地名・国名/ボズヤ

ボズヤ王国

  • かつて存在した国家の名称
  • 以降に物語の核心部分に触れる記述を含みます。
  • ネタバレを好まない方はこれ以降読み進めることをお勧めしません。
Table of Contents

概要

わかっている範囲で、ガレマール帝国属州であるボズヤ管区は、シタデル・ボズヤ、ゼティナ庄、マルタルヴェ、ラヴェンナなどの街で構成されている。ただし、これらが旧ボズヤ国に含まれていたのかはわからない。

歴史

古代アラグ帝国時代

  • ボズヤの歴史は古く、第三星暦の古代アラグ帝国時代から存在するという。
    ラドヴァン : 「ガンブレイカー」のルーツは第三星暦時代まで遡る。
    当時、世界を支配していたのは古代アラグ帝国。
    ラドヴァン : 少数民族だったロスガル族は、巨大帝国に虐げられ、
    僻地に築いた小国でひっそりと暮らしていた。
    バイシャーエン : ボズヤの歴史は古く、そのルーツは第三星暦時代まで遡ります。
    少数民族のロスガル族は、古代アラグ帝国の支配から逃れようと、
    この僻地でひっそりと暮らしていたといいます。
  • この頃、ボズヤの地を統治していたのがロスガル族の女王グンヒルドであるという。
    ミーシィヤ : 城塞都市シタデル・ボズヤこそ、
    かつて第三星暦時代に女王グンヒルドが治めた都の跡地、
    銘文が刻まれていたレプリカもすべて蒸発してしまったのです。

第四霊災

  • アラグ帝国をも滅ぼした第四霊災により、ボズヤもまた滅んだのだという。
    ラドヴァン : 結局、第四霊災によって、小国はアラグ帝国もろとも滅びた。

第四星暦

  • ただし、小国としてのボズヤは残っていたようである。
    バイシャーエン : 当時のボズヤは第四霊災で滅びますが、
    生き残ったロスガル族により都市国家ボズヤは再建され、
    辺境の小国として第六星暦時代まで生き残ることができました。
  • ボズヤ民にとっては苦難の時代であり、「紡ぎ手」と呼ばれる巫士たちが特別なクリスタル「覗覚石」を使って心の病を患った病人の心の中に入り治療を施したという。
    ミコト : 第四星暦時代、「紡ぎ手」と呼ばれる巫士たちが、
    特別なクリスタル「覗覚石」を使い、
    心の病を患った病人の、その心の中に入り治療を施したそうです。
    ミコト : そんな状況下で、心にトラウマを持った患者も多くなり、
    そうした病人を救うために「紡ぎ手」が現れました。
    おそらく「紡ぎ手」は「過去視」の力を持つ者だったと思います。
    ミコト : 彼らは患者の記憶エーテルに触れることで、
    心の病の原因であるトラウマを取り除いたり、
    別の何かに置き換えることで心の苦しみから解放したのです。
    ミコト : 今の時代、記憶エーテルに手を加えることは、
    倫理的に問題があるとシャーレアンでは指摘を受けるでしょうね。
    私も探ることは許されても、改竄を行うべきではないと考えます。

第六星暦

  • 第六星暦末期にガレマール帝国が伸長するとその支配下になる。
    バイシャーエン : ですが、半世紀前、ガレマール帝国がこの地に侵攻を開始。
    ロスガル族は果敢に立ち向かいましたが、所詮は辺境の弱小国。
    破竹の勢いで勝ち進む帝国軍に為す術もなく……。
  • 銘文の刻まれたグンヒルドの剣は、「失われた聖遺物」としてレプリカが伝わっていた。
    グンヒルドの剣 レプリカ
    ミーシィヤ : 城塞都市シタデル・ボズヤこそ、
    かつて第三星暦時代に女王グンヒルドが治めた都の跡地、
    銘文が刻まれていたレプリカもすべて蒸発してしまったのです。
  • シドの父ミド・ナン・ガーロンドは、皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスよりの命を受け、ボズヤ管区のシタデル・ボズヤにおいて「メテオ計劃」の実験を行っていた。
    ソフィー : オッサンの故郷は「シタデル・ボズヤ」といって、
    帝国の実験の失敗によって、消滅してしまった街なんだ。
    ソフィー : その実験ってのを指揮してたのが、シドの父親、
    筆頭機工師ミド・ナン・ガーロンドなんだけど……
    シド : …………親父は、あの塔とダラガブをつなぐにあたって、
    大規模なエネルギーの集積と変換の方法を確立していた。
    シド : 結局、それは失敗……
    塔どころか、シタデル・ボズヤの街ごと蒸発させてしまったが。
半西紀前
第六星暦末期にガレマール帝国が伸長するとその支配下になる
20年前
ガレマール帝国が版図を広げる過程で「メテオ計劃」を立案・実行する
15年前
  • 筆頭機工師であったミド・ナン・ガーロンドを総責任者として、帝国内の全研究機関を総動員し、研究開発を推進。
  • 衛星「ダラガブ」をコントロールするため、シタデル・ボズヤに巨大な交信雷波塔を築く。
  • ある晩、シタデル・ボズヤは大爆発を起こし蒸発した。

