第六霊災
水属性
- 第五星暦には、「第五霊災」の寒波の名残で今と比べ物にならないくらい世界は冷えきっており、それを乗り越えるため「魔法」が発達した。
- 人々は魔法を手に入れ栄華を極めたが、さらなる繁栄を求めて魔法を濫用し、「人々は精霊の大きな怒りを招き、すべては水に流され、あるいは森に呑まれ、そして、第六霊災が訪れた」のだという。
- この第五星暦終盤のストーリーは、クロニクルクエスト「シャドウ・オブ・マハ」および「魔法都市マハ」で語られている。
- 魔法の影響で一大異変として「大洪水」(第六霊災)が起こり、それに対抗するためにグランドカンパニーが設立された。しかしこの後各国は戦争状態となり、次にグランドカンパニーが設立されるのは第六星暦末となる。
大洪水
- エオルゼア全土を巻き込んだ魔大戦により、属性バランスが著しく乱れる。
- エオルゼア各地で大津波が海岸線の街々を襲い、河川は氾濫して沃土を押し流してしまう。
- 魔法都市マハでは、史上類を見ないほどの大津波に飲み込まれ、「アーク」の帰還を待ちわびていた大勢の住民の命が失われた。長いときをかけて海水が引いていった跡に残されたのは大湿地帯であった。
- バイルブランド島のニームでは全住民を島北部の外地ラノシア方面へ避難させつつメールシュトローム作戦を遂行、魔法の渦により大津波を対消滅させることに成功するも余波を受けた沿岸都市部では壊滅的被害を受け奇妙な岩礁地帯を残すのみとなってしまった。そして生き残った人々もバイルブランド島を去ってしまう。
- ディアボロスとの戦いで疲弊していた古都アムダプールでは、民衆をアバラシア山脈のギラバニア地方に逃がすことで精一杯であり、都市部は崩壊、人々が去った白魔法の都はやがて植物に覆われ森に沈んでいった。
- この第六霊災において、方舟を作って人々を救済したのが、十二賢者のひとり「ニュンクレフ」であるとされる。その後、ニュンクレフたちは人々を率いて北洋へと渡り、やがてその集落は都市国家シャーレアンへと発展した。
- この方舟はギラバニア山岳地帯に今も残っている。
第六霊災の起こり
- グランドカンパニークエスト「賢者の策略」で次のように語られる
サンクレッド : はるか千年以上昔、世界に破滅が訪れた。黒き闇が空ばかりでなく、 人心までをも覆い尽くし……訪れし混沌が、すべてを破壊し尽くしたという。 サンクレッド : それまでの間に、人々の我欲は、腐る寸前の果実のごとく熟していた。 共存すべき自然や動物や、他人の存在を顧みることなく富を奪い合っていたからだ。 サンクレッド : この堕落を嘆かれた神が、世界を浄化し、原初の姿へ戻された。これが「第六霊災」さ。
- 一部では第六霊災を引き起こしたのは邪悪な魔法使いの一団という噂がある
ワルチャー : 大昔に起きたという「第六霊災」には、隠された秘密がある。 「あの霊災は、邪悪な魔法使いの一団が引き起こした」そうなんだ。 ワルチャー : この邪悪な魔法使いたちは、「七魔王」と契約して幾万もの魂を「七つの獄」に送った。 エオルゼアの王になろうとしてね。賢者ウリエンジェは、この魔法使いの一人じゃないかってネタがあるんだ。
十二賢者による第六霊災の際の石の兵召喚
ウリエンジェ : 五の陽 没し 六の月 輝きしとき 大洋より 白き剣現れ 天空より 蒼き槍降らん ウリエンジェ : 然れば 十二が賢者 古き真理以て 石の兵創らん 其は魔弾く無の魂 剣砕く甲の肌 槍弾く剛の腕が者なり
私ウリエンジェ、パパリモ、そして……共に預言を研究する仲間内では…… 今、読み上げた節こそが「第六霊災」の具体的な描写であると……解釈しています。 貴方が、先ほど遭遇された「ゴーレム」はつい最近、エオルゼアに姿を現した…… 新しい存在です。私たちは、預言詩にうたわれた「石の兵」が蘇ったものと見ています。 第六霊災において、「石の兵」が世界を脅かす存在だったのか…… 世界を護る存在だったのか……私たちの中でも見解がわかれています。
関連項目
【シャトト】
【マハ】