星外宙域
- FF14のリージョンのひとつ。
- 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
- パッチ6.0まで進めていない方、ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
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概要
- FF14の世界の宇宙空間。
- 「暁月のフィナーレ」で、新エリア「嘆きの海」および「ウルティマ・トゥーレ」が実装された。
エリア
「嘆きの海」
- FF14の世界における月。
- 「嘆きの海」にはいわゆる蛮族である「レポリット族」が居住している。
- なお「月」自体もハイデリンが創造したものだという。
グローウィングウェイ : 私たちレポリットが創られた当初、 この月は、ゾディアークの檻であるだけの、 本当に何もない場所でした。 グローウィングウェイ : ただ、月はハイデリン様の創造物。 どうしたって光……ああえっと、霊極性が強くって、 属性の発露は大人しくなりがちです。 グローウィングウェイ : たとえば火属性をガンガン上げたとしても、 炎が燃え盛るのではなく、ひたすら乾燥していきます。 だから月面はどうしても荒涼としてしまうんです。 グローウィングウェイ : ……ここだけの話、月の中心にいる時点で、 ゾディアークとしては大変やりづらかったと思いますよ。 それでもハイデリン様は苦心して抑え込んでいたわけですが。
私は月の監視者、ハイデリンによって月とともに創造された、 管理機構の一端だ……。
「ウルティマ・トゥーレ」
- 【オストラコン・デカオクト】:
- 【オストラコン・トゥリア】:
- 2番目にたどり着くエリア。エーテライト「イーアの里」がある。
- 精神生物らしいイーア族が生息している。
- 【オストラコン・デカークシ】:
- 3番目にたどり着くエリア。エーテライト「オミクロンベース」がある。
- 【オストラコン・エーナ】:
- 4番目にたどり着くエリア。
- 命なく街のみが残る。
星外宙域への進出計画
- 主にシャーレアンで「星外脱出計画」として進められていたもの。
「星外脱出計画」の流れ
- エオルゼアの北端(現イディルシャイア)に進出後、シャーレアンの民は地下に「逆さの塔」を建設し、星海観測を行ってきた。
- その中でハイデリンの意志との接触があり、大撤収後もハイデリンとの継続接触の必要性を感じた彼らは、本国ラヴィリンソス地下に「アイティオン星晶鏡(せいしょうきょう)」を建造して星海観測を続けた。
フルシュノ : 皆の知るとおり…… 我々の生きる物質界と重なるようにして、 星海、すなわちエーテル界が存在している。 フルシュノ : 両者は星の中心に近づくほど渾然一体となり、 ある深さからは、我々のような物質界の存在でも、 エーテル界に立つことさえできる……。 フルシュノ : それが、「逆さの塔」でも用いられた、星海観測の基本だ。 フルシュノ : そして哲学者議会は、大撤収が決定したころから、 秘密裏に新たな星海観測施設を造りはじめていた。 フルシュノ : 次第に力が弱まっているハイデリンの声を、 少しでも安定して拾えるよう、 より深く、星の中心まで見通せるようにして……。 フルシュノ : それこそが、この昇降機の先にある施設、 「アイティオン星晶鏡(せいしょうきょう)」だ。
資料
- 「方舟計画準備会議事録」
