第八霊災

第八霊災(the Eighth Umbral Era)








  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • パッチ5.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。









概要

  • この「黒薔薇」という兵器は、まだガイウスが帝国軍の軍団長としてギラバニアを支配していた際に、配下の部隊の研究により開発されたものである。ただし、ガイウスはこの兵器があまりに非人道的であるとして、開発を停止、残った黒薔薇についても破棄されたとされている。
  • しかし、この破棄されたはずの黒薔薇は、その後ガレマール帝国で密かに研究が進められ、ヴァリス帝により、量産計画が行われていた。

ウリエンジェの語る第八霊災

  • ウリエンジェは、水晶公により第一世界に召喚された際、次元の狭間でこれを目撃したという。
    ウリエンジェ : 水晶公に喚ばれ、第一世界へと渡る途中……
    あの時間さえも定かでない空間で、私はそれを視ました。
    ウリエンジェ : 原初世界における、ガレマール帝国と、
    エオルゼア・東方連合の戦い……。
    ウリエンジェ : 私の視た未来においては、「暁」も欠けることなく参戦し、
    エオルゼア陣営が、辛くも優勢になりはじめていました。
    ウリエンジェ : しかし、その戦況が、帝国に禁忌の策をとらせた……
    毒ガス兵器「黒薔薇」が投入されたのです。
    (真実を顕すは)
  • この黒薔薇の破壊力は凄まじく、ギムリトダーク戦線のみならず周辺地域へと拡大し、遂には世界全土に広がっていったという。
    ウリエンジェ : 加えて、「黒薔薇」のまき散らした死は、
    爆心地を中心に、世界の環境を変えていったのです……。
    ウリエンジェ : 人々は、混乱と変化の中で、
    生き残るために剣を取らざるを得なかった。
    ウリエンジェ : 誰のせい、などと言えるものではありません。
    ただ、枯草に火を投げ込んだかのように……
    戦火は瞬く間に、世界全土に広がった。
    ウリエンジェ : いさめるべき国は、もはや機能をせず。
    正そうとする、勇気と力のある者は…………
    ウリエンジェ : ……あなたもまた然り。
    死の兵器によって、世界から去っていたのです。
    ウリエンジェ : 「黒薔薇」の使用に起因する、終わりなき戦争の時代。
    ……それが、私の視た第八霊災です。
    ウリエンジェ : 原初世界の各地で起きていたエーテルの枯渇は、
    光の……停滞の力が第一世界から流れ込みはじめたことで、
    循環に異変が生じた結果。
    ウリエンジェ : そして「黒薔薇」もまた、アルフィノ様によれば、
    エーテルの流れを強制的に止める兵器とのこと。
    ウリエンジェ : そのようなものが使用されると同時に、
    停滞の力を帯びた第一世界が統合されたとしたら……。
    サンクレッド : 想定なんて遥かに超えて、大災害を巻き起こす……
    霊災、だな。
    (真実を顕すは)
  • 水晶公は、この第八霊災を防ぐため光の戦士を含む暁の血盟メンバーを第一世界に呼び寄せたのだという。
    水晶公 : 次元の狭間では、空間も時も、あらゆるものが混在する。
    彼がそこで視たのは……未来だ。
    水晶公 : それは、原初世界と、第一世界が統合されるという未来。
    水晶公 : それと同時に原初世界で発生する「第八霊災」によって、
    多くの犠牲者が出るということ。
    そして……
    水晶公 : その犠牲者の中に、「暁」の英雄……
    あなたも含まれていたというのだ。
    水晶公 : 事態を重く見た彼らは、第一世界側から、
    世界の統合を防ぐことができないかと検討しはじめた。
    水晶公 : ……魂は原初世界にあらずとも、
    彼らは、かの世界とあなたのために、戦い続けていたのだ。
    水晶公 : 結果わかったのが、第一世界を脅かしている罪喰いの脅威……
    これを打破することができれば、
    世界の統合を……霊災を、防げるかもしれないということだ。
    水晶公 : その原理については、私が今語ったとて、
    到底信じられるものではないだろう。
    (ノルヴラントを渡る者たち)

