NPC・組織/アシエン・エメトセルク

アシエン・エメトセルク(Ascian Emet-Selch)

Table of Contents








  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。







概要

  • パッチ4.5パート1「青龍壁展開」において、ガイウスにより明らかにされたアシエン
  • 「オリジナル」であるという。
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ガイウスの語るアシエン

  • 影の狩人となったガイウス・バエサルは次のように語っている。
  • ガイウスの語るアシエン
    ガイウス : アシエンには、上位の赤き仮面の者らと、
    それに従う下位の黒き仮面の者がいるのは知ってのとおり。
    ガイウス : しかし、赤き仮面の者たちの中にも階級があり、
    「オリジナル」を名乗る少数の者らが、
    「転生組」なる、その他の者を従えている。
  • さらにオリジナル3体のうち、残る一体がエメトセルクであると語る。
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    ガイウス : うぬら「暁」が始末したナプリアレスは、後者の転生組。
    厄介なことは確かだが、問題は……
    より強大な力を有する三体のオリジナルだ。
    ガイウス : そのうちの一体は既に消滅した「ラハブレア」。
    残るは、白き衣の「エリディブス」……
    そして、未だ謎に包まれている「エメトセルク」だ。

エメトセルク

芝居好き

  • 最初の登場からすでに芝居がかった台詞回しで登場する。その嗜好は、ラストバトルでも大いに発揮され独特の世界観の中で戦うことになる。
  • この芸能好きな側面は、「紅蓮のリベレーター」の24人レイドであった「リターントゥイヴァリース」シリーズでもその一端が描かれていた。「リターントゥイヴァリース」で主な登場人物が所属していた「劇団マジェスティック」は、このソル帝が特に手厚く保護していたとされる。
    リナ・ミュリラー : 征服王として知られる前皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスは、
    意外にも文化の育成にも力を入れていました。
    リナ・ミュリラー : 彼らの舞台を観劇したソル帝はその才を認め、
    帝国領土内なら自由に通行できるようにと特別な許可と、
    さらに劇場艇プリマビスタを建造させたほどです。


初代ソル帝

ヴァリス帝の祖父

  • はじめは謎の人物として、パッチ4.4メインクエストに登場する。
    ???? : まったく……。
    ため息をつきたいのはこちらの方だ。
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    ???? : せっかく役目を演じきって、寝ようってときだったんだぞ。
    それを、ラハブレアの爺さんが死んだからって、
    呼び出されて……。
    ???? : 本当に、エリディブスの心配性は厭になる。
    ……お前もそう思うだろう?
    ???? : なんだ、私のこともうんざりか。
    まあいいさ、こちらとしても、
    今更お前に家族らしくされる方が面倒だ。
    ???? : ……状況をシンプルに捉えたまえ。
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァスくん。
    ???? : ……我が「孫」よ。
    (狂乱の前奏曲 カットシーン#3)
  • ヴァリス帝を「孫」と呼び、自らをガレマール帝国初代ソル帝であると名乗る。
    ???? : 光と闇の均衡をとるにあたって、
    邪魔な因子があるというなら、排除してしかるべきだろう。
    ???? : 殺せよ、戦争でもなんでも使って。
    ……そのために大きくした国だぞ?
    ソル・ゾス・ガルヴァス : この私……初代皇帝「ソル」がな。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : おぅおぅ、いかにも……って顔だ。
    お前も、存外わかりやすい男だな。

ガレマール帝国建国の意図

  • 彼の語るところによると、ハイデリンに戦乱の種をまくためガレマール帝国を造り、強国に仕立て上げたのはアシエンである彼自身であるという。
    アシエン・エメトセルク
    ソル・ゾス・ガルヴァス : 国父ソルは、アシエンだった!
    偉大なるガレマール帝国は、そいつによって、
    世に戦乱の種をまくため造られた国だったのだ!
    ソル・ゾス・ガルヴァス : ……なんて。
    恨むなよ、これが私の仕事だ。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : 霊災を起こすには、大きな力がいる。
    そのために影響力の強い手駒を作っておくのは、
    シンプルかつ効率的だ。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : この仕事を、そこそこ長い間やってきたが……
    ガレマール帝国は、それなりに上出来な部類だといえる。
    アラグ帝国ほどではないにしても、な。
    (狂乱の前奏曲 カットシーン#3)
  • ソル帝の崩御と、それに伴うガレマール帝国内の混乱も狙ってのものだという。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : ああ……これだから厭だ……。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : あれが私の不注意だとでも?
    あんな、七面倒な退場の仕方が?
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : では、貴様……!
    ソル・ゾス・ガルヴァス : そうだ、おかげでいい感じに混乱しただろう!
    もともと人の世を引っ掻き回すために造った国なんだ、
    役立って何よりだよ。
  • その後、役目を終え寝ようとしていたところで、アシエン・ラハブレアの爺さんが消滅したということで、再度出番が出てきたということになる。

若きソル帝の意味

  • アシエン・エメトセルクは若い頃のソル帝の姿をしている。この理由については、パッチ4.5で語られている。
  • かつてガイウスが生産中止を命じた「黒薔薇」は廃棄されたはずだったが、その後何者かによってガレマール帝国本国へともたらされ、やがて試験的に使用される。再びガイウスアルフィノにより「黒薔薇工場」は破壊されたが、ヴァリス帝は新たにプラントを構築させていた。
  • この「黒薔薇工場」は、古代アラグ文明の技術である人造生命体の培養施設を兼ねており、その実験体としてヴァリスは、国父(血縁上は祖父)である初代ソル帝の身体を利用していた。エメトセルクは、この「黒薔薇」を殺人兵器として効率的であると褒めており、なおかつ実験体としてソル帝を選んだことに対して礼を述べている。
    帝都の魔導技師 : 備蓄されていた「黒薔薇」は失われましたが、
    現在、新規のプラントを構築中であります!
    次期遠征には必ず……!
    ヴァリス・ゾス・ガルヴァス : ……急がせよ。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : ははぁ、「黒薔薇」か……。
    覚えているぞ、漆黒の王狼が破棄させた毒ガス兵器だったな。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : いいぞ、実に効率的だ。
    たまには私の血縁らしい選択もできるじゃないか。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : ……そうだ、場合によっては、今生の別れになるかもしれん。
    ひとつくらいは、礼を言っておこう。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : この体を量産してくれて、助かった。
    私はどの体に憑いても、それを「自分」にできるんだが……
    もともとそう造ってある体なら、調整の手間がなくていい。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : アラグ帝国の生体複製技術を試したんだったか?
    確かにあれは、なかなか滑稽で見所のある研究だったな。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : 実験体に、あえて国父ソルを選ぶとは!
    いやぁ、なかなかに歪んでいる……さすがは我が孫だ!
    (青龍壁展開 カットシーン#2)

第一世界

  • ヴァリスはいずこへいくのかと問いただすが、エメトセルクは次のように答えるのみであった。
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    ソル・ゾス・ガルヴァス : だが、そういうもっともらしい理由をつけられるのは、
    皇帝としては高評価だ。
    引き続きがんばりたまえよ、我が孫ヴァリスくん。
    ふむ、「静かなる死をもたらすもの」か……。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : あちら側で「光の氾濫」が起きて以来、
    こちら側にも、いい具合に影響が出始めているからな……。
    相乗効果で、化ける可能性はあるか……。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : よし、こちらはお前に任せた。
    大いに伸び伸びと戦争をしてくれ。
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    ソル・ゾス・ガルヴァス : ではな。
    互いにうまくやれば、家族の共同作業になるぞ。
    ソル・ゾス・ガルヴァス : お前は、この地の杭に。
    私は、虚ろなる世界の杭に。
    この星の欺瞞を、ともに砕こうじゃあないか。






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。











漆黒編でのエメトセルク


光の巫女救出時

  • レイクランドのラクサン城に潜入し、囚われていた光の巫女を救出する様子を伺っていた。
    ???? : あいつ……水晶公、か。
    いったいどうやって、原初世界の英雄を呼び寄せた?
    ???? : あの英雄も、どれだけ私たちの邪魔をしたら気がすむんだ!
    ???? : ……しかも、あの魂の持ち主ときた。
    ???? : ならば……。
    殺し合う以外の道もある……か?
    (ミンフィリア救出作戦 カットシーン#2)
  • すでにこの時点で「あの魂の持ち主」であることを語っている。
  • また初めて星見の間に登場したときにも、後に意味がわかることになる意味深な言葉を語っている。
    エメトセルク : お前たちは、そのまま大罪喰いを倒し続けるといい。
    エメトセルク : その末に、お前を取るに足るものと認めたら、
    改めて手を差し伸べよう……。
    エメトセルク : 真実を背負い、ともに生きてゆくべき相手としてな。
    エメトセルク : まあいい、ここで言葉を重ねても時間の無駄だ。
    今はただ覚えておけ。
    エメトセルク : お前が聞く耳さえ持つことができたなら、
    私はいつでも、真実の淵から語りかける。
    エメトセルク : いつか来たる選択に向けて……
    不滅なる古き者、アシエンのみが知り得る理を、隠すことなく。

イル・メグでの大罪喰い討伐後

  • クリスタリウムに到着した一行の前に登場する。
    ???? : やっと戻ったか……。
    英雄様ともあろうものが、ずいぶん時間がかかったじゃないか。
    アリゼー : 誰よ、あなた……。
    ウリエンジェ : ……その容貌、ガレマール帝国史を紐解けば、
    肖像画の1枚も見つけることができるでしょう。
    ウリエンジェ : もっとも……本来ならば、とうに失われたはずの姿ですが。
    ???? : なんだ、しっかりと勉強してるじゃないか。
    説明の手間が省けていい。
    ???? : 私は、ガレマール帝国の初代皇帝ソル。
    同時に、その他もろもろ戦乱呼ぶ国々の立役者……。
    ???? : しかして、その実態は……
    エメトセルク : 「アシエン・エメトセルク」と申し上げる。
    (運命はまた廻る カットシーン#1)
  • 大罪喰い討伐により光が払われ「夜」が訪れたことを怒り嘆く。
    アシエン・エメトセルク
    エメトセルク : 見ろよ、この空!
    きれいさっぱり、実に健全な有様だ!
    エメトセルク : いやもう、本当に……本っ当に…………
    エメトセルク : 本当に、厭になる……。
    勘弁してくれ、どれだけ世界統合が遠のいたと思ってるんだ。
    エメトセルク : 「光の氾濫」あたりから、
    第一世界は光……すなわち停滞に偏ってたんだ。
    あと一息! そう、実にいい調子だった。
    エメトセルク : だが、氾濫から復興せんとする、人類の涙ぐましい努力!
    エメトセルク : そいつが対抗する「活」の力となって、
    世界統合を果たすには、少しばかり偏りが足りなかったのさ。
    エメトセルク : それでも、ヴァウスリーのもとで、
    人々が怠惰に、進歩せず、ぼんやりと生きてくれれば、
    じき条件が整うはずだったのに……。
    エメトセルク : お・ま・え・が!
    エメトセルク : 大罪喰いを倒してくれたものだから、光は大きく減退!
    私たちの計画、全部パー!
    (運命はまた廻る カットシーン#1)

