蛮神/三闘神

三闘神(The Warring Triad)

  • 三体の蛮神(闘神)の総称。
  • 魔大陸アジス・ラーの「アジス・ラー旗艦島」中央部に封印されている。
  • 三闘神分は極開放のみでクエストクリア扱いとなり、エクストラクエスト目的であれば、極討滅戦クリアは必要ない。 真蛮神戦3種をクリアして「永き冥路の果てに」をクリアすると、あとは「極まりし鬼神ズルワーン」までお使い&バトル開放を行うだけでOKのはず。
Table of Contents

概要

  • 古代アラグ帝国の蛮神制御技術によって囚われ、魔大陸アジス・ラーに封じられた三柱の「闘神」。
    序説 : 「三闘神」とは、いずれも第三星暦末期に、南方大陸「メラシディア」の先住種族たちが、
    アラグの軍勢に対抗すべく召還した三柱の蛮神である。
    序説 : 蛮神は信者の「願い」を反映した力を持つ。
    「侵略者の排除」という願いが、強大な戦闘能力として、顕現したのだとすれば、その力は計り知れない。
    序説 : こうした存在を、アラグの軍勢は捕獲したのである。
    蛮神の力を封じる「拘束具」の技術と、捕らえた信者を利用し、顕現を維持しつづける禁忌の技術によって……。
    序説 : しかしながら、5000年の永きに渡り、魔大陸アジス・ラーの奥地に封じられてきた三闘神が、
    覚醒の徴候を示しはじめた。
    序説 : 三闘神を吸収することで、さらなる力を得んとした、イシュガルド教皇トールダン7世による介入のためだ。
    序説 : さいわい教皇の野望は、光の戦士たちによって阻止されたが、
    蛮神制御技術を欲するガレマール帝国が、侵入の機を窺っている。
    致命的な事態に到る前に、三柱の闘神を討滅せねばならない……。
  • 「闘神」とは、古代アラグ帝国時代の「蛮神」の事。
  • アジス・ラー旗艦島の中央、魔科学研究所の直上に「女神」、「魔神」、「鬼神」を象った3体の像が安置されている。
三闘神の像

コンテンツ開放

  • その後のクエスト
    クエスト名エリアレベル
    星の命運を懸けて石の家60
    黄金色の災禍石の家60
    永き冥路の果てに石の家60
    極まりし雲神ビスマルク石の家60
    極まりし武神ラーヴァナ石の家60
    極まりし魔神セフィロト石の家60
    極まりし女神ソフィア石の家60
    極まりし鬼神ズルワーン石の家60

三闘神

女神ソフィア

女神ソフィア
  • 「女神ソフィア討滅戦」
  • 基部となる巨大な頭部の上に、さらに女性の全身像が乗っており、後光のような構造物を背面に配する。
  • 「女神」の章より抜粋
    女神ソフィアは「均衡」をつかさどる神性と考えられており、
    信徒は傾いた天秤を正常に戻すべく、アラグの侵攻に徹底抗戦した。
    それは「蛮神」という、新たな崩壊の種を撒いてしまったのだが。
    「均衡」を是とする考え方は、我が主のそれに通じる部分がある。
    「光」も「闇」も世界の存続に欠かせぬものであり、
    いずれかの急激な増大は、世界の存在そのものを無と化す。
    初めて出会ったとき、我が主はこう言った。
    私は光の使徒ではない、だが「今」は、光に与する……と。
    機に応じて立場を変えられねば、調停者の使いは務まらない。
    我々の正義は、「闇」にも「光」にも「均衡」にもない。
    その時々で形を変える正義を追究し、破滅を回避する。
    勝利なき不毛な戦いを「調停」する……それが我らの使命なのだ。
  • 公式で公開された女神ソフィア討滅戦の歌詞と世界設定班のレビュー
    2016年10月31日

    こんにちは!
    プロジェクトマネージャーの岩宮です。

    明日で11月だ!
    はやいもので今年もあとわずかとなりました。

    明日には、パッチ3.45の公開があって、
    12月になったら・・・あれ?日本のファンフェスもうすぐじゃない・・・?

    そして、もちろんの事ながらパッチ3.5だったり、
    次期拡張の開発が同時進行で進んでおりまして・・・。

    ・・・ンガ!!

