ヒルディブランド・マンダヴィル(Hildibrand Manderville)
- 自称「しがない事件屋」なNPC
私はしがない「事!件!屋! ヒルディィィィブランドゥ」!
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概要
- 旧FF14のパッチ1.21で宿屋実装と同時に登場し、ミコッテ族の助手ナシュ・マカラッカ(Nashu Mhakaracca)とともにインパクトの強さとキャラの濃さから話題になった。
- 父は、現砂蠍衆メンバーであるゴッドベルト・マンダヴィル
- 新生エオルゼアでは、パッチ2.1で満を持して登場する(サブストーリークエスト)
かつて第七霊災迫るエオルゼアの地に、颯爽と現われた頼れる紳士。 旅の「事件屋」を名乗り、エオルゼア各地で次々と難事件を解決。そして遂には、エオルゼアを救うため「勇者屋」となり、落下しつつあった月の衛星「ダラガブ」を打ち砕くため、天へと旅立った。 それから5年、彼の姿を見た者はいない。
セリフ
- リムサ・ロミンサ
ここが、宿屋「ミズンマスト」ですか。 潮風が気持ちいいですね。 ですが、この「ヒルディブランド」の小鼻……潮風にほのかに漂う、事件の香りをキャッチ! そこの貴方!何か困りごとはないですか!?恐喝とか! 強盗とか! 殺人とか!! おおっと、自己紹介が遅れました。 私はしがない「事!件!屋! ヒルディィィィブランドゥ」!
- ウルダハ
フッフッフ、聞こえちゃいましたよ……。 ヒルディブランドのふたつの耳が、少年さんの声を今、キャッチしました! 「事件のあった晩は、砂時計亭から離れていない」との証言と矛盾します! ゴ、ゴホン! というわけで、この事件!「事件屋ヒルディィィブランドゥ!」が解決いたした!これにてお開き!
- グリダニア
フフフ……見えますよ……! ヒルディブランドのふたつの目が、清廉なお嬢さんをキャッチ! そこのお嬢さん! 先ほど、何かお困りでなかったでしょうか? おっと、自己紹介が遅れましたね。 私は旅の事件屋、ヒルディ……ッブランドゥ!
ナシュ・マカラッカ(Nashu Mhakaracca)
- ヒルディブランドの助手
- ヒルディブランドが消えてから5年、「事件屋ナシュ・マカラッカ」としてそのその志を継ぎ事件屋稼業を続けている。
事件屋ヒルディブランドの助手として活躍していたミコッテ族の少女。今は亡きヒルディブランドに代り、ひとり事件屋稼業を続けている。
(新生時点の)今後
- プロデューサーレターで次のように触れられており、今後もストーリーに登場すると見られる。
クエストと言えば、更にご好評頂いている「あの人物と助手」。 実装とテキストを担当しているスタッフが、皆さんの反応に狂喜乱舞して、 さっきも吉田ブースに来て色々力説していました。 パッチ1.22より先にはなりそうですが、どうやらあのコンビは、この先も様々な事件に関わるようで……。 そちらもお楽しみにしてください!
第26回 FFXIVプロデューサーレター (2012/03/26)
- この「テキストを担当しているスタッフ」とはマイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏のことである(この引用の言葉は新生前のもの)。ただし、この後マイケル氏の本業であるローカライズ部門は多言語版対応もあって規模が大きくなっており、ローカライズリード(及びTHE PRIMALSメンバーなどなど)で多忙なはずなマイケル氏がヒルディブランドクエストにどこまで関与しているかは公表されておらず不明である。
- 外伝(蒼天・紅蓮)時にはマイケル氏が登場したPLLなどで発表がされているが、帰ってきたシリーズではそれがない。かなり細かくテキストなどに関与できていたのは外伝編までの可能性がある。
サブストーリークエスト
- 旧FF14では区分がなかったため通常のサブクエスト群として実装されていたが、新生では「サブストーリークエスト」の1つとして実装された。
- なおヒルディブランドクエストシリーズは、ストーリーから独立しているというその特殊性からか、カットシーンで実験的な実装が行われていると明らかにされている。事実、他のクエスト群で描かれるハイデリンの物理法則から相当逸脱した、かなり大胆な演出技法が盛り込まれていることが多い。
- パッチ6.Xシリーズの武器強化ウェポン(マンダヴィルウェポン)シリーズクエストは、このヒルディブランド関連となっており、「マンダヴィルウェポン」の製作・強化についてはこのヒルディブランドシリーズの一覧のクエストすべてをクリアしていることが前提となっている。その為、もし6.Xシリーズで武器強化クエストを行う予定の場合、すべてをクリアしておく必要があるので、注意が必要。
新生編
- 「ヒルディブランド」:エオルゼアデータベース「ヒルディブランド」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
- 新生編については「サブストーリークエスト」の項も参照のこと。
蒼天~紅蓮編(元・外伝)
そもそも、新生2.Xで無茶しすぎたので終わりにする予定だったが反響が大きかったために3.X、4.Xで「外伝」として復活した経緯がある。
パッチ2.5で華々しく幕を閉じた事件屋クエストがパッチ3.2で帰ってくることが明らかになった。誰かを連れて帰ってくるということだがはたして……。 『FF14』第27回PLL最新情報まとめ。パッチ3.2実施は2月23日、タイトルは“運命の歯車”に決定 - 電撃オンライン
――ヒルディブランドのクエストが大好きで、続編が欲しいです。今後もヒルディのクエストを入れる予定がありますか?
