ロウェナ(Rowena)
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概要
- 重要なNPCのひとり
- モードゥナのレヴナンツトール、及びイディルシャイア、ラールガーズリーチにあるショップ群の店長。
専用通貨「アラガントームストーン」と装備品や特殊アイテムとの交換を一手に引き受けるショップ群を束ねている。
- ヒューラン ミッドランダー族の女性で、背後関係が怪しいショップの店長を務める。
あたしは、ロウェナ。 やんごとない身分の方に、鑑定眼を見込まれてね。 蔵出しの一級品と引き替えに、珍しい物を集めてるのさ。
あら、今日は何の用? 儲け話でも持ってきてくれたの? エオルゼアを救った英雄様だってのに、お使いかしら? お人好し過ぎるから、いつまでも利用されるのよ? 人には利用する者と、される者がいるものだけど……。 ……まぁ、いいわ、商売の話に戻りましょう。
- さる人物の依頼を受けてアラガントームストーンや古の蛮神遺物などを蒐集しており、交換品としてアラガントークン装備(神話装備や戦記装備など)を渡している。
- パッチが当たるたびに取り扱い業務を拡大し、同時に店員を増やしている。
- 「蒼天のイシュガルド」では新興都市イディルシャイアに目を付け、早速出資に乗り出している。また「紅蓮のリベレーター」ではラールガーズリーチに進出し、配下の店員を配置して冒険者相手の商売を行っている。
ロウェナの背景
登場
- 旧FF14時代において突如登場し、「テンプラーセット」など当時としては最高ランクの装備品を扱っており背後関係が怪しまれていた。
- 新生エオルゼアになるとその取扱範囲はさらに拡大し、ショップの経営者となりエンドコンテンツ用の装備群を取り扱う重要NPCとなっている。
取扱品
- 単なる1ショップにすぎないのだがその取扱品は高レベルのものもあり、プレイヤーの間で「神話装備」と呼ばれている装備群に至っては、最高ランク(IL95のアラガン武器を除く)のものもある。
- 日夜冒険者に求めに応じて無尽蔵ともいえる量の装備品を出荷しており、倉庫にはいったいどれくらいの装備が眠っているのか想像もできない。またウルダハ関係者と思われる出資者(さる人物)の倉庫からモードゥナ(付近にレベル50の敵が徘徊する)まで、大量の物資をどのように運搬しているのかについても疑念が抱かれている。
- これに加えて、初登場時からパッチが当たる度に衣装が次々と変化しているのも話題となっており、さらに新生後にはウルダハの街角からモードゥナの広場前に出店をするなど、取扱量の多さからすこぶる羽振りのいいことが伺える。
- さらにパッチ2.1では、暁の血盟の本拠地である「砂の家」がモードゥナに移転することが決まり、移転後の本拠地「石の家」の対面という抜群の立地を確保する政治力も持っているようだ。
- パッチ2.2ではテント前の高台に販売員が進出。
- パッチ2.3ではついに、「ロウェナ記念会館」なるモードゥナ最大の建物を建造し、その奥に収まった。なお販売員はいまだにテントで顧客対応を行っている。
ロウェナ : ここは「ロウェナ記念会館」よ。 レヴナンツトールに出資する見返りとして、 この建物の、名と利用権を手に入れたってわけ。 まだ一部は工事中だけど、なかなかの物でしょう? 今後は、うちの商館としての機能を含めて、 いろいろと施設を追加していくつもりなの。 神話御殿だの何だの言う輩もいるみたいだけど、 所詮は貧乏人のやっかみ……まったく気にしてないわ。 搾取されるのが嫌なら、搾取する側に回ればいいのよ。
手形・スクリップ
- 「クラフタースクリップ」および「ギャザラースクリップ」は、ロウェナ商会でのみ使用できる、商会独自の通貨。
「クラフタースクリップ」、「ギャザラースクリップ」は、 ロウェナ商会でのみ使用できる、我が商会の独自通貨でございます。
ゲロルトとの関係