クリスタリウムにて

  • ここで意外なことに、光の戦士たちと手を組もうじゃないかと提案してくる。
    エメトセルク : まあ、私としても、ヴァウスリーに味方して、
    お前たちを殺しにかかるという策は考えたさ。
    エメトセルク : だが、そいつはラハブレアの爺さんがやってたことと同じだ。
    先人の失敗からは、学ぶべきだろう?
    エメトセルク : そこで、大変面倒だが、私は考えたわけだ。
    エメトセルク : 協力関係を結ぼう。
    エメトセルク : お前たちの大罪喰い討伐を邪魔しないし、
    必要であれば、知恵も力も、もちろん貸そう。
    アルフィノ : 何を言っている……!?
    君たちは、すでに何度も霊災を……世界統合を起こしてきた。
    アルフィノ : 今だって、そのために動いているはず……!
    エメトセルク : もちろん、それは私たちの宿願だ。
    だが、なぜそれを望むのか、お前たちは知らないだろう?
    エメトセルク : 互いを知らないまま殴り合い続けることほど、
    野蛮で不毛なこともあるまい。
    一度くらいは、冷静に歩み寄ってみるべきじゃないか?
    エメトセルク : 幸か不幸か、私は「不滅なる者」。
    やる気さえあれば、計画は何度でも立て直せる。
    エメトセルク : その前に、向き合ってやってもいいかなと思ったのさ。
    当世の英雄が、何を願い、何を為し……
    本当に私たちと相いれないのか。
    エメトセルク : だからお前たちも、向き合えよ。
    謂れも知らず忌み続けてきた、私たちアシエンに。
    エメトセルク : その果てに、案外……
    わかりあって手を取り合う道も、あるかもしれないぞ?
    エメトセルク : ではな、諸君……またすぐに会おう。
    (運命はまた廻る カットシーン#1)
  • 「すぐに会う」と言ったとおり、水晶公の待つ「星見の間」に登場する。
    エメトセルク : はぁ……お前もその顔か。
    またすぐに会おうと、予告しておいただろうが。
    エメトセルク : 楽にしろよ。
    約束どおり、私はお前たちの邪魔をしない。
    さっそく見物にきただけだ。
    エメトセルク : ……まあ、この世界へ英雄を喚んだ、
    水晶公とやらへの興味も、なきにしもあらずだが。
    (それぞれの行く先 カットシーン#1)
  • 光の戦士たちの大罪喰い討伐を観察し、その結果「取るに足るもの」だと認めれば手を差し伸べるとまでいう。
    エメトセルク : お前たちは、そのまま大罪喰いを倒し続けるといい。
    エメトセルク : その末に、お前を取るに足るものと認めたら、
    改めて手を差し伸べよう……。
    エメトセルク : 真実を背負い、ともに生きてゆくべき相手としてな。
    エメトセルク : 厭だというなら、そのときに手を振り払えばいい。
    そしたら、いつものとおり殺し合うだけだ。
    ……簡単だろう?
    エメトセルク : まあいい、ここで言葉を重ねても時間の無駄だ。
    今はただ覚えておけ。
    エメトセルク : お前が聞く耳さえ持つことができたなら、
    私はいつでも、真実の淵から語りかける。
    エメトセルク : いつか来たる選択に向けて……
    不滅なる古き者、アシエンのみが知り得る理を、隠すことなく。
    エメトセルク : ……では、引き続きがんばれよ。
    見ている私が、退屈で寝ないくらいにはな。
    (それぞれの行く先 カットシーン#1)

ラケティカ大森林にて

  • ヤ・シュトラと会うためにラケティカ大森林入りした一行の前に現れる。
    エメトセルク : 懲りないのはお前だ、馬鹿め。
    見物してるだけなんだから、いちいち目くじらを立てるな。
    エメトセルク : それとも、影からコソコソ見られたいのか?
    わざわざ姿を現してやってるのが善意だと、なぜわからない。
    ミンフィリア : じゃあ、一緒に来て……
    戦ってくれるということですか……?
    エメトセルク : まあ、気が向いたところまではな。
    ただし、戦力としては期待するな。
    エメトセルク : この森、多少は影が落ちてるようだが、
    本質は、ほかと同じく光に支配された地だ。
    エメトセルク : 闇の使徒たるアシエンとしては、いるだけでそこそこ不快。
    ここで戦うなんて、絶対に厭だね。
    (ラケティカ大森林 カットシーン#1)
  • ※このカットシーン後に、ヒントトークの1回目がある。ヒントトークの中身については、下記参照。以下同じ。
    エメトセルク : うん? どうして私に話しかける。
    面倒だな、好きに進めと言っているだろうに……。
  • ゴーンの砦までは同行してきたエメトセルクだが、「夜の民」に取り囲まれると、姿を消してしまう。
    エメトセルク : ……ふと思ったのだが。
    エメトセルク : きちんと姿を見せて、「いる」ってことは示したんだ。
    そして私は、戦力になるわけじゃない。
    つまり、始終連れ立って歩くのは無意味な行為と言える。
    エメトセルク : 加えて本音を言うと……早々で申し訳ないが面倒になってきた。
    昼寝によさそうな木の上に移動したい、うんそうしよう。
    エメトセルク : ……ではまた、後ほど。
    夜の民らしき男 : ひ、ひとり消えた!?
    やっぱり怪しいぞ!
    (ラケティカ大森林 カットシーン#2)
  • イキス・マヤエの森に入り、大罪喰いがいるという噂を聞いてクムル星遺跡群へと進入したヤ・シュトラたちだったが、そこにユールモア軍のランジート将軍が現れ、解毒剤を手に入れるためにヤ・シュトラが大穴に落下してしまう。取るものも取りあえずファノヴの里に戻る一行の前にエメトセルクが現れ、ヤ・シュトラ捜索に協力してもいいといい出す。
  • エンシェントテレポで窮地を脱したヤ・シュトラだが、地脈の中から彼女を探し出すのを手伝うという。
    エメトセルク : ……ま、ここでいいだろう。
    エメトセルク : 探索ご苦労。
    それじゃ、少し下がってろ。
    エメトセルク : さて……魂の色は、どんなだったか……。
    エメトセルク : ああ…………見つけた。
    アシエン・エメトセルク
    ルナル : 間違いない、姐さんだ……ッ!
    サンクレッド : おい、大丈夫か……?
    ヤ・シュトラ : なんとか、ね……。
    私は……いったい……?
    エメトセルク : 功労者への感謝はなしかね?
    ウリエンジェ : お話しした、アシエン・エメトセルクです。
    あなたを地脈から引き揚げる役目は、彼が……。
    ヤ・シュトラ : そう、あなたが例の……。
    ヤ・シュトラ : 信用するかどうかは別問題として。
    今回は、感謝するわ……助けてくれてありがとう。
    (揺らめく灯火 カットシーン#1,#2)
  • ※このカットシーン後に、ヒントトークの2回目がある。
    エメトセルク : なんだ、私は一緒に行かないぞ?
    戦力としては期待するなと、最初に言っておいただろう。

キタンナ神影洞にて

  • 大罪喰い討伐後、洞窟奥にある壁画を見ていた一行の前にエメトセルクが現れる。光の戦士の「大罪喰い」討伐の影響を観察したあと立ち去ろうとする。
    エメトセルク : こんなところで道草を食っているなよ……。
    おかげで存外に歩かされた……。
    サンクレッド : 今度は出迎えのつもりか?
    エメトセルク : 馬鹿言え、私がそんな面倒なことするわけないだろう。
    エメトセルク : ……なるほど。
    やはりあと数体倒さないと、なんとも言えないか。
    (キタンナ神影洞 カットシーン#1)
  • そこでふと壁画に気づき、重要な内容を語りだす。
    エメトセルク : ……これはまた、懐かしい光景だな。
    ミンフィリア : この壁画のこと、知っているんですか……?
    エメトセルク : むかしむかしは、誰もが知っていたさ。
    エメトセルク : 世界が、原初世界と鏡像世界に分かたれたとき。
    すべての命も14に分かたれ、
    それぞれの世界で、別の存在として生まれ変わった。
    エメトセルク : そうして、本来の世界を知る者はいなくなった。
    ……が、人はときに夢として、その光景を垣間見たのさ。
    エメトセルク : 知らないのに知っている、人類共通の夢。
    昔は大層ふしぎがられて、絵に描かれたり唄にされたり、
    まあ、いろいろ扱われたものだ。
    エメトセルク : それも見なくなって久しいと思ったが……
    こんなところで、またお目にかかるとはな。
    (キタンナ神影洞 カットシーン#1)
  • そして、ゾディアークハイデリンというのは、最古にして最強の「蛮神」であると衝撃の内容を語った後、「そもアシエンとは?」を語りだす。
    サンクレッド : 仮に……仮にその話が真実だとして。
    それじゃあ、ゾディアークとハイデリンというのは……!
    エメトセルク : なんだ、それすら気づいてなかったのか。
    あれは、この星にもとよりいた神なんかじゃない。
    エメトセルク : かつての人によって創られた、星の意志。
    お前たちにわかりやすいように言うとだな……
    エメトセルク : 最古にして、最強の「蛮神」だ。
    ヤ・シュトラ : とてもじゃないけど、
    今すぐ受け入れられる内容じゃないわ……。
    ヤ・シュトラ : それが妄言でないと言うのなら、知っているあなたは何者なの?
    エメトセルク : やっと、ついに、それを問うか……。
    私とは、アシエンとは何者か……。
    エメトセルク : 私たち、とくにオリジナルと呼ばれるアシエンはな……
    エメトセルク : ゾディアークを召喚せし者。
    つまり、分かたれる以前の世界の人だよ。
    エメトセルク : だとすれば、世界の統合にこだわっているのも頷けるだろう?
    エメトセルク : 私は、世界を……人を……真なる形に戻したいのさ。
    エメトセルク : 当然の欲求だろう?
    (キタンナ神影洞 カットシーン#1)
    アシエン・エメトセルク
  • アム・アレーンに行って確かめたいという光の巫女に同調し、「廃都ナバスアレン」への出発を促す。
    エメトセルク : ああ、なるほど。
    道理で「光の巫女」の生まれ変わりにしては、凡庸だと思った。
    エメトセルク : 「光の巫女」は、まだそいつの中で眠っている。
    すべての力を引き出すには、
    完全な一体化を果たさなければならない……。
    エメトセルク : 結果、残ることができるのは、
    本来の「光の巫女」の人格か、肉体を提供している者の人格か、
    ふたつにひとつ……というところだろう?
    エメトセルク : 何にせよ、いいじゃないか。
    その娘の提案は、それなりに可能性があると思うぞ。
    諸々手っ取り早くなるところが、非常に高得点だ。
    エメトセルク : 次に目指すは、アム・アレーンの南端、
    「廃都ナバスアレン」で決まりだな?
    (秘めた覚悟 カットシーン#1)
  • ※このカットシーン後に、ヒントトークの3回目がある。
    エメトセルク : いったいどうした……。
    とっととアム・アレーンに行って、
    本物の「光の巫女」でもなんでも、呼び覚ましてこい。
  • こうしてアム・アレーンに出発した一行だったが、宣言通りエメトセルククリスタリウムに居残っており、星見の間で水晶公と会話している。
    水晶公 : 今回は、彼らについていかなかったのか。
    エメトセルク : ……ん、まあな。
    大森林で、おおまかな具合は把握した。
    あとは見るべきときに見ればいい。
    エメトセルク : それに、アム・アレーンはとにかく光が強いからな。
    あんな場所に同行するのはごめんだ……。
    エメトセルク : だから寝ていた。
    眠りはいいぞ、実に快適な時間のやり過ごし方だ……。
    水晶公 : ……彼女という英雄は、兵器ではないからだ。
    相手の事情を知ろうともせず戦うことを、良しとはしまい。
    エメトセルク : ほう……よくご存じで。
    まるで旧知のような言い方じゃないか。
    エメトセルク : 不思議なものだな、水晶公。
    エメトセルク : ……お前はいったい、何なんだ?
    エメトセルク : 私は原初世界において、この塔を造った国……
    アラグ帝国の建国と繁栄にも、一役買った。
    エメトセルク : だからこそわかる。
    お前が使った英雄の召喚術は、塔に備わっていた機能ではない。
    エメトセルク : それどころか、肉体を捨てさせずに人を別世界に招くなど、
    アシエンですら成しえていない技だぞ?
    (生きるに足る理由 カットシーン#2)


