獣王ライアン・サス・ヘルソス(Lyon sas Helsos)
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概要
- ガレマール帝国軍所属。
- ノア・ヴァン・ガブラス麾下の第IV軍団の歩兵大隊を率いる魔獣使い。
- 獣王ライアン。
マルシャーク : 我々が掴んだ情報によると、移動中の歩兵大隊を率いるのは、 老練な戦略家であり、単独でも千人の兵に匹敵すると恐れられる、 獣王ライアン・サス・ヘルソスです……。 マルシャーク : 魔獣使いとしてその名を知られる獣王ライアンは、 かつて百人長としてボズヤ侵攻に参加したこともあり、 我らにとって宿敵といったところでしょうか……。
- メネニウスとは、共にノア・ヴァン・ガブラスの父である先代の軍団長バッシュに仕えたもの同士。
獣王ライアン : 共に先代のバッシュ爺ィにも仕えた身だからな、 オメェの気持ちは痛いほどわかる。 だが、テメェが追いかけているのは帝国の亡霊だ……。
獣王ライアン : ……死ぬのは実力のないヤツだからだ。 あと、運のないヤツ……銭のないヤツ…… ……ケツの臭い奴も死ぬな、うん、死ぬ死ぬ。 メネニウス・サス・ラナトゥス : どうせ、貴公は私の命令も、閣下の命令も聞かぬのであろう。 ……自由なお方だ。 私は実に貴公がうらやましい。 獣王ライアン : テメェだって無視してるじゃネェか!
ミドルネームについて
- 元々は「獣王ライアン・サス・ヘルソス」であったが、メネニウスが正式に分遣隊長として赴任したことから「レム」に降格したのだという。戦果記録:獣王ライアンでも「戦果記録帳にライアン・レム・ヘルソスの項目を追加」となっている
マルシャーク : 我々が掴んだ情報によると、移動中の歩兵大隊を率いるのは、 老練な戦略家であり、単独でも千人の兵に匹敵すると恐れられる、 獣王ライアン・サス・ヘルソスです……。 マルシャーク : 魔獣使いとしてその名を知られる獣王ライアンは、 かつて百人長としてボズヤ侵攻に参加したこともあり、 我らにとって宿敵といったところでしょうか……。 マルシャーク : 失礼、情報によると獣王ライアンは「レム」に降格したそうです。 メネニウスが正式に分遣隊長として赴任したためでしょうが、 ライアンが身勝手な行動ばかりとるためとも噂されています。
ボズヤ戦線
- ゼノスに続いてヴァリス帝を失ったガレマール帝国は内乱状態に陥ってしまう。第III軍団のネルウァから帰還要請を受けるも、軍団長ガブラスはそれへの返答を保留する。
- さらに南方ボズヤ戦線に続きザトゥノル高原でもボズヤ・レジスタンスに押し込まれ、旗艦ダル・リアータでも敗北するにいたる。
- ここでガブラスは、ボズヤ敗戦の責任を問い獣王ライアンを監獄へと入れることを決定する。しかし内部協力者によって脱獄を果たしたライアンは、深夜、人目を盗んでガブラスの寝所に侵入。この時ガブラスはダルマスカ・レジスタンスとの戦闘で受けた傷がもとで病床にあったが、しばしの問答を行ったのち覚悟を決めると一切の抵抗もせずにライアンの凶刃に倒れたという。
- 無条件降伏から3ヶ月後、突如、ライアンはバルナインのルムタ・ザラームに姿を現した。
- 古代ダルマスカ語で「闇の槍」を意味するルムタ・ザラームは、逃亡した戦犯たちを追う専門組織である。そこへライアンは、やはり逃亡し特別指名手配となっていた元魔導技師長シシニアス・マル・ヴェリュータスを連れて出頭。その身柄を当局に引き渡すとそのまま行方をくらました。
- 当時、担当者はライアンをただの賞金稼ぎと思ったようで、「獣王」と恐れられたその人だと認識できなかったらしい。また、拘束されたシシニアスは意識を失った状態で連れてこられており、後の裁判でも自分を拘束したのがライアンであるという認識を持っていなかった。
- なお、ルムタ・ザラームを訪れた際、ライアンには一人の若いララフェルの女性が従っていたという。当局は人相からその女性がライアンの脱獄を手助けした協力者のひとり、パガガ・クォ・バックスタインと断定。彼女の行方も追っているという。