- なおロウェナは元々は武器商人であり、その頃の付き合いからゲロルトとの関係も深い。あるときお金を貸したところとんずらされたという。
ロウェナ : 彼とは、あたしが武器商人だった頃からの、古い付き合いでね。 あるときなんか、鼻水垂らしながら泣いて頼みこむもんだから、仕方なく金を貸してやったら…… 見事にとんずらされたわ。
ゲロルト : よう、ロウェナ、借金返済の件なンだがよ。 もうちっとだけ待っちゃくれねェか? 聞くも涙、語るも涙の事情ってもンがあってよォ……。 アルダシール : ……ちょっと、オジサン。 今は、このアルダシールが彼女と話しているんです。 くだらない内容ならば、後にしてもらえませんか? ゲロルト : オイオイオイオイオイ……!? こちとら、命と酒代が懸かってンだよ! ガキはおとなしく、すっこみあそばされやがれ!! なぁ、ロウェナよォ……。 頼むから借金返済を待ってくれよ。 あと一年、いや、なんだったら半年でもいいから! ロウェナ : ふたりの逸材の力を借りれば、新たな武器…… そうね、「アニマウェポン」とでも名付けましょうか。 それを完成させることも夢じゃないわ。 観念なさいな、ここに居合わせたのも運命よ。 それに「自ら考えて使い手を助ける武器」が手に入れば、 あんた自身にとっても、これ以上ない報酬になるでしょう? アルダシール : オジ……ゲロルトさん、失礼な物言いを謝罪します……。 俺の研究を手伝っていただけないでしょうか? ゲロルト : チッ……。 借金がチャラになるってンなら仕方ねェ。 テメェの「人造精霊」の研究につきあってやンよ。
ロウェナに対する評価
ショップ店員からの評価
- ショップ店員からは散々な評価を受けている。
- 「ロウェナ商会」の項を参照のこと。
リセ(イダ)のバイザー
- リセは、ムーンブリダを弔うためにロウェナに珍しい花「メネフィナマーガレット」を注文しているが、その際に姉イダもしていたバイザーについてイチャモンを付けられている。このメネフィナマーガレットはムーンブリダが好きだった花だという。
イダ : ……あの、ロウェナって人、感じ悪いよね~。 このバイザーがイケてないから、うちの商品に買い換えろって、 しつこくてさぁ……余計なお世話だって!
冒険商人ウィスカード
- ミラージュプリズムのクエストで、冒険商人ウィスカードから依頼を受けてロウェナに届け物をする。
ウィスカード : そこで提案です……! ワガハイの役に立っていただけるのなら、 洗練された外見を手に入れる秘策をお教えしましょう。 なになに、頼むのは簡単なシゴトです。 この拠点にいるロウェナ女史に「愛を込めて」と伝え、 こちらの革袋を渡すだけでいいのですから……ネ? ロウェナ女史への配達、よろしくお願いしますよ? ウゥム……彼女がどんな顔をしてくれるか、 楽しみでなりませんな! ロウェナ : ん、あたしに用? 面白い取引なら歓迎よ。 ウィスカードがこれを? 「愛を込めて」ですって? ……まったく、あのペテン師にはヘドが出るわ! あんた、この革袋の中身を知ってるの? これは、ウィスカードに貸し付けた金の返済金。 それも遅れに遅れていた先月分のね……。 愛なんて1ギルにもならないモノを、 いちいち返済金に込めているヒマがあるようだから…… ……そうね、今月は返済期限を前倒しするって伝えておいて。 あぁ、それから。 あんたも、奴の「外見」には欺されないことね。 奴の豪華な衣装は、全部ニセモノ……。 「幻影」で着飾ってみせているけど、 中身はどうしようもないクズ野郎なんだから。
- なおウィスカード自身はこの反応は読めていたようだ。
オゥ、ブラヴォォー! いえ、何も言う必要はありません……。 ワガハイ、物陰から一部始終を見ていたのですから。 激怒するロウェナ女史! まるで、ウジの湧いたチョコボのフンでも見るような、 あの冷たい軽蔑のまなざし!! ワガハイ、最高のご褒美を手にした気分です! ……それでは次は、ワガハイが約束を果たすべきですな。 教えましょう、理想の外見を手にする秘策を!
