NPC・組織/フォルドラ

フォルドラ・レム・ルプス(Fordola rem Lupis)

Table of Contents
Fordola rem Lupis
フォルドラ・レム・ルプス
フォルドラ
種族ヒューランハイランダー性別女性
出身地アラミゴ年齢19歳
所属組織ガレマール帝国軍クラス
付加情報
関係者ゼノス・イェー・ガルヴァス(上司)
髑髏連隊
リセ
アレンヴァルド
アリゼー
アルフィノ
エスティニアン
コンテンツメインクエスト:ギラバニアCV林真里花
世界設定本2巻 116ページ

概要

  • PAX EAST 2018で発表された資料では、「ハイランダー女性 19歳」と書かれている。
  • 筆頭千人隊長であることを示すミドルネーム「レム」が入る。

占領下のアラミゴ属州生まれ

  • ガレマール帝国の属州となった後のアラミゴで生まれた若き女闘士。
  • 彼女の両親はいち早く帝国へと服従する意を示して市民権を獲得したが、それは他のアラミゴ市民から見ると忌まわしき行為であった。
    フォルドラの母 : フォルドラ!
    さあ、よそ見をしないで、ちゃんと歩いてちょうだい。
    今日の晩餐会には、ガイウス閣下もいらっしゃるのよ。
    フォルドラ : はーい。
    フォルドラ : ねえ、お父さん、ガイウスかっかってだぁれ?
    教えて、教えて?
    フォルドラの父 : また、フォルドラの教えて、教えてがはじまったね。
    フォルドラの父 : いいかい、ガイウス閣下は、
    ここアラミゴの総督を務める立派な御方さ。
    はやく行かないと、お目通りできなくなってしまうよ。
    不満を抱えた属州民 : ケッ……売国奴が……。
    フォルドラ : ねえ、お父さん、ばいこくどってなぁに?
    教えて、教えて?
    不満を抱えた属州民 : ヘッヘッヘ……売国奴ってのはな、嬢ちゃん。
    国や仲間を売り払って、自分だけが美味い汁を吸おうとする、
    お前の父ちゃんや母ちゃんみたいな、薄汚いクズ野郎のことさ!
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    • 幼き日のフォルドラと両親。裕福な様子が見て取れる。
  • 帝国式の教育を受けて育ちながらも、生粋の帝国人からは「蛮族」と蔑まれている。
    帝国軍の幕僚 : 見ろ、薄汚いニセ帝国人のお帰りだ。
    蛮族相手に敗れて、泣きながら逃げ帰ってきたとか。
    帝国軍の千人隊長 : あまりあしざまに言うのは、酷というものですよ。
    言葉巧みにゼノス殿下に取り入って、地位だけは得ましたが、
    所詮は無能なアラミゴ人なのですから……。
    帝国軍の幕僚 : おぉ、たしかに配慮に欠けていたな。
    しかし、こうも聞いたぞ。
    殿下の寵愛を賜るために、言葉だけではなく身体も使ったと……。
    帝国軍の千人隊長 : おやおや、どうりで出世が早いわけです。
    とはいえ、今回の失敗で終わりでしょう……。
    分不相応の出世など望まなければ、生き残れたでしょうに。
  • また同胞であるはずのアラミゴ人からは「売国奴」と罵られてきた。
    アラミゴ解放軍の闘士長 : 彼が配属されたのは……冒険者殿も、予想がつくと思います。
    そう、かの悪名高き、「髑髏連隊」……。
    憎き裏切り者たちの部隊ですよ。

