NPC・組織/イゼル・ダングラン

イゼル・ダングラン(Ysayle Dangoulain)

Table of Contents
Ysayle Dangoulain
イゼル・ダングラン
イゼル
種族イシュガルドエレゼン性別女性
出身地クルザス地方ファルコンネスト年齢享年24
所属組織クラス
付加情報
関係者トールダン7世
アイメリク
エスティニアン
アルフィノ
コンテンツメインクエスト:蒼天編CV内田真礼
世界設定本1巻 210ページ
2巻 152ページ

概要

「氷の巫女」の異名で知られる、エレゼン族の女性。
イシュガルド正教の教えに反し、ドラゴン族と連携する「異端者」勢力の新たな指導者。
彼女は、千年続く人とドラゴン族との戦いの終結を望むが……。

超える力

  • イゼルもまた冒険者同様に超える力を持つ。
    私は、あなたと同じ「超える力」を持つ者。
    最初は、幻のように現れる過去の情景を前にして、
    その意味すらわからず、怯えさえした。
  • 最期、ハイデリンから与えられた光のクリスタルのエーテルを放出する。
    あのエーテル……あれは、光のクリスタル……。
    彼女もまた、間違いなく、
    ハイデリンに導かれた光の戦士だったのね……。

聖竜との出会い

  • 第七霊災フレースヴェルグとの出会い
    しかし、5年前にすべてが変わったのだ。
    ……そう「第七霊災」が起きたのだ。
    霊災によりクルザスの環境は激変……。
    私の故郷「ファルコンネスト」は、
    瞬く間に、雪と氷に閉ざされてしまった。
    寒さに追い立てられ、ドラゴン族に襲われるのを承知で、
    西方のドラヴァニアへと逃れたのだ。
    そして、かの地で私は出会った。
    偉大なる「七大天竜」の一翼、聖竜「フレースヴェルグ」に。

聖女シヴァ

聖女シヴァ
  • そしてイシュガルド皇国の変革と人と竜との融和を夢見る。
    1200年もの、はるかな昔……。
    エレゼン族の一団が、クルザスの地にやってきた。
    当初は、ドラゴン族との小競り合いが絶えなかったが、
    やがてひとりの乙女がふたつの種族の架け橋となる。
    ……彼女の名前はシヴァ。
    彼女は高い知性と理性を持つ竜と対話する中で、
    「七大天竜」一翼である聖竜「フレースヴェルグ」と出会い、
    種の違いを超えて、かの竜を愛するようになった。
    ……だが、人の命は、竜のそれに比べてはるかに短い。
    どんなに長く生きようとも、人は100年もすれば死ぬ。
    一方で竜は、千年万年の時を生きる……。
    シヴァの愛を受け入れたフレースヴェルグも苦悩した。
    やがて死が、ふたりを分かつという現実に……。
    そして、シヴァは懇願したのだ。
    自分を喰らってほしいと……。
    魂となって永遠に寄り添うために……。
    かくして、シヴァの魂はフレースヴェルグに宿り、
    これを知ったドラゴン族と人とは互いを認め、
    融和への道を歩んでいった。
    ふたつの種族は協力し、この地に美しい国を築いた。
    しかし、「竜の眼」に満ちた力は人の心を惑わせ、
    この蜜月関係は、わずか200年足らずで終焉を迎える。
    人は欲望を抑えきれなかった。
    自己のために「七大天竜」を騙し討ち……。
    ……その「眼」を奪ったのだ。
  • 蒼天のイシュガルド」のテーマソングである「Dragonsong」の歌詞
    Children of the land do you hear
    Echoes of truths that once rang clear
    Two souls intertwined
    One true love they did find
    Bringing land and heavens near
    But flames that burn full bright, soon fell dark
    Memories dimmed by shadowed hearts
    In the waxing gloom did wane the lover's moon
    Watching as their worlds drift apart
    One soul's cry
    A passion dwelling within
    Sacrifice, a final plea to her kin
    Yet this bond of hope, by treachery was broke
    Scattering her words to the wind
    Swelling over long,
    seas of blood, are a song
    And death an afterthought
    To those who fight for naught
    A throne, lying empty
    A reign, incomplete
    Alone, for eternity
    A pain, without cease
    Children of the land, answer this
    Why must you turn to empty bliss
    Tell me why break trust, why turn the past to dust
    Seeking solace in the abyss
    Tell me why create, a circle none can break
    Why must you let go, the life you were bestowed
    This I fear I'll never know
    Never know

