NPC・組織/ヴァリス・ゾス・ガルヴァス

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス(Varis zos Galvus)

Table of Contents

概要

後継者

  • 第七星暦に入り、ガレマール帝国皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスの崩御が伝えられ、同時に後継者争いが伝えられた。
  • この時、ソル帝の「拡張主義」と「蛮神の積極的討伐」という方針を嫌う一派が、ヴァリスの叔父(ソル帝次男ティトゥスか)を擁立したことで帝位争いが激化する。→ネルウァ
  • 帝国内を二分する内戦状態となったが、最終的にヴァリス・イェー・ガルヴァスが後継者争いを制し、ほどなく二代目皇帝「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」として即位した。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : エオルゼアの盟主たちよ。
    我こそ、ガレマール帝国第二代皇帝、
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァスである。

名前について

  • ガレマール階級論考:上巻』によれば、国家元首たる皇帝は「ゾス」これに続く皇族は「イェー」、貴族は「ウィル」を名乗る。また複数の社会的階級や職務を持つものは、より上位の階級をミドルネームとする。
  • これにより、ヴァリスの皇帝位継承前の名前は「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」であり、戴冠式を境に「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」へと改称している。

体格について

  • ソル帝の身体となっている状態では、ソル帝よりもヴァリス帝の方が大きな体躯をしている。これについては漆黒秘話 第4話で語られた。
    ガレアン族は血筋によってかなりの体格差があるが、ソルの肉体は飛びぬけて大柄というわけでもない。妻とした女も、そうではなかった。
    ……だというのに、ふたりから生まれた長男は、ガレアン族の中でも類を見ない屈強な体を得た。周囲はそれを持て囃したが、ソルだけは、内心忌々しく思っていたものだ。

    結局、その願いを受けたはずの長男は、くだらない病で冥界へと還った。
    だというのに、その血と体躯を継ぐ者が、今も己の気の迷いを糾弾してくる。
    ああ本当に――厭になる。
  • つまり、ソル帝自身と妻は標準的な体躯であったが、息子(故人)はかなり大柄に生まれ、さらに孫であるヴァリス帝もまたその血をついで大柄に育ったのだという。