コルシア島にて

  • アム・アレーンの大罪喰いを討伐した光の戦士一行は、続いてコルシア島の大罪喰い討伐へと出向くことになる。ここでエメトセルクは、「分かたれたヒト」と「真なる人であるアシエン」との違いについて語りだす。
    エメトセルク : 安心しろ、お前たちが罪喰いを倒したとて、
    それは世界の救済なんかじゃない。
    エメトセルク : 今という刹那に生きる儚い命を、
    ほんのわずかに、長らえさせるだけの行為だ。
    エメトセルク : お前たちは確かに善良だ。
    誰かが頑張れば救われるというときに、その「誰か」になれる。
    エメトセルク : だが、そんな傑物でさえ、
    この一瞬、目の前のものを救おうとするだけとは……。
    エメトセルク : 矮小にして狭窄、限定的で刹那的。
    ひ弱で短命な生物では、やはりそこが限界か?
    (コルシア島の決戦 カットシーン#1)
  • その見方は「不滅なるものアシエン」であるが故だと反論するアルフィノに対して、エメトセルクは激しく否定する。
    エメトセルク : 違う、特別なのは私の方じゃない!
    エメトセルク : ……昔は誰だって、永遠に近い時を生きていた。
    お前たちが、それを捨てたまま歩んできただけだ。
    (コルシア島の決戦 カットシーン#1)
  • そして、世界が分かたれた経緯とその意味とを説明し、「不完全な命」ゆえに霊災よりも酷な悲劇を生み続けてるのだとする。そのうえで、「今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる相手」を見つけたいのだと、心情を吐露する。ただしその条件として、大罪喰い討伐を成し遂げとことを要求する。
    ヤ・シュトラ : ……なるほどね。
    あなたの視点で見れば、アシエンがしようとしていることは、
    当然の行動のようにも思えるわ……。
    ヤ・シュトラ : でも実際は、統合のたびに多くの犠牲が出ている。
    それを無視して賛同なんて、できなくてよ。
    エメトセルク : よく言う……不完全なまま生きるがゆえに、
    霊災よりも酷な悲劇を生み続けてるだろうに。
    エメトセルク : しかし、それこそ視点の違いだな。
    犠牲も何も、統合されていない不完全な命を、
    私は到底「生きている」とは思えない。
    エメトセルク : そんな顔するな。
    だからこそ、私はお前に期待してるんだ。
    エメトセルク : 7回は統合された、原初世界の命。
    中でもとくに優れた英雄なら、少しはマシかもしれない。
    エメトセルク : ……私はそろそろ見つけたいんだ。
    今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる、
    そんな強さを持つ相手を。
    エメトセルク : そのためにも、罪喰い討伐くらいやり遂げて見せろ。
    お前たちは弱くない……そう証を立てることが、
    この話を続ける最低条件だ。
    (コルシア島の決戦 カットシーン#1)
  • ※このカットシーン後に、ヒントトークの4回目がある。
    エメトセルク : ……なんだ、あれほど丁寧に解説したあとだというのに、
    まだ私から聞きたいことでも?

ラダー大昇降機前にて

  • ユールモアから逃げ出したヴァウスリーを追うため、ラダー大昇降機を動かすべくユールモアの民と協力する暁の血盟メンバー。そこにエメトセルクが現れて感慨にふけり、問わず語りにアーモロートの在りし日を語りだす。
    エメトセルク : しかしまあ、にぎやかなことだ……。
    同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな。
    エメトセルク : なんだ、アシエンや古代人には、血も涙もないと思ったか?
    エメトセルク : 心外だ、お前たちが持ち得る感情を、
    私たちが有していないわけがないだろう!
    エメトセルク : ……普通にいたさ。
    太古の昔、真なる世界に……家族も、友も、恋人だって。
    エメトセルク : いい世界だったんだ、穏やかで朗らかで……。
    真なる人は頑強な魂を持ち、ほとんど永遠の時を生きられた。
    エメトセルク : だから、余裕のなさから生じる、さもしい争いをしなかった。
    ときに異なる意見を持ったとしても、同じ分だけ認め合えた。
    エメトセルク : アーモロートの街並みは壮麗で美しく、
    高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。
    エメトセルク : ……なんて。
    言ったところで、思い出すわけもないか。
    エメトセルク : いいさ、忘れてくれ。
    エメトセルク : だが、今よりずっといい世界だったのは本当だ。
    この仕様もない世界で戦ってきたお前こそ、
    案外、気に入ると思うぞ。
    エメトセルク : 忘れるな。
    お前は連中と違って、原初世界の住人……
    統合される側ではなく、受け取る側の器だ。
    エメトセルク : すべての霊災を生き抜けば、私たちに近しい存在になり、
    満ちた世界で暮らすことができる。
    (高き場所より見る景色 カットシーン#1)
  • コルシア島の大罪喰いを討伐した光の戦士であったが、光を取り込みすぎた反動で遂に限界が訪れ、自らが「罪喰い」化する危機を迎える。そこに現れた水晶公の意外な行動に暁の血盟のメンバーも驚きを隠せなかったが、そこへさらにエメトセルクが現れる。
  • 「今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる相手」が遂に見つかるかと期待していたが、光の戦士の様子からそれが無理と判断し、代わりに水晶公を拉致して消え去ってしまう。
    エメトセルク : 残念だ……本当に……心底失望した。
    エメトセルク : お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない……
    そう思っていたのに、なんだそのザマは?
    化け物になりかけているじゃないか。
    エメトセルク : それじゃ、交渉する価値もない。
    今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。
    エメトセルク : それについては、今まで散々話してきただろう?
    あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。
    エメトセルク : お前たちは、私にとって裁定の材料だった。
    今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。
    エメトセルク : だから興味があったのは事実、教えたことも事実。
    結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。
    エメトセルク : ただし、合格の最低条件は、
    こいつがすべての光を飲み込んだ上で、
    それを自在に制御できるようになることだった。
    エメトセルク : それくらいでなければ、価値がない。
    手を取るほどの強者とは、認められない。
    エメトセルク : ……本当に、哀れだな。
    エメトセルク : お前が仲間と思っている連中も、
    そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。
    エメトセルク : なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、
    私のもとに来るがいい。
    せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。
    エメトセルク : テンペストと呼ばれる、黒き海の底。
    その暗がりに、私の根城がある……。
    エメトセルク : ではな、化け物…………。
    (光をもたらす者 カットシーン#7)

アーモロートにて

  • 消えたエメトセルク水晶公を追ってテンペストへと移動した一行は、導かれるようにアーモロートへとたどり着く。そこで目にしたのは、エメトセルクの語っていた「真なる人」たちの築いた都市であった。
  • かつて世界が分かたれた後、数少ない生き残りがたどってきた道のりを知った後に暁の一行が「カピトル議事堂」へと赴くと、そこにはエメトセルクが待ち構えていた。
    エメトセルク : 困りますねぇ、見学者様。
    厳粛な場だ、規約は守っていただかないと。
    (漆黒のヴィランズ カットシーン#1)
  • 「同胞を、友を、善き人々を蘇らせる」と語るエメトセルクに対し、アルフィノが根源は同じではないのかと問うと、エメトセルクは「完全なる人」と「なりそこない」が同じな訳がないと言い放つ。
  • 光の戦士たちは、エメトセルクの主張が違うのだということを証明するため、ラストダンジョンへと挑む。
    アルフィノ : 待ってくれ!
    アルフィノ : エメトセルク……
    君と私たちは、本質的に同じものを護ろうとしている。
    アルフィノ : 君は、過去の友と、愛すべき者を。
    アルフィノ : 私たちは、今と未来にいる、友と愛すべき者を。
    アルフィノ : ……そこに、違いなどありはしない。
    だからこそ、君にはわかるはずだ。
    アルフィノ : 私たちは引けないし、引くつもりもない。
    エメトセルク : 同じでなど、あるものか。
    お前たちのような「なりそこない」より、
    生きるべきは、完全なる者だ……。
    エメトセルク : 違うと言うなら、証明してみろ。
    お前たちが私たちよりも強く、残るべき存在であると。
    エメトセルク : 終末の災厄……
    私たちの時代の終わりにして、我が執念のはじまり。
    エメトセルク : お前たちを測るため、
    今ひとたびの、再演といこうじゃないか。
    エメトセルク : 私は、最奥で待つ。
    (漆黒のヴィランズ カットシーン#1)
  • エメトセルクが用意した「終末幻想アーモロート」を踏破した一行の前に再び現れるエメトセルク
  • 食い下がる一行に対して、エメトセルクは「最後の裁定」を下してくる。
    エメトセルク : いいだろう……
    そこまでして望むなら、最後の裁定だ!
    エメトセルク : 勝者の歴史が続き、負けた方は、反逆者として名を記される。
    この星の物語における悪役がどちらか、決めようじゃないか!
    エメトセルク
    エメトセルク : 我は真なる人にして、エメトセルクの座に就きし者……
    エメトセルク : 己が名を、ハーデス!
    冥きに眠る同胞がため、世界を奪い返す者なり!
    (漆黒のヴィランズ カットシーン#2)
  • バトル後半のセリフ
    まだ……まだだ……!
    この身が消えたら、どこへ行くというのだ……
    私たちの記憶は……執念は……希望は……絶望は……!
    幾星霜の時を超え いまだこの胸を焼き続ける無念は……ッ!
    絶対に……ここで終わりにしてなるものかッ!
    (漆黒のヴィランズ カットシーン#5)
  • 残存する数多の世界から招かれた7名の勇士たちと共に、冥王ハーデスとの戦いを制した光の戦士たち。
  • 消え去る前にエメトセルクは静かに語りかける。
    エメトセルク
    エメトセルク : ならば、覚えていろ。
    エメトセルク : 私たちは……確かに生きていたんだ。
    Remember us...
    Remember... that we once lived.
    (漆黒のヴィランズ カットシーン#5)
    エメトセルク
  • そう言い残すと、どこか寂しげだが満足げな名状しがたい表情をたたえながら消えていった。


ヒントトーク

カットシーン終了後などに、その場にNPCが残り会話できることがある。そのテキストを開発ではヒントトークと呼んでおり、「漆黒のヴィランズ」では特にそのヒントトークで重要な内容が語られている。

ラケティカ大森林にて

エメトセルク : うん? どうして私に話しかける。
面倒だな、好きに進めと言っているだろうに……。
エメトセルク : しかしまあ、お前がアシエンに興味を持つのは悪くない傾向だ。
どれ、質問のひとつくらいなら、答えないでもないぞ?
  • 「なぜその姿に?」
    エメトセルク : ああ、そんなことか。
    私たちアシエンは、いわば水……
    肉体というのは、入れ替え可能な器にすぎない。
    エメトセルク : そして、奪い取った肉体を、そのままの形で使う奴もいれば、
    再創造して、己の好きに作り変える奴もいる……。
    エメトセルク : 私は、仕事で変えざるを得ないタイミングがくるまでは、
    極力同じ容姿を使い続けるようにしているからな。
    この世界の「適当な誰か」を、使い慣れたソルに変えたわけだ。
    エメトセルク : 対して、器にほとんど調整をほどこさなかったのが、
    お前たちが殺したラハブレアだ。
    エメトセルク : いやぁ……あれだけ姿かたちを変えると、
    普通、自己ってものが崩れてくるものなんだがな……
    よくやったもんだよ、あの爺さん。
  • 「聞きたいことはない」
    エメトセルク : なら声をかけるな!
    さてはあれか? 沈黙に耐えられないタイプか。
    面倒な英雄様め……。
  • その他
    エメトセルク : あのな……そういちいち私に構うな。
    とっとと話を進めたらどうだ。
    エメトセルク : なんだ、反論も口論も願い下げだと言っただろう。
    それよりも、戦力はそろったんだ、
    とっとと大罪喰い討伐に乗り出すがいい。

キタンナ神影洞

エメトセルク : なんだ、私は一緒に行かないぞ?
戦力としては期待するなと、最初に言っておいただろう。
エメトセルク : だが、まあ、英雄殿に声をかけていただいた記念だ。
何か質問があるなら答えるが……どうする?
  • 第一世界に、ほかのアシエンはいるのか?」
    エメトセルク : ふむ、今は私だけだ。
    別に複数で押しかけちゃならない決まりもないんだが、
    最近は人員不足で空位の「座」も多くてな……おお世知辛い。
    エメトセルク : 私たちの活動に、堅苦しい決まりはない。
    最初のころは世界ごとに担当がしっかりあったんだが、
    まー……はりきったイゲオルムが、やりすぎたからなぁ……。
    エメトセルク : 昨今では、必要に応じて手を組むし、
    ひとりでコツコツやりたければそれで……という気風だ。
    お前のところにだって、ペアで現れた奴もいただろう?
    エメトセルク : ああ、ペアといえば……
    長らく第一世界で活動していたのは、
    ミトロンとアログリフという、仲のいいふたりだった。
    エメトセルク : 結果、そろって100年前の「光の戦士たち」にやられたけどな。
    まあ、どちらも転生組だから、
    やろうと思えば替えがきくわけだが……。
    エメトセルク : ……そのあたりは、またいずれ話してやろう。
    お前が、私に声をかけるのを、ゆめゆめ忘れずにいたならな?
  • 「聞きたいことはない」
    エメトセルク : ならグズグズしているな、とっとと神影洞とやらに行け。
    お前が大罪喰いを倒してくるのを、
    私なりに、待ちわびているんだぞ……?