魔法障壁の破壊

  • 「氷の巫女」となり異端者を率いるようになったイゼルは、大審問の護衛を破って侵入し皇都イシュガルドに張られている魔法障壁を破り、ドラゴン族による襲撃を招いてしまう。
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蛮神シヴァ

  • 異端者たちが崇める蛮神シヴァの噂を耳にしたイシュガルドから、その討伐を依頼され「アク・アファー円形劇場」にて戦うことになる。(真シヴァ討滅戦)
  • このシヴァはあくまでイゼルの願いにより顕現したものである。
    聖女シヴァ──
    いえ 願いによって造られた 私自身の神よ!

意外な姿

  • ドラヴァニア雲海モーグリと邂逅した際、しきりに可愛いと呟いている。
    な、なんだ、意外そうな顔をして! 
    私とて可愛いものを、可愛いと思うことくらいあるぞ。
    「氷の巫女」と呼ばれても、心まで凍り付いてはいないのだ。

最期

  • 魔大陸への突入を試みる冒険者一行に襲いかかったガレマール帝国の最新鋭艦の前に、フレースヴェルグは氷の巫女を連れて飛来する。
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    かつて星の意思から授かった、光のクリスタル……。
    ……今こそ使う時か。
    これまで、自分の主我のために、多くの犠牲を出してきた。
    結局私は、凍えた身体を温めるための、仲間が欲しかったのだ……
    そのために、大義を創った。
    許して、シヴァ。
    ……そして、フレースヴェルグ。
    それでも私は、どうしても見てみたい……。
    少女が雪原のただ中で、凍えずとも済む時代をッ!
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    ありがとう フレースヴェルグ
    聖女シヴァ──
    いえ 願いによって造られた 私自身の神よ!
    今こそ我が身に降りて
    真の融和のために 最期の静寂を!
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裏話:イゼル誕生秘話

  • 第24回FFXIVコミュニティ放送で明らかにされた内容。
  • イゼルは、「蒼天のイシュガルド」編メインシナリオに登場するキーキャラクターのうち、すでに登場済であったオルシュファンアイメリクエスティニアンなどを除くと、最初に考案されたNPCだという。
  • シナリオ担当の織田氏は、ふだんは物語のプロットを考えてからそれに必要なキャラをあてはめていくが、このイゼルの場合だけ例外で、まずキャラ設定が先にありそこから物語が産まれたという。かつまたその発端がシヴァのモンスターデザイン(アート)であった。
  • 話は吉田PがFF14を引き継いだ頃に戻り、アート班にはFFシリーズの有名なモンスターのアートを書いてくれというオーダーがあった。その際にシヴァも描かれていたが、いつ使うかは全く決まっていなかった。その後シヴァの実装が決まり、世界設定班にこのシヴァを召喚した勢力について設定するよう依頼が来ることになった。候補としては、それまで蛮神を喚び降ろしていなかったキキルンだったりゴブリンだったりジャイアント(巨人族)などがいたがどれもしっくりこなかった。そこでいっそのこと「人」が召喚した蛮神にしちゃえということになった。
  • シヴァは氷属性のモンスターなので、寒冷地帯のクルザスにいるNPCが召喚したことにして、ドラゴン族と戦っているイシュガルドにおいて「異端者」が喚び降ろした蛮神ということにした。さらにアートのシヴァの耳が偶然尖っていたことから、同じく耳が尖っているエレゼン族の女性に憑依したことにしようということになったという。
  • ここまで出来上がると、あとは「動機」(なぜ蛮神を呼び降ろすのか、動機になる願望、祈る対象)だけ考えるとキャラが出来上がるという。旧FF14の設定を読み込む中で、彼女のキャラとそれを取り巻く「蒼天のイシュガルド」のシナリオが出来上がっていったという。
  • イゼルの外見についても、シヴァがツンツンした髪型であることからそれを降ろしてストレートヘアに変えることで出来上がったのだという。また衣装についても、シヴァが青いタイトな服だったのでそれを反転させてゆったりしたローブへとなっていった。
イゼル


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