水晶公の語る第八霊災

  • このウリエンジェが語る内容は、彼自身が視たものではなく、水晶公から聞かされた内容であることが後に語られる。
    ウリエンジェ : では、水晶公…………。
    ウリエンジェ : いえ……真なる名は、グ・ラハ・ティアでしたね。
    ウリエンジェ : あなたは第一世界の住民ではなく、原初世界の……
    それも、第八霊災が起きた未来からきたとおっしゃるのですか?
    ウリエンジェ : 時間と世界を超越し、霊災の要因を排することで、
    かの英雄を、死の運命から救おうとしていると……?
    水晶公 : ああ……。
    唐突な話で、信じがたいだろうが……。
    ウリエンジェ : ……いいえ、疑っているわけではありません。
    第八霊災が起きるという話も、あなた自身のことも。
    ウリエンジェ : ただ、事はあまりに重大です……。
    もう少し、経緯を詳しく伺っても……?
    (消えることなき希望の唄)
  • 水晶公の語る第八霊災 ※ただし水晶公自体は第八霊災を初めから体験していたわけではないため、初期は伝聞である。
    水晶公 : はじまりは……そうだな、第八霊災で多くの犠牲者が出る中、
    シド・ガーロンドとその仲間たちが、生き延びたことだろう。
    水晶公 : 彼らは終わりのない戦乱を鎮めようと、
    さまざまな手段を模索していった。
    水晶公 : そのうちのひとつが、かの英雄との冒険から着想を得、
    彼らが生涯をかけて追及した理論……
    水晶公 : 時間の流れを渡り、次元の狭間を超えて世界を跳躍する方法だ。
    水晶公 : だが、彼らがそれを確立したのは晩年……
    実践するかどうかは、次の世代の判断に任された。
    (消えることなき希望の唄)
  • この初代シドの想いは受け継がれていく。
    水晶公 : 皆、うなだれて言っていた。
    この世界はもうだめだ、人は道を間違えたのだ……と。
    水晶公 : ……そんな中で、誰かが言った。
    水晶公 : 私たちがもうだめだとしても、
    こうして生まれたことを、無意味にしてなるものか。
    水晶公 : 別の未来への可能性を、この手で拓くのだ。
    天才たちの遺した知恵で、第八霊災の発生を阻止しよう。
    水晶公 : ……それに賛同した人々は、戦争の続く中で、
    長い長い時間をかけて、シドたちの理論を実現させていった。
    (消えることなき希望の唄)
  • そして第八霊災発生から200年後に、いよいよ水晶公ことグ・ラハ・ティアクリスタルタワーと共に目覚める。
    水晶公 : そうして、霊災発生から約200年。
    計画に必要だったクリスタルタワーの再起動に成功し、
    その管理者たる私も、同時に目覚めたというわけだ。
  • 第八霊災の原因となるものが第一世界の統合であることがわかっていたため、その第一世界の統合を押し止めるためにグ・ラハ・ティアが送り込まれる。
    水晶公 : それまでの研究で、霊災のおおまかな仕組みや、
    第八霊災のときに統合されたのが第一世界だったことは、
    明らかになっていた。
    水晶公 : あとはシドたちの理論に基づいて、この塔を改造。
    転移に際して必要なエネルギーも、こいつなら集積できる。
    ウリエンジェ : ……そうしてあなたは、クリスタルタワーごと、
    統合される前の第一世界へとやってきた。
    水晶公 : 統合よりも少しだけ前に到着するつもりが、
    100年近くも早くなってしまったがね。
    目印を用いてなお、両世界の時の差異は測りがたい……。
    水晶公 : とはいえ、結果的にはそれで正解だった。
    罪喰いという、光の加護なしには倒せない相手がいた以上、
    彼女を喚ぶための時間が必要だったのだから。
    ウリエンジェ : なんと果てしない道のりか……。
    その計画がここまで進んでこられたのは、まるで奇跡です。
    (消えることなき希望の唄)
  • 水晶公は自らに託された想いを実現するため、その計画を秘密裏に実行する必要があることから、ウリエンジェに第八霊災を目撃した役目を変わってほしいのだという。
    水晶公 : ウリエンジェ……
    どうか協力して、私が話した第八霊災の危機を、
    あなたが次元の狭間で視たことにしてもらえないだろうか?
    ウリエンジェ : 本当に……あなたは、それでいいのですか?
    水晶公 : あの人の名は、ちゃんと未来で待っていた。
    なら、それを助けに行くのは、
    誰にも譲れない……オレの役目だ。
    水晶公 : 何があったって、悲しい結末になんて、させるものか。
    (消えることなき希望の唄)

