澄ませているということ……。 私たちなら、微かなエーテルのゆらぎも捉えられるわ。 私たちふたりの力で、アラカの「実験場」を突き止める。 そして、を含めた3人で、 力を合わせて浄化を行い、アラカを捕らえるの! エシヴァ : しかし、森の掟はどうなさるのです……? カヌ・エ姉さまの許可は得てきたよ。 僕たちがいない間、森に何か起きてもいいように、 対策を打ってくださることになった。
ア・ルン : 外の世界に出て、何をしてみたいか……。 私も、たまにお話に行くから、一緒に考えましょう。 ラ・ヤオ : 森の外からやってくる脅威に対して、 自分が、どれだけ無力かを思い知らされたよ……。 ラ・ヤオ : ……だから、僕も変わろうと思うんだ。 また、森に不浄の影が忍び寄ったとき、ア・トワ様のように、 外の世界へと旅立つ、そんな旅の角尊になってみせる。 エシヴァ : ……ア・ルン様。 ならば、その時は、私を旅のお供としてお連れください! おひとりで旅をなさるなど、無謀が過ぎます! それに、記録する同行者がいなければ、 旅の意義を、後世に伝えられないではありませんか。 未熟者ではありますが…… どうか、私の祖父が、ア・トワ様に付き従ったように、 あなたを、支えさせてください……。 ア・ルン : ……ありがとう、僕たちのことを受け入れてくれて。 君が、心から信望できるような角尊になってみせるよ。 エシヴァ : 私も、あなたをお守りする責務をまっとうできるよう、 全力をもって、お仕えいたします。