NPC・組織/暁の血盟

暁の血盟(あかつきのけつめい / The Scions of the Seventh Dawn)

  • 新生エオルゼアで登場する組織名
  • メインストーリー上でキーとなる組織であり、組織の本部がある「砂の家」には度々訪れることになる。
Table of Contents

概要

  • 国家間の垣根を超えてエオルゼア全土で活動している団体
  • 血盟の活動目的は、神々に愛されし地、エオルゼアを救済すること
  • そのために、世界が抱える脅威である「蛮神問題」の解決に向けて取り組んでいる
  • 血盟の合言葉は「のばら」

    「のばら」とは、ファイナルファンタジーシリーズの過去作品で何度か登場している合言葉

設立経緯

メンバー

主要メンバー

FF14暁の血盟
ミンフィリア
(盟主:右図下段中央)
タタル
(事務処理担当)
イダ(リセ)
(右図下段中央右)
パパリモ
(右図下段右端)
サンクレッド
(右図中段右端)
ヤ・シュトラ
(右図下段左端)
ウリエンジェ・オギュレ
(暁の血盟本部の執務長:右図中段左端)
アルフィノ
(中央双子)
アリゼー
(中央双子)

※イダ、パパリモサンクレッドヤ・シュトラウリエンジェの5名は元々シャーレアンの「救世詩盟」のメンバー。第七霊災後にミンフィリアらと「暁の血盟」を結成したという

他のメンバー

イリュド
聖アダマ・ランダマ教会の神父
イリュド
  • その他、砂の家内にはNPCが幾人かかいることが確認できる
    能力者とシャーレアンの賢人を中心に、「暁の血盟」は多くの盟員で構成されているわ。

暁の血盟員

フ・ラミン(F'lhaminn Qesh)
旧FF14時代に幼くして孤児となったアシリア(ミンフィリア)を保護した。新生エオルゼアでは2人の再会が描かれ、その後は石の家付近で見ることが出来る。
ムーンブリダ(Moenbryda Wilfsunnwyn)
ウリエンジェの幼馴染で、シャーレアンの賢人。
クルル
バルデシオン委員会メンバーで、のち暁の血盟入り。
ホーリー・ボルダー(Hoary Boulder)
傭兵。ルガディンローエンガルデ族、25歳。北アバラシア出身。弟にオーカー・ボルダー。
ホーリー・ボルダー
クルトゥネ(Coultenet)
エレゼンフォレスター族出身、26歳。黒衣森出身の冒険者7年来の親友であり、相棒でもあるホーリー・ボルダーと共に「暁の血盟」に参加。行動することが多い。
クルトゥネ
  • 世界設定本で暁の血盟メンバーとして名前が載る人物。
ノラクシア
シルフ族。享年18歳。シルフの仮宿から暁の血盟を支援するためにやってきた若きシルフガレマール帝国軍に「砂の家」を襲撃された際に死亡。
アレンヴァルド・レンティヌス
ハーフガレアン。19歳。「おかしな夢」を見たことを機に、「暁の血盟」に勧誘された。
ア・アバ・ティア
ミコッテサンシーカー族、享年35歳。ミンフィリアに雇われた戦闘要員。各都市のグランドカンパニーからスカウトされるほど名の通った冒険者。自由に戦いたいという理由から「暁の血盟」に加入。「砂の家」を襲撃された際にアレンヴァルドをかばって死亡。
オリ・ムルシャン
エレゼンフォレスター族、享年27歳。ブラックブラッシュにてタタルに声をかけられて「暁の血盟」に参加した熟練冒険者。若いアレンヴァルドの姉貴分となっていた。「砂の家」を襲撃された際にアレンヴァルドをかばって死亡。
スラフスイス・ヘルブルーフウィン
ルガディンゼーヴォルフ族、29歳。元イエロージャケットの陸士長。先んじて「暁の血盟」に参加していた妹が、帝国軍との戦いで戦死したことを受け、その意志を継がんと加入。カルテノーの戦いにも参加。
ダリウステル・ソン
エレゼンシェーダー族、21歳。無法者集団「似蛾蜂団」の一員として黒衣森を荒らし回っていた過去を持つ。ミンフィリアに見いだされ暁の血盟入り。
ウナ・タユーン
ミコッテムーンキーパー族、享年28歳。元「十二跡調査会」メンバー。その当時は格闘士ペルスバンや弓術士のサッツフローと荒事専門の部隊を組んでいた。「砂の家」を襲撃された際に死亡。
ヴァ・マハ・ティア
ミコッテサンシーカー族、25歳。賢人の勧誘を受け、義勇兵としてイシュガルド防衛戦に参加した熟練冒険者。その後「暁の血盟」入り。
オーカー・ボルダー
ルガディンローエンガルデ族、22歳。ホーリー・ボルダーの実弟。
エノル・コックバーン
ヒューランミッドランダー族、28歳。妹のクレメンスとともに冒険者として各地を旅していた弓術士。ある任務の最中に出会ったオーカー・ボルダーに一目惚れして以来、半ば強引にパーティとして同行している。

クリスタルブレイブ

アリアヌ
クリスタルブレイブ第四分隊の分隊長。のち「暁の血盟」へと参加している。「クリスタルブレイブ 」の項を参照
リオル
海雄旅団メンバーで、メインクエストにはタイタンのころから出演している古株の一人。クリスタルブレイブでは特殊分隊の分隊長。のち「暁の血盟」へと参加している。「クリスタルブレイブ 」、「NPC・組織/リオル」の項を参照
エフェミ・ジフェルモン
双蛇党員。光の戦士にあこがれてクリスタルブレイブに参加した。第2分隊。アルフィノの理想に惹かれ、「暁の血盟」に参加。「クリスタルブレイブ 」の項を参照。フ・ラミン後に石の家のカウンターに立っているようだ。
エルグムス・セシュティムシン
クリスタルブレイブ第二分隊。イルベルドの裏切り後に「石の家」に拘束される。解放後「暁の血盟」へ参加。その後は同僚のブルオムウィダと一緒に行動することが多い。「クリスタルブレイブ 」の項を参照
ブルオムウィダ
ルガディンゼーヴォルフ族。義勇兵の勧誘を断ってクリスタルブレイブには参加せず。「暁の血盟」ではエルグムスと行動。