ガンゴッシュ(Gangos)

  • ボズヤ・レジスタンスの最前線拠点。武器強化コンテンツ「セイブ・ザ・クイーン」での拠点となる。
    バイシャーエン : ボズヤ・レジスタンス、最前線の拠点です。
    旧シタデル・ボズヤの南東に位置しており、
    反攻作戦はこの拠点を足がかりに開始する予定です。
    バイシャーエン : 周囲を湿地帯に囲まれており、それ故に、
    年中を通して霧が発生しています。
    我らの姿を消してくれるというわけですね。
    ガンゴッシュ(Gangos)

カストルム・ラクスリトレ

  • もとは帝国の侵攻に備えて建設されたアラムート城塞であるという。
    バイシャーエン : 我らはこの大規模な反撃作戦を「荒鷲の巣作戦」と名付けました。
    目指すカストルム・ラクスリトレはもともと、
    帝国の侵攻に備えて築かれたアラムートという名の古い城砦です。
    バイシャーエン : 「アラムート」とは古代ボズヤ語で「荒鷲」を意味しており、
    その名のとおり、古代ボズヤ時代は荒鷲が群棲する岩山でした。
    荒鷲は我らボズヤ民にとって勝利を授けてくれる聖なる鳥。
  • なお「ラクスリトレ」は「湖畔」を意味しており、その名の由来となったのが付近にあったボズヤ最大の塩湖イガーカロ湖である。古代ボズヤ語で「鏡の湖」を意味している。詳細は「カストルム」の項を参照のこと。

ボズヤ・レジスタンス(the Bozjan resistance)

  • ボズヤ管区の解放を目指して結成されたレジスタンス組織。
    バイシャーエン : アラミゴとドマの解放を機に、
    我らは帝国市民としての地位と仕事を棄て、地下に潜りました。
    このボズヤ管区の解放を目指すレジスタンスを結成するためです。
  • レジスタンスは4グループがあり、バイシャーエンが取りまとめをしている。
    バイシャーエン : 現在、4グループの寄り合いではありますが、
    現状、私がリーダーとして各グループを取りまとめております。
    これもすべてドマのヒエン殿のおかげです。

新生グンヒルドの剣

  • ボズヤ・レジスタンスが創設した組織。
    バイシャーエン : さて、この復刻したレジスタンス・ウェポンを、
    兵の中でも特に腕に覚えのある者たちを選抜しそれらを支給。
    彼らを新たな「グンヒルドの剣」に任命し、称号を与えました。
    バイシャーエン : すでに彼ら「新生グンヒルドの剣」は、
    この度の反撃作戦の要として各部隊の指揮を任すことにしました。
  • メンバー
    • 全員は判明していないが、主要メンバーについては紹介があった。
      バイシャーエン : その爆炎こそ天下無双の魔術なり……飛将のゼヴェン!
      愛なき修羅道に華を散らさん……花嵐のイソルデ!
      極めし己が騎士道に迷いなし……羅刹のスタニック!
      バイシャーエン : 命儚し華燭の如くされど永久の灯火にならん……熱拳のアギー!
      一撃必殺の技にすべてを託す嵐殺の武人……豪剣のヴェリボル!
      慚愧に堪えぬ現世にて懺悔せぬことこれ恥なり……鋭刃のブラズ!
      バイシャーエン : 他にもおりますが、すでに戦地へ向かっております。
      彼らもここに居る者同様に、選りすぐりの猛者でございます。