アム・アレーン

エメトセルク : いったいどうした……。
とっととアム・アレーンに行って、
本物の「光の巫女」でもなんでも、呼び覚ましてこい。
エメトセルク : それとも……光を追い求めるにあたって、
闇の異形者たる私に聞いておきたいことでも?
  • ゾディアークとの関係について」
    エメトセルク : あの洞窟でも言っただろう。
    私たちオリジナルのアシエンは、わかたれる前の世界の「人」だ。
    そしてゾディアークは、私たちに創られた存在である、とな。
    エメトセルク : 現代の人は、神降ろしをしたり、
    蛮神のエネルギーを身に受けることで、
    強制的な同調……テンパード状態になるだろう?
    エメトセルク : 実のところ、私たちにも、同じことは起きている。
    精神への干渉こそ、いくらかは防げるが、
    あれほどの存在を顕現させれば、どうしても引っ張られるのさ。
    エメトセルク : 結果、アシエンはゾディアークの有する力……
    「闇」とも呼ばれる、活性と激化の力に寄った存在に、
    ならざるを得なかったわけだ。
    エメトセルク : そんな我々の、たゆまぬ活動のせいもあってか、
    闇と悪を同義に語る者も少なくない……
    が、それは実に無知で愚かな判断だと言えるだろう。
    エメトセルク : ……以上、こんなところでサラリと大事な話をする、
    私、アシエン・エメトセルクなのだった……。
    いや、だって最初にきちんと宣言しただろう?
    エメトセルク : 聞く耳を持てば、真実を語ろう……と。
    ならば、こうしてわざわざ問いかけにきたお前にこそ、
    語られる事実があるべきだ。
  • 「聞きたいことはない」
    エメトセルク : ほほう、自意識過剰だ引っ込んでろ……ということか。
    いいだろう、今回はちょうど、
    昼寝でもしながら留守を任されようと思っていたところだ。

ユールモア

エメトセルク : ……なんだ、あれほど丁寧に解説したあとだというのに、
まだ私から聞きたいことでも?
  • 「オリジナルのアシエンと転生組について」
    エメトセルク : ああ、そのことか……。
    その話をするなら、恐らくお前たちがしているであろう、
    勘違いを正すところからだな……。
    エメトセルク : エリディブス、ラハブレア、イゲオルム、ナプリアレス……
    それらアシエンの名は、いわゆる「本名」ではない。
    とある職責を司る「座」の名前だ。
    エメトセルク : とすれば、当然、別人が継承することもできる。
    これだけ長く活動していれば、当然脱落した奴もいるが、
    そのときは、誰かをその「座」に就ければいいという話だ。
    エメトセルク : それが顕著なのが転生組だな。
    彼らは……彼らのもととなった人物は、ハイデリンの一撃で、
    魂ごと14に分断されてしまった……。
    エメトセルク : 努めてポジティブに言えば、14人の候補が誕生したわけだ。
    それの中からいずれかを、私たちオリジナルが引き上げ、
    使命と力を取り戻させて「座」に就ける。
    エメトセルク : まあ、縁も由来もない奴を就任させることもできなくはないが、
    ゾディアークの召喚者たる我々は、魂すら奴に浸食されている。
    ……最初から染まった魂の方が、失敗しないというわけだ。
  • 「ところで、エメトセルクの本名は?」
    エメトセルク : ……ここでそれを聞くか?
    まあ、いつかときが来て、お前はそれを知るかもしれないし、
    知らないまま終わるかも……だ。
  • 「それなら、オリジナルのアシエンを倒せば……」
    エメトセルク : そうだな、新しいアシエンを任命できる者がいなくなり、
    我々は消えゆくだけの存在になるだろう。
    ……「なりそこない」の命に、それができればの話だが。
  • 「聞きたいことはない」
    エメトセルク : だったらとっとと最後の大罪喰い退治に行け。
    私も、気が向いたらまた、出向いてやろう。


「あの人」とは?

  • アーモロートで出会うヒュトロダエウスが語る「あの人」。
    ヒュトロダエウス : ……ああそうだ、最後にもうひとつだけ。
    キミのそばには……多分もうひとり、いるだろう?
    ヒュトロダエウス : いや、姿形は見えていないんだけれどね。
    うっすらと……本当に薄くだけど、もうひとつの魂が視える。
    これを捉えられるのは、ワタシくらいのものかもしれない。
    ヒュトロダエウス : それで……キミだけは、
    その子に干渉できたりするんじゃないかい?
    ヒュトロダエウス : フフ……それは偶然じゃないよ。
    キミとその子の魂は、同じ色をしている。
    ワタシたちの時代において、ひとつだったのさ。
    ヒュトロダエウス : そんな不思議な色の魂は……
    うん、いくつに分かたれていても、間違えようがない。
    ヒュトロダエウス : まったく、実に「あの人」らしい運命だ。
    エメトセルクも、(彼・彼女)には思い入れがあるだろうから、
    キミがそうだと、気づいているかもしれないね。
  • つまり、「闇の戦士」であるアルバートと、光の戦士とはもとは同じ魂だったのだという。
    • ※なおこのセリフで出てくる「あの人」の性別は、プレイヤーキャラクターの性別により異なっている。
  • この「魂」については、エメトセルクも最初に語っていた。
    ???? : あいつ……水晶公、か。
    いったいどうやって、原初世界の英雄を呼び寄せた?
    ???? : あの英雄も、どれだけ私たちの邪魔をしたら気がすむんだ!
    ???? : ……しかも、あの魂の持ち主ときた。
    ???? : ならば……。
    殺し合う以外の道もある……か?
  • ラストダンジョン攻略後、アルバートの魂と結びついた光の戦士を目の当たりにしてエメトセルクが語る。
    アルバート : …………なあ。
    あと1歩進む力があったら、この世界を……
    アルバート : すべての世界を、救えるか?
    アルバート : なら……魂ごと、持っていけ!
    あの人
    エメトセルク : 馬鹿な……!
    お前、何故そこに……!?
    エメトセルク : いや、違う……あいつじゃない……。
    ただのなりそこないだ……!

拾い集めたクリスタル〔ネタバレ警告〕






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.3まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










  • 最初のクリスタル
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    深紅のクリスタルから響く記憶 : ……から…………しく……。
  • 次の3つ
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    黄金のクリスタルから響く記憶 : ……見てごらん。
    黄金のクリスタルから響く記憶 : 地には青々と命が芽吹き、空は風をつれて巡っている。
    世界は今日も、満ちたりて美しい……。
    深緑のクリスタルから響く記憶 : 善き同胞たちのために、我らの叡智を使いましょう。
    それは大いなる喜び……かけがえのない誇り……。
    銀灰のクリスタルから響く記憶 : ああ、皆に幸せがあり続けますように……。
  • 議事堂の外
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    萌黄のクリスタルから響く記憶 : ……空が燃え、恐るべき終末がやってきた。
    何故……どうして……生命は在ることさえ許されないの……?
    淡紫のクリスタルから響く記憶 : それでも私たちは、この星に根差して生きる者。
    探そう、未来への希望を……。
  • 階段の下
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    青藍のクリスタルから響く記憶 : ……崩れていく……燃えていく……腐り落ちては消えていく。
    ただ、悲鳴と慟哭だけが響いている……。
    緑青のクリスタルから響く記憶 : 人よ、星よ、どうか泣かないで……。
    終わりへと落ちる前に、私たちが救ってみせる……。
  • さらに3つ
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    水縹のクリスタルから響く記憶 : ……滅びに抗うときがきた。
    星の理を、我らの意志で敷き直すのだ……。
    無彩のクリスタルから響く記憶 : この命から産み落とされる嬰児が、
    どうか……救いの希望とならんことを……。
    薄紅のクリスタルから響く記憶 : 魂が染まっていく……私ははじめて、己の力を恐れている……。
    でも……ああ……それでも……。
  • 12個めのクリスタル
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    深緋のクリスタルから響く記憶 : ……終末は過ぎ去った。
    新たなる星の意志に、再生の祈りを捧げよう。
    深緋のクリスタルから響く記憶 : 愛しき人よ……優しき友よ……
    いつかまた、命咲く美しき世界で会おう……。
    垣間見たのは、終末が去ったあと……
    ハイデリンとゾディアークが争う前の記憶のようだ。
  • 最後のクリスタル
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ヒュトロダエウスの語るセリフ〔ネタバレ警告〕

  • 拾い集めたクリスタルは、エメトセルクの持ち物だという。
    ヒュトロダエウス : フフ……やっぱりキミは、星を集めてくれたね。
    ヒュトロダエウス : その小さなクリスタルのことだよ。
    ほら、よく見ると、星の並びが刻まれているだろう?
    ヒュトロダエウス : 天に輝くそれらは、無限の巡りの象徴にして、
    地上に生きる命の指針……
    つまりは、十四人委員会を示す印なのさ。
    ヒュトロダエウス : となれば、中に封じられているのも、彼らに関する情報……。
    具体的には、オリジナルが有していた、
    委員たちについての記憶だよ。
    ヒュトロダエウス : フフ……イデアと呼ぶには不完全な、断片だけれどね。
    分断されて記憶を失った魂を再び座に就けるときに、
    ちょっとした教材くらいにはなる。
    ヒュトロダエウス : せっかくだし、キミにあげるよ。
    持ち主だったエメトセルクは、もう使うことができないしね。
  • 第十四の座について
    ヒュトロダエウス : ……前にも話したかもしれないけれど、
    ゾディアーク召喚直前に、十四人委員会を抜けた人がいたんだ。
    ヒュトロダエウス : その人の……第十四の座は、以来ずっと空席のまま。
    離反した者のことを思い出す必要はないから、
    記憶のクリスタルも存在していなかった。
    ヒュトロダエウス : ……はずなんだけど。
    「誰かさん」が、ここにこうして、
    ひっそり封じ込めていたのさ。
    ヒュトロダエウス : 忘れられた、その座の名前と……
    たったひとつ、されどひとつで就いていた人物を物語れる、
    あの人自身が生み出した術を。
    ヒュトロダエウス : そもそも第十四の座というのは、変わった役目を持っていてね。
    世界の今を知り、解決すべき問題があれば、
    拾い集めるのが仕事だったんだ。
    ヒュトロダエウス : そこに込められているのは、
    そんな「しかるべき星を喚び寄せる」術。
    ヒュトロダエウス : キミが大きな困難を前にして強く願ったならば、
    きっと応えてくれるだろう。

エリディブス最終戦にて〔ネタバレ警告〕

  • 水晶公とともに、エリディブスのこもるクリスタルタワー(シルクスの塔)へと駆けつける光の戦士。途中水晶公は身動きが取れなくなり、光の戦士は一人始皇帝の玉座へとたどり着く。
  • 真なる人の悲願を達成すべく、「ウォーリア・オブ・ライト」となって光の戦士の前に立ちはだかるエリディブス。力で押しきれないと悟ると、アブソリュートテレポにより、かつてアシエンが追いやられた次元の狭間に浮かぶ「果て」へと送り込むことで決着をつけようとする。
  • 力のかぎり抗った光の戦士が「アゼム」のクリスタルを掲げると、勝ちを確信していたエリディブスの背後に現れたのはエメトセルクであった。
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    ウォーリア・オブ・ライト : そんな……君が……何故……!
  • 戦いのさなかにエメトセルクが現れたことについて
    アルフィノ : しかし、戦いの途中で君を助けてくれた古代人というのは、
    結局のところ何だったのだろうね……?
    ヤ・シュトラ : エメトセルクとて、エリディブスの状態は知っていたでしょう。
    だからこそ、彼が孤独に戦い続けることを望まず、
    終わりをもたらすための仕掛けを遺した……
    ヤ・シュトラ : ……なんて勝手な憶測はできるけれど、
    これこそロンカの諺で言うところの、
    「過去を明かす者、ときの者に非ず」だわ。
    ヤ・シュトラ : 真相の答え合わせはできない。
    生者に赦されるのは、その思い出を大切にしておくことだけよ。

ハーデス?