    っと、今日も開発チームは平常運転でエンジン全開(?)な状況です。

    ファンフェスといえば!(現実逃避)
    先日ラスベガスで行われた世界設定パネルで、
    女神ソフィア討滅戦で流れるBGMの歌詞が公開されましたよね!

    それを受けて今日の投稿では、皆さんからのリクエストが多かった歌詞の和訳と、
    世界設定班の織田さんが用意してくれた歌詞のレビューをご紹介したいと思います!

    ------------------------

    【女神 ~女神ソフィア討滅戦~(原題:EQUILIBRIUM)】

    The sigh of the shifting sea
    The kiss of the salt-sweet breeze
    The white of her silken dress stained in red
    移ろいゆく海の吐息
    潮風の口づけ
    白き絹の衣が深紅に染まる

    A memory fading fast,
    Her mother sits, eyes downcast
    A torn uniform in hand, farewells unsaid
    瞬く間に消えゆく思い出
    座り込む母 目は伏せて
    手にするは破れた軍装 別れすら言わぬまま

    That once a certainty, lost in grief
    A daughter's desperate cries, unheard pleas
    Forsaken, beaten, tried, on her knees
    A prayer passes from her lips
    Into her soul the Goddess whispers:
    確かなことが 悲嘆の内に失われ
    娘の泣き声 聞き遂げられぬ想い
    忘れられ 殴られ 試され 跪く
    唇からこぼれた祈りが届く
    そして 女神は彼女の魂に囁きかける

    "A heartbeat without harmony
    Is moonlight without dark
    The heart beat seeketh equilibrium
    With balance will your worry part,
    「調和なき鼓動は
    暗闇なき月光なり
    心が求めるは均衡
    平衡を保てば悩みは晴れよう」

    "So still this broken melody
    And therewith shoulder thee
    One last step only leaving
    An empty hearth dawn by the sea
    An empty hearth dawn by the sea"
    「さあ 乱れた旋律を静めよ
     さすれば残るは ひとつの重荷のみ
     最期の一歩を踏み出せば
     残るは 空っぽの海辺の家だけ
     空っぽの海辺の家だけ」

    【世界設定班レビュー】

    昔々、南方大陸メラシディアの海沿いに、仲の良い三人一家が暮らしておりました。
    しかし、突如として侵攻してきたアラグの軍勢との戦いで、
    軍人だった父親が戦死してしまいます。

    母親に残されたのは、破れた夫の軍服だけ。
    さよならも言えぬままに......。

    ここから母親が豹変します。

    悲しみのあまり、心の均衡を失った母親は、
    愛していたはずの娘に暴力を振るうようになります。

    ただ、それを受け入れるしかない娘がこぼした祈りの声が、
    女神ソフィアに届いたとき、女神は娘の魂に囁きかけました。

    調和を失った生は、暗闇を欠いた月光のようなもの。
    心は常に均衡を求めるもの。平衡を保てば貴方の悩みも晴れるでしょう。
    さあ、変わり果てて奇声を上げる母親を「静かに」させなさい。
    そうすれば残る悩みの種はひとつだけです。
    海に向かう崖から、最期の一歩を踏み出すのです。
    そうすれば、空っぽになり、静かで完全なバランスを保った家だけが残るでしょう。

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    女神ソフィアはエオルゼアの南方に位置する大陸メラシディアにて、
    「調和」や「均衡」を司る神として崇拝されているそうです。

    この歌詞の内容も、そこで受け継がれた伝承からなるもので、
    私たちもよく知っている「桃太郎」とか「一寸法師」に似た、
    おとぎ話が元になっているそうです。
    (「悪い子にしてると女神様がくるよ!」と叱られる子供もいたんじゃないかしら?)

