ゲロルト・ブラックソーン(Gerolt Blackthorn)
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概要
- グリダニアの北部森林ハーストミルにいるヤカン職人。
- かつてエオルゼア随一の腕を持つといわれた。コロセウムの至宝と呼ばれた名剣「フレンジー」など、彼の手による作はいずれも高く評価されている。※名剣「フレンジー」についてはNPC・組織/グレインファルの項を参照のこと。
- 若くして名声を手にしたゲロルトだったが、ある時酒によった勢いで恩師である鍛冶屋の親方をタコ殴りにするという事件を起こしてしまう。
- そうして破門された彼は各地を放浪し、その日暮らしをする流れのsh後任に身をやつしており、今はまったく落ちぶれて普段は酒場のツケ代を支払うためのヤカン制作をしている。
ゲロルト : はやいとこ、ヤカンを完成させて、 しこたまエールを飲……な、なンだ、テメェは! チッ、いいか? 今じゃ、酒場のヤカンを作っちゃいるが…… 腐ってもオレは一流の武具職人だ。
ゲロルト : あぁン!? そのツラ……さては厄介事を持ち込んできやがったな!? 何しにきやがった! ゲロルト : なんだ……この小汚ねぇ剣は……。 こっちはヤカン作りで、手一杯なンだよ! しょっぱい仕事の話なら、ドレイクの小僧に回しやがれ!! ドレイク : ……すみません、冒険者さん! 私が用件を伺います。
- 趣味は酒飲み。
武器強化クエスト
新生エオルゼア(ゾディアックウェポン)
- 旧FF14のレリックウェポンから引き続がれたゾディアックウェポンシリーズでは主要人物として登場。
- パッチ2.2でいわゆる「戦記装備」(正式名称:ゲロルトの名品)が実装された際の説明。
ゲロルトの名品
放浪の職人、ゲロルト・ブラックソーン
鍛冶のみならず木工から裁縫に至るまで、武具製作に関わるあらゆる技術を修め、エオルゼアにこの人ありと名を轟かせた伝説の武具職人である。 彼が全盛期に手がけた武具はいずれも名品として知られ、その機能性と美しさで、一介の傭兵から騎士や貴族まで、多くの者を魅了した。
しかし、酒に溺れたことで道を踏み外したゲロルトは、やがて人々の前から姿を消す……。
そして皮肉なことに、作り手を失ったことで名品の希少性は高まり、さらなる価値を得た。今や熱烈な武具蒐集家たちの間でも垂涎の的となっており、その価格は高騰の一途を辿っている。
なお、目利きとして知られる商人ロウェナ女史によれば、贋物も多いこの品を見分けるコツは、破壊神ラールガーの神印にあるという。若かりし頃、ラールガーの熱心な信奉者であった彼は、独立後の一時期、この神印を好んで自作の武具に刻んでいたのだ。
ラールガーの神印が刻まれたゲロルトの名品……冒険者たちは手に入れることができるのだろうか。
ゲロルトの名品と「ミラージュプリズム」について (2014/03/20) | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
蒼天のイシュガルド(アニマウェポン)
紅蓮のリベレーター(エウレカウェポン)
- ゲロルトもエウレカに現れ武器強化クエスト「禁断の地エウレカ」で絡んでいた。
ゲロルト : おう、来たか冒険者。 それじゃ、武器の強化を始めるか!
漆黒のヴィランズ(レジスタンスウェポン)
- 「レジスタンスウェポン」に絡む武器強化クエスト群として実装された「セイブ・ザ・クイーン」クエストで登場し、拠点ガンゴッシュに出現していた。
???? : おいおい、朴念仁ってぇのはヨォ、 無口で愛想のないヤツのことを意味すンだぜ! アンタほど口の回る御仁をそうは言わネェよ! ナァ! バイシャーエン : おお、鍛冶師の中の鍛冶師、マイスター・ゲロルト様! これは一本取られましたな! ドマ・アラミゴの解放者殿が今、ガンゴッシュに着きましたぞ! ゲロルト : イヨォ! 相棒!! こんな田舎までよく来てくれたじゃネェか! テメェを待っていたぜ、コンチクショー!!
ゲロルト : ロウェナの女狐がよぉ、こいつらと商売してるンだがな、 その策とやらに鍛冶師が必要ってことでこのオレ様が、 天才鍛冶師のこのゲロルト様が呼ばれたんだぜ! ゲロルト : ……実際のところ、いつものように借金の返済に追われててよ、 今回の役目がうまく完遂できりゃ借金をチャラにしてくれるって、 ま、そんなとこだがな。
- またこのクエストでは、ゲロルトとロウェナの過去の恋愛が「ゲロルトの妄想」として描かれた。
ロウェナ : 腕がいいのは認めるけど、あまりにお金の管理がずさんすぎるわ。 稼いだお金をすぐに浪費する癖、やめなさいな。 まぁ、無理なのはわかっているけどね。 ゲロルト : 男ってモンはなぁ、宵越しの金は持たねぇンだヨ! たとえ無駄遣いだとわかっていても浪費する、 それが男の浪漫なんだよ! ロウェナ : ホント、呆れる、あまりに非合理的、非効率的ね。 その腕があれば、あのゴッドベルト・マンダヴィル氏のように、 莫大な財を築き、砂蠍衆のメンバーにだってなれそうなのに。 ゲロルト : ケッ、やかましいわい! あんなスッポンポンのオッサンになりたかねぇよ!