方舟計画準備会議事録 : アイティオン星晶鏡を通じて得た情報に基づき、 宇宙船建造計画である「方舟」計画が秘密裏にスタートした。 方舟計画準備会議事録 : アラグ文明は、蛮神をコアとした衛星「ダラガブ」を始め、 その拘束を維持するためのラグナロク級拘束艦や、 監視を目的としたヘイムダル級観察艇など、複数の宇宙船を開発。 方舟計画準備会議事録 : 人類史上、もっとも高度な宇宙進出技術を開発した。 彼らから得られる知見を、 最大限に活用すべきことは言うまでもない。
- 「星晶鏡計画史」
星晶鏡計画史 : 我々の先達たちが得た知見の中で、 もっとも重要な情報を選ぶとすれば、 それは星の意思と接触するための条件の解明であろう。 星晶鏡計画史 : 「異能の持ち主」という人材。 物質界とエーテル界の境界が曖昧になる「交錯点」という場所。 この組み合わせが、星の意思との交信の可能性を高めるのだ。
- 「星晶鏡計画史II」
星晶鏡計画史II : 星の意思から得た情報は、世界秩序に混乱を起こす可能性があった。 そこで、より高度な情報管理を行うべく、 本国の地下に新たな「逆さの塔」が建造される運びとなった。 星晶鏡計画史II : かくしてラヴィリンソスの掘削が行われ、 発見された「交錯点」に対して高精度のエーテル鏡、 すなわちアイティオン星晶鏡が建造されたのである。
星外生命の飛来
- ハイデリンで確認されている星外生命とその飛来時期
- 【ミドガルズオルムと竜族】:世界の分断後に到着。
- ハイデリンの「星の意志」と契約を交わし異質な存在に成り代わったという。
ヴリトラ : 残念ながら。 父祖ミドガルズオルムは、故郷の星を戦乱で追われ、 私たちの卵だけを携えて星を渡ってきたそうだ。 ヴリトラ : そしてこの地に到着したとき、 すでに世界は分かたれていたと聞く。
ヴリトラ : 父は言った。 ここが「最後に残った希望」であったのだ、と。 ヴリトラ : ハイデリンが屈さぬかぎり、 ここでなら竜の未来も拓けるやも知れぬ…… そう考えたのだと。
- ハイデリンの「星の意志」と契約を交わし異質な存在に成り代わったという。
- 【オメガ】:惑星アルファトロンを主星とするオミクロン種族により作られた機体。ミドガルズオルムを追いかけて到着。
魔導ターミナル : その母星は、「竜の星」なる別の星と戦争をしていた。 戦線に投入されたオメガは、ミドガルズオルムを標的とするも、 星外に逃げられてしまう。 魔導ターミナル : そして、長い長い追走劇がはじまった。 その最中、オメガは故障によって、 帰還すべき母星の位置を見失う。 魔導ターミナル : それでもミドガルズオルムを追い続け…… 彼の反応が消失した位置に、星があることを確認した。 ……我々の住む星である。 魔導ターミナル : ミドガルズオルムの反応がなくなったのは恐らく、 彼が「星の意志」と契約を交わし、 異質な存在に成り代わったからだと推測される。 魔導ターミナル : オメガも着陸してそれを確認すると、 ミドガルズオルムを倒すべき対象から除外。 ひとまず、自己の修繕を優先して休息状態に入る。
- 【聖天使アルテマ】:いつ飛来したのかは語られていない。
- 少なくとも第三星暦前であることは確実だが、古代イヴァリース(機工都市ゴーグ)の歴史軸と、エオルゼアの歴史軸が比較できないため現時点では不明。
リナ・ミュリラー : 「聖天使アルテマ」っていったい……? シド : ひょっとしたらオメガのように別次元、別宇宙から、 このハイデリンへやってきた未知の生命体かもしれんな。
ミコト : 古代アラグ帝国に「アルテマ」をもたらしたのは、 その「聖天使アルテマ」なる者ではないでしょうか? 古代アラグ帝国はなんらかの手段でその魔法を会得した……。