その他

ウヌクアルハイ(Unukalhai)
謎の多い人物。石の家にいる。

暁月のフィナーレ」エンディング後に「暁の血盟」とお別れする際のセリフ

ネタバレ警告】(クリックで展開します)

  • パッチ6.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
  • なお時折、「(暁は解散したのに)また暁かよ」と言っている人が居ますが、解散したというのは対外的な建前であって、秘密結社的に活動は続けると言っています。さらにそれぞれで世界を見回りながら取り組みべき課題を探し、いずれまた大きな困難に挑むこともあるだろうと述べています。
    ヤ・シュトラ : 「暁」は終末の収束をもって解散……
    以後はグランドカンパニー・エオルゼアをはじめ、
    国際組織が中心となって、諸問題の解決にあたる。
    ヤ・シュトラ : 対外的にはそういう風になっているのだもの、
    これまでどおりに集まっていたら台無しだわ。
    ウリエンジェ : されどその実態は、原点への回帰……
    ウリエンジェ : ミンフィリアが立ち上げた当初の、
    秘密結社という形に戻って、私たちの活動は続くのです。
    アルフィノ : そうだね。
    当面は、それぞれで世界を見回りながら、
    取り組むべき問題を探していくことになるが……
    アルフィノ : いずれまた、大きな困難に挑むこともあるだろう。
    今よりもっと成長した、私たち皆でね。

    7.0が発表されたばかりの現時点ではストーリーがどこまで続くのかはわかりませんが、今さら暁以外の”新たな仲間”との関係構築をいちから描くことも尺的にできず、宇宙の果てまで行って問題解決を行った暁メンバーが関与しない問題を光の戦士と誰かが解決するというのも無理がありすぎるため、FF14が終わるまでの間に暁の血盟メンバーとの関係が終わる(暁が一切出てこない)ということは、まずありえないと思われます。


再警告:ネタバレ警告!】(クリックで展開します)

主要メンバー

  • アルフィノお手紙シーン
    タタル : あっ、アルフィノさん!
    こちらにいらしたんでっすね。
    タタル : みなさん、エントランスホールの方に、
    もう集まってらっしゃいまっす!
    アルフィノ : おっと、すぐに行くよ。
    アルフィノ : 遅くなってすまない。
    アリゼー : こんなときに何してたのよ?
    アルフィノ : ちょっと、手紙をね……。
    サンクレッド : こうして顔を合わせる機会も、しばらくなくなりそうだな。
    ヤ・シュトラ : 「暁」は終末の収束をもって解散……
    以後はグランドカンパニー・エオルゼアをはじめ、
    国際組織が中心となって、諸問題の解決にあたる。
    ヤ・シュトラ : 対外的にはそういう風になっているのだもの、
    これまでどおりに集まっていたら台無しだわ。
    ウリエンジェ : されどその実態は、原点への回帰……
    ウリエンジェ : ミンフィリアが立ち上げた当初の、
    秘密結社という形に戻って、私たちの活動は続くのです。
    アルフィノ : そうだね。
    当面は、それぞれで世界を見回りながら、
    取り組むべき問題を探していくことになるが……
    アルフィノ : いずれまた、大きな困難に挑むこともあるだろう。
    今よりもっと成長した、私たち皆でね。
    クルル : 待ち遠しいような……
    そういう事態は起きない方がいいような……複雑ねぇ。
    エスティニアン : まあ、集まるだなんだと大ごとにせずとも、
    力が必要になったら呼べ。
    エスティニアン : どのみち、槍を錆びさせるつもりはないからな。
    サンクレッド : 言ったな……?
    なら、「暁」のリンクパールは、捨てずにしっかり持ってろよ。
    アリゼー : タタルは、ここに残るんだっけ?
    タタル : はいでっす!
    秘密結社といえど拠点は必要でっすし、
    そうなると、誰かが建物の手入れをしないと……。
    タタル : ということで、「石の家」は表向き、
    新進気鋭の職人タタルの工房となりまっす!
    タタル : よりいっそう、がっぽり稼いで丸儲け、でっす!
    アリゼー : ……知らないうちに、お店か何かにされてそうね。
    グ・ラハ・ティア : オレ、楽しみにしてるよ。
    みんなと、次に会える日をさ。
    タタル : ではでは、みなさん出発のお仕度を!
    タタル : しばしのお別れになる方もいらっしゃるでしょうから、
    今のうちに、しっかり挨拶をしておくでっす!

