アルダシール・バリーク(Ardashir Balyk)
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Ardashir Balyk アルダシール・バリーク |
| 種族 | 近東系ヒューラン族 | 性別 | 男性 | 出身地 | ラザハン | 年齢 | 17歳 | 所属組織 | | クラス | | 付加情報 | 関係者 | ゲロルト ウラン(研究仲間) マトーヤ(魔法生物の権威) | コンテンツ | アニマウェポン | CV | | 世界設定本 | 1巻 208ページ |
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概要
- 趣味は日記。研究の記録と日ごろの鬱憤晴らしのため。
- 父は、アルダシールに家業を継がせようと、幼い頃から取引先に同行させていた。
- そんな中、はじめて訪れた海都にて、メルヴァン税関公社の巴術士を目撃。彼らが操るカーバンクルに魅了された彼は、帰国後独学で巴術を習得しようとした。しかし魔法の才がなかった彼は、基礎的な召喚すら行えず挫折を味わうこととなった。
「人造精霊」の研究
- それでも諦めきれず、魔力に依存しない魔法生物を造ろうと決心し、父の反対を押し切って錬金術の大家に弟子入りし、「人造精霊」の研究を始めたという。
- そうして弟子入りしたが、「人造精霊」を創造することには成功したものの、育つことなく消えることが続き、師匠は失踪したという。
- その後、エオルゼアへと渡ってきた。
アニマウェポン
「人造精霊」研究日誌
「人造精霊の研究」について
「人造精霊の研究」について : 純粋なエーテル生命体とも呼べる「精霊」という存在を、
人工的に生み出す……。
「人造精霊」……それが、俺と師匠の目標だった。
「人造精霊の研究」について : その手法として、俺たちは、ゴーレムやカーバンクルといった、
「魔道士が生み出す魔法生物」の方法論を応用した。
つまり、核となる結晶体にエーテルを注ぎ込むという手法だ。
「人造精霊の研究」について : だが、試作を重ねたソウルストーンに宿った命は、
すぐさま消えて、儚く散ってしまった。
後に残るは、輝きの消えたクズ石ばかり……。
「人造精霊の研究」について : 数えきれないほどの失敗の末、ついに師匠は失踪してしまった。
けれど俺は研究を諦めきれず、単身でエオルゼアにやってきた。
「魔法生物の権威」に助言を求めるためだ。
「人造精霊の研究」について : しかし、そこで出会ったのは、エオルゼア随一の酒飲み……。
ではなく、武具職人であるゲロルトさん。
そして英雄と呼ばれる、(光の戦士)さんだった。
「人造精霊の研究」について : ゲロルトさんは、他人を頼ろうとした俺に、
他人のマネゴトじゃなくて自ら新しい手法を考えろと、
驚くような提案をしてきた。
「人造精霊の研究」について : それは、「人造精霊」を込めた「自らが思考する武器」……。
俺はその発想に、思わず絶句してしまった。
「人造精霊の研究」について : かくして、新しい研究が始まった。
アラグの知識が眠る、禁断の魔大陸「アジス・ラー」を舞台に、
最高の武具職人と英雄の力を借りて……。
「アニマウェポン」の記録
「アニマウェポン」の記録 : ソウルストーンにエーテルを注ぎ込み、生み出した魔法生命……。
これまでは、さまざまな霊薬を投与し、
覚醒と成長を促そうと試みてきたが、今回の手法はまったく違う。
「アニマウェポン」の記録 : 「人造精霊」が宿ったソウルストーンを武器に打ち込み、
戦いによって覚醒と成長を促す……。
「アニマウェポン」の記録 : 戦いを乗り越える、その決意と高ぶった感情が、
使い手の命を構成するエーテルとして武器へと流れ込む。
その刺激こそが、「人造精霊」の真なる覚醒を促すはずだ。
「アニマウェポン」の記録 : 次は、武器に宿った人造精霊を旅に出させる。
英雄の足跡を辿るという途方もない旅……。
その結果がどうなるのか……今はまだわからない。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : 武器に宿した「人造精霊」とともに、
(光の戦士)さんの記憶に残る戦いの足跡を巡る。
「人造精霊」を身体である武器に馴染ませるという試みだ。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : 過去に何度も経験した失敗もあって、
「人造精霊」の様子が気になって仕方がなかった俺は、
無理を言って、旅に同行させてもらった。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : なかなか目に見えた変化がなく、やきもきする旅だった。
10ヶ所目の目的地を経ても変わりがなければ、手法を変えよう。
イシュガルドマフィンを食べながら、そんなことを考えていた。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : しかし、戻って来た(光の戦士)さんは、
「人造精霊」の姿を見たかもしれないと報告してくれた。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : 「精霊」は、しばしば環境エーテルを集めて幻体を形作り、
人前に姿を現すことがあるという。
これと同じ現象が、起こった可能性があるのだ!
