ドルシラ(Drusilla)
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概要
- ガレアン族。リーパーの一族。
- 祖父がソル帝を暗殺しようとして失敗し、アヴァターに力を求め続けて制御に失敗し、肉体を乗っ取られオルクスとなった。
- エオルゼアで「レムレース」ファミリーを構成して生きている。
ドルシラの一族
- リーパーの技を継承してきた血筋だったが、ソル帝を暗殺しようとした祖父により大きく運命が変わった。
ドルシラ : 見事なもんだが、所詮は「幻想」さ。 幻から目覚めちまえば、その向こうに真理も正義もないと気づく。 アタシの祖父ルールスも、そんな目覚めた者のひとりだった。 ドルシラ : ウチは、リーパーの技を継承してきた血筋でね。 ルールスは、その当主であり、一族の長い歴史の中でも、 最強と謳われた存在だった。 ドルシラ : 不当な武力から同胞を救うのが、アタシらリーパーの役割だ。 だが、いつのまにかガレアン族が築き上げた帝国が、 世界を支配せんと侵略を続けている。 ドルシラ : このジレンマに耐えかねて、祖父は決断した。 ソル・ゾス・ガルヴァスを暗殺しよう、とね……。 ドルシラ : 20年前のこと…… 祖父は魔導城に忍び込み、ソルを倒そうと試みた。 ほうほうの体で戻ってきた祖父は、 黒かった髪が、一夜にして白髪に変わっていたよ。 ドルシラ : 戦いの様子は決して語らなかったが、ただ一言、 アレは人ではない……そう言ってたっけ。 ドルシラ : とにかく、祖父は、さらなる「力」を求めた。 うわ言を繰り返すように、アヴァターに「力」を求め続けたんだ。 ドルシラ : 結果はお察しのとおり。 アヴァターの制御に失敗し、肉体を乗っ取られた。 オルクス誕生ってなわけだ。
- 皇帝の死後
ドルシラ : ちなみに、ガレマルドの情勢については聞いているよ。 ただ、皇帝が消えたというだけで戻れるヤツばかりじゃない。 レムレースは、今後ともウルダハで存続させるつもりさ。
リーパー
- リーパー一族で自身もリーパーだが、ある事情でアヴァターを喪っている。
ドルシラ : こうして、アヴァターを喪ったアタシは帝国を離れた。 なにせ皇帝暗殺犯の身内だからね。 帝国内で、そのまま暮らしていけるはずがない……。 ドルシラ : そして各地を転々とした末に、エオルゼアにたどり着き、 同じく帝国という「幻想」から目覚めちまった連中と暮らし始めた。 ドルシラ : それが「レムレース」ファミリー。 帝国語で幽霊を意味する名なんだが…… 一度死んじまったアタシにゃ、似合いの名だろう?
祖父・オルクス(Orcus)
- 元はガレアン族。ドルシラの祖父。
- アヴァターの制御に失敗し、肉体を乗っ取られてオルクスとなった。
オルクスは、人の肉体に……アタシの祖父の遺体に憑依している。 しかも、どんな仕掛けかわからんが、若返らせてもいてね。
ドルシラ : オルクスは、20年ほど前に、 こちら側の世界で自由を得て野に放たれた。 アタシの身内が殺されたのも、その時のことさ……。 ドルシラ : それ以来、各地を放浪しながら、 獲物と見定めた「人」だけを襲ってエーテルを喰っている。 ドルシラ : 当然、官憲を含めて様々な連中に追われるわけだが、 異様な用心深さで追っ手を察知し、今の今まで逃げおおせてきた。
- なおギラバニア方面でみかけるモブ「オルクス(Orcus)」については、このオルクスの悪名がアラミゴに伝わったものが由来なのだという。
ドルシラ : オルクスの悪名は、ガレアン族を介してアラミゴにも伝わっていてね。 悪魔を意味する名と勘違いでもされたのか、 ギラバニアでは、人食い魔物の仇名にまで使われているらしい……。