サンクレッド

  • サンクレッド
    サンクレッド : おっ、我らが英雄殿のお出ましか。
    俺のところまで回ってこないんじゃないかと思ってたぞ。
    サンクレッド : ……なんてな。
    冗談だよ、その後、身体の方は大丈夫か?
    サンクレッド : そいつはよかった。
    あれほど傷だらけだったんだ、ちゃんとした回復には、
    時間がかかりそうだと思ったんだがな……。
    サンクレッド : やっぱりお前は、強いというか、タフというか……。
    ここまで生き抜いてきただけのことはある。
    サンクレッド : 終焉を謳うものが倒されて、終末は退けられた……
    これで、原初世界だけじゃなく、
    鏡像世界の終わりも回避できたわけだ。
    サンクレッド : ……リーンの明日も、続いてく。
    俺にとってそれは、何にも代えがたい結末だ。
    サンクレッド : 本当に、ありがとうな。
    お前があそこで必死に食らいついてくれたから、
    希望が繋がったんだ。
    サンクレッド : ただ、今後リーンに会っても、
    俺とウリエンジェが放浪の旅に出たとは言ってくれるなよ?
    サンクレッド : 一応、目的はあるんだ。
    「暁」が表舞台から退いたあと、世界がどうなっていくか……
    当面は、目を配っておく必要がある。
    サンクレッド : そうでなくとも、国際組織じゃなかなか手の回らないような、
    細かい問題はなくならないだろうからな。
    ……やれるだけは、手を貸すさ。
    サンクレッド : それはそれとして、
    いつまでもフラフラしてると言われると、
    返す言葉もないからな……。
    サンクレッド : 「相変わらず、それなりに元気でやっている」と……
    リーンに聞かれたら、そう伝えておいてくれ。
    サンクレッド : ……まあ実際、根無し草になるのは間違いないんだがな。
    サンクレッド : 俺にとっての帰るべき「家」は、この場所だったんだ。
    お前たちがいて、ミンフィリアがいて……
    任務に出るのも戻るのも、大抵はここからだった。
    サンクレッド : 「暁」が創設されたとき、
    あいつに良い仲間ができればと思ったものだが……
    いつのまにか、俺の方が居場所をもらってたわけだ。
    サンクレッド : なあ、(光の戦士)。
    あいつに……ミンフィリアに代わって、ひとつ聞かせてくれ。
    サンクレッド : 「暁の血盟」に加わって、よかったと思うか?
    サンクレッド : そうか……そいつは何よりだ。
    ちなみに俺も、同感だよ。
    サンクレッド : それじゃ、しばらくの別れになるかもしれないが、達者でな。
    サンクレッド : 潜入なり、諜報活動なり、必要になったら声をかけてくれ。
    妙にあやしい敏腕占い師もどきも、ついてくるだろうがな。
    サンクレッド : ちなみに「砂の家」は、しばらく倉庫って扱いにするらしい。
    最低限の手入れはしておくから、
    活動の中継地として使ってもいいとのことだ。
    サンクレッド : しかし、あの張り切りようだと、
    いつかはタタルの工房や大繁盛商店の倉庫になりそうだな。
    まあ、それはそれで有効活用か……。

ウリエンジェ

  • ウリエンジェ
    ウリエンジェ : おや、(光の戦士)さん……。
    皆さんとは、お話できていますでしょうか?
    ウリエンジェ : 今生の別れではないと思えども、惜別にたえず……。
    ただでさえも難解な「話の切り上げどき」というものが、
    妖精たちの迷い路ほどに、見通せなくなっております……。
    ウリエンジェ : ……そういえば、レポリットと月の今後について、
    ご存知でしょうか?
    ウリエンジェ : 月を脱出船として用いることはなくなりましたが、
    あそこには、地上の生命が活動可能な環境がある……
    ウリエンジェ : 然れば、何か有効活用はできないかと、
    哲学者議会とレポリットで検討をはじめたそうです。
    ウリエンジェ : もっとも、それを判断するには、
    よりいっそう互いを理解していくことが必要不可欠……
    当面は、学びと試行錯誤が続くことでしょう。
    ウリエンジェ : 中には、「留学」という名目で、
    すでにアーテリス各地へと旅立ったレポリットもいるとか……。
    ウリエンジェ : 彼らは、ハイデリンの、
    アーテリスに暮らす生命への想いから創られたそうですが……
    ウリエンジェ : 話を聞くにつれ、その旺盛な好奇心もまた、ハイデリンから……
    ヴェーネスから引き継いでいるように思えてなりません。
    ウリエンジェ : 人を愛してやまない彼らと、彼らの長き努力の結晶が、
    いずれ人とレポリットの双方に、
    幸福をもたらさんことを願います……。
    ウリエンジェ : 私も、今後はひとりの知人として、
    折に触れレポリットたちの相談に乗っていこうかと……。
    ウリエンジェ : 最初の理解者、ですか……?
    ウリエンジェ : 私が誰かにとって、かような存在になれていたとしたら、
    それほどに嬉しいことはありません……。
    ウリエンジェ : だとしたら、ええ……
    やはり、彼らと周りを繋ぐ手伝いをせねばなりませんね。
    私がかつて、してもらったように……。
    ウリエンジェ : しかし……(光の戦士)さん……
    ついレポリットの話ばかりしてしまいましたが、
    あなたや「暁」の皆も、私にとって、真に得難き仲間です。
    ウリエンジェ : 言葉の足りぬ私は、幾度となく皆さんを困惑させ、
    裏切りの懸念を抱かせたことさえあったかと存じます……。
    ウリエンジェ : それでも、今日に至るまで、ともに置いてくださった。
    そのことへの感謝こそ、到底言い表せるものではありません。
    ウリエンジェ : ですので……
    これからも、微力ながら、あなた方をお支えしましょう。
    ウリエンジェ : ご要望は、何なりと……。
    星の底から天の果てまで、ときには水の上さえ渡り、
    完遂してご覧にいれますゆえ。
    ウリエンジェ : ときに、あなたがゼノスとの決闘を終えたあと、
    手放したはずの転移装置が、天より落ちてきたとか……。
    ウリエンジェ : 先日ウィルフスンさんとブローウィダさんに伺ってみましたが、
    あの装置に、所有者のもとへ戻るような機能は、
    ついていないとのことです。
    ウリエンジェ : なればそれは、まさしく「奇跡」と呼べましょう。
    かの地では想いこそが真実となる……
    奇跡を呼ぶは、あなたの願いか、他者の祈りか……。