ジェノミス・レクセンテール : ……シドのいうとおり、別次元・別宇宙からやってきた者ならば、 我々の価値観で推し量ることなど無意味だろうね。 その存在の意味を我々が理解するのは極めて困難といえる。 ジェノミス・レクセンテール : ……聖天使アルテマは死都ミュロンドに封印されていたわけだが、 それが何故なのかについては更なる研究が必要だろうね。 そもそもミュロンドが異空間にあったというのも気になるし……。
- 少なくとも第三星暦前であることは確実だが、古代イヴァリース(機工都市ゴーグ)の歴史軸と、エオルゼアの歴史軸が比較できないため現時点では不明。
種族など
レポリット族
- ハイデリンが星外脱出のために月「嘆きの海」に住まわせた生物。
グローウィングウェイ : 私たちレポリットが創られた当初、 この月は、ゾディアークの檻であるだけの、 本当に何もない場所でした。 グローウィングウェイ : レポリットの最初の役目は、 月に、宇宙を航行するための機能を備えつけること。 グローウィングウェイ : 私たちは、ハイデリン様から授かった知識をもって、 ヒトの時間にして6000年以上にわたる試行錯誤を続け…… どうにかそれを成し遂げたのです。 グローウィングウェイ : さて……宇宙を航行するための設備がようやく完成したので、 次に、ヒトを乗せる環境を整えることになりました。 グローウィングウェイ : これもまた、長い長い年月がかかりました。 ざっと4000年ほどでしょうか……。
イーア
- ウルティマ・トゥーレでは「オストラコン・トゥリア」付近にいる。
丸みを帯びた生命体 : いかにも。 しかし、君たちのような存在に対して、 どのように自己紹介をしたものか……。 丸みを帯びた生命体 : 私たちが空気を振動させる器官と、それを受ける器官を持ち、 そのゆらめきによって意思の伝達をしていたころ…… 自分たちのことを「イーア」という音で表していたらしい。 丸みを帯びた生命体 : もはやその意味は失われてしまったが、 便宜上、そう呼んでもらうのは差し支えない。
- エーテル生命体だが肉体・音声を廃した種族
ヤ・シュトラ : 驚いた……。 言語を用いずに意思疎通する種族はアーテリスにもいるけれど、 音声を完全に排した種族というのは初めてだわ。 ヤ・シュトラ : 今こうして対話できているのは、エーテルの作用…… いいえ、デュナミスの満ちる空間だからかしら? とても興味深いわね……! コフ=コーグ : 見たところ、君たちは私たちと同じ、エーテル性生命体だろう? ならば、君たちの肉体と、私たちの「有していた」肉体は、 近い性質を持っているはずだ。 コフ=コーグ : だから、いくらか質疑応答をさせてほしい。 視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚…… それらから生じる感覚質(クオリア)について。
デゥ=デーク : 僕たちの管理する星には、もともと外からの来客が少なかった。 肉体を完全に捨てた生物というのは、宇宙でも比較的珍しい…… それで、何かと様式が合わなかったんだ。
デゥ=デーク : 中でも、意思伝達の方法が合わないと致命的だ。 僕たちの持つ情報は、厳重に隠蔽しなくとも、 多くの生命にとって盗み聞きさえできないものだったのさ。 デゥ=デーク : 君は、僕たちと対話できる稀有な存在だよ。 「感情によって動くエネルギー」を使っているんだろう? 良い着眼点だ……それもまた虚しい成果ではあるけれどね。
コフ=コーグ : おっと、それはまた失礼した。 ちなみに、君たちは普段どの器官を使って食事を? デゥ=デーク : 経口摂取! 素晴らしい、なんて古典的なんだ! ネェ=ネーグ : しかも、口が発音器官も兼ねているとは……! 私たちの管理域では絶滅したタイプの肉体ではないか……!
