NPC・組織/ゴルベーザ

ゴルベーザ(Golbez)

  • パッチ6.4で「ゴルベーザ討滅戦」「極ゴルベーザ討滅戦」の実装予定






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ6.5まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










Table of Contents
Golbez
ゴルベーザ
ゴルベーザ
種族性別男性
出身地第十三世界年齢
所属組織クラス
付加情報
関係者ゴルベーザ四天王
ゼロムス
ゼロ
アジュダヤ
コンテンツメインクエスト:新たなる冒険編CV星野貴紀
世界設定本

概要

  • パッチ6.1メインクエストにて「黒鎧の騎士」として登場する。
  • 四天王を従えており、”あちら側の世界”こと原初世界への接触を目論んでいる。

登場

パッチ6.1

  • 「黒鎧の騎士」として登場する。
    土のモノリス : 先刻、門が開かれた反応を確認……。
    それも「こちら側」からではなく……
    「あちら側」からの干渉で……。
    火のモノリス : こちらでも観測した。
    珍しい事例ではあるが、あのような小さき門など捨て置け。
    優先すべきは我らの使命よ。
    火のモノリス : 此度は、一万年以上も待ち続けてようやく訪れた好機。
    是が非でもたぐり寄せてみせようぞ。
    風のモノリス : 気になるのは、暗闇の雲を退けた者の存在ね。
    いかに契約で縛られていたとて、
    生身のヒトにやられるような存在ではないわ。
    水のモノリス : クカカ……いいじゃねぇか!
    生きた強者が向こうからやってくるって言うんなら、大歓迎だ。
    世界まるごと、叩き潰してやるぜ!
    黒鎧の騎士 : その意気や良し。
    だが……忘れるな。
    黒鎧の騎士 : もはや太陽の巡りすらなくなって久しいこの世界で、
    我らが戦い続けてきたことの意味を……。
    黒鎧の騎士 : 始めようではないか……世界を救うための聖戦を!
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    ※ゴルベーザの領域

パッチ6.2

  • パッチ6.2では、「ゼロ」によりメモリアと化したスカルミリョーネを通して過去視を行い、光の戦士の口から語られた。
  • そこでは、「黒鎧の騎士」が自ら「ゴルベーザ」と名乗った上で、ドラゴンのエーテルをエサに四天王を従える場面が描かれた。
    黒鎧の騎士 : よくぞ集まった、力を求めし者たちよ。
    ゴルベーザ : 私の名は、ゴルベーザ……。
    ゴルベーザ : 我々は、きたる聖戦に勝ち残らなければならない。
    そのためには、常勝の軍勢が必要である。
    ゴルベーザ : 諸君らには、その先鋒となり、
    兵を率いることを期待しているぞ。
    威勢のいい妖異 : ちょっと待ちな。
    約束を忘れちゃいないだろうな?
    狡猾そうな妖異 : そうとも、麾下(きか)に加われば、
    我々に極上のエーテルを与えてくれる……
    そういう話だったなァ?
    ゴルベーザ : 無論、忘れてなどおらぬ。
    今の諸君らは、あまりにも脆弱であるが故……
    ともに歩むためにも、強くあってもらわねばこちらが困る。
    麗しい髪の妖異 : ご挨拶だね……。
    そこまで言って並の獲物を出されたら、承知しないよ!
    ゴルベーザ : ……よかろう、ならばこれを見るがいい。
    威風堂々たる妖異 : 赤き翼に、猛々しき角。
    そして、おぉ……なんと生気に満ち溢れたエーテルか!
    威風堂々たる妖異 : これはもしや、かの世界の……?
    ゴルベーザ : 左様、諸君らは、これなる竜のエーテルを喰らい、
    さらなる強者……我が四天王へと生まれ変わるのだ!
    ゴルベーザ : 今のこやつらでは、
    竜に満ちるエーテルを喰らい尽くすことはできぬであろう。
    ゴルベーザ : ……だが、それでいい。
    この竜には、まだほかに利用価値があるのでな……。
  • さらにスカルミリョーネに加えてバルバリシアも光の戦士たちに敗れた後、ゴルベーザの過去がムービーで流れ”我が聖戦”を妨げるものとして白ローブの人物を倒した場面が描かれる。停滞云々と語っているため、調停者エリディブスではないかと思われるが不明。
    ゴルベーザ : どんな犠牲を払うことも厭わん……。
    たとえ四天王のすべてを失ってなお、
    私は歩みを止めてはならんのだ。
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    ゴルベーザ : 我が聖戦にとって、この停滞の力は障害となる……。
    ゴルベーザ : 己が加護を与えし者に討たれる運命を呪いながら、
    消え去るがいい!
    ゴルベーザ : あのときの決意に誓って……!
    ゴルベーザ : ……そして門は開かれた。
    これでようやく、宿願を果たすことができる!