ヤ・シュトラ

  • ヤ・シュトラ
    ヤ・シュトラ : あら、私にまで挨拶を?
    現状は、さほど遠くに行くつもりはないのだけれど……
    ヤ・シュトラ : そうね、節目だものね。
    それなら少し、話をしましょうか。
    ヤ・シュトラ : 折角だし、ひとつ、相談に乗ってもらえて?
    終末の騒動が落ち着いてから、考えていたことがあるのよ。
    ヤ・シュトラ : 私たちは、旅の中で、多くのことを見聞きしてきたでしょう。
    簡単には思い出しきれないほど……
    たくさんの経験をさせてもらったわ。
    ヤ・シュトラ : その中には、知られざる事実もあった。
    アーテリスの在り方や、古代人たちのこと……
    天の果てで垣間見た、イーアたち異星の民の考えなんかもね。
    ヤ・シュトラ : そういったものを、自分の記憶の中に留めておくのではなく、
    形ある記録にすべきかどうかを悩んでいるの。
    ヤ・シュトラ : 私は知ることが好きだし、必要とあらばレポートも書くけれど、
    学んだことを本や何かにして残そうとは思わないたちなのよ。
    ヤ・シュトラ : 真実というのは、本来、形のないものだわ。
    それを自分の扱う言語に落とし込むとき、
    どうしても、言葉に沿って捻じ曲げてしまう部分がある……。
    ヤ・シュトラ : 「悲しい」という言葉にすれば、
    実際はそこに収まらない複雑な想いがあったとしても、
    ただそれだけになってしまう……そんな感覚なの。
    ヤ・シュトラ : 実際、世界には意図的に改変された真実もあるけれど、
    大半は、そういうどうしようもない変化が積もり積もって、
    別の情報になってしまっているんじゃないかしら……。
    ヤ・シュトラ : それをわかっていてなお、
    私の言葉で彼らのことを書き記すのは、
    冒涜ではないかとも思うのよ……。
    ヤ・シュトラ : もちろん、そうであっても記録に残すことの意義だって、
    十分に理解しているわ。
    私は日々、それらを利用して学んでいるのだから。
    ヤ・シュトラ : ……ねえ、あなたはどう思う?
    私たちしか知らない多くの出来事を、書き残すべきだと思って?
    ヤ・シュトラ : ……わかったわ。
    あなたがそう思ってくれるのならば、
    彼らのことを伝えるための、一助になってみようかしら。
    ヤ・シュトラ : もっとも、文筆業ではないから、
    自分用の研究資料を多少丁寧にまとめる程度が、
    精々でしょうけれどね。
    ヤ・シュトラ : あなたに聞いてもらってよかったわ。
    たまには、こういう相談もしてみるものね……。
    ヤ・シュトラ : 私は、今後も気の向くままに、知の探究に勤しむつもり。
    鏡像世界に渡る方法はもちろん、
    星外に行ったせいで、調べたいことが増えてしまったんだもの!
    ヤ・シュトラ : あなたも……未知に遭遇したときや、
    解決しがたい難題にぶつかったときには、
    きっと、私を呼びなさい。
    ヤ・シュトラ : 私は、「暁」の魔女なのよ?
    世界を見通し、知を糧にして、あなたたちの力になるわ!
    ヤ・シュトラ : そういえば昨日、
    終末の影響について聞きたいことがあるからって、
    リセがここへ来たのよ。
    ヤ・シュトラ : 「暁」の解散についても伝えておいたけれど……
    さすがに察したのでしょうね、
    「そういうことにしておいてあげる!」ですって。
    ヤ・シュトラ : 彼女、懐かしんでたわよ。
    私たちや、パパリモと、ここで過ごした時間のこと……。
    少し寂しくて、でも、楽しい思い出だってね。

アルフィノ

  • アルフィノ
    アルフィノ : ああ、(光の戦士)。
    さっきはすまなかった、集合が遅れてしまって……。
    アルフィノ : ……父と母にね、手紙を書いていたんだ。
    アルフィノ : 父はとくに、大撤収の後始末や、
    今後のシャーレアンの在り方を巡っての議論で忙しいようだが、
    「暁」のことも、気にしてくれていたようだからね。
    アルフィノ : それに、もう、一生分の心配を掛けてしまった……
    しばらくは、こまめに手紙を出すことにするよ。
    アルフィノ : そうでなくても、当面、
    シャーレアン本国に戻る予定はないからね。
    私も、アリゼーも……。
    アルフィノ : ふたりで、ガレマルドの復興支援に向かうんだ。
    ガレマール帝国という国がどうなるか、情勢はまだ不確かだが、
    帝都をあのままにしておくわけにはいかないからね。
    アルフィノ : 現地には、まだルキア殿やマキシマ殿をはじめとする、
    一部のイルサバード派遣団員が残っている。
    彼らが主体となり、各国の後援を受けつつ、活動をするそうだ。
    アルフィノ : もちろん、ユルスたち帝国民も一緒にね。
    各地でテンパード化の治療を終えた人々も、
    希望があれば、そこに合流できるようになるそうだよ。
    アルフィノ : ……そうすることで、
    リキニアたちの件を償えるとは思っていないよ。
    あれは、私たちがいつまでも抱えていくべきことだろう。
    アルフィノ : ガレマルドに行こうと思ったのは、
    クイントゥス殿の言っていたことが、胸に残っているからさ。
    アルフィノ : 前線の兵がどれだけ義勇に駆られようが、
    国家は善意などでは動かない。
    そこに益なくば、国を為す民を護れぬからだ……。
    アルフィノ : ……もっともな話だと思う。
    そしてガレマール帝国は、今後まず間違いなく、
    内外の思惑に翻弄されることになるだろう。
    アルフィノ : 派遣団の復興支援にしても、疑っているわけではないが、
    各国が後ろ盾についている以上は、
    いつそういった思惑に巻き込まれるかわからない。
    アルフィノ : だから、行くんだ。
    助けるべき人たちの言葉を聞き、ともに考え、笑い合うために。
    目指す未来への1歩を、またそこから、始めてみるよ。
    アルフィノ : 君にかい?
    それは、もちろん構わないが……。
    アルフィノ : それよりも、ときどきは顔を見に来てもらえないだろうか。
    アリゼーが喜ぶだろうし……私だって、とても嬉しい。
    アルフィノ : エオルゼアで活動を始めたころから、
    私の近くには、いつも君がいてくれた。
    良いときも、悪いときも……見守り続けてきてくれた。
    アルフィノ : もう何度、君の報告を受け、私からも報告をしたことか!
    きっと誰にも数えられないよ!
    アルフィノ : だから、これからも……
    良いことや、悪いことを、君に相談させてほしい。
    頼れる仲間として、親愛なる友として。
    アルフィノ : ……頼めるかい?
    アルフィノ : ありがとう……。
    私とともに歩み続けてくれた君に、心からの感謝を……。
    アルフィノ : しかし、アレンヴァルドが来られなかったのは、少し残念だよ。
    手紙のやりとりは続けているから、
    互いの近況は、わかっているのだけれどね……。
    アルフィノ : ……いや、それこそ、会いに行けばいいのか。
    うん、今後の予定が見えてきたところで、
    彼に都合を聞いてみようかな。
  • アルフィノの手紙
    親愛なるお父様 お母様へ──
    これはきっと 石の家でしたためる
    最後の手紙になるでしょう
    文字を綴りながら
    「暁」としての日々を思い返しています
    ここに初めてやってきたときのこと
    ──そして 終末に立ち向かったときのことも
    私たちは 遥か遠い天の果てで
    戦いを繰り広げましたが──
    あの絶望の海は 誰かの胸の内にあったのかもしれない
    ──ふと そんな風に思ったのです
    事実 私も これまで幾度となく打ちひしがれ
    悲しみに暮れ 挫けかけました
    けれど──
    振り返れば確かに 笑っていた日があったのです
    たったそれだけの事実が あの希望の花と同じく
    確かに咲き誇っています
    だからこそ 私は──
    出会った人と またこれから出会う人と 笑い合いたい
    新たな花を咲かすように
    あるいは──
    暗闇に 希望の灯火をともすように
    そう願いながら 間もなく 石の家を発ちます
    先日 皆で話し合ったとおり──
    「暁の血盟」は 解散するのです
    とはいえ それは表向きの話──

