アイメリク・ド・ボーレル(Aymeric de Borel)
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概要
- イシュガルド神殿騎士団(the Temple Knights)の総長。
イシュガルド神殿騎士団総長を務める、エレゼン族の騎士。
名門貴族の出身ではないが、その才と数々の功績により、若くして神殿騎士団のトップに上り詰めた。
ドラゴン族との果てなき戦いが続くなか、皇都の民を護るために奔走する。
- トールダン7世の死を受けて教皇代行となり、のちに貴族院初代議長となる。
- 副官はルキア・ゴー・ユニウス(リウィア・サス・ユニウスの姉)。
- 好物はバーチシロップ入の紅茶
- モットーは「犠牲恐れず、犠牲忘れず」
出生
- アイメリクの父は、現イシュガルド教皇トールダン7世である。これはイシュガルドでは公然の秘密となっている。
- イシュガルドにおいて上級聖職者は婚姻が禁じられているが、教皇は妾に産ませた子供を隠し子とし、跡取り不在で断絶寸前であったボーレル家により引き取られ、老夫婦により大切に育てられた。
- やがて教皇は、成長した彼を神殿騎士団の総長に据えた。
教皇代行
- トールダン7世亡き後、アイメリクは教皇代行として調印式に出席しイシュガルドはエオルゼア都市軍事同盟に復した。
人の戦いを導いてきた虚構は崩れ去りました。 そして、竜を率いてきたニーズヘッグもまた……。 人は竜に対し、そして同じ人に対して、 幾たびも同じ過ちを繰り返してきました。 むろん、それを見ずに流してほしいとは申しません。 それでも私は、この先のイシュガルドが、 人と竜が手を携える土地となれることを信じています。 ……それでは足りぬでしょうか?
王権の放棄
- 邪竜ニーズヘッグを退けた後、アイメリクは王権を放棄し共和制への移行を宣言。
- アイメリク・ド・ボーレル子爵は貴族院の初代議長に選出された。
武器:ナーゲルリング
- 使用武器はナーゲルリング(Naegling)。
- ボーレル家に伝わる名剣で、かつて竜の討伐にも使われたことがある。
- ※世界設定本(1巻 p.152)では「ネイリング」と表記されている。
ネイリング
かつて、ドラゴン殺しに用いられたという逸話が残るボーレル子爵家の家宝。改革を成す力を手にするため、苛烈な権力闘争に身を投じる「我が子」を案じた「父」が、どうか命を守ってくれと念じて手渡したという。
- ※世界設定本(1巻 p.152)では「ネイリング」と表記されている。
裏話
設定
- イシュガルドの若きリーダー。
- 旧FF14の設定で、イシュガルドには「青太子」という若きリーダーがいるという設定があった。※これはシナリオ設定の織田氏がFF14チームに入る前からのもの。アイメリクは、これをベースに細部を詰めていって出来上がった。
- ストーリー展開上、「イシュガルドを代表する人物」が必要だった。つまり物語が先で産まれた。
- イシュガルドの要素として、”竜と戦う”、”ハルオーネを崇める教会”、”隠された歴史と偽の歴史の矛盾”という要素があったので、それを体現するキャラにしようとした。そこから、宗教騎士団を率いる正統派の騎士、教皇の非嫡出子などという設定が産まれた。
- 続いて絵作りにうつったが、他の代表との差別化を図る意味もあり「イケメンがいいよね」ということで、アートが産まれた。そのイラストを見て、「(忠誠心の高い)クールな女性副官がいるともっといいよね」と思い、彼女はデレデレしないし恋愛敵感情も持たないほうがいいと考えた。そこからアートが産まれた。この時、「文」・「武」それぞれに副官キャラが居たが、最終的に武担当のルキアだけが残り、文担当キャラは消えていったという。
- 第24回FFXIVコミュニティ放送で明らかにされた内容。
アイメリクの剣「ナーゲルリング」
- 元々は旧FF14の時に実装されたナイトのレリック用にデザイン及び制作したものだった。しかし採用されたのはもう1本の方で、こちらは残っていた。このときから青色だった。
- 蒼天前にアイメリクを作る時に、剣まではコスト計算に入っていなかったが、前廣氏がどうにかしたいといってきて、いいものがありますよとそれを「ナーゲルリング」として装備することになったのだという。
- 2018年5周年14時間生放送のサブ放送での話
関連項目
【蒼天秘話】