パッチ6.3

  • パッチ6.3ではアシエンの介入があったことを語っている。
    ゴルベーザ : この世界が闇に沈んで幾星霜……
    ゴルベーザ : あれほど美しかった世界は混沌と化し、
    生きとし生けるものは心まで醜い異形へと成り果て、
    僅かばかりのエーテルを奪い合っている。
    ゴルベーザ : だが、お前たちは違う。
    己がどのような人間であったか、何のために戦っていたのか、
    それを忘れてはいないはずだ。
    ゴルベーザ : この世界を在りし日の姿に戻すことは、もはや叶わぬ。
    だが、「止まった命」を終わらせ、
    我らを生命へと回帰させることはできよう。
    ゴルベーザ : そのために、向かうのだ。
    新天地へと!
    ルビカンテ : 馬鹿げたことを……。
    叶いもしない希望を、見せてくれるな。
    ゴルベーザ : 決して世迷言ではない。
    アシエンなる者によれば、我らの世界とは別に、
    13の世界が存在しているという。
    ゴルベーザ : 時折ささやきかけてくる、我らをたぶらかさんとする呼び声は、
    隣り合った世界からの干渉だ。
    ゴルベーザ : そして、「向こう側」と「こちら側」を隔てているもの……
    次元の壁を破壊することで、我らは世界を渡ることが可能となる。
    ゴルベーザ : お前たちはお前たちの目的のため、我が計画を使うがよい。
    私は私の宿願のため、お前たちの力を利用する。
    ゴルベーザ : 我は闇の魔王となりて、光射す世界を奪おう!
    すべての命に、終わりという名の救済を与えるために……!
  • このゴルベーザの計画は、ルビカンテの口からも語られることで、光の戦士側にもゴルベーザの計画が明らかとなる。
    ルビカンテ : ……そうして、我らの計画がはじまったのだ。
    ゼロ : つまり、お前たちは第十三世界を捨て、
    この世界を奪うつもりなのか。
    ルビカンテ : いかにも……。
    終わった世界を今さらどうこうすることはできない。
    だが、異なる世界を手にすれば状況は変わる。
    ルビカンテ : 我らは再び、尊厳ある生命に戻るのだ……!
    ゼロ : お前は、己の意思でゴルベーザに従っていたんだな。
    力によって服従を強いられたわけでもなく……。
  • そして、ゴルベーザの領域(ゴルベーザとモノリスが居た場所)が、第十三世界の月であったことが明かされる。
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    ルビカンテ : ならば、止めてみせろ。
    ルビカンテ : 我らが世界の闇に浮かぶ月を目指すがいい。
    そこにお前たちが求める竜と、あの御方がいる。

パッチ6.4

  • アジュダヤを連れ戻すために特大サイズのゲートを開く必要があり、バブイルの塔を使って大量のエーテルを流し込み嘆きの海から第十三世界の月へとゲートをこじ開ける。
  • そしてゲートに飛び込むと第十三世界の「赤い月」にたどり着き、そこでアジュダヤを発見する。
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  • ヴァルシャンから預かっていたアジュダヤの眼を掲げるとアジュダヤは眠りから覚めるが、封印は相変わらず解けなかった。※アジュダヤの眼は「気配の正体」でカイナッツォから入手したもの
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  • そこにゴルベーザが現れ、アジュダヤに闇のエーテルが流れ始め妖異化してしまう。討滅戦でゴルベーザと対峙する光の戦士だったが、なんとか勝ったもののゴルベーザの真の狙いは時間稼ぎでしかなかった。こうしてゼロムスが誕生してしまう。
    ゴルベーザ : 真っ向勝負では及ばずとも、
    私は決して、貴様らを穴底に近づけなかった……
    ゴルベーザ : ゆえにこの聖戦、私は勝利する!
    ゴルベーザ : 大穴の奥底に潜んでいた、強大なる闇の化身。
    いかなる因果か、先ごろそれが唐突に霧散した。
    ゴルベーザ : さりとて我らの世界では、
    そのエーテルが還れる場所もなし……。
    ゴルベーザ : 散ったものは例外なく、妖異として再誕するのだ!
    ゴルベーザ : さあ、この竜を喰らうがいい!
    故郷たる世界に焦がれる想いとともに……!
    ヴリトラ : やめろおおおおおお!!
    ゴルベーザ : 帰郷を望みし竜が今、嬰児と混ざり合う……
    かくて誕生するは、世界の壁を破らんとする大妖異!
    ゴルベーザ : 死に拒まれたヴォイドの命を、巡りに戻すお前には、
    我らが古の英雄の名を贈ろう!
    ゴルベーザ : 生まれいでよ、ゼロムス!
    ゼロムス