      「戦果記録帳」は、「南方ボズヤ戦線」で入手することができる。「だいじなもの」

飛将のゼヴェン
魔術士。47歳、ロスガル族。出自不明。
  • 戦果記録帳:03番
花嵐のイソルデ
弓術士。26歳、ヒューラン族。ダルマスカ管区レアモンデ出身。ボズヤ人で、ガレマール侵攻時に難民としてダルマスカに逃れた両親がいる。南方ボズヤ内のスカーミッシュで特徴的な声を出して頑張っているのはこのイソルデ。
  • 戦果記録帳:04番
羅刹のスタニック
36歳、ロスガル族。ボズヤ管区シタデル・ボズヤ出身。
  • 戦果記録帳:05番
熱拳のアギー
 17歳、ヒューラン族。ボズヤ管区マルタルヴェ出身。「翠の一門」の拳術士。アギーは両親を知らず、本当の名前もわからない。「アギー」と名づけたのは、冬の寒い日、凍死寸前だった彼女を助けてくれた帝国福祉局の職員だった。
  • 戦果記録帳:08番
豪剣のヴェリボル
24歳、ロスガル族。ボズヤ管区ゼティナ庄出身。「翠の一門」直系の騎士で、ブラズとは又従兄弟にあたる。
  • 戦果記録帳:07番
鋭刃のブラズ
25歳、ロスガル族。ドマ国ドマ出身。「翠の一門」直系のサムライ。
  • 戦果記録帳:06番

ロスガル族との関連

ジョブガンブレイカー」との関連

第三星暦

  • 第三星暦古代アラグ帝国時代にルーツを持つ「ガンブレード」は、ロスガル族の女王「グンヒルド(Queen Gunnhildr)」が率いていた近衛が用いていたとされる攻防一体となった特殊な武器である。元は「グンヒルドの剣(Gunnhildr's Blades)」であり、それが省略されて「ガンブレード(gunblade)」と呼ばれるようになったのだという。
    ラドヴァン : 彼らを率いていた女王の名は「グンヒルド」。
    そして、女王を護る近衛たちは、
    攻防一体となった魔器でもある、特殊な武器を持っていた。
    ラドヴァン : それこそ、我らが持つ「ガンブレード」。
    「ガン」とはグンヒルドが略されたものであり、
    それは「グンヒルドの剣」を意味するのだ。
  • 後にアラグ帝国で弾丸を発射する「銃」が考案された際には、形状がガンブレードに似ていたがために「ガン」と呼ばれたともいう。ボズヤの親衛隊の一族はアラグ帝国の侵略に抗い続け、ことさらまがい物の「銃」を目の敵にして破壊したために、「ガンブレイカー」と呼ばれるようになったという。これが現在のジョブガンブレイカー」のルーツである。
    ラドヴァン : 後に、アラグ帝国で弾丸を発射する武器が考案されたとき、
    形状がガンブレードに似ていたために「ガン」と呼ばれた。
    今に続く「銃」という言葉のルーツも、そこにある。
    ラドヴァン : 親衛隊の一族はアラグ帝国の侵略に抗い続け、
    ことさらまがい物の「銃」を目の敵にして破壊した。
    そこから、彼らは「ガンブレイカー」と呼ばれるようになったのだ。

その後

  • 第四霊災によりボズヤ王国は滅んでしまうが、「ガンブレイカー」と呼ばれた一族はほそぼそと生き残り、その技を継承してきたのだという。
  • 第六星暦ガレマール帝国が「シタデル・ボズヤ」においてメテオ計劃の実験を行っていた際、その一族の末裔であったラドヴァンは、計劃への反対運動をしていたために命は助かっている。→「シタデル・ボズヤ蒸発事変
    ソフィー : オッサンの故郷は「シタデル・ボズヤ」といって、
    帝国の実験の失敗によって、消滅してしまった街なんだ。
    ソフィー : そもそも、オッサンが投獄されたのは実験に反対したせいだ。
    そして、カトたちの実験のせいで、オッサンの家族は、
    故郷もろとも蒸発しちまったんだよ!
    ラドヴァン : 祖国、シタデル・ボズヤは消滅し、我が一族も消えてしまったが、
    ガンブレイカーの技は絶やすことなく、継承することができた。
  • その後ラドヴァンは、ソフィーと共に脱獄したうえで「ガンブレイカー」の技術を継承する人物を求めてエオルゼアをさまよってきた。
    ラドヴァン : ソフィーと共に脱獄し、家族の死を知ったときのこと……
    私は絶望に苛まれ、命を絶とうとした。
    ラドヴァン : そんなとき、ソフィーは必死で説得してくれて、
    私に護衛稼業という、新たな生きがいまで提案してくれた。
    彼女自身も、家族を失っているというのにな……。
    ラドヴァン : それからというもの、ソフィーは私にとって、
    新たな家族ともいえる、かけがえのない存在となったのだ。

