エーテライト(Aetheryte)
- ゲーム内設備のひとつ。
- テレポ魔法での転送先として利用される。
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概要
- エオルゼアの各地に存在し、エーテライトを調べて交感することで転送魔法の移動先として使うことができる。ただしエーテライト自体は転送装置ではなく、あくまで「テレポ」や「デジョン」といった転送魔法の補助的な役割を担っている。
- 都市の中にも小型の物が置かれており、広い都市内の移動に使われている。
- エーテライトは、エオルゼアの各都市国家が管理している施設であり、地面に刺さった巨大なクリスタルの姿をしている。
- 大地に流れるエーテルである「地脈」の結節点に置く事が出来る、「地脈の出口を示す灯台」的な存在。
トトノワ : エオルゼアを旅すると、エーテライトという、大きなクリスタルを目にすることがよくあると思います。エーテライトとは、星の「血」に等しい「エーテル」の結晶であり、それに触れることで、自分の体にあるエーテルとエーテライトにあるエーテルが「共鳴」します。
エーテライトに「共鳴」すると、さまざまなことができます。
まず、最後に「共鳴」した場所にワープすることができます。これは行動不能になったときにも可能で、蘇らせてくれる仲間がいなければ、この場所に戻ることも可能です。これを「デジョン」と呼びます。
また、「共鳴」すると、体もエーテライトもその場所を覚えてくれます。この現象を用いて、パーティメンバーと一緒にワープすることもできます。これを「テレポ」と呼びます。
しかし、このような移動は、精神に大きな負担を与えます。テレポをすると体の中にある精神エネルギー「アニマ」を消費することになります。体に必要な「アニマ」が貯まっていなければ、テレポすることができなくなります。
- ※旧FF14での説明。最後の「アニマ」については現在は廃止されており、新生エオルゼア以後は一律ギルで徴収されるようになった。
エーテライトの種類
- エーテライトにはいくつかの種類が存在している。以下がその一部である。
現代のエーテライト
旧式のエーテライト
- 第六星暦中期、1000~1500年前に作られたタイプ。頭頂部が平たく、クリスタルに沿って金属帯が設置されている。
古代のエーテライト
オク・ズンドのエーテライト
- 自然発生したクリスタルを整形せずに使用しているタイプ。
蛮風エーテライト
- 古代のエーテライトの残骸を利用して作られた物。普通の転送魔法は使用出来ない場合が多い。
アラグ式エーテライト
- アラグ文明でも独自にエーテライトを製造しているが、エーテライト技術が彼らの発明かどうかは不明である。
- ポート・ヘリックスには「エーテライトとして使用出来る物」が設置されてはいるが、あくまでエーテライト用途に耐えうるだけであり、実際に当時転送魔法を行使する為に建造された物なのかは不明。
転魂塔
- 東方地域でのエーテライト。
- 鬼師衆が整備している。
エーテライトの設置場所
- FF14では、各自が一度は必ず直接現地に行き交感していなければテレポできない。
- パーティメンバーの中に開通していないメンバーがいる場合は、条件を満たしていないメンバーがいるという警告が表示され、未開通メンバーだけがその場に置き去りになる。
エリア | キャンプ/エーテライト | 設備等 | ダンジョン等 |
ラノシア地方(リムサ・ロミンサ領) | |||
外地ラノシア | キャンプ・オーバールック | ||
高地ラノシア | キャンプ・ブロンズレイク | チョコボ留 / レターモーグリ | ワンダラーパレス |
西ラノシア | エールポート | チョコボ留 / レターモーグリ | サスタシャ侵食洞 |
西ラノシア | スウィフトパーチ入植地 | チョコボ留 | |
中央ラノシア | サマーフォード | チョコボ留 / レターモーグリ | |
リムサ・ロミンサ上甲板層 | エーテライトプラザ | レターモーグリ / 修理 | |
東ラノシア | コスタ・デル・ソル | チョコボ留 / レターモーグリ | |
東ラノシア | ワインポート | チョコボ留 / レターモーグリ | ブレイフロクスの野営地 |
低地ラノシア | レッドルースター農場 (エーテライトなし) | チョコボ留 / レターモーグリ | |
低地ラノシア | モラビー造船廠 | チョコボ留 / レターモーグリ | |