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : しかも、(光の戦士)さんによれば、
何やら声らしき囁きも感じ取ることができたという。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : 細部までは聞き取れなかったらしいが、
「人造精霊」が覚醒し、意思の疎通を試みてきた……
そう考えてよさそうだ。
「アニマウェポン・アウォーク」の記録 : この調子で成長を続けたらどうなるのか。
今は興奮を隠せない!
「新たなアニマウェポン」の記録
「新たなアニマウェポン」の記録 : 見事に覚醒した「人造精霊」……。
しかし、冷静になって考えれば、幻体の形成や意思の疎通など、
急すぎる成長は、危険も伴っているのではないだろうか。
「新たなアニマウェポン」の記録 : 魂の器であるソウルストーンや、
「人造精霊」にとっての身体である武器には限界がある。
早急な対策が必要ということだ。
「新たなアニマウェポン」の記録 : ソウルストーンに溜めることができるエーテルの容量を増やし、
魂の成長に対応する方策については、俺がどうにかできる。
「新たなアニマウェポン」の記録 : 武器に関しては、ゲロルトさんに任せるしかないだろう。
始終酒ばかり飲んでいる不良中年に、頭を下げるのは癪だ……。
「新たなアニマウェポン」の記録 : しかし、武具職人としての腕は一流なのだから仕方がない。
「新たなアニマウェポン」の記録 : (光の戦士)さんは、ゲロルトさんに指示されて、
何やら必要な材料を集めに行っていたようだが……。
戻って来たときには、ひどくお疲れのようだった。
「新たなアニマウェポン」の記録 : いったい、どんな無茶な依頼を受けていたのだか……
聞いてみたいような、聞いてみたくないような複雑な気分だ。
「新たなアニマウェポン」の記録 : それはともかく、結果的に上手くいった。
ゲロルトさんが創った武器は、
ひと目見ただけでわかるほどの見事な逸品だった。
「新たなアニマウェポン」の記録 : これに、補強したソウルストーンを打ち込み、
エーテル伝導率を高めた素材で接合することができた。
「人造精霊」も、きっと新たな身体を気に入ってくれるだろう。
「新たなアニマウェポン」の記録 : いつ消えてしまうのかと心配していた「人造精霊」が、
急激な成長で、対処が必要になるとは嬉しい驚きだ。
それもこれも、ふたりの協力者のお陰と言えるだろう。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 「人造精霊」が、(光の戦士)さんに対し、
一方的な意思の疎通を行った!
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : これは大きな前進だが、喜んでばかりはいられない。
なぜなら、人造精霊の声を聞くことができたのは、
(光の戦士)さんの異能のお陰だからだ。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 「超える力」に頼らず、自然と対話できる程度に、
持ち主と人造精霊の結びつきを深めなければならない。
異能がなければ扱えないのでは、武器としては欠陥品なのだから。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 解決策として、俺は武器の改良を提案した。
人造精霊を魔法生物と考えた場合、結びつきの強化には、
持ち主のエーテルを与え続けるのが、一番と考えたのだ。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : しかし、単に武器のエーテル伝導率を高めるだけではいけない。
作業をするゲロルトさんのエーテルが流れ込んでしまうからだ。
それを防ぐためには、彼の道具の「絶霊化」が必須だった。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : ゲロルトさんは、「アラグの絶霊油」を利用する方法を提案した。
これは、彼が古代アラグ文明の知識を紐解いて見つけたもので、
絶霊体を含む特殊な物質なのだそうだ。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : だが、肝心の入手方法まではわからないという。
(光の戦士)さんが見事に探し出し、
集めて来てくれたから良かったものの、実に気が回っていない!
