シャーレアン(Sharlayan, Shar Layan)
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概要
- 北洋諸島にある都市国家。
- アルデナード小大陸の北西に位置する都市国家。北方諸島(the northern archipelago)に存在していた学術都市とされる。
- ウルダハ不滅隊のクエストで「北西にある知の都」、「知の泉湧き出ずる都市」と出てくる。
- また第七霊災関連で重要な役割を果たす「救世詩盟」は、ここシャーレアンで結成されたという。
低地ドラヴァニアとの関係について
国旗
- 古の昔、貝は永遠に生きる存在だと考えられていた。また“巻き貝”は、その螺旋状の構造から知神サリャクが河に流した“知識の水”を永遠に溜め込む存在と考えられ、“知識の蓄積”の象徴と考えられるようになった。学術都市であるシャーレアンの国旗には、この“巻き貝”の意匠が用いられている。
- イディルシャイアの石の門にもこの貝のマークが入っている。
政情
- かつて人口の少なかった時代には、すべての成人市民が議場に集まり政策を議論していたが、現在は投票によって選ばれた議員が集う「哲学者議会」が主導する間接民主主義体制へと移行している。
- 成人したシャーレアン市民から投票で選出される99名の議員たちで構成される議会が開催される。この時「哲学者の広場」を議場として用いたために「哲学者議会」と呼ばれるようになった。
- 最高権力者は哲学者議会議長だが、法の下でその権力は強く制限されている。
- 全市民を元首とする。
本国の位置
第六星暦(旧FF14)でのシャーレアンに関するうわさ話
- (恐らくガレマール侵攻時の戦闘により)都は陥落しているの噂がある。
シャーレアンの都がなくなり、湖は干上がり、そして空には機械の船……世も末ですよ……
- アラミゴ侵攻時に住民が姿を消した
かつては、魔法知識に長けた者たちが集っていたのだが…… ガレマール帝国による、アラミゴ侵略を契機に住民のすべてが姿を消した。 都市「シャーレアン」は、豊富な魔法知識を持つ方々が住んでいた「学術都市」でした。 ガレマール帝国の脅威を前にして住民のほとんどが、本国へお帰りになってしまったのですが…… 「救世詩盟」の方々だけは、エオルゼアへとどまり、わたくしたちに力を貸してくださっているのです。
- 北洋諸島に本国があるとされる
ほかの住民は、北洋の本国に帰ってしまったけどね。
歴史
- エオルゼア全土を洪水が襲った第六霊災において、十二賢者と呼ばれる者たちが危機に立ち向かい、多くの人々を救った。その中にニュンクレフと呼ばれる北洋出身のルガディン男性がいた。
- 彼は占星術により厄災の到来を予見し、巨大な木造船を建造すると、仲間の船乗りを率いてエオルゼアへと救援に向かった。洋上で漂流者たちを救い出すと、迫り来る大津波から逃れるために一か八かの古の魔法により船ごと強制転移するという荒業を成し遂げる。ニュンクレフの船はアラバニア山脈の山上に漂着した。のちニュンクレフの率いる一団は北へと逃れ、低地ドラヴァニアから北洋の本国へと帰還し集落を築いた。これが後のシャーレアンであるとする。
- 主な出来事
- 第六星暦10年頃
- ニュンクレフによる北洋への脱出
- 第六星暦150年頃
- 人口増加に伴い議会参加人数が増加
- 第六星暦201年
- 間接民主制へと移行。
- 第六星暦233年
- シャーレアンの占星術師リューフォンが五紀暦を記したという。
- 第六星暦432年
- 特定分野で類まれな技術や知識を修めた者や、偉大な業績を成したものを「賢人」に指定する制度が発足。彼らが集まる「賢人会」が設立された。
- 賢人会を中心とした教育機関として、「シャーレアン魔法大学」を開設。多くの賢人が育っていった。
- 第六星暦598年
- シャーレアン魔法大学にて、古代エーテライト技術の解析が完了。エーテライトの新造が可能となる。
- 第六星暦600年
- シャーレアン魔法大学のグループ、北洋諸島の島々にて大規模な地脈調査を開始
- 第六星暦605年
- シャーレアン魔法大学、領海内にある島々の地脈調査を完了。本島、北のハーム島、東のヨーン島、南のバル島の四島にエーテライト設備を敷設し、「テレポ」転移実験を行い成功させる
- 第六星暦666年
- シャーレアンの賢人が、第五星暦時代の古文書から強制転移魔法(エンシェント・テレポ)の記述を発見し、自ら実証実験を行うも、周囲にいた立会人数名もろとも消滅する
- 第六星暦669年
- 賢人会、強制転移魔法による行方不明者捜索を打ち切り、エンシェント・テレポを禁術指定。
- 第六星暦902年
- 都市国家ベラフディアと、ザナラーン地方への転送網構築についての契約を締結。エオルゼアにおけるエーテライト転送網の構築が本格化する
- 第六星暦965年
- ベラフディアでの内戦が終結するまでの間、ザナラーンでのエーテライト転送網を一次的に閉鎖
- 第六星暦1311年
- 第六星暦1361年
- 観測基地開設から50年目の節目の年に、「哲学者議会」は低地ドラヴァニアの集落を「植民都市」とする法案を可決する。こうしてエオルゼア六大都市の一角に加わることとなった。
- 第六星暦1540年頃?
- バルデシオン家の当主ガラフ・バルデシオン率いる「バルデシオン委員会」、本部をバル島に設置する。
- 第六星暦1557年
- ガレマール帝国がアラミゴに侵攻し武力制圧。ガレマール帝国へ特使を派遣して侵略停止を求めるが失敗。
- 第六星暦1562年
- フルシュノの一波により進められた「大撤収」が実行され、全住民を北洋諸島のシャーレアン本国へと退避させ、植民都市シャーレアンは一夜のうちにもぬけの殻となった。
- 第七霊災末
- バル島消滅。後にクガネ南方の瑠璃洋において発見された新島がバル島であったことが判明する。 →【禁断の地エウレカ】
種族など
技術・知識
- エーテライト、都市転送網、占星術、古代アラグ帝国に関する知識など、他の都市国家にはない知識や技術力がある
あのエーテライトという代物は、「シャーレアン」の学者たちが無料で設置した便利な装置だ。 一度でも触れたことがあるエーテライトには、特別な場所でない限り、 どこからでも一瞬で移動することができる。 一人のみならず、数人で移動することも可能だ。 ただ、何度も繰り返し移動していると、おかしな感覚に襲われる。 シャーレアンの学者たちは「アニマ」と呼ばれる力が失われるからだと言っていたそうだが…… 「アニマ」とやらは、放っておけば回復するらしいからな。 ギルの残りは気にする必要があるが、これは心配せずともよいだろう。
シャーレアン魔法大学
異邦人
- シャーレアン生まれのヤ・シュトラが、シャーレアンの民を異邦人であると自ら語っている
なぜ、私が異邦の……。シャーレアンの民だと解ったのかしら?
- 冒険者もまた「異邦人」と呼ばれる。
エオルゼアと帝国の戦いに、異邦人の冒険者も力を貸してくれているのです! 誰ひとり死なせてはなりません!
守護神
- 十二神の一柱、河川と知識の神サリャク
シャーレアンに関係するNPC・組織
関連項目
【救世詩盟】
【ルイゾワ】【ウリエンジェ】【ヤ・シュトラ】【サンクレッド】【イダ】【パパリモ】
【都市国家】【ウルダハ】【グリダニア】【リムサ・ロミンサ】【アラミゴ】
【イディルシャイア】