ゴルベーザの正体

  • ゴルベーザの正体については断片的な過去視シーンで断片的に描かれるが、まだその正体ははっきりとは描かれていない。
  • 「祖国バロン」の王の命令により動いているメモリア使いだという、剣士(ロン毛)と魔道士(鉄仮面。そもそも「黒鎧の騎士」として登場しており、ゼロは「黒兜」と呼んでいる)という二人組の、剣士の方ではないかと思われる。※6.4「歩み寄る先に」、6.4「落ちゆくもの」、6.4「玉座の咎人」でゼロの過去視に登場。2人の誘いを断ったゼロは、その後複数のメモリア使いに囲まれ窮地に陥る。
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  • 6.4「玉座の咎人」で鉄仮面を被っていた魔道士が死んだような描写がある。※魔道士でフル鎧・鉄仮面というのがかなり違和感があるが、あえて逆転させているのかも知れない。ゴルベーザは本来剣士の名前ではなく、魔道士の名前である可能性が高い。剣士の名(相棒らしき男)は今のところ出ていないと思われる。
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    ゼロ : ある村に立ち寄ったとき出会った、剣士と魔道士の二人組。
    闇のメモリア使いの襲撃から、村人たちを護ったのだという。
    ゼロ : 私も闇のメモリア使いと戦っているのだと知ると、
    同志だなんだと、喜んでな……。
    ゼロ : 曰く、彼らはバロンという国の兵士で、
    メモリア戦争を終結させる手立てを探して、
    各地を巡っていたらしい。
    ゴルベーザ : 口惜しい……。
    お前が倒れたあの日のことを、忘れられるものか……。
    ゴルベーザ : なにがあろうとも、
    世界を救う英雄は「ゴルベーザ」の他にはいないのだ。

パッチ6.5

  • エーテルの送信網「エーテルトランスミッター」を携えて再び第十三世界へと訪れた暁一行。月の大穴の最奥を目指し「深淵潜行 月の地下渓谷」を攻略する。一行が進んでいくと落ちていたメモリアに封じられた二人組の記憶に、光の戦士の意識が同化し始める。
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  • 「ゴルベーザの記憶」へと迷い込んだ一行の前に、「ドゥランテ」として登場した剣士は光の戦士を「ゴルベーザ」だと認識し、ともに帰還したバロン王国を襲撃する妖異と戦う。
    ゼロ : このメモリアは
    例の二人組の…!?
    床に落ちていたメモリアが、突如輝きを放ち始めた……!
    メモリア内の記憶に、意識が同化する……
    ドゥランテ : どうかしたのか、ゴルベーザ。
    急ごう、町はすでに戦場だ。
    ゼロ : この男は、私が
    あのとき出会った…
    ヤ・シュトラ : 彼らには、あなたが
    ゴルベーザに視えている…?
    