漆黒秘話で語られた第八霊災

  • 2019年9月10日に公開された漆黒秘話第3話「第八霊災叙事録」にて、第八霊災の概要が語られた。
  • それによれば次のような経過をたどったとされる。
  1. ドマとアラミゴの独立
  2. 他属州での解放運動の盛り上がり
  3. ガレマール帝国軍がギムリトへと進軍
  4. 戦闘は長期化し同盟軍が反撃に転じる
  5. エオルゼア方面の戦場で「とてつもない兵器」が使用される
  • 影響
  • 環境の変化
    • 停滞の力を帯びた兵器によりいくつもの地脈が流れを止め、土地が枯れヒトの生息が困難な場所へと変化
    • 周辺地域でもエーテルバランスが乱れ生物の性質をも変化させた
    • ガレマール帝国魔導兵器青燐水が性能を発揮できなくなり、青燐機関がただの鉄塊となった
    • 「国」という組織形態が維持できなくなっていった

第八霊災発生の200年後

  • Lv77メインクエスト「君を救う痛み」において、水晶公が部屋を訪れた後のカットシーンで描かれる内容。
  • 第八霊災発生の200年後には、18代目の会長であるビッグスIII世がガーロンド・アイアンワークス社の会長を努めており、水晶公の手助けをして時間転移先の調査を行っている様子が描かれる。
    ??? : ──やはり ここまでは問題ないようだ
    となると 時間転移の支点とするのは もう少し先
    アラミゴ奪還のころが適当だろうか──
    (激しい振動で部屋が大きく揺れ、大男が入ってくる)
    青い衣の男 : おい、読書はそろそろ終わったか?
    青い衣の男 : ここも、いい加減マズそうだ……。
    襲われる前に撤退するぞ。
    ??? : わかった でも どこへ行く?
    青い衣の男 : ひとまずは、この市街地跡を抜ける。
    あとはもう、飛空艇までなるようになれだ。
    (君を救う痛み カットシーン#2)
  • この「青い衣の男」がどうやらビッグスIII世のようだ。
    ??? : ──できることは ないのだろうか
    青い衣の男 : この戦況に対してか?
    ないな、もう誰かが立ち上がればいいって話じゃないんだ。
    青い衣の男 : エオルゼアの国々は今や、どこもあってないようなもの。
    東州の方はより酷いし、あのひんがしの国でさえ、
    ついに危ないって噂になってる。
    青い衣の男 : 戦いが収まるのは、人がお互いを殺し尽くしたときだろうよ。
    命も文明も根こそぎ滅びる……まさしく霊災だ。
    青い衣の男 : だからもう、救いようがないさ…………この世界は、な。
    青い衣の男 : ……その回顧録。
    俺はなんといっても、皇都決戦のところが好きなんだ。
    友軍の窮地に、白い竜に乗った英雄が駆けつける……。
    青い衣の男 : そいつは、さぞ眩しかったろうよ。
    俺も最期は、そんな希望にあとを託して、
    安らかに逝きたいもんだ。
    (君を救う痛み カットシーン#2)

