至天の座アルカディア
- 新拡張パッケージ「黄金のレガシー」で実装される高難易度レイドシリーズ名称。
- 第一弾のノーマルはパッチ7.01、零式はパッチ7.05実装になる。
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概要
人々は熱狂する。技と技、魔法と魔法、そして命と命が激しく火花を散らす、本物よりも激しく、演劇よりも華やかな闘いに――
その名は「アルカディア」。闘技場の頂点たる至天の座を懸け、冒険者もまた、この熱狂の渦に巻き込まれてゆく。
- 「至天の座アルカディア」はパッチ7.Xシリーズで実装される高難易度レイドのシリーズ名称。
- FF14オリジナルストーリー。
コンテンツ開放条件
項目 | 説明 |
クエスト名 | アルカディアの挑戦者 |
受注レベル | ファイター/ソーサラー レベル100 |
受注場所 | ソリューション・ナイン (X:19.1 Y:18.8) ラングラーハットの男 |
受注条件 | 「メインクエスト:黄金のレガシー」の最終クエストをコンプリートしている |
「黄金のレガシー」メインクエストで登場する「アルカディア」
- 断片的に描かれる。
- 今は休止状態。
俺はもともと「アルカディア」の闘士だったんだよ! 必死な様子の青年 : なのに、ここ最近は武王の命令だとかで、 試合もさせてもらえねえから……!
必死な様子の青年 : だったら試合を再開させてくれよ! スフェーン : ごめん……それも私にはできないんだ。 軍事利用できる魔物の魂を娯楽で消費させたくないって、 ゾラージャ王が……。
- 元はアレクサンドリア王国にそういう文化があったという。
カフキワ : ほら、ソリューション・ナインにも、 休止中だったけど、アルカディアって闘技場があったろ? アレも、こうした文化の名残りなのかもしれないね。
再開のアナウンス
- メインクエストが終わり、8人レイドの導入部が描かれる。
男性のアナウンス : 親愛なるアレクサンドリアの皆さん、 我らが女王陛下を喪い、深い悲しみに暮れていることでしょう。 道行く人々から笑顔が消え、こぼれるのは涙ばかり……。 男性のアナウンス : しかし、それで良いのでしょうか? 我ら国民の笑顔こそ、彼女が護りたかったものなのでは? 男性のアナウンス : ならば、どうすべきか…… その答えは、ここにあります! ラングラーハットの男 : そう、長らく休止していたアルカディアが再開します! ひとときでも悲しみを忘れ、熱狂の中で笑みを取り戻すため、 エキサイティングな闘技に皆様を招待しましょう! ラングラーハットの男 : 現在、グレートなスペシャルマッチを計画中! ご家族、ご友人をお誘いあわせのうえ、 ぜひ、ご来場くださいませ!
- 「アルカディア・ソサエティ前」という都市内転送網(都市内エーテライト)が存在する。
主な登場人物
- オーナー
- 未登場だがセリフの中だけで登場する。
低くかすれた声 : おもしろいではないか…… メテム : こ、この声は…… アルカディアのオーナーだァ! アルカディアのオーナー : 乱入戦を許可しよう! ウィケッドサンダー用のリングの再現と、 挑戦者の準備ができ次第、特別試合開始だ……。 メテム : オーナーの鶴の一声で、急遽特別試合が決まったァ~~~! 次世代魔女と、生身の挑戦者の対決…… これは見ものだぞォ~~~!
- 未登場だがセリフの中だけで登場する。
- メテム
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- CV:DJ.ナイク
- 再開のアカウンスをしていたラングラーハットの男。
ラングラーハットの男 : キミこそ、アルカディアの新たなスターだァ~!! メテム : ワタシの名は「メテム」。 ソリューション・ナイン最大のエンターテイメント集団、 アルカディア・ソサエティの経営戦略担当だ。
- ヤーナ〔ブラックキャット〕
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- ヘイザ・アロ族。3姉妹の次女で、闘士をしている。
- 1層の対戦相手リングネーム「ブラックキャット」として登場するが、敗戦すると光の戦士に興味が湧いたとして、光の戦士のセコンドになると言い出す。
- また自分の家兼ジム「トライテール」に案内する。1階が住居で地下がジムになっている。
- 両親はすでに死んでいるという。
ヤーナ : 私たちは三姉妹でね。 見てのとおり、ヘイザ・アロ族さ。 ま、親はふたりとも死んじゃってるんだけど……。 ネユニ : 30年前、両親はヤースラニ荒野を訪れたときに、 運悪く障壁の中に閉じ込められたって聞いてます。 ネユニ : レギュレーターには抵抗があったみたいで、 着用しないまま、駆除人の仕事をしていたそうなんです。 だから危険な魔物に襲われたときにも、蘇生できずに……。
- 3姉妹はレギュレーターを着用している。
ヤーナ : とはいえ、私たちにそこまでのこだわりはなくてね…… 両親の死後、レギュレーターを着けることにしたんだよ。 上の姉さんから、死んじゃったら元も子もないって言われてさ。
- ネユニ
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- ヘイザ・アロ族のこども。
- ヤーナの妹。実は3姉妹だが、姉の
- ユトロープ〔ウィケッドサンダー〕
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- ヘイザ・アロ族。
- 3姉妹の長女で、もとはアルカディアでヘビー級の闘士だったが現在は行方不明になっているという。リングネームは「ウィケッドサンダー」。