トリプルトライアドカード

  • トリプルトライアドカード「ハーデス」の説明文は次のようになっている。

    その存在は、アシエン・エメトセルクの正体と見るべきか、あるいは彼が数多の古代人の想いを背負った結果、生まれた異形の存在と見るべきか。いずれにせよ、死滅した同胞の復活という大願を成就させるべく、彼は戦い続けてきたのだ。
    Was Hades always lurking beneath the surface of Emet-Selch? Or was this a case of transcendence, an aberrant being spawned from a crucible of ancient hope and prayer? Whichever the truth may be, this implacable immortal would never cease his struggle, never abandon the path which led to his fallen brethren's resurrection.

極ハーデス討滅戦

異世界の詩人が詠んだのは、もうひとりの「英雄への鎮魂歌(レクイエム)」――。彼は、与えられた責務を示す座ではなく、真の名を明かし、名乗り、戦った。ならば、闇を奉ずる「夜の民」の風習に従い、真の名を以て、葬送の儀式を執り行なおう。
これは、その強き想いを身に刻み、忘れぬための戦いなのだ。

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暁月編でのエメトセルク






  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ6.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。










ゾットの塔にて

  • ゾットの塔でアシエン・ファダニエルに対する過去視の中で、当時アモンだった魂をファダニエルの座に引き上げた時の映像が流れる。※珍しくアシエンっぽい風体をしている。当時は第三星暦で、年代としては古代の終末からおよそ7000年ほど経過した時期であり、現在からはざっと5000年ほど前。第六星暦にソル帝となって創り上げたガレマール帝国は、まだ影も形もない。
    アシエン・エメトセルク
    アシエン・エメトセルク : お前も察しているだろうが、この戦い、恐らく皇帝が負ける。
    ……だから、お前を召し上げにきた。
    アシエン・エメトセルク : 正直やり方がどうかと思うことはあるが、
    その知識と技術は、私たちですら一目置くほどだからな。
    アシエン・エメトセルク : お前が就くべきファダニエルの座も、ちょうど空いている。
    みすみすこの国と心中させるくらいなら、
    同志として迎え入れよう。
    アシエン・エメトセルク : クリスタルタワーの方には、お前のクローンでも送っておけ。
    そして、確かめるがいいだろう。
    アシエン・エメトセルク : この先に、何が待つのかを……。

プロピュライオンにて

  • ヒュトロダエウスに促され、存在自体が薄く小さかった光の戦士を強化してくれる。なおヒュトロダエウスエメトセルクも「魂の色」を視ることができるが、2人共通の知人であるという当代アゼム(の座に就いている人物)と、光の戦士の魂の色が同じであることに驚いている。
    懐かしい雰囲気の青年 : ねえキミ……それ、視えてるでしょ?
    聞き覚えのある声の青年 : ……視えてない。
    私には何も、視えてない。
    懐かしい雰囲気の青年 : えー、そんなわけないでしょ。
    懐かしい雰囲気の青年 : ほら!
    薄くてちょっとわかりにくいけど、
    魂の色がアゼムとすごくよく似てる。
    懐かしい雰囲気の青年 : もしかして、彼女が創ったものかな?
    使い魔だとしたら、魂持ちなんて珍しいね。
    聞き覚えのある声の青年 : ……知るか。
    あいつ関連なら厄介だ。
    似て異なるものなら、さらに厄介だ。
    聞き覚えのある声の青年 : 結論、関わらないにかぎる。
    さあ行くぞ。
    懐かしい雰囲気の青年 : うーん、何か訴えようとしてるみたいだけど、
    これじゃあ会話もままならないね。
    懐かしい雰囲気の青年 : キミ、少し存在を補強してあげなよ。
    どうせ魔力余ってるでしょう?
    聞き覚えのある声の青年 : お前、人をなんだと思ってるんだ……。
    懐かしい雰囲気の青年 : もちろん、善良なる親友だとも!
    こうして遠路遥々つきあってるんだから、
    頼みのひとつくらい、聞いてくれるに違いない!
    聞き覚えのある声の青年 : ……おい、目を閉じていろ。
    さもないと酔うぞ。
  • 登場時は仮面をしているが、エルピスでのルールということで、仮面を外して行動している。
    懐かしい雰囲気の青年 : うん、ちょっとね。
    しばらく滞在させてもらうけど、問題ないかな?
    プロピュライオンの案内人 : ええ、もちろん。
    通例どおり、外からの来客者だとわかるよう、
    仮面は外していただきたいですが……。
    聞き覚えのある声 : 身元など、仮面をつけたままでもすぐわかるだろうに……。
    懐かしい雰囲気の青年 : まあ、キミの場合はね。
    だけど、規則には従ってあげないと、彼らが困っちゃうよ?
    聞き覚えのある声の青年 : ……これでいいな。
    プロピュライオンの案内人 : ご協力ありがとうございます。
    どうぞ、お進みください。
  • 十四人委員会のファダニエルの座に推挙されたヘルメスについて、人物を確かめるために「お忍びというか抜き打ち」で乗り込んできたエメトセルクと付添いで訪れたヒュトロダエウスだったが、結局光の戦士も同行することになる。
    ヒュトロダエウス : ……驚いた。
    ワタシたちと同じだなんて。
    ヒュトロダエウス : 失礼したね。
    ワタシたちは魂の色が視えるんだけど、
    キミのそれが、友人の色によく似ていてさ。
    ヒュトロダエウス : 加えて、目的まで一緒だったものだから、
    早合点してしまったんだ。
    ヒュトロダエウス : ワタシたちは、ここの所長であるヘルメスと話をしにきた。
    加えて、彼の働きぶりを知るためエルピスを見学したいんだ。
    ヒュトロダエウス : ……厳密には、それはエメトセルクの目的で、
    ワタシはただの案内役なんだけど。
    仕事上、ここには何度か来たことがあるからね。
    ヒュトロダエウス : ということで……
    よかったら、キミも一緒に来ないかい?
    勘違いのお詫びに、案内するよ。
    エメトセルク : おい、そんな素性も得体も知れないものを、
    公務に連れていけるわけがないだろう。
    ヒュトロダエウス : いいじゃない、怪しいと思うなら余計に、
    そばに置いて見ておかないと。

ヘルメスとの対面

  • ヘルメスは、ヒュトロダエウスとは顔見知りのようだが、エメトセルクとは初対面のようで、エメトセルク自身もわざわざ顔見知りではない自分が確認しにきたのだと語っている。
    ヘルメス : ヒュトロダエウスか。
    会うのは、久しぶりだ……。
    ヒュトロダエウス : そうだねぇ、職場同士は、しょっちゅう連絡しあってるけど。
    今日はキミに会いたいって人たちを連れてきたんだ。
    ヘルメス : 十四人委員会の……。
    エメトセルク : エメトセルクだ。
    お前が所長のヘルメスで間違いないな?
    ヘルメス : ……ああ、ヘルメスだ。
    アーモロートからでは、遠かっただろう。
  • 公務での面談のため、光の戦士は席を外すように求めるエメトセルクだったが、結局ヘルメスの求めにより同席することになる。エメトセルク十四人委員会のメンバーとして、ファダニエルの後任として現任者から推挙されたヘルメスの近況と本人の意思を確認しに来たのだという。
    ヘルメス : それで、話というのは、やはり……。
    エメトセルク : ああ、ファダニエルが座を降りることを決めた。
    後任として、お前を推挙している。
    エメトセルク : 十四人委員会としても、お前の実績と深い知識を買って、
    その提案を受ける方向で動いている。
    エメトセルク : あえて面識がない私がここに来たのは、
    公正な目で近況を確認するため。
    エメトセルク : そして何より、お前自身の意志を問うためだ。
    エメトセルク : 現ファダニエルも、もともとはここの所長だ。
    公私ともに、お前と親交があったと聞く。
    エメトセルク : 座を譲りたいという旨も、何度か話をしていたそうじゃないか。
    だから予測がついていたんだろう?
    「私が為すべき仕事を終えるときには、お前を推そう」と、
    あの方は、何かにつけておっしゃっていた。
  • しかしヘルメス自身はその推挙に乗り気ではないのだと言い、エメトセルクはその裏に何かがあると睨む。
    エメトセルク : とてもじゃないが、喜んでいるようには見えないな。
    それほど十四人委員会の名を背負うのが嫌か?
    ヘルメス : いや……そうじゃない……そうじゃないんだ……。
    ヘルメス : 委員会に推挙してもらえたことは、光栄に思う。
    研究ばかりの自分には、過ぎるほどの申し出だ。
    ヘルメス : だが、現ファダニエルが座を降りようとしていること……
    ヘルメス : ……やはり、彼は……星に還るのだろうか……。
    エメトセルク : そのつもりだとは聞いている。
    過去に十四人委員会に属した者も、
    ほとんどが退任とともに還っているしな。