属州民の生きる道

  • 成長したフォルドラは、ガレマール帝国軍への入隊を志願する。母からは、市民権を得ているのでわざわざ軍に入る必要はないと止められるが、フォルドラはかつて父が刻んでいた刺青を入れて決意の程を示し、仲間とともに入隊した。
    フォルドラの母 : フォルドラ、行かないでちょうだい!
    貴女は市民権を持つ、立派な帝国人なのよ!
    だから、軍に志願する必要なんてないわ……!
    フォルドラの母 : 貴女……その刺青は……!
    フォルドラ : 見れば、わかるでしょう?
    死んだ父さんと同じ、アラミゴ伝統の刺青なんだから。
    フォルドラの母 : そんなことをしたら、
    あなたも「蛮族」だって思われてしまうわ!
    フォルドラ : 私も帝国人なんじゃなかったのかしら、母さん?
    フォルドラ : 結局、そういう事よ。
    いくら市民権を持っていたって、生粋のガレアン族からは、
    蛮族と呼ばれ、同じ帝国人とは見てもらえない……。
    フォルドラ : だったら、軍に入って、
    誰にも文句を言わせないほどの力を手にするしかないんだ。
    父さんのように、ならないためにも……!
    フォルドラ : アンスフリッド、フルドルフ、エメリン……!
    覚悟はいいね!
    フォルドラ : 私たちは力を手に入れる……。
    どんなに苦しくとも、たとえこの中の誰かが死のうとも……
    その屍を踏みしめて少しでも上へ……自由を掴むために!
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  • 苦境の中、仲間とともに生き抜く通を探している。
    私たち髑髏連隊の仲間は誓い合っていた。
    アラミゴに生まれた若者たちが、生粋のガレアン族に、
    蔑まれることなく生きていけるだけの力を手に入れようとな。
    何かを欲するのであれば、対価が必要だ。
    支払えるものがないのであれば、血であがなうしか道はない。
    市民権を持たぬ属州民は、それを得るために兵役に就く。
    市民権を持ってなお、ガレアン族から差別されるのであれば、
    何も言えぬほどの戦果を挙げ、権力を手にするほかない。
    アラミゴに……帝国に支配された属州に生まれてしまったのなら、
    そうやって、自由を勝ち取るしかないのだ!

父のための復讐

  • 帝国軍の靴を舐めるように市民権を得た父であったが、結局ガレマール帝国に見捨てられ同胞であるはずのアラミゴ人に殺されてしまう。
    フォルドラ・ルプス : 知った風なことを、二度と口にするな!
    私は、お前たちが考えるような女じゃない!
    フォルドラ・ルプス : 結局は父を殺した奴らを、父を見捨てた奴らを、
    見返してやりたかっただけだッ!
    ……こんな紛い物の力にすがってまでなッ!!

    黎明秘話 第3話」では、リセの姉イダが、アラミゴ難民の救出中にフォルドラと出会い、脱出の日に帝国兵に囲まれ死亡する逸話が描かれた。なお冒頭に「父の死から数日」と記述があるため、フォルドラの父も同じ頃に亡くなっていることがわかる。この時、イダ・ヘクストは24歳、フォルドラは13歳ではないかと思われる。

「超越者」となって

  • ギラバニア辺境地帯での失敗を厳しく叱責されたフォルドラは、ゼノスの誘いを受けて自ら「超越者」になることを志願する。そして「超越技術研究所」において肉体改造を付され、超える力のような能力を獲得し「超越者」となっている。
    フォルドラ : 力が……。
    フォルドラ : 力が欲しい……
    私を罵るすべての者をねじ伏せるだけの力が……!
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : …………ハ。
    そうだ、それでいい……。
    ゼノス・イェー・ガルヴァス : ならば機会をくれてやる……超越者たる力を手にする機会を……。
    命を賭けるだけの気概があるのであればな……。
    フォルドラ : 超越者たる力……!?
    フォルドラ : 今日この場で失うことすら覚悟した命です……。
    そのような力を得られるのなら、何をためらう必要がありましょう?
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仲間への砲撃

  • 超越技術研究所である能力を手に入れたフォルドラは戦線復帰を願い出るが、ゼノスから意外な指示を受け、それを受諾する。
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    フォルドラ : ……あぁ、私が殺した。
    アンスフリッド、フルドリフ、エメリン……
    ともに学び、訓練を受け、戦い続けてきた誇り高き仲間たち……。
    皆が、私の下した命令で死んでいった。
    その最期……手に取るように感じられる……。
    リセ : なんで……なんで、そんな命令を下せるんだよ!
    フォルドラ : アラミゴ人の自由のため、必要な犠牲だ。
    奴らとて、本望だったことだろう。
    

