アルマ・レクセンテール(Alma bas Lexentale)
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概要
- ジェノミス・レクセンテールの娘で、ラムザ・レクセンテールの妹。
- ガレマール帝国出身。
- 帝都にある寄宿舎学校に通っていたが、ある日突然兄が迎えに現れ、そのまま劇場艇プリマビスタに乗せられて帝国から脱出した。
- その後、父ジェノミスがイヴァリース伝承の調査に赴いたまま行方不明に なったため、父の旧友であるシドに連絡を取り、助けを乞うことになった。
- 特技はおまじない。
イヴァリース物語へのきっかけ
- シドのアドバイスを受けて、冒険者に助けを求めたことで「リターントゥイヴァリース」の物語が始まる。
アルマ・レクセンテール : お願い……です。 父さんと兄さんを止めて……。 アルマ・レクセンテール : ふたりともイヴァリースに取り憑かれている……。 私はそれが怖い。
父と兄に対する想い
- あまりにイヴァリース伝承調査に力を入れる二人に対し、寂しい思いを持っていた。また、父の本心が、先祖オーラン・ディライの雪辱を晴らすことにはなく、亡くなった母を甦らせることにあるのではないかと感じていた。
ジェノミス・レクセンテール : バカなことを言うな! おまえに何かあったら、死んだ母さんになんと言えばいいッ? 大人しくここにいなさい、アルマッ! アルマ・レクセンテール : 嘘よ、父さん、嘘を言わないで! 父さんの本当の望みはオーランの雪辱を果たしたいからじゃない! 聖石の力を使って、母さんを蘇らせること!! アルマ・レクセンテール : 母さんを蘇らせるには「正しき願い」が必要、 だけど、その願いをどうやって伝えたらよいかはわからない。 でも、聖石を生み出す聖天使アルテマならそれを知ってる!
- 息子ラムザの言葉で過ちに気づくジェノミスだったが、すでに時遅く、アルマの心は聖石オティスをゲートにして現れたアルテマに囚われてしまう。
ラムザ・レクセンテール : そんな二択、選ぶ必要もない! 死んだ者より、生きている者が大切に決まっている! そうでしょ、父さんッ!! ジェノミス・レクセンテール : 私が間違っていたよ、アルマ! ラムザの言うとおりだ! 私にはおまえたちが必要だ、失いたくはない! アルマ・レクセンテール : ダガ、モウ遅イッ! 禍々しい声 : ……寂シイヨ、父サン。 私ヲ見テ……私ハ……ココニ……イルノニ……。
アルマ・レクセンテール : ……兄さんッ……助け……てッ! ラムザ・レクセンテール : アルマッ!!!
- 慌ててオーボンヌ修道院へと追いかけた一行は、ミコトの準備した「エーテルジャマー」によりアルテマからアルマを取り返すことに成功したものの、代わりにラムザがさらわれてしまう。
禍々しい声 : 我ヲ……召喚セシ者ノ……末裔ヨ……… 古ノ契約ニ則リ……ソノ身ヲ憑代トシテ……差シ出スノダ……!
戯曲の完成後
- 父の新しい戯曲が完成した際に、次のように語っている。
アルマ・レクセンテール : ご観覧いただいたように、父は今回の旅の集大成として、 デュライ白書をベースにした戯曲を完成させました。 あとは私たちが舞台として完成させるだけ……。
アルマ・レクセンテール : 思い返せば、この冒険の旅は、新作の取材旅行のためでした。 それが、たとえデュライ家の雪辱を果たすためだったとしても、 たとえ亡き母を蘇らすためだったとしても、終着駅は一緒……。 アルマ・レクセンテール : 聖石に導かれるようにオーボンヌ修道院にたどり着き、 あの悪魔と戦うことは私たちの……いえ、 冒険者さんの運命だったのかもしれません……。 アルマ・レクセンテール : そう考えると、私たちが帝国を追われ、この地に流れ着いたのも、 父が行方不明となり、その結果、冒険者さんと出会えたのも、 運命の糸に紡がれた私たちの宿命だったのかもしれませんね。