エルピスの花」とデュナミス、エンテレケイア

  • 結局、ヘルメスがその場での回答を保留にしたため、先に仕事ぶりを調査することになりエルピス内をウロウロすることになる。この間に、ヘルメスが創造生物の生命が人間の手により安易に左右されていることに違和感を抱いている様子が描かれていく。
  • さらに「エルピスの花」を紹介する過程において、「デュナミス」という概念と、それを感じて形にする「エンテレケイア」、さらに意志を持つエンテレケイアである「メーティオン」などが説明されていく。
    メーティオン : それ、エルピス、エルピスの花!
    メーティオン : わたしと、一緒の、エンテレケイア!
    ヘルメス : その花は、この施設で創られたんだ。
    それで、エルピスの名を冠している……。
    ヘルメス : 昔ここに、美しい花を創ることを愛している職員がいた。
    彼女が試行錯誤するうちに、偶然生み出したのだという。
    ヘルメス : おもしろいのは、なんといっても、
    周囲の心を映して纏う色を変えるところだ。
    ヘルメス : ……とはいえ、ここでも地上でも、
    陰りなき純白を纏っていることが大半だが。
    ヒュトロダエウス : へぇ、人の心を映す……
    それってどういう仕組みなんだい?
    ヘルメス : 世界には、エーテルとはまた異なる、
    「想いが動かす力」というものがある。
    ヘルメス : 自分たちがエーテルを自在に繰るように、
    この花は、その力を受けたり、作用させることができる。
    ヘルメス : ……とはいえ、花自身には明確な意思がない。
    だから、周囲の感情によって動いた力を受け、
    それを色や輝きといった現象に変換しているんだ。
    ヘルメス : 自分たちはその力を「デュナミス」と呼んでいる。
    ヘルメス : そして、エルピスの花のように、
    デュナミスを繰ることができる存在……
    ヘルメス : 想いを自在に現象へと換えられる存在を、
    「エンテレケイア」と呼ぶ。
    メーティオン : わたしも、わたしも!
    エンテレケイア!
    ヘルメス : ああ……。
    その子は世界で最初の、意思を持つエンテレケイアなんだ。
  • しかし「デュナミス」という概念は、エメトセルクや創造物管理局長のヒュトロダエウスでさえ知らなかったのだという。※エルピスにも出入りしていたヴェーネスは知っており、またエルピスの職員も概念程度は知っていたが、それをさらに深く研究しているのはヘルメスただ一人であったことが後々にわかってくる。
    エメトセルク : 待て待て!
    エーテルとは異なる力、デュナミスだと?
    エメトセルク : そんなもの、私ですら初めて聞くが?
    ヘルメス : 無理からぬことだ……。
    まず、デュナミスは人に見えないし、感じ取れもしない。
    ヘルメス : 理論上は長らく「あるに違いない」とされていたが、
    エルピスの花が偶然創造されるまでは、
    存在を実証することさえできていなかった……。
    ヘルメス : 無理からぬことだ……。
    まず、デュナミスは人に見えないし、感じ取れもしない。
    ヘルメス : 理論上は長らく「あるに違いない」とされていたが、
    エルピスの花が偶然創造されるまでは、
    存在を実証することさえできていなかった……。
    ヘルメス : 次に、デュナミスは、エーテルと比べてずっと弱い力だ。
    普通の状態では、エーテルに押し負け、かき消されてしまう。
    ヘルメス : だから、自分たちのように多量のエーテルを有し、
    何につけてもエーテルを活用する生物は、
    デュナミスを使う必要がない……。
    ヘルメス : まさに、「在って無い」存在だ。
    ごく一部の研究者にしか知られていないのも、頷けるだろう。

メーティオン」を生み出した目的

  • そしてエメトセルクは、何故ヘルメスが意思を持つエンテレケイア「メーティオン」という存在を生み出したのかを尋ねる。これに対してヘルメスは、宇宙を翔ぶものを創りたかったのだと語る。そのためには宇宙ではエーテルよりも遥かに大量に存在するデュナミスを利用する他なかったために利用したのだと語る。
    エメトセルク : なるほどな……。
    しかし、だとしたらどうしてお前はエンテレケイアを……
    メーティオンを生み出した?
    ヘルメス : ……アーテリスは、エーテルが特別に濃い星だ。
    それこそ、名の由来になるほどに。
    ヘルメス : だが、宇宙全体でみれば……
    計算上、すべての質量とエネルギーの68.3%を、
    デュナミスが占めると考えられている。
    ヘルメス : エーテルとは比べ物にならないほど大きいんだ。
    それを自在に操れるとしたら……?
    ヘルメス : 緩く流れる水では石を穿てずとも、
    滝のように勢いをつければ、岩をも削っていくように……
    デュナミスがエーテルに勝る力になるかもしれない。
    ヘルメス : ……とは言ったものの、実のところ、
    自分はそんな大それた目的を持っているわけじゃない。
    ヘルメス : 天を、宇宙を翔ぶものを、創りたかった。
    ヘルメス : そのために、星外では補給しにくくなるエーテルではなく、
    別の力を利用できるようにしてはどうかと考えたんだ……。
    ヒュトロダエウス : ああ、だからその子は、極端にエーテルが薄かったのか。
    ヘルメス : ご明察だ……。
    ヒュトロダエウス : デュナミスやエンテレケイアについては、ワタシも初耳だよ。
    「エルピスの花」が創造物管理局に申請されたのも、
    ワタシが職に就く前だったんだろうね。
  • エメトセルクはデュナミスという未知の力と、さらに宇宙にも及ぶヘルメスの知識を認め、天文の専門家という点においても十四人委員会に招聘するのは悪くないことだと考え始める。
    エメトセルク : デュナミス……
    まさか、この期に及んで認知していない力があるとはな。
    しかも、星外ではそちらの方が多い……か。
    エメトセルク : もっとも、私たちは星とともに、星のために生きる存在だ。
    エーテルが満ちているのにデュナミスを利用するなど、
    確かに不条理でありえない話だ。
    エメトセルク : それはそれとして、ヘルメスの知識は目を見張るものがある。
    現在の十四人委員会に天文の専門家がいないという点でも、
    奴が次期ファダニエルになるのは悪くない……

リュカオン騒ぎとヴェーネスとの出会い

  • しかしヘルメス自身にその気持がないため、ここでもう少しヘルメスの仕事をみることになる。その中で創造生物のリュカオンが騒ぎを起こしてしまい、その処分について話し合うことになる。結果的にリュカオンの処分は決定し、しかしイデアのみを制約付きながら創造物管理局に残せないか提言するということで話はまとまった。
  • しかしそのリュカオンが逃げ出してしまい、結果的にヘルメス自らが処分することになってしまい、ヘルメスの慚愧の念は一層強まってしまう。日々こうしたことが起こりうるエルピスを離れて十四人委員会に入ることを勧めるエメトセルクだったが、それでもヘルメスは返事を保留し立ち去ってしまう。
    エメトセルク : ヘルメス、十四人委員会に入れ。
    エメトセルク : ……この場所は、お前には向いていない。
    ヘルメス : 自分がここを離れたって、誰かが選別を続ければ同じことだ!
    ヘルメス : 教えてくれ……!
    星を善くするという名分は、今消えた吐息よりも重いのか!?
    ヘルメス : やり遂げた者が死ぬというなら……
    いつか星が最善に至ったときに、どうする。
    よくやったと満足して、死に絶えるのか!?
    ヘルメス : …………わからないんだ。
    ヘルメス : ファダニエルの座を継げば、
    今その座にいる彼が星に還るのを、肯定することになる。
    ヘルメス : それが正しいことなのか、わからない……。
    ヘルメス : こんなことで悩んでしまう自分が……
    人の代表として立っていいのか、わからないんだ……。
  • ここでエメトセルクヒュトロダエウスはさらにヘルメスのしごとぶりを観察するべくエルピス内をめぐることになり、光の戦士もそれに同行して「ゼピュロスの喝采」へと移動し、そこでヴェーネスと出会うことになる。ヒュトロダエウスとは顔見知りのようで再会を喜んでいるが、一方エメトセルクには眉間のシワが深くなったことを気遣っている。
    見覚えのある女性 : あら? あなたたち……!
    ヒュトロダエウス : ヴェーネス様!
    まさかこんなところで会えるなんて!
    エメトセルク : ……この前、過去に十四人委員会に属した者は、
    ほとんどが退任とともに星に還っていると言っただろう。
    エメトセルク : 彼女はその「ほとんど」に含まれない、稀有な例だ。
    かつて座に在り、それを譲ったあともこうして活動している。
    エメトセルク : ヴェーネス……前代のアゼムを務めた人物だよ。
    ヴェーネス : お久しぶりですね。
    会えて嬉しいわ、ヒュトロダエウス。
    ヴェーネス : 当代のエメトセルクも。
    でもあなた、また眉間の皺が深くなったのではありませんか?
    ヴェーネス : まだ若いのに……。
    あまり顔をしかめてばかりではいけませんよ。
    エメトセルク : あなたの後任が、ずいぶん、大変、とても、やんちゃなもので。
  • 光の戦士が「未来」から来たのではないかと見抜いたヴェーネスに尋ねられ、光の戦士はなぜエルピスに来たのかについて語ることになる。
    ヴェーネス : ……未来のことを、あなたのことを話してはいけない?
    ヴェーネス : そう……あなたが戻る未来は変わらないけれど、
    私たちが、別の歴史を歩む可能性があると……。
    ヴェーネス : いいですね、それ。
    まだ誰も検証していない領域に挑むの、私は好きですよ。
    ヴェーネス : それに、どんな事実を知っていたとて、
    未来は訪れる瞬間までわからないものです。
    心配していただくことでもないかと。
    ヴェーネス : ……なにより。
    わざわざここを訪れたのには、
    相応の大事な理由があるのでしょう?
    ヴェーネス : よければ、話してみてはもらえませんか。
    力になれることがあるかもしれません。
    エメトセルク : まったく……。
    それが本当なら、とんだ事情を隠していたものだな。
    エメトセルク : 私も、十四人委員会としてしっかり聞かせてもらうぞ。
    お前が何者で、どうしてここへ来たのかを……今度こそな。

未来に起こる二度の終末

  • ヴェーネスの仮宿に移動して光の戦士の話を聞く3人の古代人
    ヴェーネス : ゆっくりでいい……聞かせてもらえますか?
    あなたのことと、ここに来た理由について……。
    エメトセルク : ……順を追って話してみろ。
  • 一通り話を聞き終わった3人の反応。話の疑問点について整理し検討するヒュトロダエウスヴェーネスの会話を聞いていたエメトセルクは、話の中の「アシエン・エメトセルク」があまりにも古代人としてエメトセルクの座についているハーデス本人とかけ離れていることに憤りを感じ、妄言だと切り捨てて立ち去ってしまい、ヒュトロダエウスもそれを追いかけて出ていってしまう。
    エメトセルク : ……荒唐無稽だ、とても信じられたものじゃない。
    ヒュトロダエウス : そうだね……。
    正直、想像すらつかない部分も多いよ。
    エメトセルク : よくもまあ、こんな妄言に出てくる自分を、
    本当に自分だと思えたものだな……!
    エメトセルク : 私は納得していない……できるものか……
    この善き時代が、そんなわけのわからない終わりを迎えるだと?
    エメトセルク : だいたい、そいつの語る私は、
    およそこの私とかけ離れているじゃないか。
    エメトセルク : 同胞たちがゾディアークに命を捧げたとして、
    星のためであったなら、人として誇るべきことだ。
    エメトセルク : だというのに……私が、在りし日の街を模しただと?
    そんなものは、彼らの行いへの冒涜だろう。
    エメトセルク : お前をそこに招き入れた理由も、まったく理解ができない!
    自ら計画失敗の要因を作ったようなものじゃないか。
    エメトセルク : 確かに、この時代の復活なんてものを背負わされると思うと、
    厭で厭で仕方がない……腹の底からうんざりする……。
    エメトセルク : だが……自分からそれを投げ出すような真似を、私がすると?
    エメトセルク : ずいぶんと侮ってくれたものだな……!
    エメトセルク : ……世迷言はもう十分だ。
    私は仕事に戻る、二度と邪魔をするな。
    ヒュトロダエウス : エメトセルク!
    ちょっと待ってよ……!
  • その後光の戦士ヴェーネスと共に、ヘルメスが創り出した「メーティオン」と、彼がそれで何をしようとしていたのかについて探し求めて「ヒュペルボレア造物院」にたどり着くと、そこにはエメトセルクヒュトロダエウスも同様にたどり着いていた。既に冷静になっており、古代人が気づかなかったということは古代人が解明し得ない原因つまりデュナミスの関与が疑われたり、さらに後に「ファダニエル」となるヘルメスがなぜそのことに対処できなかったのか?ということについてもヘルメス自身が災厄を望んだわけではないという結論に達していた。
    ???? : ああ、彼ならいませんよ。
    別の場所で観察にあたっているんだとか。
    ヒュトロダエウス : 調べてみた感じ、デュナミスの研究やメーティオンの創造は、
    あくまで個人的なものとして進められていたようだ。
    ヒュトロダエウス : ほかに詳しい人はいないようだったし、
    研究成果が盗まれたという話も聞かなかった。
    ヒュトロダエウス : となれば、彼自身に災厄を望む動機があるのかを確かめて、
    ないならいっそ味方に引き入れた方が話が早い……
    ヒュトロダエウス : ……ってエメトセルクが。
    エメトセルク : …………お前が語った話によれば、
    十四人委員会は、天脈と終末の関係こそ突き止めたものの、
    根本的な原因の特定には至らなかったという。
    エメトセルク : あの面々が揃っていて、
    おまけに眼はいいヒュトロダエウスまでいるのに、
    そんなていたらくとは……ありえない。
    エメトセルク : 逆に考えれば……忌々しいこと極まりないが……
    我々ですら解明し得ない原因だったということだろう。
    エメトセルク : たとえば、そう……
    認識できない未知の力、デュナミスが関与していたり……な。
    ヒュトロダエウス : そうだとすると、なぜ、
    「ファダニエルとなったヘルメス」が気づかなかったのか、
    という問題が生じるんだけど……
    ヒュトロダエウス : それについては、わかっていながら対処できなかったのか、
    そもそも気づけない状態だったのか、判断がつかないよね。
    だから、一旦棚上げだ。
    エメトセルク : 何にせよ……十四人委員会は、
    悪意や嘘を抱いたまま勤められる組織じゃない。
    座に就いているのは、それを見落とすような連中じゃないんだ。
    エメトセルク : だからヘルメスも、災厄を望んではいない……
    私は、そう判断した。
    ヴェーネス : ……やっぱり、あれで終わりにはなりませんでしたね。