関係する人物

セイブ・ザ・クイーン関連

バイシャーエン(Baishaen)
バイシャーエン
  • 旧ボズヤ王都ボズヤ出身のロスガル族男性。54歳。ボズヤ・レジスタンスのリーダー。
    バイシャーエン : シタデル・ボズヤ出身のロスガル族です。
    生まれてすぐにガレマール帝国の侵攻を受け、
    物心がついた時には帝国市民として生活していました。
  • 父と同じ医師を志し、ガレマール帝国帝都の医学総院にて博士号を修得、帝国軍に徴用され軍医として従軍し、各地を転戦した。様々な勲功を上げたことから、帝国の名誉市民として市民権を得た。
    バイシャーエン : 亡くなった父と同じ医師になるため勉強をし、幸か不幸か、
    その才を認められ帝都の医学総院にて博士号を修得致しました。
    卒業後は軍医として従軍し各地を転戦しました……。
  • 結婚して子をもうけたが、反乱鎮圧の遠征中に、シタデル・ボズヤ蒸発事変が発生し、妻子を失った。軍の帰還命令を無視して際しを探したため、脱走兵として捕まり軍事裁判にかけられたが、無罪釈放となる。
    バイシャーエン : 軍の帰還命令を無視してこの地に留まり、妻子の姿を探しました。
    懸命に……懸命に探しました……ですが……
    死体はおろか、その最期を知る者を発見することすらできず……。
  • 事変後、帝国を見限って仲間とともに軍を脱走、地下での潜伏活動中に、ボズヤ・レジスタンスに参加している。
    バイシャーエン : あれから十数年……気がつけば最古参の幹部のひとりとなり、
    グループのひとつを指揮する立場となりました。
    ですが、私の願いはただひとつ、それはボズヤの解放です……。
マルシャーク(Marsak)
マルシャーク
  • シタデル・ボズヤ出身のロスガル族男性。42歳。ボズヤ管区シタデル・ボズヤ出身。ボズヤ・レジスタンスのメンバー。
    マルシャーク : バイシャーエン様の下で連絡係などを務めております。
    まだ若輩者ではございますが、ボズヤ解放のため、
    この身と命を捧げ、堅忍不抜の精神で奮進していく所存です!
  • 親と兄弟をシタデル・ボズヤ蒸発事変で亡くしたという。しかし帝国軍であったマルシャークは難を逃れている。事変後に帝国軍を離れ、レジスタンスに参加した。
    私も親と兄弟をシタデル・ボズヤ蒸発事変で亡くしました……。
    帝国軍の一員として従軍していたため、私は難を逃れましたが。
  • 帝国の教育を受けてきたこともあり、心の底から帝国を憎むことができないと複雑な心情を吐露している。
    マルシャーク : 私は属州民として生まれ帝国の教育を受けてきたこともあり、
    心の底から帝国を憎むことができないのかもしれません。
    いえ、帝国は敵です、ですが個人としての彼らは敵なのかどうか。
    マルシャーク : すみません、今言ったこと……
    バイシャーエン様や他のレジスタンスには内緒でお願いします。
    臆病風に吹かれたと陰口を叩かれたくないので……。
ミーシィヤ(Meesiya)
ミーシィヤ
  • ルガディン族の女性。ボズヤ・レジスタンスのメンバー。2年前の参加だという。最高学府にて民俗学や史前学などを修めた。
    ミーシィヤ : このレジスタンスに参加したのは2年前のことです。
    それまでは……普通にボズヤ人として暮らしていました。
    そうです……帝国属州の民として暮らしていたんです。
    ミーシィヤ : なにしろボズヤが帝国属州となったのは半世紀ほど前のこと。
    私の両親ですら独立国家だった頃をあまり覚えていません。
    いわんや私には、帝国市民であることが普通だったのです……。
    ミーシィヤ : 属州民の暮らしはけっして楽なものではありませんでしたが、
    幸いにも特待生として奨学金の給付を受けることができ、
    最高学府にて民俗学や史前学などを修めました。
  • バイシャーエンに「古の武器」を複刻し「グンヒルドの剣」を再結成するという案を具申した。
    ミーシィヤ : 今回、「古の武器」を複刻し「グンヒルドの剣」を再結成する、
    これは私の発案でしてバイシャーエン様に具申した次第……。
    浅学とはいえ、私の知識と見聞が役立つのであれば幸いです。