ロウェナ : 言えば言うほど、その反対へ進もうとする…… あなたは昔っからそういう人よね。 若い頃は、そんなあなたに憧れたこともあったっけ。 ゲロルト : よせやい……そんな昔の話なんて今更……。 フッ……たしかに昔っから変わらねぇな、オレ……。 いい歳したオッサンになっても相変わらずこのざまだ。 ゲロルト : おっと、オレはオッサンだが、 ロウェナ、おめぇは相変わらず若い頃と変わらねぇよ。 相変わらず美人だぜ……!
ゲロルト : お、おい、ちょっと待て!! こんな会話してねぇぞ! してねぇよな!? ミコト : 記憶というものは必ずしも「真実」とは限らないんですよ。 例えば、あまりに辛すぎる記憶の場合、なかったことにする、 思い出せなくなることもあります。 ゲロルト : え? え? は、ハァ??? これも記憶の風化だってぇのか? いやいや、ガンゴッシュに来たのは先週の話だぜ?? ミコト : そうですね、風化というより妄想ですね。 会話の途中から小言を聞くのが嫌になって現実逃避したんですね。 だから、「意識した記憶」の後半にその妄想が記録されていると! ゲロルト : ……悪い、気分がよくないんで部屋に戻るわ。
- また第一世界では、伝説の職人「グレノルト」なる人物がテンペストの奇人のアトリエに居た。こちらは「AF4装備(正式名称:英魂装備)を配布する窓口となっていた。こちらでも元ヤカン職人である。
グレノルト : おぉ……ついに幻まで見えるようになったか……。 かような海底に、余人が訪ねては来まいからな……。 グレノルト : 幻よ……いや亡霊よ……。 吾の命、喰いたくば喰っていけ……。 グレノルト : 吾は今、「すらんぷ」の最中……。 働くことのできぬ吾など、藻屑以下の存在よ……。 いや……比べるだけ、藻屑に失礼かもしれぬ……。 グレノルト : 吾はグレノルト、この海底の「あとりえ」に籠り、 俗世を離れて仕事に打ち込んでいる、職人よ。
グレノルト : ああ……何も思い浮かばぬ…… もはや、ヤカンを打ち直す仕事から、 出直した方がいいのではなかろうか……?
旧FF14でのゲロルトとロウェナ
- ロウェナおよびゲロルトの2人は旧FF14から登場していたNPCで、いわゆるレリックウェポン(旧版「蘇る古の武器」)で登場していた。→「蘇る古の武器」の最下部【旧FF14版情報】を参照のこと。当時ゲロルトはキャンプ・ナインアイビー付近ティノルカ東部森林の「ホウソーン家の山塞」に居た。
- ゲロルトは過去にロウェナにお金を借りており、その債権書は今でも有効であるという。
ロウェナ : 「ゲロルト」って名前の武具職人がいるんだけど、知ってる? ロウェナ : 「ゲロルト」の腕前は、エオルゼア随一といわれるほど。でも、性根のほうは最低のド腐れ野郎でね。 ロウェナ : 若い頃に恩師でもある鍛冶屋の親方を、酔った勢いでタコ殴りにして破門されて以来…… 各地を流浪して、その日暮らしをしている流れの職人なの。 ロウェナ : 彼とは、あたしが武器商人だった頃からの、古い付き合いでね。 あるときなんか、鼻水垂らしながら泣いて頼みこむもんだから、仕方なく金を貸してやったら……見事にとんずらされたわ。
ゲロルトの復活
- そのゲロルトがグリダニアの「ホウソーン家の山塞」に現れたという。
ロウェナ : その「ゲロルト」が最近、黒衣森の「ホウソーン家の山塞」に現れたらしいの。 ロウェナ : 彼をまともに働かせることさえできれば、失われた「古の武器」だって、現代に復元できるはずよ。 ロウェナ : もし「古の武器」に興味があるのなら、あたしの債権書を譲ってあげる。 これさえあれば「ゲロルト」を働かせる口実は作れるだろうね。 ロウェナ : もちろん、タダじゃないわ。貸した金の埋め合わせになるものを…… ロウェナ : ……そうね。隊長格の蛮族が持つという「蛮神刻印」3種類を、それぞれ3個…… それから「敵性民族教本」を持ってきたら、交換してあげる。 ロウェナ : ね、悪くない話でしょ?
- ※なお新生エオルゼアでは、ゲロルトは北部森林ハーストミルの北の端でヤカンを作っている。
サブクエスト「蘇る古の武器」
- 武器強化クエスト「ゾディアックウェポン」シリーズが続いたパッチ2.X時代は、武器強化および装備強化のためにハーストミル通いをする冒険者で溢れていた時期もあった。