ザナラーン地方(ウルダハ領) | |||
北ザナラーン | 青燐精製所 | チョコボ留 | カストルム・メリディアヌム |
北ザナラーン | キャンプ・ブルーフォグ | チョコボ留 | |
西ザナラーン | ホライズン | チョコボ留 / レターモーグリ | カッパーベル銅山 |
西ザナラーン | ベスパーベイ | チョコボ留 / レターモーグリ | カステッルム・マリヌム |
中央ザナラーン | ブラックブラック停留所 | チョコボ留 / レターモーグリ | カッターズクライ |
ウルダハ:ナル回廊 | エーテライト・プラザ | チョコボ留 / レターモーグリ | |
東ザナラーン | キャンプ・ドライボーン | チョコボ留 / レターモーグリ | ハラタリ修練所 |
南ザナラーン | リトルアラミゴ | チョコボ留 / レターモーグリ | カルン埋没寺院 |
南ザナラーン | 忘れられたオアシス | チョコボ留 / レターモーグリ | |
黒衣森 / ティノルカ地方(グリダニア領) | |||
北部森林 | フォールゴウド | チョコボ留 / レターモーグリ | |
中央森林 | ベントブランチ牧場 | チョコボ留 / レターモーグリ | タムタラの墓所 / ハウケタ御用邸 |
グリダニア新市街 | エーテライト・プラザ | チョコボ留 | |
東部森林 | ホウソーン家の山塞 | チョコボ留 / レターモーグリ | 十二神大聖堂 / カストルム・オリエンス |
南部森林 | クォーリーミル | チョコボ留 / レターモーグリ | トトラクの千獄 |
南部森林 | キャンプ・トランキル | チョコボ留 / レターモーグリ | 古アムダプール市街 |
モードゥナ | |||
モードゥナ | レヴナンツトール | チョコボ留 / レターモーグリ / 天気予報士 | クリスタルタワー |
クルザス地方(イシュガルド領) | |||
イシュガルド:下層 | エーテライト・プラザ | チョコボ留 / 天気予報士 | ドラゴンズエアリー |
クルザス中央高地 | キャンプ・ドラゴンヘッド | チョコボ留 / レターモーグリ / 天気予報士 / ショップ | ゼーメル要塞 / オーラムヴェイル / スノークローク大氷壁 / ストーンヴィジル |
クルザス西部高地 | ファルコンネスト | チョコボ留 / レターモーグリ / 修理 / ショップ | ダスクヴィジル |
アバラシア地方 | |||
アバラシア雲海 | キャンプ・クラウドトップ | チョコボ留 / レターモーグリ / 修理 / ショップ / 天気予報士 | |
アバラシア雲海 | オク・ズンド | チョコボ留 / 修理 / ショップ | ネバーリープ |
アジス・ラー | ポート・ヘリックス | 修理 / ショップ | 魔科学研究所 / フラクタル・コンティニアム |
ドラヴァニア地方 | |||
イディルシャイア | エーテライト・プラザ | レターモーグリ / 修理 / ショップ / 天気予報士 | |
高地ドラヴァニア | テイルフェザー | チョコボ留 / レターモーグリ / 修理 / ショップ / 天気予報士 | |
高地ドラヴァニア | 不浄の三塔 | チョコボ留 | ソーム・アル |
ドラヴァニア雲海 | モグモグホーム | チョコボ留 / 修理 / ショップ | |
ドラヴァニア雲海 | 白亜の宮殿 | チョコボ留 |
都市転送網
公式設定
基本原理
- アルバクの天眼鏡によれば次のように解説されている。
すべての生命の源、魔法の原動力、そして星の命脈とされる星気体「エーテル」。 ミコッテの神秘学によれば、我々が目で見て、手で触れることのできる「物質界」と重なり合うように、エーテルたゆたう「エーテル界」が存在しているという。 海に海流があるように、「エーテル界」のエーテルもまた絶えず流れている。これが大地を流れる「地脈」と呼ばれるものだ。
かつて、古の人々は、「地脈」の流れが集中する場所に、エーテルの結晶たる「クリスタル」でできた魔法装置「エーテライト」を設置することで、定点間転送網を築き上げた。 長らく、「エーテライト」の製造技術は失われていたが、救世詩盟からの技術協力を受けつつ、復元が試みられているという。どうやら、防衛体制強化の一環として、都市内に転送網を構築する計画のようだ。
- また公式フォーラムで語られた内容によれば