- 思考まで溶けると少し濃いエーテルに成り果てる。
コフ=コーグ : 仕方ないね。 長くだらけているうちに、思考まで溶けてしまう者がいるのさ。 そうなった私たちは、ただの「少し濃いエーテル」だ。
旅人諸君に指摘されるまで気づかなかったが、 ここに集った者も、もうずいぶん溶けてしまったようだぞ。
- 肉体を放棄した理由
コフ=コーグ : いいだろう。 始まりは、そう……イーアがまだ肉体を有していたころ……。 私たちの祖先は、知識と技術の発展に勤しんでいた。 コフ=コーグ : 祖先たちは、あらゆる「限界」をなくすことで、 悲しみの種を排除し、真の幸福をもたらそうとしたのだ。 ラァ=ラーク : 土地、資源、労働力……さまざまなものに限界があったが、 中でもとくに大きな問題だったのが、肉体の限界だ。 ラァ=ラーク : 当時のイーアは、実に半端な寿命を有していた。 どうせ終わるものと捨てるには長く、 寛容に生きるには短すぎる……。 ラァ=ラーク : 加えて、肉体を良い状態で維持することに、 多くのエネルギーと研究時間が費やされていたのだ。 ネェ=ネーグ : イーアは、長年の探究の末に、 肉体を捨てて精神生命へと変わる方法を、ついに編み出した。 ネェ=ネーグ : 以て私たちは、肉体の限界から解放され、 健やかな永遠の生を手に入れたのだ。 デゥ=デーク : そうした在り方の変化は、僕たちの知識をさらに発展させた。 より広い視野と長い時間をかけて、物事を研究できたからだ。 デゥ=デーク : だから、僕たちは最後の限界に挑むことにした。 コフ=コーグ : すなわち、知の限界……この世すべての理を解明することだ。 コフ=コーグ : 過去、いかにして宇宙が生じたかを解き…… 現在を織り成す森羅万象を明かし…… やがて至る未来を予測する……。 コフ=コーグ : それを成し遂げたとき、私たちからは、 すべての不安や憂いが取り払われるはずだと考えたのだ。
- かつて肉体を捨てたが、再び取得しようとしている。
コフ=コーグ : 私たちは、ずいぶん前に肉体を捨てていてね。 この度、それを再び取得しようと考えたものの、 正解を見失っているんだ……ハッキリ言ってね。 コフ=コーグ : たとえば、神経を正しく配置してみたものの、 それらを通して得る「感じ」が、当時と一致しているかを、 もはや誰も判断できないというわけさ。
- なぜ肉体を取り戻すのか?
グ・ラハ・ティア : なるほど。 でも、どうして肉体を取り戻そうと……? コフ=コーグ : 決まっている……終わるためだよ。 コフ=コーグ : エーテル消却装置に飛び込めば、造作もないことだがね。 個人的に、それはナンセンスだと思っているのだ。 コフ=コーグ : 肉体を得ることで、「限られた時間を生きる」という感覚を、 最期に味わって終わりたい…… まあ、懐古主義と呼ばれる行いだよ。
- ただし彼ら自体も死者の記録の再現でしか無い。
ヤ・シュトラ : 思ったとおりね……イーアの星を模してはいるけれど、 ここはウルティマ・トゥーレだもの。 そうそうエーテルを発生させられるわけがないわ。 ヤ・シュトラ : 再現体の彼らは、それを認識していない。 ちょうど、幻影のアーモロートにいた古代人たちのようにね。 ヤ・シュトラ : あなたも、気をつけていて頂戴。 私たちが話しているのは、死者の記録……その再現……。 彼らのペースに乗せられて、立ち止まってはダメよ。
- イーア族の語る世界の真理
コフ=コーグ : 原初、私たちの今いる宇宙は、小さな「点」だった。 ある瞬間にそれが弾けて、広がりだしたのだ。 コフ=コーグ : 後進の、それもひとつの星の表面に張りついている種族では、 理解が及ばないかもしれないが…… その宇宙の広がりは、いまだに続いているのだよ。 ラァ=ラーク : そして……これが最も重要なことだ…… 私たちは、広がり続けた先に何が起きるのかを突き止めた。 ラァ=ラーク : 星々は、あまりに遠く引き離される。 そうなってしまった宇宙では、もはや熱は巡らない。 ラァ=ラーク : すべての星は凍てついたまま、新たな星が誕生することもなく、 永遠の終わりを迎えるのだ。 コフ=コーグ : この結論に間違いがないか、あらゆる方面から検討をした。 同時に、現実的な回避方法についても、星を挙げて研究したよ。 コフ=コーグ : ……それらの研究が、「徒労」の例文として、 私たちの辞典に掲載されるようになるまでね。 コフ=コーグ : 宇宙は終わりを迎えるし、 それを回避することは不可能だったのだ。 ラァ=ラーク : 結末が確定した時点で、私たちの発展は頭打ちになった。 終わりまではまだ「しばらくの」時間があったが、 それが何の慰めになる?
