ミーシィヤ・ヴォートヤシュ(Meesiya Votyasch)
概要
- ルガディン族の女性。
- ボズヤ・レジスタンスのメンバー。参加は2年前だという。ガレマール帝国ガレマルドの最高学府にて民俗学や史前学などを修めた。
ミーシィヤ : このレジスタンスに参加したのは2年前のことです。
それまでは……普通にボズヤ人として暮らしていました。
そうです……帝国属州の民として暮らしていたんです。
ミーシィヤ : なにしろボズヤが帝国属州となったのは半世紀ほど前のこと。
私の両親ですら独立国家だった頃をあまり覚えていません。
いわんや私には、帝国市民であることが普通だったのです……。
ミーシィヤ : 属州民の暮らしはけっして楽なものではありませんでしたが、
幸いにも特待生として奨学金の給付を受けることができ、
最高学府にて民俗学や史前学などを修めました。
「史前学」とは先史考古学のこと。文字による文献が残される以前の時代、すなわち先史時代を考古学方法によって研究する学問分野。
生まれ
- 成績が優秀だったことから、特待生として奨学金の給付を受けて帝都ガレマルドの最高学府に進学した。
- 民俗学や史前学などを学んでいる。そのため、ボズヤの歴史や民族に関する造詣が深い。
心の「闇」
- 属州化前に貧困層に属していたミーシィヤはレジスタンスにおいても差別を受けており、それがミーシィヤの心の闇の要因となっている。
粗暴なレジスタンス兵 : ……ケッ! 身分をわきまえろってンだ。
ミーシィヤ : ……何が言いたい?
マルシャーク : すまん……不快な思いをさせた……。
ミーシィヤ : 何故、おまえが謝る……?
マルシャーク : あんな連中、気にするな。
わかっていると思うが、オレたちは違う……。
ミーシィヤ : おまえにはわからぬよ、持たざる者の気持ちはな。
マルシャーク : ミーシィヤの一族もまた貧困層に属していたと聞きます。
彼女は往復4時間もの道のりを歩いて学校に通い、
その努力を認められ特待生として大学まで進学したとか。
マルシャーク : 連中はそうした彼女の才を妬んでいるのでしょう。
言い方を変えると出自でしか彼女を馬鹿にできない……
哀れな連中だと……そう、私は思います……。
ミーシィヤについて
- パッチ5.35実装分を完了すると、とある事情でこの内容は「記録システムγ」-「ミーシィヤのボイスデータ」で語られるようになる。
女王グンヒルドについて
ミーシィヤのボイスデータ : 第三星暦時代、シタデル・ボズヤを統治した女王です。
この小国は女王を戴くことで一族の結束を促し、
古代アラグ帝国から独立を維持し続けてきたとされています。
ミーシィヤのボイスデータ : グンヒルドは個人の名ではなく女王が受け継ぐ称号を意味します。
女王は「星読み」を得意としたと伝わることから、
シャーマン的な立場として統治をしたのかもしれません。
ミーシィヤのボイスデータ : 一方、古代アラグ帝国など周辺の敵との戦いでは、
女王自らが兵を率いて戦陣を駆け抜けたとも伝わるため、
ただ、庇護されるだけの女王ではなかったようですね。
ミーシィヤのボイスデータ : 古代の小国ボズヤは第四霊災で滅亡しました。
ですが、奇跡的に霊災を生き延びた者がそれなりにいたようで、
彼らは新たなボズヤを築いたと伝わっております。
グンヒルドの剣について
ミーシィヤのボイスデータ : 女王直属の親衛隊のことです。
女王の命令のみに従う忠義の勇士たちで、
各々が剣術や槍術、魔術などに精通した生粋の戦士だったとか。
ミーシィヤのボイスデータ : 「神の御力」を封じた聖なる武器を所持し、
女王のために命を捧げたと伝えられています。
たとえ命が尽きようとも、次世代の勇士がその武器を手にして戦う。
ミーシィヤのボイスデータ : いつしか、それらの武器も、
「グンヒルドの剣」と呼ばれるようになりました。
これはボズヤの民なら誰もが知る伝承です……。
ミーシィヤのボイスデータ : それ故に、我々はこの「古の武器」を復刻し、
新たな「グンヒルドの剣」を編成したいのです。
ボズヤの民は必ずや我々と共に行動を起こすでしょう!
レジスタンス・ウェポンについて
ミーシィヤのボイスデータ : 様々な古文書から「グンヒルドの剣」たちが所持していた武器、
すなわち「古の武器」の形状やその性能について、
ゲロルトさんのご協力もあり、その大半が判明しています。
ミーシィヤのボイスデータ : 我々はこの復刻した「古の武器」を新たな名で呼ぶことにします。
さすがに親衛隊と武器、どちらも「グンヒルドの剣」と呼んでは、
無駄な混乱を引き起こしますからね。
ミーシィヤのボイスデータ : 色々な名称候補が挙がったのですが、
ゲロルトさんから「レジスタンス・ウェポン」でよいのではと、
そうアドバイスを受けまして、それに決まりました。
ミーシィヤのボイスデータ : あ……そうそう、これまたゲロルトさんからの助言なのですが、
「古の武器」を手にした「グンヒルドの剣」たちは、
対峙する敵に応じて武器に細かく手を加えていたそうです。
ミーシィヤのボイスデータ : つまり、この武器に完成という文字はなく、
常に成長し続ける武器なんだとか。
完成するときは戦いが終わった時なのかもしれませんね。
ミーシィヤについて
ミーシィヤのボイスデータ : このレジスタンスに参加したのは2年前のことです。
それまでは……普通にボズヤ人として暮らしていました。
そうです……帝国属州の民として暮らしていたんです。
ミーシィヤのボイスデータ : なにしろボズヤが帝国属州となったのは半西紀ほど前のこと。
私の両親ですら独立国家だった頃をあまり覚えていません。
いわんや私には、帝国市民であることが普通だったのです……。
ミーシィヤのボイスデータ : 属州民の暮らしはけっして楽なものではありませんでしたが、
幸いにも特待生として奨学金の給付を受けることができ、
最高学府にて民俗学や史前学などを修めました。
ミーシィヤのボイスデータ : ですが、やはり属州として虐げられる祖国を斟酌するに、
このままではいけないと考えるようになりまして……
こうしてレジスタンスに身を投じたわけです。
ミーシィヤのボイスデータ : 今回、「古の武器」を復刻し「グンヒルドの剣」を再結成する、
これは私の発案でしてバイシャーエン様に具申した次第……。
浅学とはいえ、私の知識と見聞が役立つのであれば幸いです。