ヘルメスによる終末の原因の解説

  • しかし結局ヒュペルボレア造物院にもヘルメスは居なかったため、4人で「エウロスの冷笑」へと移動することになる。4人から未来に起こる二度の終末について聞いたヘルメスは、ヴェーネスに促され次のように語り始める。
    ヘルメス : ……終末の、災厄……そんな……。
    ヴェーネス : 私たちは今のところ、終末の現象の数々は、
    デュナミスによって引き起こされているのではと考えています。
    ヴェーネス : そして、ここでそれを最も熟知しているのは、
    ヘルメス、あなたであろうと……。
    ヴェーネス : 一方で、あなたが望んで終末を起こすとは思っていません。
    ですので私たちは、糾弾するためではなく、
    その知恵をお借りするために来たのです。
    ヴェーネス : すぐにすべてを信じるのは難しいかもしれませんが……
    この話を真実だとした場合の見解を、
    聞かせてはいただけないでしょうか?
    ヘルメス : ヴェーネス様……あなたまで……。
  • ヘルメスの推論によれば、二度の終末はデュナミスによって引き起こされたものであろうという。その発現の違いは、両時代に生きる古代人と現生人類のエーテル量の違いによるものであろうという。
    ヘルメス : ……確かに、二度の終末は、
    いずれもデュナミスが作用したもののように思える。
    ヘルメス : 顕著なのは、効果の表れ方だ。
    一度目の終末では創造魔法を暴発させ、
    再来した終末では、人そのものを変異させている……。
    ヘルメス : この違いは、両時代の人が有するエーテル量の差によって、
    生じているのではないだろうか……。
    ヘルメス : 前にも話したとおり、エーテルが少ない方が、
    デュナミスと繋がりやすい。
    ヘルメス : 旧来の人、つまり自分たちは、
    大量のエーテルを有しているためデュナミスと繋がりにくい。
    そのため身体ではなく、行使する術の方に影響が出た。
    ヘルメス : 一方で未来の人は……
    本当に世界が分割されるのであればだが……
    分かたれたぶんだけエーテルが薄い。
    ヘルメス : よってデュナミスの干渉を受けやすく、
    自身の変化を引き起こされたと考えられるだろう……。
  • しかしそうなると注目されることがあるとヘルメスは言いよどみ、エメトセルクに促され言葉をつなぐ。
    ヘルメス : ただ、そうなのだとすれば……真に注目すべき点は……。
    エメトセルク : ……憶測でもいい、言ってみろ。
    ヘルメス : 真に注目すべき点は、絶望や恐怖、負の感情によってのみ、
    それらの現象が引き起こされているという点だ。
    ヘルメス : デュナミスは、想いによって作用する力……
    だからこそ、作用を「受ける側」と「仕掛ける側」が、
    同じ想いを抱いていれば効きやすくなる。
    ヴェーネス : つまり、終末は星の循環不全などではない……
    ヴェーネス : 何者かが負の感情によってデュナミスを動かし、
    アーテリスを腐らせようとしている……と?
    エメトセルク : とんだ不届き者がいたものだな……。
    そいつの正体に、心当たりは?
    エメトセルク
    ヘルメス : ……終末は、天脈の薄い地域から本格化する。
    君は、そう言ったな。
    ヘルメス : 天脈は、星のいちばん外側にあるエーテルの流れだ。
    ヘルメス : もしも、デュナミスを用いた侵食が、
    「星の外」から来ているのなら……
    真っ先に食い破られるのは、そこになる。

メーティオンの共有意識モード

  • そこまで語った時、ふいにメーティオンが共有意識モードに入り、仲間から受信した情報を語り始める。
    メーティオン : こんにちは……聞こえますか……?
    メーティオン : 私は……あなたに敵対する者じゃありません……。
    メーティオン : あなたの音を聞き……想いを感じ……
    考えを……知りたいのです……。
    メーティオン : どうか……仲良くしてくれませんか……?
    ヘルメス : メーティオン、どうしたんだ……?
    メーティオン : 時間になりました。
    自我をシャットダウンし、共有意識に接続……。
    メーティオン : 姉妹(わたし)たちからの調査報告をお届けします。
    メーティオン : 自我のシャットダウン、完了。
    共有意識への接続、安定しています。
    メーティオン : お待たせしました。
    星々の調査が完了したので、ご報告をさしあげます。
    メーティオン : 私たちの全個体が、今回目的としていた星々に到着……
    ヘルメスより預かった問いへの回答を求め、
    知的生命との接触を試みました。
    メーティオン : それぞれの星における結果を、以下、
    識別番号順にお伝えします。
  • メーティオンの報告を聞きながら、突然あることに気付いたエメトセルクは、ヘルメスに対して「メーティオンに託した問い」を尋ねる。
    エメトセルク : おい、ヘルメス……。
    改めて聞くが、お前がメーティオンに託した問いは何だった?
    ヘルメス : 生きる理由を……命の意味を、どう考えるかと……。
    エメトセルク : では、その問いの前提が間違っていたらどうなる?
    エメトセルク : 生きる理由も、命の意味も、生きていればこそ……
    それを望んでいてこそ答えられるものだ。
    エメトセルク : もし、メーティオンがどれだけ翔んでも、
    生きている者がいなかったら……
    エメトセルク : 生きたいなどと望んでいる者が、
    誰ひとりとしていなかったとしたら。
    エメトセルク : ……そいつはこの星に、どんな答えを持ち帰ってくる?
    ヴェーネス : メーティオン、もうおやめなさい。
    探索をすぐに中断して、全員帰還するのです。
  • ヴェーネスの呼びかけにも応じないメーティオンに対して、エメトセルク十四人委員会で回収し手立てを考える必要があるとし、ヘルメスも一度はこれに同意する。
    エメトセルク : チッ、聞く耳を持たずか……!
    エメトセルク : メーティオンを、アーモロートに連れていくぞ。
    こいつを足掛かりとして、
    一連の個体を回収する手立てを考える必要がある。
    ヘルメス : あ、ああ……。
  • しかしヘルメスの中で大きな疑問が再びクビをもたげ、遂には転身した上でメーティオンと共に姿を消してしまう。
    ヘルメス : メーティオン……自分は……。
    ヘルメス : 自分は、君が今直面している答えを、切り捨てていいのか……?
    ヘルメス : 切り捨てられても仕方のない想いを、
    それでも聞いてほしいと願っていたのは……誰だった……?
    ヘルメス : ……ああ。
    どんな答えが届いたとしても、頭ごなしに否定したりしない。
    そう言ったのは、確かに自分だった。
    エメトセルク : 何のつもりだ……!
    ヘルメス : メーティオンは、まだ連れて行かせない。
    彼女の報告は、終わっていないのだから。
    ヘルメス : すべてを聞いて、どうするかを決めるのはそのあとだ。
    悪いが、邪魔をしないでくれ……!
    エメトセルク : 大馬鹿者め……!
  • エメトセルクのヒントトーク
    エメトセルク : ヘルメス、どうしてだ……!
    何故お前は、「それだけのもの」を捨て置けない……!
    エメトセルク : 創造生物をエーテルに戻すことを悼み、
    よその星の生命が生きる理由を聞き届けようとする……
    エメトセルク : そんなことをしなければ、
    お前は、この善き世界から零れ落ちることはなかった。
    誰もがそうであるように、幸せでいられたろうに……!
    エメトセルク : お前には理解できるのか……?
    ヘルメスの想いが……考えが……。