ちなみに、エーテライトは「星の血」などとも呼ばれる、 生命エネルギー「エーテル」が結晶化したもの(=クリスタル)で出来ています。 そのため、共鳴しやすいようリーヴプレートもまた、クリスタルで作られているのです。
エーテライトの設置条件
- エーテライトを設置する事が出来るのは、「地脈の結節点」のみであり、何処にでも作れるわけではない。
- 「地脈の結節点」とは、生命エネルギーであるエーテルが濃い場所であり、そういう場所には自然と生命が集まる傾向にある。
- 言い換えるならば、「生命体が集まれて、その生命を維持できる場所」には設置する事が出来るという事。
- 街や集落等に設置されている例が多いのはそのためである。
転送の副作用
- 「テレポ」や「デジョン」といったエーテライトを利用した転送魔法には、多かれ少なかれ精神的負担が伴う。
- 冒険者のように、魔法を自在に扱えるだけの素養がある人間であれば問題はないが、そのような適性のない多くの市民にとっては精神的負担が 大きな問題となり、安易に転送魔法を使うことは出来ない。
- また、辛うじて転送魔法を使うことができたとしても、地脈に乗ることで酷い「エーテル酔い」を起こし、再度使うには長期間の静養が必要になる事もある。
「テレポ」や「デジョン」といったエーテライトを利用した転送魔法には、 多かれ少なかれ精神的負担が伴います。 冒険者の皆さんのように、魔法を自在に扱えるだけの素養がある人であれば 問題はないのですが、そのような適性のない多くの市民にとっては精神的負担が 大きな問題となり、転送魔法を使うことができません。 また、辛うじて転送魔法を使うことができたとしても、地脈に乗ることでひどい 「エーテル酔い」を起こし、再度使うには長期間の静養が必要になることもあります。 (メタな発言をすると、リキャスト時間が長すぎて常用できない)
といったように、常用できる人が特定の層に限られているため、 チョコボや飛空艇といった交通手段が、まだまだ主軸となっているのです。
料金徴収について
- 第七霊災当時、エオルゼアの地脈はバハムートのメガフレアとダラガブの破片により荒れ狂ってしまい、既存のエーテライトは使用不可能になってしまった。
- その際、各都市国家が協力し、シャーレアンの技術者を雇い、転送網を復旧させた。
- これに必要とした費用と、日頃の保守整備に必要な維持費を捻出するため、主な利用者である冒険者からの徴収を財源に充てている。
エーテライトの建造
エーテライトは、クリスタル(結晶化したエーテル)により作られています。 その建造には、高度な魔法的知識が必要であり、エオルゼアのエーテライト網は シャーレアンの人々の協力を得て作られました。
真の建造者
- そもそもエーテライト技術自体はシャーレアン人が発明した物ではない。
- 彼らは古の時代から存在していたエーテライトを解析して、「再現」に成功しただけであり、「再建者」である。
- アラグ文明よりも古い時代(5000年以上昔)の「何者か」が作ったという説もある。
メインクエストなどで語られるエーテライトの原理
- エーテライト技術の権威であるムーンブリダによれば、エーテライトとは「夜の海原で港の位置を報せる灯台のようなもの」であるという。
ムーンブリダ : そもそも、エーテライトっていうのは、 夜の海原で港の位置を報せる灯台のようなものさ。
- エーテライトが壊れた状態
ムーンブリダ : その灯りがなければ、エーテライト間の地脈の奔流に流された時、 出口を見つけ出せなくなっちまう。 ……これが、転送が機能していない状態だね。
- 修復方法
ムーンブリダ : だから、こちらから強制的に灯台を灯して、出口を指し示す。 転送先の地脈の結節点に向けて、 転送痕跡に沿って、直接エーテルを流し込むってわけだ。
エーテライトの修復
- シヴァ戦においては、転送先のエーテライトが破壊されたのを、ムーンブリダが持参した「白聖石」の試作品により暁メンバーのエーテルを集めることで修復している。(「賢人ムーンブリダ」、「氷神シヴァの輝き」)
ムーンブリダ : そこで、あたしが持ってきた「白聖石」を使うのさ。 ……これは、アシエンほどの強大なエーテル塊を、 封じ込めるために作った魔器。 ムーンブリダ : こいつに、あんたらから放たれたエーテルをすべて吸収させ、 相応の量がたまったら、エーテライト経由で一気に流し込む。 ムーンブリダ : ただし、この「白聖石」がエーテルを保持していられるのは、 ごく短期間だけだからね。 エーテルの封じ込めから放出まで、現地でやるしかない。