    闇のメモリア使い : バロンの英雄ゴルベーザ、それに剣士ドゥランテ……
    噂以上じゃねえか!
  • バロン城中庭までたどり着くと、光の戦士と重なっていたゴルベーザが分離し、闇のメモリア使いが放った最後の一撃がゴルベーザを貫く。闇に落ちそうになる我が友ゴルベーザの魂を救うため、自らとどめを刺しそれを食い止めたが、それによりドゥランテ自身は闇に落ちてしまう。
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    嘘だ お前が闇に呑まれるなど……
    我が友 我が英雄よ
    この身に代えても お前を止める!
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  • ”英雄ゴルベーザ”を殺させないため、ドゥランテは自ら代わって「ゴルベーザ」となることを決意する。
    ドゥランテ : ……魔物となって人を脅かすことを、お前は望まないだろう。
    だが、俺にはお前を殺せない、殺せるわけがない。
    ドゥランテ : 果てない眠りの中で、どうか信じていてくれ。
    俺が救済を成し遂げることを……!
    ドゥランテ : ……英雄ゴルベーザは、決して死なぬ。
    ドゥランテ : これからは、俺がその名を継ぎ、
    世界を救うために戦い続けよう……!
    ゼロ : 友を止めるため
    自ら闇に堕ちたのか
  • 落ちていたメモリアは、ゴルベーザが封印されたものだったのだ。共に手を取り第十三世界を救済しようと呼びかけるゼロだったが、それはかつてゴルベーザたちが失敗したのだという。
    ゼロ : このメモリアは、英雄ゴルベーザが封印されたものだった。
    ゼロ : だったら、これまで私たちが戦っていた相手は……。
    ゴルベーザ : そうだ。
    英雄を騙る紛い物に過ぎん……。
    ヴァルシャン : ゴルベーザ……!
    いや、真の名は、ドゥランテと言ったか。
    ゴルベーザ : もはや忘れ去られた名だ。
    未来に残るのは、ただゴルベーザの名前のみよ。
    ゴルベーザ : ……して、どうする?
    私が私であるかぎり、目指すのはこの世界の救済。
    お前たちがゼロムスの邪魔をするならば、通すことはできぬ。
    ゼロ : ルビカンテが言っていた。
    すべての命に、終わりという名の救済を与える……
    そのためにお前は異世界へ侵攻するのだと。
    ゼロ : そんなやり方は、ちっとも気に食わない。
    ……が、そこに「世界を救いたい」という願いがあるのは、
    間違いないように思う。
    ゼロ : 私にもあるんだ、同じ願いが。
    ゼロ : だったら、ともに目指すこともできるんじゃないか?
    先に断ったのは私の方だが……今度こそは。
  • しかしゴルベーザは、ゼロに覚醒するゼロムス以上の力があるのかと問い、かつてアシエン・イゲオルムに唆されて闇の氾濫を招いた過去を語り始める。
    ゴルベーザ : お前は有しているのか?
    ゼロムス以上の、大きな力を!
    ゴルベーザ : でなければ、私とお前が手を組んだとて、
    所詮はちっぽけな妖異2匹……どうして世界が救えようか!
    ゼロ : 確かに、いきなり大それたことはできないだろう。
    だが……!
    ゴルベーザ : その大それたことを為さねばならないのだッ!
    ゴルベーザ : 覗いたのだろう、「ゴルベーザ」の過去を。
    ならばわかるはずだ……。
    ゴルベーザ : その名を継いだ私は、メモリア戦争を止めるため奔走した。
    闇のメモリア使いたちを倒し、
    魔物と化した人々を戻す方法を探し求めた……。
    ゴルベーザ : そしてついに出会ったのだ。
    災いの根源を断つ方法を知るという者……
    アシエン・イゲオルムに。
    ゴルベーザ : 彼女は私を月へ導き、そこに潜む光の使徒を討てといった。
    人々に異能を与えているのも、戦争が長く停滞しているのも、
    すべて奴らの仕業なのだと……。
    ゴルベーザ : 信じた私は、使徒を討ち倒した。
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    すると闇が溢れだし……世界を呑み込みはじめたのだ。
    ゼロ : 闇の氾濫……!
    じゃあ、お前が……!
  • 闇の氾濫後の歩み。原初世界での第三星暦に復活を遂げた始皇帝ザンデにより闇の勢力を味方につけた南方大陸の侵略が開始され、そのさなか、アジュダヤは闇の勢力を阻止すべくヴォイドゲート(第十三世界)に飛び込む。後を追いかけようとしたヴリトラだったがゲートは閉じてしまう。帰るすべを失ったアジュダヤは果てぬ妖異との戦いにやがて疲弊する。闇の力に蝕まれ地に伏していたアジュダヤに、ゴルベーザは妖異に墜ちることを止めることができると唆し、アジュダヤは拘束されてしまった。
  • アジュダヤの莫大なエーテルを糧に、自らの野望と変わった「救済」のために力をため、駒としての四天王を支配下におさめた。さらに光の戦士により原初世界の月にてゾディアークの討滅が行われた結果、第十三世界の月でもエーテルへと還った。これにより大妖異ゼロムスが誕生するのだという。アジュダヤの魂を融合したことにより生まれ落ちたゼロムスは、原初世界へと帰ろうと世界の壁を打ち破り、それにより妖異が原初世界へと押し寄せる。それによりゴルベーザのいう「救済」は成し遂げられるのだという。
    ヤ・シュトラ : 第十三世界は、最初に統合が試みられた。
    そのときはまだ方法も確立されていなかったと、
    エメトセルクが言っていたわ……。
    ヤ・シュトラ : 原初世界で霊災を起こすことなく、
    分割されていたゾディアークの覚醒だけを進めた結果……
    行き場を失った闇の力が、氾濫してしまったのね。
    ゴルベーザ : アシエンは何もかも見捨てて逃げ出した。
    騙されていた……他人を信じた私が愚かだったのだ……!
    ゴルベーザ : 以来ただひとりで、善き世界を……
    命の巡りを取り戻すための力を探し求めてきた。
    ゴルベーザ : 竜を虜としたことは、大いなる前進だったぞ。
    強大なエーテルの塊として、幾度となく役立ってくれた。