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : ともかく、改良は上手くいった。
(光の戦士)さんが武器を手にした途端、
彼女のエーテルが流れ込み、眩い光を発したのだから……。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 俺にはまだ見えないようだが、人造精霊が順調に成長すれば、
この目で姿を捉えることも夢ではないような気がした。
今後の人造精霊の成長に期待しよう。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 「人造精霊」が、(光の戦士)さんに対し、
一方的な意思の疎通を行った!
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : これは大きな前進だが、喜んでばかりはいられない。
なぜなら、人造精霊の声を聞くことができたのは、
(光の戦士)さんの異能のお陰だからだ。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 「超える力」に頼らず、自然と対話できる程度に、
持ち主と人造精霊の結びつきを深めなければならない。
異能がなければ扱えないのでは、武器としては欠陥品なのだから。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 解決策として、俺は武器の改良を提案した。
人造精霊を魔法生物と考えた場合、結びつきの強化には、
持ち主のエーテルを与え続けるのが、一番と考えたのだ。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : しかし、単に武器のエーテル伝導率を高めるだけではいけない。
作業をするゲロルトさんのエーテルが流れ込んでしまうからだ。
それを防ぐためには、彼の道具の「絶霊化」が必須だった。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : ゲロルトさんは、「アラグの絶霊油」を利用する方法を提案した。
これは、彼が古代アラグ文明の知識を紐解いて見つけたもので、
絶霊体を含む特殊な物質なのだそうだ。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : だが、肝心の入手方法まではわからないという。
(光の戦士)さんが見事に探し出し、
集めて来てくれたから良かったものの、実に気が回っていない!
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : ともかく、改良は上手くいった。
(光の戦士)さんが武器を手にした途端、
彼女のエーテルが流れ込み、眩い光を発したのだから……。
「アニマウェポン・コンダクト」の記録 : 俺にはまだ見えないようだが、人造精霊が順調に成長すれば、
この目で姿を捉えることも夢ではないような気がした。
今後の人造精霊の成長に期待しよう。
「磨かれしアニマウェポン」の記録
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : 持つペンが震えて、上手く字に起こせない。
俺は今、それほど歓喜に震えている……!!
人造精霊の姿を、やっとこの目で見ることができたんだ!!
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : 柔らかな光……とても神々しく、思わず眩暈がするほどだった。
これも、(光の戦士)さんとウランさんたちのおかげだ。
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : そもそも、俺たちは人造精霊の新たな育成方法を探すため、
イディルシャイアに滞在するウランさんを訪ねた。
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : 彼女は、カーバンクルを巨体に成長させるため、
クリスタルを粉末にして、摂取させる育成方法を編み出した。
その方法論を、人造精霊に応用しようと思いついたのだ。
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : だが、魔法生物とはいえ、安易にクリスタルを与えてはならない。
「最適な属性バランス」を見極めたうえで、摂取させなければ、
体内の属性バランスが崩壊して、消滅してしまうのだ。
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : そこで、俺たちはウランさんと取引をした。
彼女の研究に力を貸す代わりに、彼女も俺たちを手伝う。
そして、この協力関係は、本当に上手くいった。
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : なぜなら、人造精霊は見事に成長を遂げたのだから!