冒険者との遭遇

国境地帯ギムリトでの会見

  • 紅蓮のリベレーター」パッチ4.5パート1において、国境地帯ギムリトエオルゼア同盟軍と対峙したヴァリスは、停戦交渉の要請に応じて会見を行う。この場でヴァリスは、侵略を続ける真意を述べている。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : ……よくぞ言った。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : こちらも真意を語ることで、我が理想への道に、
    エオルゼア諸国が加わるというのなら、大いに歓迎しよう。
    繰り返すが、戦いを望んでいるわけではないのだからな。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 私が築かんとする理想の世界とは……
    すなわち、本来のあるべき世界だ。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : それは同時に、
    我々人類が、本来のあるべき姿に戻る道でもある。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 我々は、それぞれの種族に、長所と短所を併せ持つ。
    つまり、みな不完全だ……なぜか?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : それは、始原の時代……
    「ひとつの民」だったものが、分かたれたため。
  • 「ひとつの民」「真なる人」について
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 有史以前に、世界が複数に分断されたことは知っていよう。
    原初世界と、13の鏡像世界にな……。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : この「世界分断」とともに、
    我ら人類もまた分かたれたのだ。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 人の争いが、永劫無限に終わらぬのも、それゆえだ。
    不完全ゆえに他者を妬み……
    狭き視野で正義を定め、戦い、奪い合うのだ。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : よいか……
    本当の平穏のために目指すべきは、世界の統合。
    それによって真なる人になることだ。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : その大願の成就に向けて、我らは突き進む!
    万難を排し、力を取り込んで、人の明日を目指すのだ!
  • ここでアシエンの目論見と同じではないかと指摘され、次のように反論する。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 操られてなどいるものか。
    そうであったなら、どれほどよかったかとすら思うぞ。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : そもそも、ガレマール帝国とは、
    アシエンが興した国家なのだからな……。
    アリゼー : な、なんですって……!?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 建国の父である、初代ソル帝の正体こそアシエン。
    人の歴史に介入しやすくするために打ち立てた強き国が、
    我がガレマール帝国だったのだ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : どうだ……?
    異形の者どもに踊らされてきたガレアン族を哀れと嗤うか?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 闇雲に戦うのでもなく、踊らされるのでもなく、我は我が道を征く。
    世界の再統合までは、アシエンに協力もしてみせよう。
    が、それを成したとき……
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : ひとつの完璧な生命となった、真なる人による国家を創る!
    ガレマールという旗印のもとに!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : そして、あるべき完全な姿となった全人類の力を糾合し、
    闇の使徒も、光の使徒も……
    人に干渉せんとする異形をすべて倒す!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 人が人として、自らの生を決める、
    あるべき世界を人類にもたらすために!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : さあ、いまこそ我らガレマール帝国……
    いや、未来の統一人類国家に加わるのだ!
    我らが子らに、真なる自由を届けるためにッ……!
  • つまり、祖父ソル帝がアシエンであり、そのアシエンの力によりガレアン族は動かされてきたが、ヴァリス帝としては決してその意のままに動かされることなく、古き人アシエンに対抗するために世界を統合し「真なる人」になるべきだという主張である。その手段として、かつて分断された13の鏡像世界原初世界に統合するのだという。ヴァリス率いるガレマール帝国としては、戦争が目的ではなく統合が目的のため、もしエオルゼア諸国が協力するのであれば歓迎するという。
  • 世界の統合とはつまり、アシエンのいう「アーダー」であり、人が「霊災」と呼んでいるものである。一見するとアシエンの主張や行ってきたことと同じだが、目指すところ(支配する主体)が異なっている。アシエンは(ゾディアークに捧げた)古代人の復活を目指すが、ヴァリス帝は現生人類の真なる人への進化を目的としており、闇の使徒も、光の使徒も全て倒すのだという。つまり、アシエンの支配を脱出するために統合を目指している。
  • この目的のために、統合される側の鏡像世界の人々が巻き込まれて死に、また原初世界側でも霊災が発生して多数の命が巻き込まれるが、それは些末な犠牲であると切り捨て、この考え方にエオルゼア諸国側は激昂する。
    リセ : し、正気の沙汰じゃない!
    霊災が起きるたび、いったいどれほどの犠牲がでるというの!
    ラウバーン : そうだ!
    我々は第七霊災で多くの民と仲間を失ったのだ!
    メルウィブ : あのような犠牲を、もう二度と出してなるものか!
    カヌ・エ・センナ : 悲劇を繰り返すなど、断じてあってはなりません!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 犠牲……だと?
    このままでは、アシエンの家畜のまま……
    たとえ百万、千万の命が失われようとも進み続けるのみよ!
    アリゼー : それだけじゃない……。
    アリゼー : 霊災が起こるたびに消滅する、
    鏡像世界に生きる人々はどうなるの!?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 人類全体の未来のためであれば、
    我が身を含め、すべてが些末な犠牲に過ぎん!
    我らが不完全なままでは、異形者どもには対抗できぬのだ!
  • ここで「みんな違ってみんないい」「統合絶対反対」という考えのエオルゼア諸国側と、「真なる人」になるべきだというヴァリスの決定的な考え方の違いを確認しただけで会談は決裂してしまう。
    ナナモ・ウル・ナモ : そなたは……それでも統治者か……?
    ナナモ・ウル・ナモ : 人はみな、それぞれ違って当然じゃ。
    国とは、不揃いで、不完全な者たちが、
    寄り集まって形作られているものにほかならん。
    ナナモ・ウル・ナモ : そんな当然のことを、そなたは認めることができず、
    暴挙に出てまで、人そのものを変えようとするとは……。
    ナナモ・ウル・ナモ : 人を束ねる統治者として、敗北していると思わぬか……?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 少しは話ができるものかと期待させられたが……
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 盟主をはじめ「暁」の賢人も、英雄すらも、
    所詮は愚かな蛮族だったか……。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 交渉は決裂だ、去るがいい……。
    ほどなく戦端は開かれよう。

