ゲロルト・ブラックソーン(Gerolt Blackthorn)
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概要
- グリダニアの北部森林ハーストミルにいるヤカン職人
- かつてエオルゼア随一の腕を持つといわれたが、今はまったく落ちぶれており普段はヤカンの制作をしている。
はやいとこ、ヤカンを完成させて、 しこたまエールを飲……な、なンだ、テメェは! チッ、いいか? 今じゃ、酒場のヤカンを作っちゃいるが…… 腐ってもオレは一流の武具職人だ。
ゲロルト : あぁン!? そのツラ……さては厄介事を持ち込んできやがったな!? 何しにきやがった! ゲロルト : なんだ……この小汚ねぇ剣は……。 こっちはヤカン作りで、手一杯なンだよ! しょっぱい仕事の話なら、ドレイクの小僧に回しやがれ!! ドレイク : ……すみません、冒険者さん! 私が用件を伺います。
放浪の職人、ゲロルト・ブラックソーン。 鍛冶のみならず木工から裁縫に至るまで、武具製作に関わるあらゆる技術を修め、エオルゼアにこの人ありと名を轟かせた伝説の武具職人である。 彼が全盛期に手がけた武具はいずれも名品として知られ、その機能性と美しさで、一介の傭兵から騎士や貴族まで、多くの者を魅了した。
しかし、酒に溺れたことで道を踏み外したゲロルトは、やがて人々の前から姿を消す……。 そして皮肉なことに、作り手を失ったことで名品の希少性は高まり、さらなる価値を得た。今や熱烈な武具蒐集家たちの間でも垂涎の的となっており、その価格は高騰の一途を辿っている。
なお、目利きとして知られる商人ロウェナ女史によれば、贋物も多いこの品を見分けるコツは、破壊神ラールガーの神印にあるという。若かりし頃、ラールガーの熱心な信奉者であった彼は、独立後の一時期、この神印を好んで自作の武具に刻んでいたのだ。 ラールガーの神印が刻まれたゲロルトの名品……冒険者たちは手に入れることができるのだろうか。
ロウェナの債権書
- ゲロルトは過去にロウェナにお金を借りており、その債権書は今でも有効であるという。
ロウェナ : 「ゲロルト」って名前の武具職人がいるんだけど、知ってる? ロウェナ : 「ゲロルト」の腕前は、エオルゼア随一といわれるほど。でも、性根のほうは最低のド腐れ野郎でね。 ロウェナ : 若い頃に恩師でもある鍛冶屋の親方を、酔った勢いでタコ殴りにして破門されて以来…… 各地を流浪して、その日暮らしをしている流れの職人なの。 ロウェナ : 彼とは、あたしが武器商人だった頃からの、古い付き合いでね。 あるときなんか、鼻水垂らしながら泣いて頼みこむもんだから、仕方なく金を貸してやったら……見事にとんずらされたわ。
ゲロルトの復活
- そのゲロルトがグリダニアの「ホウソーン家の山塞」に現れたという。
ロウェナ : その「ゲロルト」が最近、黒衣森の「ホウソーン家の山塞」に現れたらしいの。 ロウェナ : 彼をまともに働かせることさえできれば、失われた「古の武器」だって、現代に復元できるはずよ。 ロウェナ : もし「古の武器」に興味があるのなら、あたしの債権書を譲ってあげる。 これさえあれば「ゲロルト」を働かせる口実は作れるだろうね。 ロウェナ : もちろん、タダじゃないわ。貸した金の埋め合わせになるものを…… ロウェナ : ……そうね。隊長格の蛮族が持つという「蛮神刻印」3種類を、それぞれ3個…… それから「敵性民族教本」を持ってきたら、交換してあげる。 ロウェナ : ね、悪くない話でしょ?
- なお新生エオルゼアでは、北部森林ハーストミルの北の端でヤカンを作っている。