俺が研究を始めてから、こんなに感動したのは、
恐らく初めてだろう。
「磨かれしアニマウェポン」の記録 : あとは、人造精霊の精神を育てあげれば、
俺が掲げてきた目標は達成され、研究も終わる。
長年の夢が叶うまで、あともう少しだ。
「アニマウェポン・シャープ」の記録
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : 一生の不覚と言わざるを得ない。
俺は、研究成果の発表という目先の成功に囚われ、
すべてを台無しにしかけてしまったのだから。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : 人造精霊は、順調に成長を遂げ、
自ら思考する武器という研究目標の達成は、目前に思えた。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : しかし人造精霊は、まだまだ不安定なものに過ぎなかったんだ。
俺やゲロルトさんが、今後もずっと手を入れ続けなければ、
せっかく誕生した人造精霊は、消え去ってしまうほどに……。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : 現時点で研究を終えるということは、
人造精霊の人格や自由を奪うことに他ならない。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : そのことをゲロルトさんに指摘されて、
初めて気が付くなんて、俺はやっぱりどうかしていた。
猛省した俺は、研究の完遂を心に固く誓った。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : 人造精霊の永続という難題に挑むには、
やはり新たなソウルストーンの開発が不可欠だろう。
もちろん、その設計が難航を極めることは間違いない。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : だが、俺は絶対にやり遂げてみせる。
(光の戦士)さんも力の限りを尽くし、
人造精霊をさらに成長させてくれたんだ。
「アニマウェポン・シャープ」の記録 : 最後に、ゲロルトさんへの感謝の気持ちも記しておこう。
ただし、大切な研究費を蒸留酒の注文に使ったことだけは、
きっちりとロウェナさんに報告しなければ……。
「真なるアニマウェポン」の記録
「真なるアニマウェポン」の記録 : 人造精霊の研究に、一区切りがついた。
幾度となく難題に直面したものの人造精霊は立派に成長し、
研究は成功裏に終わったと言える。
「真なるアニマウェポン」の記録 : 新たなソウルストーンへの移植という試みは、
一歩間違えれば、人造精霊そのものを失い兼ねない、
リスクのともなう処置だった。
「真なるアニマウェポン」の記録 : 一時はどうなるかと思ったが、
人造精霊は、(光の戦士)さんの目の前に、
新たに成長した姿を見せてくれた。
「真なるアニマウェポン」の記録 : これで、人造精霊は俺たちの手を借りずとも、
自由に成長し、主の支えとなって生きることができる。
……俺が、求めていた人造精霊となったのだ。
「真なるアニマウェポン」の記録 : 古いソウルストーンを改良し製作した人造精霊の新たな身体も、
ふたりは喜んでくれたみたいでよかった。
「真なるアニマウェポン」の記録 : 夢をかなえてくれた協力者全員に感謝しつつ、
更なる研究を俺の「あいぼう」と共に、
邁進していこうと思う。
「アニマウェポン・ルクス」の記録
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : 「魔法生物の権威」であるマトーヤ様から、手紙が届いた。
俺が送った人造精霊に関する論文に、目を通してくれただけでなく、
彼女なりの見解をしたためてくれたのだ!
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : マトーヤ様は、俺の研究に一定の評価を与えつつも、
「人造精霊の人格」に不十分な点があると指摘していた。
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : そこで俺は、(光の戦士)さんに協力を仰ぎ、
蛮神との戦いを追想し、人造精霊に語ってもらうことにした。
召喚者の願いを力に変える蛮神について、知識を与えるのだ。
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : その上で、マトーヤ様からの助言に従い、
「ポロッゴ」生成過程で用いられる魔法を応用。
追想によって知った知識を、魂に刻み込もうと試みた。
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : 結果は、大成功だった。
特別な魔法をかけることで、人造精霊は見事に成長を遂げ、
さらに美しい姿へと変貌を遂げたのだ!
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : しかし、完璧な人造精霊へ育て上げるには、
蛮神討滅がからむこの方法は、決して汎用的とは言えない。
より効率がよく、簡易な方法を確立する必要があるだろう。
「アニマウェポン・ルクス」の記録 : まだまだ、俺の人造精霊研究は終わらなそうだ。
バリーク商会の手代ファルンナ