第八霊災の主な流れ

  • ※判明している範囲での想像であり、公式発表されたものではありません。そのため誤りを含む可能性があります。
  1. 第七星暦末期
  2. 第八霊災発生
    • エオルゼアに戦火が広がる
    • 晩年のシドたち、「時間の流れを渡り、次元の狭間を超えて世界を跳躍する方法」を確立
    • シドたちの理論を実現
  3. 第八霊災発生から200年後
  4. 第八霊災発生から200年+α1
  5. 第八霊災発生から200年+α2
    • クリスタルタワーの改造
      • 転移に際して必要なエネルギー蓄積
      • 異界転移と時間制御に関する装置の取り付け
  6. 第八霊災発生から200年+α3

漆黒のヴィランズ」に必要だった技術

  • 必要だった技術
  1. 異界(第一世界)への移動技術:クリスタルタワー「始皇帝の玉座」の解析
  2. 時間の制御:機工城アレキサンダーデータログ
  3. 「次元の狭間」への潜行:オメガレポート
  • 水晶公のセリフでも同様のことを語っている。
    水晶公 : 私は、お前たちが翻弄してきたもの……
    人の歴史、人の執念によって導かれた代行者だ。
    水晶公 : クリスタルタワー……時の翼……
    彼方より来たりし者による、次元を超えた事象観測。
    水晶公 : そして、それらを目にした天才たちが、
    生涯をかけて遺した閃き……。
    水晶公 : 私は、すべての想いと奇跡を託されてここに立つ。
    運命に反逆せんとするために。

メインシナリオ上の謎

光の戦士が拾った装置
  • 原初世界から第一世界への転移は、先に第一世界へ渡っている水晶公からの呼び出しが必要だが、マーカーがあればコントロールが容易となる。
  • 水晶公から、このための「装置」がクリスタルタワーの周囲に用意してあると知らされる(パッチ4.5パート2)
    呼び声の主 : いいか……そちらの世界にある「クリスタルタワー」……。
    その塔の周囲に、私が用意した装置があるはずだ。
    あれは、いわば目印の役目を持つ。
    触れてくれれば、転移の成功率を上げられるだろう。
  • その後、「シルクスの峡間」への侵入経路を確保し探索。装置を見つけ出す(パッチ5.0)
    聖コイナク財団の調査員 : この長い壁は、クリスタルタワーの外郭たる、
    「古代の民の迷宮」の基礎部分ですよ。
  • 装置にはガーロンド・アイアンワークス社のロゴに類似したマークが付いていた。これは200年後には何らかの理由でロゴマークが変更されたものと思われる
    J9vWHWi.jpg
    ビッグス : おお……!
    これまでの中では、一番装置っぽいな!
    ウェッジ : その模様、なんかちょっと……ウチのロゴに似てるッス?
    類似品にご注意ッス……?
  • おそらく、イシュガルドでの時間転移の支点調査後に、ビッグスIII世たちが設置したものと思われる。
  • 2019年の新生祭で、ボトルレターを集めるという周回クエストがあり、その中でこの「装置」について語られているものがあった。
    大瓶のボトルレター5 : 過去に「装置」を送り出す機構に、
    この手紙を入れたボトルを、こっそり紛れ込ませるつもりだ。
    余分な荷物だから、到達する座標もズレちまうことだろう。
    大瓶のボトルレター5 : だから、仮に200年以上前の過去に転移させることができたとて、
    かの英雄に届く確率など、万に一つもないだろう。
    それでも僅かな可能性に賭けるのも悪くない。
    大瓶のボトルレター5 : ウチの家系に伝わる初代ビッグスの言葉によれば、
    伝説の英雄は、かなりの強運の持ち主らしいからな。
    それが本当なら……この手紙、読んでくれているんだろう?
    大瓶のボトルレター5 : 明日への希望を感じさせてくれて、ありがとう
    そして、どうか……彼のことをよろしく頼む。
    ~ビッグスIII世~

関連項目



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