最後の戦い

  • フォルドラの力は「予見」を可能とするもので、これも同様に「エーテルジャマー」によりその力を削ぐことができる様子が描かれた。
    フォルドラ・レム・ルプス : 私の邪魔をするなッ!
    「超越者」たる力で、貴様らなど超えてみせるッ!
    クルル : あの施設では、超越者という存在を造ろうとしていたの。
    魔法の才がある者たちから、奇妙な装置を使って魔力を吸い上げ、
    別の被験者に注入するという実験だったみたい。
    リセ : フォルドラの妙な力も、その実験の結果なの?
    どんな攻撃も先読みされている感じがして、
    急に強くなったように思えたよ。
    ウリエンジェ : 見舞いに赴いた折、アリゼー様はこう証言しておりました。
    フォルドラなる者は、まるで攻撃を予知していたかのように、
    目視することもなく回避し、反撃を繰り出してきた……と。
    ウリエンジェ : 細剣を扱うアリゼー様の戦い方を、
    フォルドラなる者は、一度も見ていないはずです。
    にも関わらず、なぜ完璧に見切ることができたのか……。
    ウリエンジェ : ここで、私はひとつの仮説を導き出しました。
    対象者の魂を形成するエーテルを読み取ることにより、
    その戦い方を予め「知っていた」のではないかと。
    アルフィノ : それじゃあ、まるで過去視じゃないか!
    まさか、彼女もまた超える力の持ち主だったとでもいうのか?
    ウリエンジェ : 確証はありませんでしたが、少なくともエーテルを感じ取る力が、
    極めて高いのではないかという推論のもと、対策を講じました。
    ウリエンジェ : 環境エーテルを強制的に振動させる魔器を造ったのです。
    彼女がエーテルに敏感であればあるほど、不快な振動によって、
    疑似的なエーテル酔いが発生し、動きが阻害される……。
  • アラミゴ解放後、フォルドラの身に起こる現象を解明するため、冒険者たちは「超越技術研究所」の調査を行っているラウバーンの元を訪れる。
    アルフィノ : ポッドに納めた「供給個体」と呼ばれた人々から、
    魔導装置を介して強制的に魔力、すなわちエーテルを吸い上げ、
    ひとりの強化対象者に注ぎ込む……。
    アルフィノ : その際に「基準個体」……
    つまり、クルルさんのエーテル波形を調べて摸倣することで、
    強化対象者を調整していったようだ。
    リセ : それって、クルルが持っている魔法的な力……
    「超える力」をマネしようとしたってこと?
    アルフィノ : おそらくね……。
    意志を感じ取る力が強いクルルさんを摸倣したがゆえに、
    フォルドラもまた、他者の意志や記憶に敏感なのかもしれない。
    (メインクエスト:紅蓮編-解放戦争 戦後編-「復讐と正義」・「超越者の影」)

アラミゴ開放戦後

誰のための自由

  • リセと仲間たちに敗れたフォルドラの言葉
    フォルドラ : ま、まさか……超越者たる力を得てなお、
    敗れるというのか……。
    リセ : 妙な力さえ封じれば、負けやしないんだから!
    アタシは、メッフリッドやコンラッドたち……
    大切な仲間たちを殺したお前が憎い!
    だけど、それを理由に同じアラミゴ人であるお前を、
    このまま殺すような正義を、アタシは持ち合わせてはいない……。
    アタシが造りたいのは、すべてのアラミゴ人のための国なんだ!
    フォルドラ : ハッ!今さら情けをかけるつもりか?
    貴様らが解放軍など立ち上げて反抗しなければ、
    アラミゴ人は、帝国の中で自由になれていたんだ……それをッ!
    リセ : 誰かを虐げてのさばることを、自由なんて言わない!
    このわからず屋!