アリゼー

  • アリゼー
    アリゼー : (光の戦士)!
    あなたも出発の準備は万全?
    アリゼー : 「石の家」にはタタルがいてくれるけど、
    忘れ物のないようにしておかなくちゃね。
    アリゼー : それから……グランドカンパニー・エオルゼアと東方連合、
    加えてシャーレアンとラザハンの連名で、
    終末の被害についての最終報告が届いてるわよ。
    アリゼー : もっとも深刻な被害があったのは、
    やっぱり、最初に空が燃えた、豊穣海周辺地域だったみたい。
    アリゼー : その後、終末の発現は北方に広がり、
    ガレマルド周辺を経て極北付近まで至った……。
    アリゼー : ほかにも何か所か、局地的に燃えた空が観測されたそうよ。
    北洋の一角でも起きていたというから……
    解決がもう少し遅かったら、シャーレアンは危なかったかもね。
    アリゼー : 何にせよ、いずれもすでに終末の現象は収束!
    アリゼー : 負のデュナミスの残滓によって起こる小規模な異変や、
    現存する獣の対応には、各国があたってくれるらしいわ。
    「暁」がおおやけに対応するのもここまで……ってことね。
    アリゼー : ちょっと寂しいけど……
    ほかのみんなも、世界を見回りながら、
    必要に応じて各地で支援をしてくれるつもりみたい。
    アリゼー : 私も、もちろんそうするわ。
    直近でアルフィノと一緒に向かう予定のガレマルドも、
    終末の被害を受けた土地のひとつだしね。
    アリゼー : ねえ、(光の戦士)……私ね……
    アリゼー : 困ってる人の助けになりたいって願うからこそ、
    これからも、酷い光景をたくさん目の当たりにすると思う。
    アリゼー : がんばっても救えない相手もいるかもしれないし、
    その度に、きっと自分の無力を嘆くわ。
    アリゼー : だけど、どうせダメだからって、諦めない。
    アリゼー : ひとりでも多く、一度でも多く、助けて笑顔にしてみせる。
    そのためにする努力は、きっと、無意味なんかじゃないわ。
    アリゼー : あと何か話してないことは……あ、そうそう!
    エスティニアンのところに来てたラザハンからの特使が、
    マトシャからの手紙を預かってきてくれたの。
    アリゼー : メヴァンさんとケラシャフさんの赤ちゃん、
    すっかり元気になったそうよ。
    マトシャも、ときどき会いに行ってるみたい。
    アリゼー : これから大変なこともあるだろうけど、
    サベネア島の人たちと一緒に、元気に育ってほしいわね!

クルル

  • クルル
    クルル : (光の戦士)さん、その後、具合はどう……?
    痛みが残ったりしていない……?
    クルル : ゼノスに、一度だけ「暁」を助けることを約束させて、
    神龍としてウルティマ・トゥーレに送り出したこと……
    勝手に決めてしまって、本当にごめんなさい。
    クルル : あのとき、どうすべきかすごく迷ったわ。
    彼はあなたとの戦いだけを、ただ真っ直ぐに見据えていた……。
    クルル : 戦うってこと自体は、もう揺るがない事実のようだった。
    だったら……せめてそれがみんなの助けになるようにって、
    交渉を持ちかけたの。
    クルル : 結果、ゼノスは約束を守ったし、あなたは彼に打ち勝った。
    けれど、魔導船に戻ったときは酷い状態だったんでしょう?
    クルル : 私の判断は、少し間違えれば、
    あなたを帰らぬ人にしていたかもしれない……
    そのことで、ずっと謝らなきゃって……。
    クルル : ありがとう……。
    あなたにそう言ってもらえたなら、何よりだわ。
    クルル : ……今回、自分でも力不足を痛感したことがたくさんあったわ。
    クルル : 戦いの経験不足はもちろん、
    哲学者議会とのやりとりだって、いつだって緊張してた……。
    私もみんなみたいに、もっと堂々と強く在りたいのに……。
    クルル : だからね、まずはひとつ、やりとげようって決めたの。
    クルル : バルデシオン委員会の再建……!
    それによって、シャーレアンと他国を繋ぎ、
    世界中にある未解明の脅威に対抗できるようにしたい。
    クルル : もちろん、私ひとりでできることではないけれど……
    ラハくんやオジカ、生き残った委員会の仲間たちと一緒に、
    おじいちゃんが拓いた道を繋げていきたいの。
    クルル : 案件によっては、危険な調査を伴うこともあるはずよ。
    そういうときは外部の協力者や冒険者に、
    協力を要請することが多いんだけど……
    クルル : あなたにも、依頼を持っていっていいかしら。
    「暁」のよしみで……なんて言わないわ。
    冒険者として魅力を感じたら、受けてもらえる……?
    クルル : 頼もしいわ!
    それじゃあ、気になる案件があったら、
    真っ先にあなたに連絡を入れるわね!
    クルル : そのときは、私ももっと頼もしくなっているよう……
    小さなことから、積み重ねていくわ!
    クルル : そうそう、バルデシオン委員会の再建にあたっては、
    エレンヴィルさんが、グリーナー仲間から聞いた情報を、
    まわしてくれることになっているの。
    クルル : かわりに、大撤収の後片付けを手伝うことになって……
    ひと足先に、オジカがラヴィリンソスに通って、
    収蔵されてる魔具の振り分けをしているみたい。
    クルル : 実は彼、単なる事務員じゃなくて、
    こと第五星暦に作られた魔具に詳しい鑑定師でもあるのよ!
    ……まあ、あんまりそっちの仕事はしたがらないんだけど。
    クルル : 「早く帰ってきて俺と代わってぇ~」って、
    泣きの連絡が入ったから、早めに行ってあげなくちゃ……!