漆黒のヴィランズ






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










  • 漆黒のヴィランズ」5.0メインクエストにて、ヴァリス帝は「ゼノスの顔を持つ男」と会話するシーンから登場する。「ゼノスの顔を持つ男」は、敵戦線に「暁の血盟」メンバーいない理由をアシエン・エメトセルクから聞かされており、今こそエオルゼアを攻める絶好の好機であると説く。
    ゼノスの顔を持つ男 : 愚かなるハイデリンの計らいか……
    あの英雄たちは、運命を引き寄せすぎている。
    今となっては、誤った結末を招きかねないほどに。
    ゼノスの顔を持つ男 : 人類はただ早急に、真なる形へ……
    「人たる者」に近づくべきなのだ。
    ゼノスの顔を持つ男 : 今の不完全な形のままで我々に対抗し得るなど、
    おぞましき、許されざる進化だ。
    それはもはや、駆逐すべき「人ならざる者」である……。
    ゼノスの顔を持つ男 : さあ、陛下……今再び進軍のときだ……。
    圧倒的な力をもって、君の大義を阻むものを駆逐しろ。
    ゼノスの顔を持つ男 : 君はそれを渇望していたはずだ。
    ソルの代替ではない、ヴァリスとしての勝利を……
    君自身が勝ち取る、ガレマール帝国の未来を!
  • しかしそこに登場したゼノスに脅されると「ゼノスの顔を持つ男」ことアシエン・エリディブスは逃げ去ってしまう。そして、ヴァリス帝は、自らの身体を取り戻したゼノスにより殺害されてしまう。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス
    ???? : うぐあッ……!
    ガイウス : 今のは……陛下……!?
    ???? : …………ガイウスか。
    遅いな、貴様の役目はもうないぞ。
    ガイウス : うぬは……「何」だ……!
    ???? : アシエン……
    と言ったほうが、救いがあったか?
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ゼノス・イェー・ガルヴァスの魂と肉体は、
    ここに再び結ばれたのだ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : だが……ゼノス……我が愚息よ……ッ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : 生者へと返るに留まらず、この国を掌握しようなどと……
    分不相応な野望を、抱いたものよ……!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : うぬぼれるなッ!
    この国の使命、歴史からの真なる解放と、人の存続!
    貴様ごときに、背負えてかッ!!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : …………ハ。
    分不相応とは、己のことでは?
    貴方は、始祖から継いだ国を維持するだけのことに必死だった。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : 俺は、貴方の窮屈で退屈な思想など継ぐ気はない。
    ガレマール帝国を掌握するつもりもない。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ただ……邪魔者を消しにきただけだ。
    退屈な戦、くだらぬ兵器……
    そんなものに、俺の獲物を、奪われてなるものか。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : お前は……まさか……
    それだけの、ことで…………?
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : それ以外の理由などいるまい。
    俺の狩りの邪魔をするならば……
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ことごとく死ねッ!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス

暁月のフィナーレ

ネタバレ警告】(クリックで展開します)

  • パッチ6.0を最後まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。


再警告:ネタバレ警告!】(クリックで展開します)

  • アシエン・ファダニエルの手により、遺体はアニマとして再利用され、各地の「終末の塔」の核として使われている。
    ファダニエル : ガレマール帝国では、一切の信仰が禁じられている。
    ゆえに、神降ろしに足る強大な存在を、
    思い描けないとされてきました。
    ファダニエル : でも、あると思いませんか?
    彼らが畏れ、敬い、すがるもの……
    ファダニエル : そう、自身の国家、その象徴たる「皇帝」です。
    ファダニエル : 昨今、帝国には悪い風が吹きどおし。
    伝説の初代皇帝が身罷られ、属州では独立運動が盛んになり、
    新たな皇帝が殺されたのを機に内戦まで起こりだした……。
    ファダニエル : となれば、民草は願うでしょう。
    強く、揺るぎない、ガレマール皇帝が立つことを。
    ファダニエル : その切なる願いを、
    ヴァリス殿下の身体に降ろしてさしあげたのです!
    ファダニエル : そうして顕現せしものは、
    まさしくガレマールの「魂(アニマ)」と呼ぶにふさわしい!
    ファダニエル : 皇帝とは、民草を服従させるもの。
    広域にエーテル放射を行う力は、まさにその顕れです。
    ファダニエル : それによって、帝都に富と権力が集まってくる……
    という概念も利用して、
    各地からエーテルを集積してもらいました。
    ファダニエル : 「終末の塔」と呼んでいただいているものは、
    アニマの一部を核として創り上げた、端末なのですよ。
  • ゾットの塔
    ヤ・シュトラ : 視えるわ……。
    地脈から吸い上げられたエーテルが、塔の中を奔って、
    一点に流れ込んでいる……。
    ヤ・シュトラ : この装置が核とみて間違いないはずよ。
    ヤ・シュトラ : でも変ね……ゾットの塔はかなりの規模だけれど、
    そうだとしても、吸い上げているエーテルの量が多すぎる。
    ヤ・シュトラ : まるで、核そのものが、エーテルを喰らっているかのようだわ。
    もう少し深くまで視てみないと……
    ヤ・シュトラ : ……これは、何?
    何かが、奥に埋め込まれてる。
    ヤ・シュトラ : まるで……人の足を…………
  • バブイルの塔
    皇神アニマ
    グ・ラハ・ティア : なんて禍々しさだ
    アラグ末期でもここまでは…
    アニマが人々の魂を貪る……!
    絶叫が次元を引き裂く……!
    慟哭が混沌を呼ぶ……!
    裂かれた次元が混沌に沈む……!
    アルフィノ : ヴァリス帝……。
    今はどうか、ただ、安らかに……。

関連項目



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