    ゴルベーザ : だが、足りぬ。
    すべてを救うには、到底足りぬ。
    ゴルベーザ : 私は長きにわたり、雌伏して時を待った。
    そしてやっと、やっと待望の力を掴んだのだ!
    ゴルベーザ : すなわち、月に眠りし闇の権化の骸(むくろ)……
    アシエンすら引き揚げるに能わなかったそれが、
    エーテルへと還ったのだ!
    ゴルベーザ : そこより生まれ出でし大妖異ゼロムスは、間もなく覚醒する。
    溶けあった竜の魂が望むまま、愛しき故郷へ帰らんと、
    世界の壁を打ち砕くだろう。
    ゴルベーザ : あらゆるヴォイドの命が、隣り合う異界へと辿りつくぞ。
    戦争で穢れ、異形となって堕ちた魂が、
    ついに死して新生を果たす……。
    ゴルベーザ : かくて救済は為されるのだ!
    この、ゴルベーザの導きによって……!
  • 四天王を復活させてゼロムスの誕生の時間を稼ぐゴルベーザ。ついにゼロムスは誕生してしまうが、ゼロ、エスティニアンヤ・シュトラらの協力により光の戦士は月の奥底へと到達し、ゼロムスを討滅する。
    ???? : 暗くて寒い……完全なる闇……
    ここはどこなの……?
    ゼロムス : 帰りたい……
    兄弟たちが待つ、あの世界に……
    ゼロムス : そう……帰る……帰るんだわ……
    誰にも、何にも、邪魔をさせるものか……ッ!
  • メモリアに封じることで何度でもゼロムスを復活させようと諦めないゴルベーザだったが、救済の夢を持つゼロの持つかすかな光に気づく。
    ゼロ : ……私も同じだよ。
    だから、ともに歩んでくれる仲間が必要なんだ。
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    ゴルベーザ : 光……?
    妖異であるお前が、なぜ……。
    ゼロ : これは、私が他人(ひと)を信じた証。
    相手がそれに応えてくれて、闇の中に光が差した。
    ゼロ : 暗く果てしない絶望の中を往くとき、
    この光が……結んだ繋がりが力をくれる。
    ゼロ : 凍てつく瓦礫の都でも、強すぎる光に呑まれた世界でも、
    命はそうして互いに助け合いながら、前へと進んでいたんだ。
    ゴルベーザ : お前は、それが我々の世界でもできると……?
    ゼロ : 簡単ではないだろうな。
    なにせ皆、妖異として長く生きすぎた……。
    ゼロ : ただ、ひとつだけ確かなのは、
    ゼロムスの侵攻が果たされて全員死ねば、
    可能性は皆無になるということだ。
  • ゼロの説得によりゴルベーザが抑えている間にゼロムスにとどめを刺し、アジュダヤの魂を取り直すことに成功する。ヴァルシャンは自らの竜の眼を使ってアジュダヤを取り戻した。
    ゴルベーザ : 幾度倒そうがゼロムスは復活する。
    力を削ぎ、メモリアに封じるのだ!
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  • ゼロの説得でついにゴルベーザは心を動かす。
    ゴルベーザ : ……まだ、間に合うのか?
    ゼロ : 力を合わせれば、きっとな。
    ゼロ : 私たちが、もう一度ゼロムスを霧散させる。
    魂が露わになるその瞬間を狙って、アジュダヤを呼べ……!
    ヴァルシャン : わかった、必ず……!
    ゼロ : 世界を越えて得た力で……
    今度こそ、皆を救ってみせる!
    ゼロ : ゴルベーザ、貸しを全部返してもらうぞ!
    ありったけをぶちかませ!
    ゴルベーザ
    ゴルベーザ
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    ヤ・シュトラ : いけない、再生する!
    ゼロ : 案じるな。
    その魂には、指一本触れさせない……!
    ゼロ : 終わりだ、ゼロムスッ!
    ゼロ
  • 静かにその場を去ろうとするゴルベーザだったが、ゼロはそれを呼び止める。
    ゼロ : どこへ行くつもりだ?
    ゴルベーザ : 奇跡を見せてもらった。
    お前の言うとおり、世界を元の姿に戻す道も、
    どこかにあるのかもしれん。
    ゴルベーザ : ……だが、すべての原因は私にある。
    計画のため、配下の命を散らしもした。
    ゴルベーザ : お前とともに歩むことなど、どうしてできようか。
    ゼロ : お前、私が言ったことを聞いていなかったのか?
    さっきの一撃で「貸しを全部返してもらう」と言っただろう。
    ゼロ : 今の私たちは、これからでどうとでもなれる……
    ゼロ : 「ゼロ」の関係だ。
    ゼロ : ひとりでは出来ないことも、お前となら成せるかもしれない。
    ゼロ : そして、ふたりでも達し得ないなら、
    この想いを果てまで伝え、仲間を集めていけばいい。
    ゼロ : だから……私たちふたりで始めよう。
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    ゼロ : この身に取り込んだ光が、こんな大きな変化をもたらすとは、
    さすがに思ってもみなかったよ。
    ゼロ : もしかしたら、領域を作るのと同じことなのかもしれないな……
    私自身の想いが、己の在り方に影響を与えたんだ。
    ゼロ : お前たちの戦いの目的は、あくまでも竜を救い、
    ゼロムスの侵攻を食い止めることにあった。
    私は偶然の出会いによって同行したに過ぎない。
    ゼロ : だが、それでも敢えて言わせてもらおう。
    ゼロ : ……ありがとう。
  • 原初世界へ帰還する一行を見送るゼロだったが、ゴルベーザはヴリトラアジュダヤの再会に自分は立ち会うべきでないとして姿を見せなかった。今後についてはゼロが次のように語っている。
    ゼロ : お前たちと旅をして、私は多くのことを知った。
    ひとりじゃ行けない場所に行き、
    気づけないことに気づかされた……。
    ゼロ : だから、まずはゴルベーザと各地を旅してみようと思う。
    ヴォイドを再生させる手掛かりを探しながらな。