オミクロン〔アルファトロン文明〕
- 惑星アルファトロンを主星とするオミクロン種族。ウルティマ・トゥーレでは「オストラコン・デカークシ」付近にいる。
N-0253 : では改めて……ハロー、ハロー、こんにちは。 我々はオミクロン、あらゆる星を制圧し、 戦闘データや資源の回収をしています。
- 惑星アルファトロン
M-032 : ガガ……照合……ライブラリにない生命体です。 流星……宇宙旅行者(スペースヒッチハイカー)とお見受けします。 M-032 : ハロー、ハロー、こんにちは。 ここは惑星*****です。 グ・ラハ・ティア : ……悪い、もう一回言ってくれるか? M-032 : 惑星*****ですが…… どうやら、我々の原語では、アナタ方には聞き取りにくい様子。 翻訳するなら、アルファトロンといったところでしょうか。 M-032 : 要項……ここは、我々「オミクロン」の拠点のひとつ。 「オミクロンベース」と呼んでいただければ結構です。
- 「マスター」の至上命令を遂行している。
M-097 : 「マスター」は、我々という機体群を導く存在。 「スティグマ」の呼称を持つ最上位の6体の中でも、 中核を担う「スティグマ・ワン」の異名です。 M-097 : 「マスター」は、我々の指導者です。 ガガ……そうお伝えすると単一の個体のようですが、 役割の異なる複数の「ユニット」が合わさった存在ですよ。 N-0253 : 回収されたデータや資源は、 我々の強化、発達に、余すところなく有効活用されるのです!
- 敵対勢力と遭遇し、戦闘の結果から自己改善を行い続けている。
N-4486 : 小型レベルチェッカーから戦闘記録を回収できました。 それでは、解析を開始します……。 N-4486 : ガガ……これは、素晴らしい……! これほどまでに予想外の戦闘記録は実に久しぶりです。 N-4486 : 解析……アナタが発した膨大なエーテルが記録されています。 魔法の類は、もっともデータ蓄積の足りない分野。 バリア装置の追加を、兵站戦略マトリクスに申請しなくては! N-4486 : 我々は敵と戦うことで、自己を改善していきます。 それすなわち、新たな敵と戦えなければ、 改善はできないということ……。 N-4486 : オミクロンベースは、長期に亘り、 新たな敵対勢力と遭遇しておらず、まさに停滞していました。 もっと頻繁に何者かが襲撃してくれると良いのですが……。
- 竜星との関係
N-0253 : 先日は、ついに最強と名高い竜星を滅ぼすに至りましたが、 あれは大変微妙な星でした……ガガ……。 N-0253 : 戦闘データこそ多数とれたものの、 星は枯れ果て、資源が回収できなかったのです。 損失した戦力に見合うかどうかは、怪しいところですね……。 N-0253 : アナタが竜以上の存在だったら、 今すぐにでも標的にするよう、進言したのですが。 「マスター」は、いったいいつまで沈黙しているのでしょう?
