NPC・組織/エジカ・ツンジカ

エジカ・ツンジカ(Ejika Tsunjika)

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Ejika Tsunjika
エジカ・ツンジカ
エジカ・ツンジカ
種族ララフェルプレーンフォーク性別男性
出身地北洋シャーレアン年齢22歳
所属組織バルデシオン委員会クラス
付加情報
関係者ガラフ・バルデシオン(尊敬する人物)
クルル(同期)
アルフィノ(同期)
アリゼー(同期)
オジカ・ツンジカ(従弟)
コンテンツ禁断の地エウレカCV
世界設定本2巻 120ページ

概要

  • 魔法学(破壊魔法)及びエーテル学の研究で賢人位を取得している。
  • 賢人位を取得しているにも関わらず文様が見えないのは、「自分が特別な存在とは思われたくない」というこだわりから、服の上から見えない背中に刻んでいるため。
  • 特別な力を持つクルルや冒険者に嫉妬心を抱いている。
    特別な力を持つ貴様に嫉妬し、愚かな発言をしてしまった。
    ああ、そうだ。
    俺は貴様やクルルが妬ましい。
    努力では決して手に入れられない力を持つ、貴様らがな。
    
    フフッ、だろうな。
    持つ者には持つ者なりの、苦悩がある。
    それをわかってなお求めるのが、俺の弱さか……。

生い立ち

  • シャーレアン本国において、貧しい家庭に生まれた。
  • その境遇をバネに周囲を見返さんと勉学に励んでいたところを篤志家でもあったガラフによって見出され、奨学生としてシャーレアン魔法大学へと入学する。
    生まれは貧しくとも、努力すれば道も開けると、
    俺はずっと研鑽を積み重ねてきた。
    なればこそ、ガラフ様にも見出してもらえたとの自負もある。
  • 在学中は、エジカにとってみれば恵まれた境遇であった同期のクルルや、後輩であるアルフィノアリゼーのルヴェユール兄妹を目の敵にしていたという。
    だが、努力をどれだけ重ねようとも、
    ルヴェユール家の神童のような天才や、
    クルルのような異能者には、絶対に届かない。
    ヤツらと俺の、何が違うのだ?
    何をすれば、ヤツらに追いつける?
    そんな無意味な問いを、未熟な俺はずっと消せずにいる……。
  • 学年主席として卒業した彼は、各所からのスカウトを断ってバルデシオン委員会に所属する。
    クルル : エジカは、バルデシオン委員会時代の同僚なの。
    私を含めて数少ない「生き残り」といったところかしら。
    エーテル学の研究員としては一流だけど、性格はあのとおりよ。

従弟:オジカ・ツンジカ(Ojika Tsunjika)

  • いとこ(従弟)がおり、現在はオールド・シャーレアンにある「バルデシオン分館」の管理をしている。
    オジカ・ツンジカ
    グ・ラハ・ティア : オジカ! オジカ・ツンジカじゃないか!
    元気にしてたんだな……!
    クルル : 彼はオジカ……あのエジカ・ツンジカの従弟よ。
    バルデシオン委員会の事務員で、この分館を管理しているの。
  • なおオジカ自身は第五星暦に作られた魔具に詳しい鑑定師であるという。
    クルル : そうそう、バルデシオン委員会の再建にあたっては、
    エレンヴィルさんが、グリーナー仲間から聞いた情報を、
    まわしてくれることになっているの。
    クルル : かわりに、大撤収の後片付けを手伝うことになって……
    ひと足先に、オジカがラヴィリンソスに通って、
    収蔵されてる魔具の振り分けをしているみたい。
    クルル : 実は彼、単なる事務員じゃなくて、
    こと第五星暦に作られた魔具に詳しい鑑定師でもあるのよ!
    ……まあ、あんまりそっちの仕事はしたがらないんだけど。
    クルル : 「早く帰ってきて俺と代わってぇ~」って、
    泣きの連絡が入ったから、早めに行ってあげなくちゃ……!

創神「エウレカ」

  • 禁断の地エウレカの調査に加わり、独自に調査を進めている。
    エジカ・ツンジカ : そうだ、ひとつだけ貴様に伝えるべき情報があった。
    ガラフ様が本部塔に封印した存在……
    クルルが予想したところの古の蛮神の名がわかったぞ。
    ……その名は「エウレカ」。
    そう、この島につけた仮の名前と同じ。
    創神「エウレカ」がヤツの名だ。
    なんとも皮肉な偶然じゃないか……いや、必然というべきか。
    クルル : 創神「エウレカ」……
    エジカがそう言っていたのね。
    ……バル島が消滅する前、
    ラハくん……委員会の同僚とおじいちゃんの3人で
    クリスタルタワーについて議論したことがあるの。
    そのとき、ラハくんが、おじいちゃんにこう尋ねたのよ。
    危険な武器が封印されているという禁断の地下迷宮が、
    クリスタルタワーの地下にあるという伝承は、本当だろうかって。
    おじいちゃんは、「そこにエウレカはいない」って答えたわ。
    その表情がいつになく真剣で……妙に記憶に残っていたの。
    だから、ロウェナさんにこの島の仮名を考えるよう言われたとき、
    おもわずエウレカって答えちゃったんだけど……。
    「ない」じゃなくて「いない」か……。
    あのときは言い間違いだと思ったけど、そうじゃなかったのね。