グ・ラハ・ティア

  • グ・ラハ・ティア
    グ・ラハ・ティア : あ……。
    (光の戦士)、少し時間もらってもいいか?
    グ・ラハ・ティア : しばらくは「暁」としての大きな活動がなくなりそうだからさ、
    オレはこの先どうしようかって、考えてたんだが……
    グ・ラハ・ティア : ……決めたよ。
    クルルが始めようとしてる、
    バルデシオン委員会の再建に協力する。
    グ・ラハ・ティア : オレを引き取ってくれたガラフさんには感謝してるし……
    何より、あの組織があったからこそ、
    オレはクリスタルタワーの調査に向かったんだ。
    グ・ラハ・ティア : そこから、すべてが始まった……。
    グ・ラハ・ティア : あんたとの出会いも、時と世界を渡る戦いも、
    今こうして「暁」にいるのだって……。
    グ・ラハ・ティア : それにさ、バルデシオン委員会には、世界各地から、
    未解明の遺構なんかに関する情報が飛び込んでくるんだ。
    グ・ラハ・ティア : ウルティマ・トゥーレで交わした約束……
    あんたも経験したことのない、新しい冒険に出ようって話。
    それにうってつけな情報も、見つけられるかもしれないだろ?
    グ・ラハ・ティア : へへ……。
    あとの約束を叶えるのも、いつだって歓迎だからな!
    グ・ラハ・ティア : ……オレさ、あのとき、
    長期行動計画ユニットが見ていた木のところで、
    自分の名前も、あんたの冒険譚に残ると思うかって聞いただろ。
    グ・ラハ・ティア : ひとつだけ訂正させてくれ。
    確かにそれは、オレにとって念願というか、
    遥か昔からの夢みたいなものだけどさ……
    グ・ラハ・ティア : その何倍も、何十倍も……
    どんな記録にも残らない「今」を、あんたと経験していきたい!
    グ・ラハ・ティア : だから、どんな冒険にだって誘うし、誘ってほしい。
    約束なんてなくたって、思いついたら……いつでもさ。
    グ・ラハ・ティア : ああ! そうこなくっちゃな!
    グ・ラハ・ティア : ……オレは、あんたたちと、これからも夢を描くんだ。
    そうして生きているうちに、宇宙のどこかで、
    オミクロンの生き残りに出会うかもしれない。
    グ・ラハ・ティア : ほら、あれだけ星外進出してたんだから、
    たまたま母星の外にいた奴がいるかもしれないだろ?
    グ・ラハ・ティア : そいつがもし、目標も命令もなくて途方に暮れていたら……
    伝えてやりたいと思う。
    グ・ラハ・ティア : 誰かと一緒に冒険に出てみろって。
    その相手が、きっと手渡してくれるはずだ……機体に夢を。
    グ・ラハ・ティア : 水晶だって夢を見たんだ。
    それくらい、おかしなことじゃないだろう?
    グ・ラハ・ティア : それじゃ、冒険の誘い、待ってるからな!
    オレの方も、いい依頼が入るのを期待しててくれ!
    グ・ラハ・ティア : ところであんた、最近フェオ=ウルと話したか?
    実は数日前、オレの夢に出てきてさ。
    ……ああ、こっちは寝ているときの夢の話な。
    グ・ラハ・ティア : 「私が戯れに『友』の夢を覗きにくるくらいには、
     何事もなく平和なのだわ。
     若木にも、そう言っておいて頂戴な」
    グ・ラハ・ティア : ……とのことだった。
    直接言えばいいじゃないかと伝えたら、
    巨大な(ジャイアント)ビーバーに追い回される夢に堕とされたぞ……。