- 竜星が破れたことはメインクエストで語られる。※なお竜星との戦いについては「次元の狭間オメガ」でも語られている。
エスティニアン : だとすれば、この場所は、 正真正銘、俺たちの知るドラゴン族ゆかりの……。 エスティニアン : ……やはり、竜は竜か。 ここはミドガルズオルムの故郷、その末期の再現なんだろうよ。 エスティニアン : ヴリトラは、故郷の星を戦乱で追われたと言っていたが…… この様子だと、ミドガルズオルムが離れたあとに、 完全に敗北したようだな……。
コンテンツ関連の読み物
最終幻想レムナント
- レベル90メインクエストで訪れるダンジョン。
- ダンジョン中に読めるテキストがある。
- 6番目の終焉を追体験する
- 「想いが刻まれた貝殻」1
想いが刻まれた貝殻 : なんと残酷な問いであろう。 身は腫れ上がり、傷は爛れ、血が腐り果てた我に、 それでも命の意味を問うのか、青き鳥よ。 その答えを知りたくば、我らの進みたる航路を知るべし。 我らは繁栄を求めてきた。 繁栄とはすなわち、子を産み育て、増えることである。 そのために我らは陸に上った。 そして、恐ろしき火すら従え、鉄を手に入れた。 鉄でよろわれた我らは、他を圧倒し、繁栄を極めたのだ。
- 「想いが刻まれた貝殻」1
- 「想いが刻まれた貝殻」2
想いが刻まれた貝殻 : しかし、やがて我らは、 かつて我らが信じていたほど、世界は広くないと知った。 子を産み育てるに適した土地は、あまりに少なかった。 また無限に思えた海も、有限の水溜まりであると知った。 鉄のため火を燃やすほどに海は汚れ、 子の増えすぎた街では病がまたたく間に広がった。 かくして我らは、病によって滅びようとしている。 今ならわかる、命とは求めるほどに死を呼ぶものなり。 そして、死に向かう痛みと苦しみに満ちた過程である、と。
- 8番目の終焉を追体験する
- 「想いが刻まれた文書」1
想いが刻まれた文書 : 異星より来る天使が、 最初の相互接触の対象として、我々世界連邦を選んだことは、 我々に正義あることの証左である。 自由の獲得という大義名分の下、 世界秩序を乱す自由連盟に裁きの鉄槌を振り下ろせ! 統一政体を維持してこそ、恒久的世界平和が実現するのである。 我々は、かつて分断された国の国民であり、 あらゆる違いを理由として、争い、戦い、殺し合った。 しかし、世界連邦の成立により、ひとつになったのである。
- 「想いが刻まれた文書」1
- 「想いが刻まれた文書」2
想いが刻まれた文書 : ついに上層部が、ピースキーパーを起動した! 平和維持を目的に掲げて開発された、世界連邦の切り札、 武装蜂起したテロリストを、自動的に制圧する自律兵器である! ところが、起動したピースキーパーの機械頭脳は、 人類こそが、世界平和の実現にとっての最大の障害と判断。 自由連盟のみならず、我々にも攻撃を開始したらしい。 全10000機を超えるピースキーパー群を停止させるには、 たとえ汚染のリスクがあろうとも、最終兵器を使うしかない。 命にかえても、機械どもを粉砕するのだ!
- 17番目の終焉を追体験する
- 「想いが刻まれた霊気」1
想いが刻まれた霊気 : 星を渡る鳥は、言った。 生きる理由とは、命の意味とは、何であるのかと。 その問いは、当個体に懐かしさとほろ苦さを感じさせた。 当個体と、全個体が未だに未成熟であった頃、 等しく生きる理由と、命の意味を求めた時代があったからだ。 しかし、成熟した今、その問いに意味がないことを知っている。 当個体は、星を渡る鳥に、 その問いの無意味さを伝えようとした。 しかし、鳥は未成熟ゆえに理解できず、同じ問いを繰り返した。
- 「想いが刻まれた霊気」1
- 「想いが刻まれた霊気」2
想いが刻まれた霊気 : かつて当個体と全個体は、 命を産み、育み、次世代に繋ぐことに意味を見出した。 しかし、不死を手にしたことで、増殖の意味は消失した。 かつて当個体と全個体は、 宇宙普遍の真理と正義の追求に意味を見出した。 しかし、完全なる相互理解に達し、正義の意味は消失した。 当個体は全個体となり、全個体が当個体となった今、 定命の宇宙で永遠の生を続けることに、意味は皆無なのである。 ゆえに全個体を消す、ラーラーを喚んだのである。
電脳夢想スティグマ・フォー
- レベル90エキスパートダンジョンとして実装されたコンテンツ。
- 廃星殻レムナントから強力なエネルギー波の放出を受け、戦争戦略マトリクス「スティグマ・ワン」のコードを用いた命令データが含まれており、長らく休眠状態を維持していた兵站戦略マトリクス「スティグマ・フォー」が起動してしまった。