エウレカ討滅

  • かつてガラフは、討滅ではなく封印を選んだことがわかった。
  • エジカは、それを踏まえた上で今回こそ討滅すべきだと主張する。下記はこのエジカに同意した場合のログ。
    明るい青年 : ……俺は封印に反対だ。
    討滅する方法ならまだあるだろ。
    創神エウレカを自滅させる、最後の手段が。
    若き日のガラフ : 主となった者が限界以上の創造を行わせる方法だな。
    エーテルの操作を司る人型端末が存在しない現状なら、
    たしかに可能ではある。
    人狼族の青年 : 端末不在の創神は、環境エーテルを吸収できない。
    その状態で創造を命じれば、自己のエーテルを消費し続け、
    やがては自滅するか……。
    冷静な青年 : 現在の創神エウレカには通用しない。
    ……皆、その方法の反動を理解しているだろうな?
    明るい青年 : 主と創神は一心同体……
    自滅を狙う過程でエーテルを奪われ、共倒れになる。
    ……だが、俺たちには責任があるだろ。
    若き日のガラフ : 創神エウレカを発見してしまった責任か……。
    命を懸けて、それを果たすことに異論はない。
    だが、そういうことではないのだろう?
    冷静な青年 : 単純に、創神の保有エーテルが多すぎる。
    計算したが、四人全員の命を使い果たしたとて、
    ヤツを自滅まで追い込むことはできないのだ。
    人狼族の青年 : ……やはり、封印するしかないか。
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    エジカ・ツンジカ : それはおそらく、創神エウレカの過去だな。
    俺がやろうとしていることに気がついたか。
    エジカ・ツンジカ : ガラフ様方が考えた、創神エウレカを自滅させる方法を、
    俺がいま、実行する。
    クルル : そんなこと無理よ!
    過去のおじいちゃんたちでも、できなかったのに、
    あなたひとりの命じゃ、とうてい足りないわ!
    エジカ・ツンジカ : 創神エウレカは、この島を地脈から引き上げ、
    物質界に浮上させるために、大量のエーテルを消費している。
    これまでに回復した分を計算しても、俺ひとりの命で十分やれる。
  • なぜエジカがやるのか。
    クルル : なら、私がやるわ!
    あの消滅の中、ただひとり生き残った私にこそ、
    命を費やし、創神エウレカを討つ責任があるもの!
    エジカ・ツンジカ : 光の加護を受け、テンパードとならない貴様らを、
    創神エウレカは主と認めん。
    ゆえに、自滅させる方法を実行できるのは、この俺のみ。
    エジカ・ツンジカ : 貴様らも、ガラフ様が遺したメモは見たのだろう?
    なら、創神エウレカの危険性は理解できるはず。
    再びアシエンに利用されないよう、ここで討滅するのが最善だ。
    クルル : あなたひとりが犠牲になることの、どこが最善よ。
    自己犠牲に酔うような腑抜けた男だなんて、
    思わなかったわ。
    エジカ・ツンジカ : 安い挑発だな。
    何と言われようと、ここで創神を討滅するのが最善だ。
    今、再封印したとして、それは一時しのぎに過ぎん。
  • そしてエジカは冒険者の同意を得て遂にエウレカ討滅を実行する。
    エジカ・ツンジカ : 反論は山程あるが……これ以上は、平行線か。
    ならば、ここは第三者に意見を仰ぐべきだろう。
    エジカ・ツンジカ : 冒険者よ、ここまでの成果は、貴様なくしては成し得なかった。
    ならば、この創神エウレカをいかに始末すべきか、
    それを決める権利も、貴様にはあるはずだ。
    エジカ・ツンジカ : 創神エウレカを討滅する。
    俺は死ぬだろうが、覚悟は済んでいる。
    ガラフ様が果たせなかったことを、ここで果たすだけのこと。
    エジカ・ツンジカ : 創神の危険性は、貴様も理解しているはずだ。
    ならば、何も気にすることはない。
    俺が正しいと、言ってくれるな?
    エジカ・ツンジカ : ……俺に賛同するか。
    貴様は正しい選択をしたぞ。
    エジカ・ツンジカ : これで2対1だ。
    クルル、貴様はどうする?
    クルル : ……エジカ、あなたは本当にそれでいいの?
    エジカ・ツンジカ : ハッ、いいも悪いも、俺はやるべきことをやるだけだ。
    それに対して、貴様が負い目を感じるのは、
    あまりにくだらん、無意味な感傷だ。
    エジカ・ツンジカ : 異能を持つ貴様には、貴様なりの役割が、
    ここではない別の場所にあるはず。
    嘆く暇があるなら、貴様のやるべきことをやれ。
    クルル : ……わかったわ。
    エジカ・ツンジカ
    エジカ・ツンジカ
    エジカ・ツンジカ : ……ああ、これでいい。
    後は任せたぞ、クルル。
    エジカ・ツンジカ

関連項目



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