    しかし、調和と均衡を司る女神ソフィアが考える、究極の「均衡」が、
    もし本当に「誰もいない状態」なのだとしたら・・・。

    いやはや、恐ろしい話でございます。

魔神セフィロト

魔神セフィロト
  • 魔神セフィロト討滅戦」
  • 翼を持ち、六本腕の筋骨隆々な男の姿をしている。下半身は無く、下部分は構造物と融合している。
  • 南方大陸の樹状種族が「世界で最初の聖樹」として崇めていたとされる。
  • 「生命操作能力」を持ち、生命を自在に成長させる事が出来る。なお、その能力は他者だけではなく自己までにも及ぶ。
  • 「魔神」の章より抜粋
    「世界で最初の聖樹」を神格化した「生命」を司るセフィロトは、
    環境エーテルを操り、生命を自在に「成長」させたという。
    そして、この能力は自分自身にまでおよんだと記録されている。
    セフィロトは自己を巨大化させ、その質量自体を武器として、
    アラグの軍勢に甚大な損耗を強いたというのだ……。
    だが、結局はアラグの手により捕獲され、封印されてしまった。
    アラグは、捕獲したセフィロトの「生命操作能力」を、
    数々の禍々しいキメラ生物の「培養」に利用したという。
  • 公式で公開された魔神セフィロト討滅戦の歌詞と世界設定班のレビュー
    2016年07月05日
    こんにちは!
    コミュニティチームの望月(もっちー)です。

    ふと気づけば7月。
    気温の上昇はとどまることを知らず、夏真っ盛りです。猛暑です。

    「もうしょうがないね......」などと囁きながら仕事をしていたら、
    (皆さんには"マイケル"でおなじみの)Kojiさんからこんなお話が。

    JP20160705_me_01.jpg

    ということで「魔神セフィロト討滅戦」の歌詞を預かってきましたので、
    以下にご紹介します!

    JP20160705_me_02.jpg

     魔神 ~魔神セフィロト討滅戦~ 
    What is it like when you pull back the curtain
    And realize every wrong is a right?
    Your world is rusted like a dirty razor
    The edge is calling tonight
    幕引きに何を想う?
    全ての「誤」が「正」であったと気付く頃には、
    汝の世界は、穢れた剃刀のように錆び果てる
    今宵、その刃が呼ぶ

    ---

    The edge is calling tonight
    The edge is calling tonight
    The sun is setting, darkness taking over
    A date with chaos and you're dressed to the nines
    今宵、その刃が呼ぶ
    今宵、その刃が呼ぶ
    日が沈み、宵闇が広がり、
    混沌との密会に備え、汝は装いを正す

    ---

    Salt of the earth salting your own fields
    Road to destruction that is true and tried
    You walk the path laid before you
    The call of reason, you refuse to abide
    地の塩(善良なる者)は、己の畑に塩を撒く
    それは確実なる破滅の道
    己の前に敷かれた道を歩み
    理性の呼びかけに耳を傾けぬまま

    Necessity is an inventive mother
    Promising sanctum that She cannot provide
    She is the hand that rocks the cradle
    The wind that breaks the bough and leaves you to die
    求められるは、創造の母
    与えられぬ聖所を約束する
    それは揺り籠を揺らす手であり、
    大枝を折り、去りて死に至らしめる風でもあり

    ---

    And there She leaves you to die
    And there She leaves you to die
    You'll find slumber when the world comes tumbling down
    Sweet dreams, baby. Sleep tight!
    去りて死に至らしめる
    去りて死に至らしめる
    世界の終わりにのみ「眠り」は訪れる
    おやすみの時間だ、赤子よ、良い夢を

    ---

    Retreat where lesser men lead
    Flee from what you do not see
    Heed the dark within your being
    Turn away
    Disobey
    弱き者が先導するなら、汝は後ずさるがいい
    不可視なるものから逃げるのだ
    心の闇に応えよ
    背を背け
    反抗せよ

    I'm the end and the beginning
    The faith that feeds the unbelieving
    A tightening knot to staunch the bleeding
    Say my name
    Say my name
    Sephirot
    我は終わりであり、始まりなり
    不信心なる者どもを養う信仰であり
    流れ出る血を止める止血帯
    我が名を呼べ
    我が名を呼べ
    セフィロト

    ---

    The seventh hell's become your seventh heaven
    Rose of redemption but a thorn in your pride
    Waste no more time fighting your demons
    Lay down your arms and let the evil inside
    七獄が七天になり
    贖罪の薔薇は、誇りに至る障害に過ぎず、
    己を悩ますものとの戦に、時を費やすなかれ
    武器を下げ、「悪」を受け入れよ