ヤーナ : 姉さん、「ユトロープ」はヘビー級の闘士だったんだ。 両親の死後、まだ小さかった私たちを養うため、 アルカディアの闘士になって、それはもう大活躍だったよ。 ヤーナ : 彼女は幼いころから文武両道でさ。 闘いぶりは駆除人だった両親譲り、 その上、エレクトロープの扱いにも長けていたんだ。 ネユニ : ユト姉の紹介映像があるので、お見せしますね。 ネユニ : リングネームは「ウィケッドサンダー」。 雷馬の魂を注入し、エレクトロープ製の装備に雷の力を溜めて、 変幻自在に闘うことで有名だったんですよ。
- ガブロ
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- 漫画家。取材したいのだという。
穏健な男性 : いやはや、口汚いファンもいたものだね。 贔屓の闘士が負けて鬱憤が溜まっているんだろうが……。 穏健な男性 : おっと失礼……。 僕は、ちょっとした物書きでね。 今度時間があるときにでも、キミのことを取材させてくれ。
???? : 初戴冠、おめでとう! ライトヘビー級、新王者のキミをぜひ取材させてほしい……! ガブロ : やあ、また会ったね……僕の名は「ガブロ」。 絵で語られる物語、漫画というものを描いている者さ。 ガブロ : 主にアルカディアの闘技を題材にしていてね。 ぜひとも、生身の挑戦者、(冒険者)の闘いを、 取り上げたいと考えている。 ガブロ : ただ、取材にあたって少し準備をしておきたい……。 それが終わり次第にはなるが、 よければ、時間があるときに訪ねてきてくれ。
- 零式開放のNPC。
- 漫画家。取材したいのだという。
アルカディアについて
闘士
- 20歳まで闘士を続ければ、エバーキープ高層にある高級居住区への移住権をもらって引退するのだという。
ヤーナ : ああ、闘士たちはみんな若いうちに引退するんだ。 身体が変異するほど大量に魔物の魂を注入して闘うのは、 やっぱり負荷が大きいんだよ。 ヤーナ : だから、20歳まで闘士を続けた者は、 エバーキープ高層にある高級居住区への移住権をもらって引退。 あとに待つのは、悠々自適の生活……!
魂
- 魔物の魂
メテム : アルカディアでは、独自に強力な魔物の魂を保管していてね。 闘士たちは皆、それらの魂をレギュレーターで注入して闘うんだ。 メテム : それも、肉体が変貌を遂げるほどね……。 階級の名称も、注入する「魂のグレード」に準拠しているんだが、 まあ、人を超越した存在に変異していると考えてくれればいい。
- 一方で光の戦士はレギュレーションを着けない生身で戦うことにアンフェアすぎるので、歴代の闘士の魂を助っ人として使わないか?と提案してくる。
メテム : 一方でキミは、レギュレーターを使わないと聞いている。 ゾラージャたちに襲撃されたときも生身で戦って、 機械兵相手に大活躍したそうじゃないか! メテム : 心意気は大いに結構だが、片やレギュレーターで強化され、 片や生身では、あまりにアンフェアというもの…… そこでワタシから提案がある。 メテム : 我々は、魔物の魂のほかに、かつてここで闘っていた、 歴代の闘士たちの魂も回収し、保管していてね。 その魂を、助っ人として実体化しようじゃないか。 メテム : もちろん、かつての闘士を再現しただけでは連携も難しかろう。 だからキミの記憶から、共闘しやすい姿や技能の情報を読み取り、 最適な存在として形作らせてもらうよ!
メテム : 永久人というのが何かは知らないが…… パーフェクトなものじゃないし、死者を蘇らせるわけでもない。 あくまで一時的に再現しただけの存在さ。 メテム : ともかく、そうして実体化させた、 7人の闘士たちを仲間として率いて闘ってくれたまえ。 きっとフェアな勝負となるはずだ……どうかね?
ユトロープの話す真実
- 姉のユトロープが話すには、その悠々自適な生活という話には裏があるのだという。
ユトロープ : 全部これから話すけど…… まずはヤーナ、死にたくなければ、いますぐ闘士をやめなさい。 ヤーナ : ど、どういうこと……? ユトロープ : そのままの意味よ。 肉体が変異するほどの魂の注入を繰り返すと、 自己の魂が蝕まれる病、「魂蝕症(こんしょくしょう)」を発症するの。 ユトロープ : そして、いずれは魂が腐り果てて死に至る。 私もすでに病に冒され、余命もわずかしか残されていない……。
ヤーナ : ま、まさか…… 身体に負荷がかかるからこそ、引退制度があるはずでしょ! なのに、どうして……!? ユトロープ : ヤーナ、あなたは引退した闘士と会ったことはある? 絶対にないはずよ。 ユトロープ : 彼らは高層にある高級居住区に移住したと言われてるけど、 実際には、魂蝕症の犠牲になっている。 引退制度そのものが、死を隠すための手段だったのよ。
- 引退した闘士はレギュレーターを外されて死ぬまで監禁されていたために死がわからなかったのだという。
ヤーナ : で、でも、私は引退した闘士たちのことを覚えている! 死んだのなら、忘れてるはずじゃないか!? ユトロープ : 引退した闘士たちは移住だと騙されて、 アルカディアが運営する施設に連行されていたのよ。 そこでレギュレーターを外され、死ぬまで監禁されていたの。 ユトロープ : レギュレーターがなければ、 エバーキープの基幹システムは死を検知できないから、 死者の記憶が雲の上に預けられることもないというわけ。 ユトロープ : 私は発症前に、身体の異変に気づいてね……。 引退した先輩闘士に相談しようと思って行方を調べるうちに、 忍び込んだオーナー室で、不都合な真実を知ってしまったのよ。 ユトロープ : このままじゃ殺される。 そう思ってアルカディアから姿を消し、 身を隠しながら、魂蝕症の治療法を探っていたの。 ネユニ : そ、それは見つかったの……? ユトロープ : 魂蝕症を治す唯一の方法は、 理論上、「人の魂」を注入することだとわかったわ。 それも普通の魂じゃなく、並外れて濃い魂を……。