逸話
旧型製品の扱い
- すぐに見切りをつけ新商品へと切り替える。
あの石なら、売れないからって、ロウェナが取引を止めたわ。 ……好事家たちは、すぐに次の「獲物」を見つけるからね。
ダークライト装備
第六星暦末期(旧FFXIV時)に、伝説的傭兵団「闇夜の灯火」の装備が、 冒険者たちの間で再評価されたことを受けて、 目ざといロウェナが目玉商品として商材ラインナップに加えたものと思われます。 冒険者からかき集めたり、あるいは、同じ様式のものを新造したり…… そんなこんなで、彼女の店に並んでいるのでしょう。
騎乗システム
- マウント:騎乗システム
聖コイナク財団が発掘した古代アラグ帝国の汎用球形防衛システム。調査後、ネロの手で無害な乗り物に再調整され、研究費確保のため、ロウェナ商会に売り払われた。ただし、調整不足だったのか、ときどきビリビリする。
アンテロープ・フォーン
- ミニオン「アンテロープ・フォーン」はロウェナに売り払われた経緯を持つ。
アンテロープの幼獣。肉食獣から身を守るため、生まれてすぐに立ち上がる。細い脚を振るわせながら立ち上がった瞬間、地元猟師に捕まり、商人ロウェナに売り払われた。そのため、とても愛に飢えている。
旧FF14でのロウェナ
以下、旧FF14情報
交換品
- 次のカテゴリーとなっている。
種類 トリガーアイテム 交換品 備考 アラガン装備 アラガンストーン ハーレクインアタイア/テンプラーアーマー/バッカニアアタイア ※現在はファクションリーヴの宝箱より直接入手できる 蛮神装備 蛮神供物(各種トーテム) イフリートシリーズ、モーグリシリーズ、ガルーダシリーズ 蛮神戦のハズレアイテムであるトーテムを一定数渡すことで蛮神武器が交換できる ジョブ専用武器
(レリック)敵性民族教本
+刻印3種ロウェナの債権書 ジョブ専用武器入手のサブクエスト「蘇る古の武器」を開始するために必要 - ※トーテム:イフリートバトルの「焔神のトーテム像」、モーグリバトルの「モグの実のお守り」、ガルーダバトルの「嵐神のトーテム像」
- ※イフリートシリーズ:蛮神イフリートバトルの当たりアイテム。イフリートクロー/イフリートブレード/イフリートバトルアクス/イフリートハープーン/イフリートボウ/イフリートケーン/イフリートカジェル
- ※モーグリシリーズ:ダークモーグリバトルの当たりアイテム。モグモグフィスト/モグモグブレード/モグモグアクス/モグモグフォーク/モグモグボウ/モグモグリリー/モグモグスタッフ
- ※敵性民族教本はグランドカンパニー軍票での交換品。刻印は、ハムレット防衛戦の報酬アイテムであるアマルジャ族の「焔神の刻印」、イクサル族の「嵐神の刻印」、コボルド族の「岩神の刻印」それぞれ3個ずつとなっている
ゲロルトへの債権書
- ロウェナによれば、黒衣森の「ホウソーン家の山塞」にいる「ゲロルト」に多額の金を貸しており、その債権書(ロウェナの債権書)をたてに彼を働かせることで「古の武器」の復元も可能ではないかということである。
- ただしこの債権書を譲ってもらうには、「敵性民族教本」および「蛮神刻印」3種類をそれぞれ3個持って来いという。
ロウェナ : 彼をまともに働かせることさえできれば、失われた「古の武器」だって、現代に復元できるはずよ。 ロウェナ : もし「古の武器」に興味があるのなら、あたしの債権書を譲ってあげる。これさえあれば「ゲロルト」を働かせる口実は作れるだろうね。 ロウェナ : もちろん、タダじゃないわ。貸した金の埋め合わせになるものを…… ロウェナ : ……そうね。隊長格の蛮族が持つという「蛮神刻印」3種類を、それぞれ3個……それから「敵性民族教本」を持ってきたら、交換してあげる。
- 新生では「ロウェナの債権書」は廃止される。すでに所持している「ロウェナの債権書」は「敵性民族教本」に変換され、グランドカンパニー「稀少品調達」で軍票に還元できる。
ロウェナの債権書について
「ロウェナの債権書」が無いのは仕様です。 「ロウェナの債権書」と「敵性民族教本」は、新生FFXIVではどちらも使用されなくなります。
「ロウェナの債権書」は「敵性民族教本」に変換され、 グランドカンパニーの稀少品調達で、軍票に還元することができるようになります。
経緯
- もともとは、ファクションリーヴの報酬品である「アラガンストーン」を装備品に交換するだけであったが、その後パッチ1.19で直接装備品が入手できるようになりお役御免になるかと思われた。
- しかしその後、パッチ1.20ではイフリートとモーグリという蛮神戦のハズレアイテムを蛮神武器に交換するという重要な任務を負うことになる。
- さらにパッチ1.22においてジョブ専用武器が実装されるに当たり、またもやこのロウェナを通じてトリガーアイテムを入手することがわかると、プレイヤーの間では(蛮神武器やジョブ専用武器の入手には)「ロウェナを倒すほうが早いのではないか」という冗談まで交わされるようになった。
ロウェナの衣装
- 最近ロウェナの衣装はパッチごとに変化しており、パッチ1.22ではシャツにボーダーニーソ、1.22bでは無地のニーソと激しく入れ替わってきている。
- これは冒険者との取引量が増加したことで、窓口としてのロウェナ自身の金回りが良くなっていることを示すものと思われる。
- ※衣装代わりは完全にアイテム班林氏の趣味だったという。ロウェナのもととなっているとある映画の登場人物がいて、その人が着てそうな装備を選んでいたという。なお「趣味」というのはこういう人と付き合いたいとかそういうことではなく、毎パッチ変更するという点についての話し。