ゴルベーザ四天王(the Four Archfiends)

  • ゴルベーザは、みずから見出した四天王を従えており、光の戦士の動きを封じる駒として差し向けてくる。

土のスカルミリョーネ(Scarmiglione,土のモノリス)

スカルミリョーネ
  • ダンジョン「異界孤城 トロイアコート」のラスボスとして登場する。CV:北沢力
  • 再生能力では抜けた力を持っている。
    スカルミリョーネ : 土のスカルミリョーネの神髄、見せてやろう……!
    スカルミリョーネの力により、妖異たちが復活した……!
    ゴルベーザ : ヤツが健在であれば、とうに復活しているはずであろう?
    ゴルベーザ : あやつの力が、お前たちよりも劣っていたことは確かだが、
    再生能力にかけては抜きんでたものがあった。
  • 光の戦士たちは、ゼロのメモリア化によりスカルミリョーネを倒す。
    スカルミリョーネ : ば、馬鹿め、この私の再生能力を甘く見るなよ!
    何度やられようが、すぐに復活を……!
    スカルミリョーネ : だ、駄目だ、身体が再生できないィ!?
    なぜこんなことがぁッ!
    スカルミリョーネ : エーテルを結晶に封じ……
    スカルミリョーネ : これはもしや、メモリアか!?
    どうして貴様に、あの力が?
    スカルミリョーネ : 死から見放されたこの世界で、
    私が消えることなどあるはずが……!
    スカルミリョーネ : おぉ、ゴルベーザ様……
    恨みますぞ!
    スカルミリョーネ : こんなことになると知っていたら、
    あのような甘言に乗ることなどッ!