    ---

    And then you let it inside
    And then you let it inside
    You let it eat you till there's nothing left at all
    So you can feel that you are truly alive
    そうだ、受け入れよ
    そうだ、受け入れよ
    なにひとつ残らず、汝が喰われるまで
    その時にこそ初めて「生」を実感するだろう

    ---

    Better to serve in a waking nightmare
    Than rule in their paradise
    What is gold, always glitters
    But it still comes with an unpayable price
    白昼夢の中で隷属する方が、
    奴らの楽園を支配するよりは良い
    黄金は必ず輝くのだ
    代償は決して払えぬだろうが

    Treading out upon the stagnant waters
    Our savior waiting for a turn in the tide
    You are the night at the end of the tunnel
    The empty void where the serpent lies
    淀んだ汚水の上を歩む
    救世主は潮流の変わり目を待つ
    汝は洞窟の終わりを告げる光明であり、
    毒蛇が潜む虚無の果て

    ---

    Where the serpent lies
    Where the serpent lies
    The angels graze in the meadows of excess
    They must needs go that the devils drive
    毒蛇が潜む場所
    毒蛇が潜む場所
    天使が放牧される「過剰」の牧草地
    悪魔に駆り立てられずにはいられない

    ---

    Retreat where lesser men lead
    Flee from what you do not see
    Concede your mind unto the fiend
    Turn away
    Debts are paid
    弱き者が先導するなら、汝は後ずさるがいい
    不可視なるものから逃げるのだ
    魔神に理性を捧げよ
    背を背け
    借りはもう支払った

    I'm the end and the beginning
    The drug that gives the wretched meaning
    The answer every soul is seeking
    Say my name
    Say my name
    Sephirot
    我は終わりであり、始まりなり
    哀れな者どもに生きる意味を与える霊薬であり
    全ての魂が求める答えなり
    我が名を呼べ
    我が名を呼べ
    セフィロト

    ---

    \ セフィロト / \ セフィロト / \ セフィロト /

    そうそう!
    丁度、2週間後にはパッチ3.35です。「死者の宮殿」です!

    クーラーをガンガン効かせて遊び倒したいィィイィ

    コミュニティチーム もっちー

鬼神ズルワーン

鬼神ズルワーン
  • 「鬼神ズルワーン討滅戦」
  • 三闘神、最後の一柱
  • 翼を持ち、巨大な戦斧(または槍)を持った鎧姿の男の姿をしている。魔神と同じく下半身は融合している。
  • 南方大陸「メラシディア」の人馬種族が崇めていた永劫を司る神である。
  • 悪しき侵略者に対する正義の遂行を乞われ、「勝利」の象徴として降臨した神であったが、アラグの拘束装置に囚われて、すでに5000年以上が経過していた。
  • 「鬼神」の章より抜粋
    魔科学研究所にて、鬼神「ズルワーン」の信者が目覚め、
    彼らの主神を完全覚醒させようと、活動を開始。
    我々は帝国軍第VI軍団とともに、覚醒を止めるべく突入した。
    帝国軍は第VI軍団長レグラ・ヴァン・ヒュドルスをはじめとする、
    多大な犠牲を出しつつも、完全覚醒の阻止に尽力。
    後に続いた光の戦士と精鋭たちによって、鬼神は討滅された。
    ヒュドルス軍団長は、アラグの蛮神制御技術の欠陥を確信するや、
    潔く奪取を断念し、我々と共闘する英断を下した。
    皇帝への忠誠と友誼をつらぬき、蛮神討滅を優先したのだ。


他作品での三闘神

  • FF6にて重要な存在として登場。魔神、鬼神、女神で、それぞれセフィロス(Sefilos)、ザウァヴァン(Zurvan)、ソフィア(Sophia)となっている。
  • 遠い昔、天から降り立ったという3柱の神。お互いを恐れて争いを始め、その争いに巻き込まれた者を幻獣へと変貌させた。
  • やがて争う愚かさに気付いた3者は、互いに力を打ち消し合うことで自らを石像に変貌させ、眠りについた。
  • 最後に幻獣達に心を与え、自分達を目覚めさせないよう命じたという。

関連項目