吉田氏: ヒルディは「2.0」シリーズのシナリオであまりにもコストをかけて無茶をし過ぎたので、実は「3.0」では実はお休みするつもりでした。ところが、世界中から「ヒルディはいつ帰ってくるんだ」と言われて、「3.1」で帰ってくることになりました。「4.0」シリーズでは、彼にはまったく休暇は必要ないらしいです。 2017年2月のインタビュー記事より「FFXIV」、フランクフルトで恒例のプロデューサーレターライブを開催 - GAME Watch
※後者の記事では「3.1」となっているが、実際はパッチ3.2運命の歯車で復活している。
- 「ヒルディブランド 蒼天編」:エオルゼアデータベース「ヒルディブランド 蒼天編」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
- 「ヒルディブランド 紅蓮編」:エオルゼアデータベース「ヒルディブランド 紅蓮編」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
上記経緯のため、当初蒼天・紅蓮編については「ヒルディブランド外伝 蒼天編」および「ヒルディブランド外伝 紅蓮編」と、外伝としての位置づけとなっていた。しかし6.Xシリーズ実装に向けパッチ6.1で現在の名称(蒼天編、紅蓮編)へと変更されている。
暁月編(帰ってきた)
- 紅蓮編でどこかに飛んでいってしまって以降しばらく絶えていたヒルディブランドクエストシリーズだが、パッチ6.Xシリーズでの武器強化シリーズが「マンダヴィルウェポン」となったこともあり「帰ってきたヒルディブランド」として復活することになった。
上記した通り”帰ってきた”のは実は一度目ではないが、新生編、蒼天・紅蓮編に続く新シリーズとして実装され、シリーズ名称も6.Xシリーズを新たに「帰ってきたヒルディブランド」として整理された。
- パッチ6.15/6.25「帰ってきたヒルディブランド編」:エオルゼアデータベース「帰ってきたヒルディブランド」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
- パッチ6.35「帰ってきたヒルディブランド続編」:
- さらにパッチ6.3で「サブクエスト:事件屋ヒルディブランド」カテゴリに分類されるようになった。
マンダヴィル家の秘密
- パッチ6.45「帰ってきたヒルディブランド続編」でマンダヴィル家の祖先が登場して驚きの秘密が語られた。その祖先は異星人マンダヴィリアン(に寄生された)という。
コヨコヨ : マンダヴィリアンは高い技術力を誇った、異星の知的生命体さ。 ボクたちの星とも技術交流があったから端末の使い方もわかるよ。
ゴッドベルト : ゴッドブランド…… 我がマンダヴィル家の初代当主にして、伝説の職人……。 ヒルディブランド : な、なんと…… この方が我々の……ご先祖様……!? ゴッドブランド : 後世の子孫に真実を伝えるため、この映像を残します。 長くなるが、どうか最後まで見て、己の出自を知ってもらいたい。 ゴッドブランド : まず、私はこの星の人間ではありません。 宇宙の彼方からやってきた異星人……マンダヴィリアンです。 ゴッドブランド : マンダヴィリアンは、寄生生命体です。 ほかの生命体に寄生することでしか、 生きていくことはできません。 ゴッドブランド : 寄生された宿主には、マンダヴィリアンの精神が宿り、 その肉体は鋼鉄のごとく頑強になります。
- 異星人マンダヴィリアンの繁栄と最後。災厄が異星人マンダヴィリアンの母星でも起こり始め、ゴッドブランドも仲間とともに母星を逃れてハイデリンにたどり着いたのだという。
ゴッドブランド : そして、宿主同士が交わることで、 次代のマンダヴィリアンを宿した子が生まれる。 ゴッドブランド : やがて、その種が宇宙に進出すると、 ほかの星へと渡って新たな宿主候補と出会う。 そういった形で宇宙に広まっていった種族なのです。 ゴッドブランド : しかし、繁栄は突如、終わりを迎えることになります……。
ゴッドブランド : そして、災厄の及んでいない、この星に辿り着いたのですが、 長旅で損傷していた船は、降下に耐えきれず全壊。 ゴッドブランド : 生き残ったのは、ひん死の重傷を負った私ひとりでした。
ゴッドブランド : 本来、マンダヴィリアンは知的生命体には寄生しません。 しかし、死にかけていた私を哀れんでくれた男が、 自らの身体で受け入れると申し出てくれました。 ゴッドブランド : その男は、不治の病を患っており、先が長くないらしく、 そんな自分でも役立てるなら、というのです。 ゴッドブランド : こうして合意のうえで寄生が行われ、 男の身体は頑強になって生きながらえましたが…… 宿る精神はマンダヴィリアンの私となりました。 ゴッドブランド : 以後、私はここで生きていくため、 母星の技術を活かして鍛冶師となり、 この星の住人と結婚して子を授かったのです。 ゴッドブランド : 純粋なマンダヴィリアンではありませんが、 鋼鉄のように頑強な身体は、その子にも受け継がれています。 それは、マンダヴィル家の者に代々継承されていくことでしょう。
- しかしナシュが言っているように、なぜジュリアンまで強いのかは謎のままである。
ナシュ・マカラッカ : でも、おかしいですね~。 異星人の血を引いてないはずの、 ジュリアン様も強いのはどういうことなんでしょう~?
- またゴッドベルト自身も昔に見た家系図との違いに気づいている様子である。
ゴッドベルト : いやはや、さすがに驚きましたな。 まさか、ご先祖が異星人だとは思いもよりませんでしたぞ。 ゴッドベルト : しかし、我らにその血が流れているかどうかは果たして…… 昔見た家系図ではたしか……