漆黒のヴィランズ

囚人部隊

  • アラミゴ解放後に虜囚となったフォルドラは、これまで迫害されてきたアラミゴ民からは死刑を望まれたが、リセ・ヘクストらアラミゴ解放軍はその処遇を決めかねていた。
  • しかしアラミゴの代表者会議の場で、カリヤナ派アナンタ族による襲撃を受けた際に、フォルドラはリセ・ヘクストの説得に応じてアレンヴァルドを助けて美神ラクシュミを討伐する。(パッチ4.1メインクエスト)
  • この活躍を受け、アラミゴ解放軍の総司令官となったラウバーンは新たに「囚人部隊」を創設し、そこで対蛮神戦の能力を発揮させることを決める。

終末の塔の調査

  • 各地に現れた「終末の塔」を探るべく、蛮神に耐性があるフォルドラとアレンヴァルドが選ばれ、二人はパガルザンの塔へと向かった。
  • そこで見たのは拘束されたアマルジャ族であった。助け出そうとするアレンヴァルドだったが、塔の機構が発動。強制的にアマルジャたちの願いによりイフリートが召喚されてしまう。
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  • フォルドラの危機を救ったのはアレンヴァルドだった。
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    アレンヴァルド : 護るんだ!
    俺だって……俺だってえ!!
  • 重症を負ったアレンヴァルドウルダハフロンデール薬学院へと運ばれ、そこへアルフィノたちが駆けつけるも面会できるような状態ではなかった。激しく後悔するアルフィノを、フォルドラは「甘い」と突き放すのであった。
    アルフィノ : ……ありがとう。
    君がいなかったら、彼はここまで戻って来られなかったろう。
    アルフィノ : だが……だが、悔しいものだな。
    私もそばにいられたら、彼は……。
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    フォルドラ : おい、思い上がるなよ。
    お前が……いや、たとえそこの英雄がいたところで、
    すべての生命が救えるわけじゃない!
    フォルドラ : 人は死ぬ……理不尽に。
    自ら剣を手にしたなら、なおさらだ!
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    フォルドラ : 兵が戦場で死ぬことなんざ、当たり前のことだろうが!
    いちいち感傷的になって……甘いんだよ!
    アルフィノ : それでもッ!!
    アルフィノ : 未来を勝ち取るために、私たちは戦っているんだ。
    その道半ばで倒れていく者たちを、必要な犠牲などと……
    アルフィノ : それを当たり前のことだと……割り切りたくはない!
    フォルドラ : 救う相手を選ぶことさえできないと……
    その甘さに、いつか自分も殺されるぞ。
  • このやり取りを聞いていたエスティニアンは、甘いという指摘には同感するが、しかし「英雄」については少し異なる考えを述べる。しかしフォルドラは、彼らが全滅した時に死んでいった者たちの思いは消えるだけだといい立ち去るのであった。
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    エスティニアン : 甘い……か。
    同感ではあるが、厳しさは俺やお前のような人間が、
    持っていりゃあいいとも思うのさ。
    エスティニアン : 叶うとも知れない、馬鹿みたいな理想を、
    それでも最後まで貫き通せる奴こそが、
    「英雄」と呼ばれるんじゃないか?
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    フォルドラ : 皆が英雄になれるわけじゃない。
    このままじゃ、あいつらはいつか全滅するぞ。
    フォルドラ : そうしたら、先に死んだヤツらの想いはどこにいく……?
    フォルドラ : 消えてなくなるだけだ……!
    エスティニアン : そう簡単に、消してしまうつもりはないさ……。
  • なんとか意識を取り戻したアレンヴァルドだったが、その足は戻ることはなかった。アバとオリの想いを受けて目指してきた「英雄」になるという想いをアルフィノに託すアレンヴァルドだったが、すっかり落ち込んでしまったアレンヴァルドに対してフォルドラは激励する言葉をかけている。
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    アレンヴァルド : さあて、俺の夢もここで終わりか……。
    フォルドラ : ……お前は、存外に狭量な英雄像を抱いていたのだな。
    フォルドラ : 戦場に立つ勇猛さだけが、英雄の条件か?
    剣を手に斬り結ぶだけが、誰かのための戦いなのか?
    フォルドラ : 折れた剣に込めていた夢はアイツに託した。
    なら、今度は……違うかたちの英雄を目指せばいいだけだろう?
    アレンヴァルド : フォルドラは厳しいな……。
    まだ俺を隠居させてくれないのかよ。
    フォルドラ : 隠居したいなら勝手にしろ。
    だが……もしまだ足掻くつもりがあるなら……。
    アレンヴァルド : ああ……どうか力を貸してくれないか?
    今の俺が目指すべき英雄のかたち、それを探してみたい……。


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