エスティニアン

  • エスティニアン
    エスティニアン : ……なんだ、言いたいことがあるなら言え。
    エスティニアン : お前たちだって状況は同じだろうに……。
    「暁」は解散していない、
    頻度は減るだろうが、任務を果たせば報酬は出るはずだ。
    エスティニアン : なぜ俺だけ、職の心配をされる?
    エスティニアン : どこぞの総長殿も、「暁」解散の報を聞くなり、
    タタルを介して連絡をよこしてきてな……。
    エスティニアン : 冒険者居住区(エンピレアム)の警備になら席を用意できる。
    元蒼の竜騎士という肩書を活かせば、
    たちまち街角の人気者になれると思うがどうか……ときた。
    エスティニアン : どうもこうもあるか……ッ!
    いらん心配をされずとも、俺はもう次の依頼を受けている!
    エスティニアン : ……ヴリトラだ。
    つい先日、ラザハンの特使が俺のところに来てな。
    こっちが落ち着いたら顔をだせとの伝言をよこしてきた。
    エスティニアン : 用件も告げずに呼び出すとはいいご身分だが、
    わざわざ俺を指名してきたんだ……竜絡みだろう。
    エスティニアン : サベネア島では、俺たちが天の果てから帰還する前……
    恐らく、お前が終焉を謳うものを撃破したころに、
    終末の現象が収まったそうだ。
    エスティニアン : 無論、獣に転じた奴が戻るわけじゃない……。
    それでも、再び蒼く晴れ渡った空の下で、
    人々はもとの生活を取り戻しはじめたと聞く。
    エスティニアン : オールド・シャーレアンで保護されていた、
    月への移住を希望していた者たちも、多くが帰国したそうだ。
    エスティニアン : とはいえ、家や家族を失った者も少なくないそうでな……
    望めばシャーレアンに残って働いたり学んだりできるよう、
    哲学者議会と太守ヴリトラの間で取り決めがなされたらしい。
    エスティニアン : ……あいつはもはや、名実ともに立派な太守様ってわけだ。
    実際、俺にその話をした特使も、信頼を寄せている様子だった。
    エスティニアン : まったく……。
    竜詩戦争が終わってなお、これほど竜の話を聞くとはな。
    エスティニアン : それも、人と共生し、民に慕われる竜ときた。
    復讐に追い立てられているころの俺なら、
    策略だなんだと、信じることさえなかっただろうよ。
    エスティニアン : だが、今は……
    そういう国もあってよかったと、素直に思っているさ。
    エスティニアン : 竜の星は争いに疲れ、何もかもを諦めて、最後には滅んだ。
    エスティニアン : 一方で、未来を求めて飛び立ったミドガルズオルムは、
    長い旅の果てにアーテリスへと辿り着き、仔を孵す……。
    エスティニアン : そいつらは、この星に生きる人々といがみ合い、
    争うこともあったが……
    わかりあい、想い合ってもきたわけだ。
    エスティニアン : だからこそ、今や竜はアーテリスに根付き、
    種は絶えることなく栄えている。
    エスティニアン : ……それが、俺の背負う槍の重みであり、強さだと、
    今回の件で知ることができた。
    エスティニアン : お前たちと行動するのも、存外に悪くない。
    エスティニアン : また何か、槍の腕を活かせる話があったら俺も乗せろ。
    食い扶持も稼がなきゃならんしな。
    エスティニアン : 聞いた話によると、サベネア島には、
    ゾットの塔で作られた偽の神がまだひっそりと残っていて、
    ときおり姿を現しては暴れているらしい。
    エスティニアン : そいつを倒した証をラザハンに持っていけば、
    なぜか珍妙な着ぐるみがもらえるとか……。
    エスティニアン : あちらに行くついでだ、
    アイメリクへの返信には、それを添えてやろう。
    お前がそれを着て街角の人気者になれよ、とな。