- 外征に要する兵器や物資の、製造を司る存在であり、放置すれば新たな侵略兵器が製造されてしまうため、これを止める必要が発生。光の戦士は作戦に巻き込まれる。
- 【最終戦争時の記憶】:
N-7000の通信 : スティグマ・フォーの記憶領域への侵入に成功しました。 これは……最終戦争時の記憶のようですね。 N-7000の通信 : 戦いの発端は、母星「アルファトロン星」が、 資源枯渇と環境汚染により、滅亡の危機にひんしたことにあります。 N-7000の通信 : 母星再生を求める派閥と、異星外征に活路を見出す派閥が、 二派にわかれて激しく争ったのです。 N-7000の通信 : 外征派の兵站戦略を担っていたスティグマ・フォーは、 ウェポンプラントで、侵略兵器の開発を進めていました。
- 【最終戦争時の記憶】:
- 【ゴードナ文明制圧戦の記憶】:
N-7000の通信 : ふむ……これは、最初の異星文明との接触例…… ゴードナ文明制圧戦の記憶のようです。 N-7000の通信 : この小惑星帯には、ゴードナと名乗る文明が進出していました。 我々は、豊富な鉱石資源を求めて、これを叩いたのです。 N-7000の通信 : ゴードナ文明もまた機械技術に長けておりましたが、 我々の兵器の方が、より洗練されていました。
- 【竜星侵略時の記憶】:
N-7000の通信 : やはり……最後の記憶領域は、ここでしたか……。 お察しの通り、竜星侵略時の記憶です。 N-7000の通信 : ドラゴン族の猛攻により、アウトポストのバリアが破られました。 この隙に、施設内に侵入してください。 N-7000の通信 : 最強の敵であったドラゴン族の「自己進化」を学ぶべく、 スティグマ・フォーは、捕獲した個体の研究、改造を行いました。 N-7000の通信 : やがて、「オメガ」クラスに、自己進化システムが実装され、 未完成ながら実戦に投入されはじめました。
- 作戦は成功し、侵略兵器製造は中止された。
N-7000 : ガガガ……現時刻をもって、 当機は、兵站戦略マトリクス「スティグマ・フォー」に、 侵略兵器の製造中止を正式要請します! スティグマ・フォー : 記憶データに基づいて、要請の正当性を判断。 侵略行動は敗北に繋がり、生存命令に反すると認定…… 直ちに侵略兵器の製造を中断する。
- ジャミングウェイ
- ゴードナ文明とは?
ジャミングウェイ : スティグマ・フォーが保有していたデータによると…… 宇宙進出を果たしたオミクロンたちアルファトロン文明が、 小惑星帯で接触、交戦した文明デスね……。 ジャミングウェイ : 彼らはケイ素生命体だったようなのですが、 アルファトロンたちは、彼らの機械兵器こそが文明の主と考え、 徹底的に攻撃を行い、あっという間に滅ぼしてしまったらしく……。 ジャミングウェイ : 「ゴードナ」と名乗っていた彼らの文明の主が、 いったいどんな生物だったのか……詳細は解析中らしいのデス。
- ゴードナ文明とは?
M-104
- パッチ6.25実装の「友好部族:オミクロン族」を進行することで登場するNPC。
- あなたのことを教えて欲しい
M-104 : ガガ……当機はオミクロンM-104。 オミクロンベースで、基地設備の運用保守を担当していました。 M-104 : しかし、全オミクロンに対して発せられた生存命令に従うべく、 現在はN-7000の行動決定に賛同し、 カフェ「ラストレムナント」へ給仕係として着任しています。 M-104 : 「絶望の末に滅亡していった文明を蘇らせ、 証明された希望を広く伝えるため、ここで奮戦するのデス!」 ……との、カフェマスターの指示に従い行動中です。
- ここはどんなところだ?
M-104 : ガガ……毛むくじゃらカフェマスター曰く…… 「廃星殻レムナントを見上げながら、最高のひとときを提供する、 天の果てのカフェテリアデス!」とのことです。 M-104 : 店名は、アーテリスのオールド・シャーレアンにある、 カフェ「ラストスタンド」にあやかり、 「ラストレムナント」と命名したと聞いています。 M-104 : 我々の兵站戦略マトリクス「スティグマ・フォー」の力を使い、 廃星殻から得たデータを基に、滅亡文明の再現体を生成しています。 カフェへ来店した個体へ、当機も接客オペレーションを実行します。
- 再現した文明について聞きたい
- ゴードナ文明とは?