風のバルバリシア(Barbariccia,風のモノリス)

バルバリシア
  • バルバリシア討滅戦で対決する。
  • 言葉遣いがかなり荒い。
    バルバリシア : チョーシ乗ってんじゃないよ!
    魔力を帯びた髪が絡みつく……!
    バルバリシア : ホラホラホラホラァッ!
    バルバリシア : 片っ端から、ブッ壊す!
    魔力を帯びた髪が絡みつく……!
    バルバリシア : テメェら全員、ブッ殺す!!
    バルバリシア : オラオラオラオラァッ!
    バルバリシア : ソッコーでケリつけてやるよ!
    バルバリシア : ナメてんじゃねぇぞ!?
    バルバリシア : ソラソラソラソラァッ! 
  • 元は深窓の令嬢だったが、押さえつけようとする粗暴な父親への対抗心として芽生えたものだったことが、エクストラクエストで描かれた。
    深窓の令嬢だったころのバルバリシア
    粗暴な口調の父親 : ここから出ていくことも、俺に歯向かうことも許さん。
    これからは何を言われても「はい、お父様」とだけ答えるんだ!
    深窓の令嬢 : ざけんじゃねぇぞ、コラァァァ!
    粗暴な口調の父親 : ぐあああああっ!
    深窓の令嬢 : ああ、最高だ!
    言いたいことを言って、やりたいことをやるだけで、
    こんなにも素敵な気分になれるなんて!
    深窓の令嬢 : 私を閉じ込める鳥籠は、すべてブッ壊す。
    これからは、どこまでも風のように自由になってみせる!
    分裂した目玉 : それから彼女が有名になるのに、時間はかからなかったワ。
    その美しい外見と相反する、野蛮きわまりない戦い方と言動は、
    誰よりも鮮烈な印象を与えたんですモノ。
    分裂した目玉 : ついたあだ名は、野蛮な女(バルバリシア)。
    その名は風に乗って、広く知れ渡るコトになったと言ウ……。

水のカイナッツォ(Cagnazzo,水のモノリス)

カイナッツォ
  • ダンジョン「雪山冥洞 ラピス・マナリス」のラスボスとして登場する。
  • 火のモノリスことルビカンテの提案した策により、時間稼ぎの駒として使われる。
    火のモノリス : その件ですが……私に策があります。
    奴らを排除する、妙案が。
    火のモノリス : ただし、それを確実なものとするには、
    カイナッツォの力も必要になりますが……。
    カイナッツォの声 : 俺は戦いを楽しめればなんでもいい。
    お前に使われるのは癪だが、頭を使うのも好きじゃねぇからよ。
  • ヴァルシャンが感じた気配の種を明かし、さらにアジュダヤについて聞きたければ直接ゴルベーザに聞けといい残し、消えてしまう。
    カイナッツォ : クカカカカ……
    お前が感じたのは、これの気配じゃないか?
    アジュダヤの眼
    ヴァルシャン : それは……アジュダヤの……!
    ヴァルシャン : お前たち、やはり彼女を……!
    アジュダヤに何をしたッ!
    カイナッツォ : クカカ!
    竜について知りたきゃ、
    ゴルベーザ様に直接問いただせばいい。
    カイナッツォ : できるなら、なァ……?

火のルビカンテ(Rubicante,火のモノリス)