その他のメンバー

  • エルグムス
    エルグムス : まさか、天の果てにまで戦いの場が及ぶとは驚きましたが、
    無事に帰還されて、「暁」も役目を果たし……喜ばしいことです!
    そして、皆さんの新たな門出に立ち会えて、光栄であります!
    エルグムス : 自分は、長らく遠方での任務が続いていましたので、
    これを機に、まずは故郷であるリムサ・ロミンサへ向かおうかと!
    エルグムス : 溺れた海豚亭で、久々に一杯引っかけるのが今から楽しみです!
  • ブルオムウィダ
    ブルオムウィダ : あんな人智を超える事態すらも乗り越えるなんて、
    本当に「暁」のたくましさは底が知れないね。
    私も負けちゃいられないって、柄にもなく火がついちまったよ。
    ブルオムウィダ : エルグムスがリムサ・ロミンサに顔を出したいっていうから、
    それに付き合ったら、また遠方で探りを入れるつもりさ。
    次に会うのはいつになるかわからないけど、達者でね。
  • エフェミ
    エフェミ : 表向きとはいえ、「暁」が解散か……。
    憧れのあんたから、青い制服を受け取ったのが、
    ずいぶんと昔に感じる……本当に、いろいろなことがあったね。
    エフェミ : 双蛇党に復帰しようかとも考えたんだけど、
    せっかくの機会だから、ガレマルドに行ってみようと思うんだ。
    エフェミ : ほら、異邦の詩人の真似事ってわけじゃないけど、
    ガレアンたちに、私たちの歩みを話してみようと思ってね。
    お互いのことを知る第一歩というやつさ。
  • フ・ラミン
    フ・ラミン : あなたたちが「暁」の活動を続けてくれたからこそ、
    エオルゼアの救済というあの子の願いが、実を結ぼうとしている。
    世界は未だ変化の只中だけれど、間違いなく大きな前進よ。
    フ・ラミン : そんな変わりゆく世界を、私はここから見守ることにするわ。
    あなたの新たな旅路が、素晴らしいものになりますように……。
    フ・ラミン : そして、たまには旅の合間にでも、
    あのテラスへ顔を見せにきてちょうだいね。
  • アリアヌ
    アリアヌ : テロフォロイの出現から、激動の日々だったわね。
    塔と異形の蛮神の出現、帝国の崩壊に、終末の到来……
    どうなることかと思ったけど、みんなが戻ってきて安心したわ。
    アリアヌ : ようやく、お爺ちゃんとの旅も再開することができそうだから、
    まずはクガネまで行って、望海泉でゆっくりしたいわね。
    お爺ちゃんも、温泉巡りを楽しみにしているから。
    アリアヌ : もちろん、各地で情報収集もしてくるわよ?
    ドマを経由して、ナグサ方面まで足を延ばしてみようかしら。
  • イジルドール
    イジルドール : 出会ったころは駆け出しの冒険者だったお前さんが、
    あれよ、あれよといううちに、こうも立派な姿になりよって。
    わしの見る目に間違いはなかったな、まったくあっぱれじゃよ!
    イジルドール : そんなお前さんを見ていたら、探求の旅を続けたくなってのう。
    ようやっと立ち入れる土地もあるのに、歳に負けてはおれん!
    しかし、まずは念願の、ホウメイ殿との温泉巡りからじゃ!
  • クルトゥネ
    クルトゥネ : 多くの血が流れ、喪われた命も少なくはありませんでしたが……
    それでも、進むべき道をここまで繋いでくれた方たちに、
    ようやく報いることができたでしょうか。
    クルトゥネ : 一方で、完全なる平和が訪れたと考えるのは気が早いですし、
    ホーリー・ボルダーとは、今後も各地を見て回るつもりです。
    クルトゥネ : ひとまずの目的地は、コルヴォ地方……。
    帝国が瓦解したことで、ガレアン族とコルヴォ人の対立が、
    深刻化していくと予想されますからね。
  • ホーリー・ボルダー
    ホーリー・ボルダー : 無謀にも、あなたに手合わせを願ったあの日が懐かしいですね。
    あの頃から「暁」を取り巻く環境は大きく変わりましたが、
    無事に今日という日を迎えられて、嬉しく思います!
    ホーリー・ボルダー : 実は、私は今でも、あなたから一本取ることが目標なのです。
    我らが英雄殿を相手に無茶だと言われようと、志は高くなければ!
    各地を巡り鍛錬を積みますので、いずれまた手合わせ願います!
  • クレメンス
    クレメンス : 終末の危機を回避できて、本当によかったです!
    最後の最後は、もう祈ることしかできなかったですけど、
    皆さんが無事に帰還する姿を見て、思わず泣いちゃいましたよ。
    クレメンス : これからしばらくは、まとまった時間が取れそうなので、
    いろいろな治癒魔法を勉強してみようかなと思っています。
    クレメンス : まずは、シャーレアン式占星術を学びに、
    イシュガルドの聖ガンリオル占星院へ行く予定です。
    オーカーさんを見習って、私ももっと成長しなくちゃ……!
  • エノル
    エノル : 無事に「暁」が目的を達成できて、よかったわね。
    任務で足を引っ張っちゃうこともあったけど、
    私にとって、ここでの経験や出会いは、本当に貴重で……
    エノル : 幸せだった……!
    だって、至高の兄弟愛を満喫できたのですもの!
    エノル : それなのに……それなのに、
    オーカーったら、お兄様とはあえて別行動するだなんて!
    ああ……禁断症状が出たら、どうしよう……。
  • オーカー・ボルダー
    オーカー・ボルダー : ホーリー兄様の後を追って「暁」に合流した身ですが、
    このめでたき日に立ち会えたことを、誇らしく思います!
    オーカー・ボルダー : 今後も、ホーリー兄様についていこうかとも考えたのですが、
    隣に並び立つためにも、己が道を究める旅に出ようかと。
    このままでは、兄様の力量には遠く及びませんので!
    オーカー・ボルダー : 手始めに、エノルともども初心に戻るため、
    幻術士と弓術士のギルドがある、グリダニアへ向かう予定です。
    皆と再びまみえる日まで、研鑽に励んでまいります!
  • ヴァ・マハ・ティア
    ヴァ・マハ・ティア : アレンヴァルドは、どうしてもやり遂げたいことがあるらしくてな、
    この場に立ち会えないことを、心底残念がってたよ。
    「みんなが無事で本当によかった」って言ってたぜ。
    ヴァ・マハ・ティア : 俺は、「暁」の解散が発表された後も、
    ラールガーズリーチでの活動を継続するつもりなんだ。
    ヴァ・マハ・ティア : 現地でできた縁もあるからな。
    ギラバニアで、冒険者稼業を続けながら、
    アレンヴァルドの活動も支えてやりたいのさ……。
  • リオル
    リオル : あれだけ鳴り止まなかったリンクパールが、
    静かになっちまって……嬉しいやら、寂しいやらだな。
    リオル : ま、諜報屋なんて稼業は、暇な方が世界にとっては良いんだろう。
    そんなわけで、俺は冒険者にでもなってみるつもりさ。
    世界を股にかけて、見知らぬ土地へってな!
    リオル : 行き先は……そうだな、どうせなら新大陸かメラシディアか?
    長旅に付き合ってくれる船乗りが、見つかればいいが……
    ま、いい情報があったら教えてやるから、期待してろよ。

行き先

アリゼー : さてと……
私とアルフィノは、ひとまずイシュガルドに行くわ。
アリゼー : ガレマルドに残ってる派遣団からの最新の報告書が、
アイメリク総長のところにも届いてるんですって。
それを見せてもらうの。
アルフィノ : ついでに、防寒具も調達したいところだね。
ユルスたちへのお土産も、何か探してみよう。
アリゼー : みんなは?
このあとどうするの?
ヤ・シュトラ : 私は、低地ドラヴァニアに行くわ。
探している本が、グブラ幻想図書館にありそうなの。
ヤ・シュトラ : ついでに、ひとり暮らしの頑固な老人の様子も、
見てくるつもりよ。
サンクレッド : 俺たちは、あてがある旅じゃないが……
ひとまずオールド・シャーレアンだな。
ウリエンジェ : ええ、一度、レポリットたちの様子を見ておきたいのです。
まだかの地に滞在している者がいるようですので……。
クルル : だったら、途中までご一緒させてもらえる?
私たちはバルデシオン分館に戻る予定なの。
グ・ラハ・ティア : 最近きた依頼が、いくつか溜まってるらしいからな。
まずはそれの確認から始めるつもりだ。
アルフィノ : エスティニアンは、ラザハンかい?
エスティニアン : ああ……。
もっとも、ヴリトラから肝心の用件は聞いてないからな。
そこに留まるとも限らないが。
アルフィノ : そうか……。
となると、皆行く方向はバラバラだし、
ここでお別れということになりそうだね。

発表経緯

  • ニコニコ超会議2のトークショー内でポロリされた

関連項目

十二跡調査会砂の家)】

アルフィノ】【アリゼー】【救世詩盟

バルデシオン委員会

ナナモ・ウル・ナモ暗殺計画



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