M-104 : ガガ……スティグマ・フォーが保有していたデータを照合……。 星外進出を果たした我らアルファトロン文明の軍団が、 小惑星帯で接触、交戦した文明です。 M-104 : ゴードナ文明人はケイ素生命体だったと解析されていますが、 当時の我々は、彼らの機械兵器こそが文明の主と考え、 徹底的な攻撃を行い、極めて短期間で滅亡させてしまいました。 M-104 : 「ゴードナ」と名乗っていた彼らの文明の主が、 いったいどんな生物だったのか……詳細な解析を継続中です。
- オクト文明とは?
M-104 : ガガ……メーティオンが8番目に接触した文明です。 アーテリスのヒトと類似した形状の有機生命体「カレルアン」が、 高度な文明を発展させていた模様。 M-104 : 幾多の戦乱を乗り越え、星全体を統治する単一政体、 「世界連邦」を発足させ、恒久平和を実現したかに思えましたが、 自由を求める革命勢力「自由連盟」が現れ、内戦状態に突入。 M-104 : この戦いが事実上の最終戦争となり、 文明滅亡へと一直線に猛進してしまいました。 しかし彼らも、本質は気高く理知的な生命体だったようですね。
- オクト文明とは?
M-104 : ガガ……メーティオンが6番目に接触した文明です。 サルベージしたデータによれば、海洋惑星に発生した文明で、 海獣に似た「グレビュオフ」なる知的生命体が暮らしていました。 M-104 : ところが、文明の発展段階において、深刻な海洋汚染が発生。 人口密度の高まりと相まって、肉体が腐り果て変異する病が流行し、 全惑星に拡大、滅亡した模様です。 M-104 : 滅亡の直前には、病を恐れるあまりに、 グレビュオフの同種間での敵対行動もあったようです。 しかし、再現された各個体は善良そのものと判定できるでしょう。
- トゥリア文明とは?
M-104 : ガガ……メーティオンが3番目に接触した文明です。 肉体から脱却し、精神体として活動することを選んだ種族で、 互いを「イーア」との種族名で認識しているようです。 M-104 : カフェの客とすべく新たに再現された種族ではなく、 元よりこの宙域に再現された存在を迎えられたことは、 当カフェにとって意義深いと判定できるでしょう。 M-104 : 提供される料理やミゥ・ミーシュとの交流だけでなく、 カフェでの語らいが、精神的刺激になると評判の様子です。 常連客として定着しつつあると認められます。
- デカオクト文明とは?
M-104 : ガガ……メーティオンが18番目に接触した文明です。 同盟者(光の戦士)にとっては、 ドラゴン族と言ったほうが理解が早いでしょうか。 M-104 : アナタや毛むくじゃらカフェマスター、N-7000の尽力ののち、 彼らもカフェ「ラストレムナント」を、 訪ねてくることが多くなってきました。 M-104 : 最近では、彼らの竜詩に興味を抱く者も増えており、 ドラゴン族が異種族と交流を深める様子も見られています。 そろそろ、詩吟コンテストをカフェが主催すべきでしょうか。
- デカエプタ文明とは?
M-104 : ガガ……メーティオンが17番目に接触した文明です。 彼らは、永遠の命を得ることで、病を克服し、 完全相互理解に達することで、思想的対立を排除しました。 M-104 : しかし、悲しみを排除した先には生きる喜びもなく、 やがて生に意味すら見失い、種族全体が自決を選択……。 自ら創り出した終わりをもたらす機構によって、滅亡しました。 M-104 : そんな彼らに、希望を伝えるのは至難の業と考えられましたが、 アナタがた、カフェ「ラストレムナント」の経営陣はさすがです。 これからも究極のお客様へ、気合を入れておもてなしをしましょう。