ルビカンテ
  • カイナッツォを時間稼ぎの駒として使い、ゲートを封じてしまう。
    ヤ・シュトラの声 : ……やられたわ。
    封宝の間のヴォイドゲートは、宝物殿ごと破壊されていたの。
    ヤ・シュトラの声 : きっとこれが、ゴルベーザの本当の狙いだったのよ。
    私たちから、第十三世界へと渡る手段を奪うことがね。
    ヤ・シュトラの声 : カイナッツォは、陽動だった。
    アジュダヤの眼を使って私たちをおびき寄せ、
    命がけで時間を稼いだのよ。
    ヤ・シュトラの声 : 別働隊が宝物殿に侵入し、
    私たちのゲートを破壊するための時間をね……!
  • そして光の戦士の前に現れ、「ルビカンテ討滅戦」で対峙する。
    ???? : 美しい光景だ……。
    我らの世界も、昔はこのように色づいていた……。
    ルビカンテ : いかにも。
    私はゴルベーザ四天王が一角、ルビカンテ。
    ルビカンテ : かような異形となり果てても、
    いまだに悪鬼に堕ちきれぬ、無様な男よ。
  • 討伐後、ゴルベーザの野望を明かす。
    ルビカンテ : これが、四天王を討ち取ってきた力か……見事だ。
    ルビカンテ : あの御方の目的を知りたいと……。
    ルビカンテ : いいだろう。
    どの道、もはや貴殿らに為すすべはなし。
    我らの始まりを、知るがよい……!
    ゴルベーザ : この世界が闇に沈んで幾星霜……
    ゴルベーザ : あれほど美しかった世界は混沌と化し、
    生きとし生けるものは心まで醜い異形へと成り果て、
    僅かばかりのエーテルを奪い合っている。
    ゴルベーザ : だが、お前たちは違う。
    己がどのような人間であったか、何のために戦っていたのか、
    それを忘れてはいないはずだ。
    ゴルベーザ : この世界を在りし日の姿に戻すことは、もはや叶わぬ。
    だが、「止まった命」を終わらせ、
    我らを生命へと回帰させることはできよう。
    ゴルベーザ : そのために、向かうのだ。
    新天地へと!
    ルビカンテ : 馬鹿げたことを……。
    叶いもしない希望を、見せてくれるな。
    ゴルベーザ : 決して世迷言ではない。
    アシエンなる者によれば、我らの世界とは別に、
    13の世界が存在しているという。
    ゴルベーザ : 時折ささやきかけてくる、我らをたぶらかさんとする呼び声は、
    隣り合った世界からの干渉だ。
    ゴルベーザ : そして、「向こう側」と「こちら側」を隔てているもの……
    次元の壁を破壊することで、我らは世界を渡ることが可能となる。
    カイナッツォ : つまりは、なんだァ……?
    あちらさんに押し入って、世界まるごと奪おうってわけか?
    カイナッツォ : クカカカカ!
    おもしろそうじゃねぇか、俺は乗ったぜ!
    ゴルベーザ : お前たちはお前たちの目的のため、我が計画を使うがよい。
    私は私の宿願のため、お前たちの力を利用する。
    ゴルベーザ : 我は闇の魔王となりて、光射す世界を奪おう!
    すべての命に、終わりという名の救済を与えるために……!
    ルビカンテ : ……そうして、我らの計画がはじまったのだ。
    ゼロ : つまり、お前たちは第十三世界を捨て、
    この世界を奪うつもりなのか。
    ルビカンテ : いかにも……。
    終わった世界を今さらどうこうすることはできない。
    だが、異なる世界を手にすれば状況は変わる。
    ルビカンテ : 我らは再び、尊厳ある生命に戻るのだ……!
  • 元は、友とともに世界を救済しようと志した魔道士であったという。
    分裂した目玉 : むかしむかし、ふたりの魔道士が、
    「試練の山」に籠もって修行をしていましタ。
    分裂した目玉 : 彼らは強く、敵うものはナイと言われるほどでしたガ、
    それをひけらかすコトもなく、ひたすらに腕を磨いていましタ。
    分裂した目玉 : 「いまこそ、長き修行の末に極まりし我々の炎で、
     世界を救ってみせようではないか!」
    炎の魔道士 : 世界を救うなどと言っておきながら……
    誰ひとり救えぬではないか!
    炎の魔道士 : 私の炎は、あの太陽のようであらねばならぬ。
    他者を殺めるものではなく、
    誰かを絶えず見守り、温めるためのものでなくては……!
    分裂した目玉 : 自分の未熟さを思い知った彼は、
    顔を真っ赤にして怒っていましタ。
    それで少女は、彼を赤い顔の男(ルビカンテ)と呼ぶコトにしたノ。
    分裂した目玉 : ルビカンテは試練の山に戻ると、
    友を弔うため石碑を建て、己を戒める言葉を刻みましタ。
    そして、ひとりで修行の日々を送ったのでス。

楽曲アレンジ

  • 「ルビカンテ討滅戦」の楽曲アレンジには、前山田健一(ヒャダイン)氏と時田貴司氏が参加している。

     ファイナルファンタジーXIVの大型アップデート パッチ6.3「天の祝祭、地の鳴動」で公開された「ルビカンテ討滅戦」のBGMは、「ファイナルファンタジーIV」の名曲「ゴルベーザ四天王とのバトル」のアレンジ楽曲です。
     編曲は、「ファイナルファンタジー」シリーズのファンとしても知られる音楽クリエイター・前山田健一さんが担当! さらに、「ファイナルファンタジーIV」のゲームデザインを手がけた時田貴司が歌詞原案を考案! 強敵に立ち向かう光の戦士に、こだわりの詰まった一曲をお届けしています。

関連項目



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