ヒュペルボレア造物院にて

  • 再びヒュペルボレア造物院へ戻ると、職員が館外に出てきており騒いでいた。聞けば、唐突に鳴り院内が警戒態勢に移行したのだという。そこで4人はヒュペルボレア造物院へと突入し、ヘルメスは取り押さえられる。
  • エメトセルクメーティオンの身柄拘束と十四人委員会への出頭を求められたヘルメスは、最後にメーティオンに彼方の星に生きる喜びがあったのかを尋ねてしまう。
    エメトセルク : ……時間だ、ヘルメス。
    メーティオンの身柄は、十四人委員会が預からせてもらう。
    エメトセルク : それから、ファダニエルへの推挙の話をどうするにせよ、
    お前にも来てもらうぞ。
    状況を見極めるには、その知識が必要だ。
    ヘルメス : メーティオン……。
    できることなら、君の報告をゆっくり聞きたかった……。
    ヘルメス : その意味を考え、しかるべき言葉で伝え、
    みんなに己の行いを問い直してほしかった……。
    ヘルメス : 自分が力及ばぬばかりに、その機会は失われようとしている。
    だが……。
    ヘルメス : 君と自分の命運が、他人に委ねられてしまう前に、
    せめてこれだけは聞かせてほしい。
    ヘルメス : 彼方の星に、幸せは……命の意味は……
    ヘルメス : 生きる歓びは、あったのだろうか……?
  • するとメーティオンは宇宙には絶望しか無く、終わりを謳うものとしてアーテリスの生命を生の軛から解き放ってあげようと語りだす。
    メーティオン : 誰もが声で、心で、歴史で訴えていました。
    一生懸命に生きたのだと。
    メーティオン : 最善を目指して、精一杯歩んできたのだと。
    メーティオン : ……その上で、彼らは思い知ったのです。
    メーティオン : 絶望は、悲しみは、怒りは、孤独は、恐怖は、諦めは、
    決してなくすことなどできないのだと。
    メーティオン : ゆえに私は、わたしとワタシ、私たちは……
    この心に溶けあった、すべての先ゆく者たちは、終わりを謳う。
    メーティオン : 恋しい人、美しいアーテリスの輝ける命たち。
    苦しいくせに意味のない、生の軛から解き放ってあげる……。
    メーティオン : 何にもならないんですもの、何もしなくっていいでしょう?
    終わりは合理的で美しい……乱れ得ぬ静穏、唯一の安らぎよ。
    メーティオン : さあ……天の果てに巣をつくり、
    星という星から死と終焉を集めましょう。
    メーティオン : そうしてもっとうまく、強く謳うの。
    エーテルで覆われたこの星にも、ちゃんと終わりが届くように。
    メーティオン : それが答え。
    天つ星々からアーテリスの命に贈る、結論よ。
  • ここに至り、メーティオンの共有意識がもたらそうとしている終末に対して激しく怒りを表すエメトセルクと、そのメーティオンを否定できない生みの親ヘルメスとの間で考え方の違いは決定的に埋めがたいものとなり、ヘルメスメーティオンを宇宙へ逃がそうとする。そしてカイロスを使って記憶を失わせることで「ヒト」への裁定を行ってくる。
    エメトセルク
    エメトセルク : ふざけるな……!
    私たちの終わりを、勝手に決めることは許さない!
    エメトセルク : 何のつもりだ……!
    今の話を聞いてなお、そちらに味方するつもりか!?
    そいつが終末を起こそうとしているんだぞ!?
    ヘルメス : ……自分たちは、星を善くするために、
    基準に見合わなかった生命を屠ってきた。
    ヘルメス : それは、終わることこそ救いだと信じて、
    私たちを屠るのと、どう違うのだろう。
    エメトセルク : そんなものは詭弁だ……!
    ヘルメス : ああ、そうだな。
    自分はきっと正しくない。
    だが、君たちも正しくはないよ。
    ヘルメス : だから、測らなければならないんだ。
    ヘルメス : ここはエルピス、生命の実験場……
    所長ヘルメスの名において、「人」の裁定を執り行おう。
    ヘルメス : 人がもし、命を見つめ直し、生きたいと渇望したなら……
    それに足るだけのものであるならば、
    いかに真理であると謳おうが、終わりは退けられるだろう。
    ヘルメス : そうでなければ、星ごと滅びるのみ……。
    ヘルメス : そして、裁定である以上は、公正を期さなければならない。
    ヘルメス : 起動せよ……カイロス!
    カイロス : 記憶改変機構、カイロス、起動。
    主よ、用件を承りましょう。
    ヘルメス : ヒュペルボレア造物院全域を対象に、
    記憶の消去と変更を行う……。
    ヘルメス : 起点は、プロピュライオンに、
    十四人委員会エメトセルクが到着した瞬間とする。
    以降、現在に至るまでの記憶を消去……。
    ヘルメス : 同時に、以下の情報を、
    辛うじて思い出せる程度に焼き込んでくれ。
    ヘルメス : ……自分はここで、エメトセルクとヒュトロダエウスに、
    日ごろ研究に用いているカイロスを見せようとした。
    ヘルメス : しかし、折悪くメーティオンの共有意識が暴走。
    存在を維持できなくなった彼女は、
    宇宙にいる者も含め、すべてが弾けて消え去った。
    ヘルメス : その際の衝撃でカイロスが誤作動……
    自分たちも含め、館内にいた者の数日分の記憶を焼き消した。
    カイロス : 承知いたしました。
    作動準備……3プロセス中、第1プロセスを開始します……。
  • しかしヒュトロダエウスの機転と、それに阿吽の呼吸で合わせたエメトセルクヴェーネスの動きにより、ヴェーネス光の戦士のみはカイロスの記憶消去より逃げおおせることができた。記憶のある最後にエメトセルク光の戦士に投げかけた言葉。
    エメトセルク
    エメトセルク : 時間がない、そのまま行け!
    エメトセルク : ……私はお前の話した未来を、今も信じちゃいない。
    そんな無様な歴史になどするつもりはない。
    エメトセルク : だが、それでも、あえて言うのなら……
    エメトセルク : 「私」に託されたものを、投げ出すなよ。
    カイロス : 最終プロセス完了。
    記憶の消去および改変を実行します。
  • 記憶の消去後のエメトセルクたちの会話。
    造物院の職員 : お三方とも、ご無事で何よりです。
    エメトセルク : これが無事なものか!
    エルピスについたあたりからの記憶が、
    綺麗さっぱり吹き飛んでいるんだぞ……。
    ヘルメス : すまない……本当に……。
    ヘルメス : 彼らに日々の仕事を見せる一環として、
    カイロスを見せようとしていたんだ……。
    ヘルメス : だが、メーティオンが……暴走して……消滅を……。
    造物院の職員 : ああ……。
    その影響で院内が警戒態勢になったのですね。
    造物院の職員 : そして、様子を見にいらっしゃった皆様ごと、
    カイロスの誤作動に巻き込まれた……
    といったところでしょうか。
    エメトセルク : どうやらそうらしい。
    そんな直近の記憶でさえ、ほとんど思い出せないがな。
    エメトセルク : それよりも、まずはヘルメスの手当てだ。
    おおかた、メーティオンとかいう使い魔の暴走に、
    巻き込まれでもしたんだろう。
    エメトセルク : そのあと、アーモロートに行くぞ。
    記憶喪失以外に問題がないか、念のため調べるべきだ。
    エメトセルク : あとは、お前に十四人委員会関連の通達がある。
    ……思い出せないだけで、一度した話だろうがな。
    ヘルメス : ああ……わかった……世話をかける……。

ウルティマ・トゥーレにて

  • 最後の創造魔法により「エルピスの花」を一面に咲かせると消えていった。
    ???? : まったく……。
    「覚えていろ」と言った方が忘れていただと?
    とんだ道化を演じさせてくれたな、ヘルメスめ……!
    ???? : おかげでおちおち眠れず、こいつの旅を見続けるハメになった。
    ???? : いいじゃない、とても見ごたえがあったよ。
    みんなして、あんなメチャクチャな進み方するなんてさ!
    ???? : ……だからこそ、だ。
    ワタシたちだけこのまま消え失せるのは、ちょっと、ねぇ?
    ヒュトロダエウス : 本当、喚んでもらえてよかったよ!
    メーティオン : あなたたち……何……?
    エメトセルク : 何って、単なる消えかけの死人だよ。
    エメトセルク : 心配せずとも、お前を斃すような力はない。
    こいつに負けた時点で、主役は譲っているしな。
    エメトセルク : ……だが、お前に一矢報いる、このときを待っていた。
    エメトセルク : ヴェーネス、あの負けず嫌いめ。
    私をこの時代まで残しておいたのは、歴史を繋ぐためか、
    終末の真相を忘れていたことへの当てつけか……。
    エメトセルク : 至極好意的に解釈するのならば、
    こんなオチが生じる可能性を残したのだろうが。
    エメトセルク : 何にせよ、その程度で掌を返すほど、私の人生は軽くなかった。
    礼などくれてやるものか。
    エメトセルク : ……しかし、人をここに至らせたこと。
    この結末は、確かに私たちのやり方では掴み得なかったものだ。
    エメトセルク : ならば賛辞と、最後の旧き人への手向けとして、
    口上のひとつくらいは垂れてやろう……!
    エメトセルク : 終焉を謳うものよ、私たちはお前によって終わらない!
    エメトセルク : それが、あの星の過去に生き、今を生きる者からの答えだ……!
    ヒュトロダエウス : さて、せっかくお招きいただいたんだ。
    ワタシたちで、ひとつ、創造魔法を披露しよう。
    ヒュトロダエウス : この場に満ちる、キミの仲間たちの想い……
    それらを縒り合わせ、新たな道を紡ぎ出すのさ。
    エメトセルク : とるべき形はお前が決めろ。
    辿り着くことなどないと宣った、奴に示すにふさわしい形を!
    ヒュトロダエウス : 其は叡智……黎明の星を綾なす技……
    ヒュトロダエウス : 我らの御手は創世を為す……!
    エメトセルク
    エメトセルク
    エメトセルク
    エメトセルク : その希望(エルピス)の花が在るかぎり、
    元となった想いもまた「ここに在る」と証明される。
    もはや、絶望だけの宙域には戻れまい。
    エメトセルク : お前の仲間たちの魂が、
    いつまでも戦っている必要はなくなったと言ったんだ。
    エメトセルク : ……喚び戻してやれ、お前とともに進む者たちを。
    ヒュトロダエウス : ……ああ、流れができた。
    これで彼らは先に進めそうだね。
    エメトセルク : そうだな……。
    アリゼー : あなたたち、星海に還るつもり……!?
    エメトセルク : 当然だ。
    ハイデリンの術に生かされるなど、願い下げだからな。
    エメトセルク : ……何より、お前たちが進む未来は、私の愛した過去じゃない。
    だからこそお前たちと本気で、命を懸けて戦ったんだ。
    エメトセルク : その結果ならば、敗北であれ、覆すものか。
    私が今の私であるかぎり、この想いは砕けない。
    エメトセルク : 間違っても哀れんでくれるなよ。
    お前たちに望むことがあるとすれば、
    あの忌々しい終末を打ち払うことだけだ。
    エメトセルク : そして勝鬨を喝采に代え、万感の想いとともに、幕を下ろせ。
    エメトセルク : それでこそ、次の公演が始められるのだからな。
    新たな舞台と新たな役で……お前たちも、私たちも。
    エメトセルク : ……アゼムのクリスタルを持つ者だろう?
    それくらいは当然見ておけ。
    エメトセルク : ……私は、見たぞ。
    ヒュトロダエウス : それじゃあ、またいつか会えることを願ってるよ。
    お互い、違う形になってたとしてもさ。
    ヒュトロダエウス : そのときは、何度でも、一緒に楽しくやろう。
    エメトセルク : 勝手に巻き込むな……私は厭だ。
    エメトセルク

去り際の手をふるしぐさについて

  • キタンナ神影洞コルシア島にて、エメトセルクが去り際に見せる手を払うように振るしぐさについて、インタビューで取り上げられたことがある。吉田Pと織田氏に5.0でお気に入りのシーンを尋ねた際に、織田氏がこのしぐさを挙げている。

織田氏: 僕は基本は細かい所なのですが、エメトセルクが手を払うように振るシーン。あの仕草がすごい好きで。あの動きだけでキャラクターを表現しきったのはやっぱり、モーションを作られた方がやっぱりすごいうまかったなと。
――それはどなたがつくったのですか?
吉田氏: 確認しないとわからないなあ……石川からしぐさ指定はあったような気がしますが、どう生まれたかは確認が必要ですね。
織田氏: 僕も聞いていないですね。あれはすごい良かったなと。言葉ではないところで演技が「あ、うちのゲームできるんだ」と、ちょっと思いました。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1205666.html

その他

転身するということ
  • エルピスで語っている。
    エメトセルク : なんだ、「転身」を知らないのか?
    知識が中途半端だな……。
    エメトセルク : 「転身」は大量のエーテルを使って、
    己の身体の外に、もうひとつの身体を創ることだ。
    エメトセルク : 肉体という枷をなくし、望む力に適した形を得ることで、
    能力は飛躍的に向上するわけだが……
    エメトセルク : それを他者の前で行うことは、力の誇示に等しい。
    ローブを脱いで走り回るのと同等の、恥ずべき行為だ。
    エメトセルク : お前……普段からそんな簡単に、
    転身するなどと言っているのか……?
    ヘルメス : ち、違う……!
    自分の転身は、風を操り、空を飛ぶのに都合がいいんだ!
    ヘルメス : 観察ひとつに大袈裟だと思うかもしれないが、
    カリュブディスたちにとっては、命が懸かっている事態だ。
    ヘルメス : こちらも最善を尽くして補佐をするべきであって、
    それを恥ずべき行為だとは思わない……!
  • なおヒュトロダエウスは転身せずとも空を飛べる。
    ヒュトロダエウス : 彼なら、転身しなくても空を飛べるし、
    風脈だって視えている。
エーテルを視るということ
  • エルピスで次のように語っている。
    エメトセルク : 先に断っておくが、必要に迫られないかぎり、
    エーテルを視る眼でヘルメスを追うことはないぞ。
    他人の動向を、始終覗き見るなど品性に欠ける……。
    エメトセルク : そもそも、エーテルを視るか、物質を見るかというのは、
    眼の焦点を変えるようなものだ。
    私たちとて、普段は当然、物質の方に目を向けている。
お前は行ったか?
ずらずらと地名を挙げるアレ
  • ……お前、豊穣海に沈む海底遺跡に行ったことがあるか?
  • オサード小大陸の北、
    流氷に覆われたブラインフロストを超えた者のみが辿り着く、
    秘宝の島を見たことは?
  • 新大陸の、眩き黄金郷はどうだ?
    南洋諸島に、忘れられた人々が遺した、神子像の祭祀場は?
  • アラグの時代に蹂躙された南方大陸メラシディア
    その今を知っているか?
  • エオルゼアにも、まだ知られざる真実がある。
    お前たちが奉る「十二神」の正体なんぞがいい例だ。
  • あるいはもっと視野を広げてみろ。
    鏡像世界のいくつかには、驚くべき文明が興っているからな。
  • ……アゼムのクリスタルを持つ者だろう?
    それくらいは当然見ておけ。
  • ……私は、見たぞ。

関連項目



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