    「史前学」とは先史考古学のこと。文字による文献が残される以前の時代、すなわち先史時代を考古学方法によって研究する学問分野。

  • 詳細は「NPC・組織/ミーシィヤ」の項を参照のこと
ズラタン(Zlatan)
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  • ボズヤ・レジスタンスのメンバーで整備兵。ゲロルトの助手を務めており、レジスタンス・ウェポンの窓口となる。
    ズラタン : ……整備兵のズラタンです。
    バイシャーエン様から直接仰せつかっておりますから、
    何でもお手伝いしますが……ツケ払いなんてして大丈夫ですか?

ジョブガンブレイカー」関連

ラドヴァン・スローバシュ(Radovan)
ラドヴァン
  • ロスガル族の男性。「剛堅のラドヴァン」
  • シタデル・ボズヤに住んでいたが、メテオ計劃の実験に反対したカドでガレマール帝国に捕まり投獄されていた。囚人番号1441番。
  • のちソフィーとともに脱獄し、ジョブガンブレイカー」の技術を継承するべくエオルゼアを旅している。
    ラドヴァン : 私の名は「ラドヴァン」。
    北州イルサバード大陸にある帝国支配下の属州の出身であり、
    ガレマール帝国軍の徴用兵だった者だ。
    ラドヴァン : 私はかつて、祖国の女王に仕える親衛隊の一員だったが、
    結局、国どころか家族すら護ることができなかった……。
    ラドヴァン : その代わりと言ってはなんだが、
    残りの人生を誰かを護ることに費やそうと思い至ってな。
    ソフィー : そこで、アタシがオッサンに提案してあげたの。
    冒険者稼業が盛んなエオルゼアで、護衛稼業を始めようってね。
  • 南方ボズヤ後
    ラドヴァン : 全滅したと思っていた同胞に生き残りがおり、
    消滅した祖国、ボズヤの再興が試みられていることもわかった。
    ラドヴァン : 無理に後継者を探す必要もなくなったので、
    我らは護衛稼業に専念することにした。
    ラドヴァン : 私がエオルゼアのボズヤ人としてできることは、
    護衛で名を上げて、祖国の存在を世に知らしめることだからな。
    ラドヴァン : ソフィーも、帝国に焼き尽くされた故郷、ラバナスタのことを、
    エオルゼアの人に知ってもらおうと意気込んでいる。
    ラドヴァン : そして、いつしか君の護衛を任せてもらえるよう、
    私もガンブレイカーとして、日々精進を続けているよ!
ソフィー(Sophie)
ソフィー
  • ヴィエラ族の女性。「流転のソフィー」。ダルマスカの王都、ラバナスタの出身。
    ソフィー : それは確かに、オッサンにしかできないことだね。
    アタシも自分の祖国、ダルマスカの現状を訴えていこうかな……。
    ソフィー : あ、そういや、ちゃんと言ってなかったね。
    アタシはダルマスカの王都、ラバナスタの出身なんだ。
    ソフィー : 反乱に失敗し、帝国に焼き尽くされた故郷のことを、
    もっとエオルゼアの人に知ってもらうため、アタシもがんばるよ!
  • 元は反帝国系レジスタンス組織の諜報員。
    ソフィー : アタシは「ソフィー」。
    出身は、オッサンの故郷よりも、もっと東の方でさ……。
    反帝国系レジスタンス組織の諜報員だったんだよね。
    ソフィー : でも、帝国軍の粛清で、仲間も故郷も失っちゃった。
    そして、ひょんなところで、このオッサンと出会い、
    天涯孤独の身同士、身を寄せ合っているってわけ。
  • ガレマール帝国に投獄されていたところを、ラドヴァンと共に脱獄。以後ともに行動している。
  • ファッションに興味を持っており、クエストが進行するたびに着替えている。
    ソフィー : 本当に賑やかでいいもんだね!
    さっそく、この服を買っちゃったよ……!
    
    ソフィー : また、新しい服を買っちゃった!
    どうかしら、これ……?
    
    ソフィー : うう~、寒い!
    いち早くこの防寒着を買ったけど、それでも寒いよ……!
    
    ソフィー : ロウェナって人の店で欲しい服を見つけたんだけど、
    お金じゃなくて、特殊な「石」が必要なんだね。
    さっそく、冒険者を募って集めているよ!
  • ちなみにラドヴァンとは男女の関係ではないという。
    ラドヴァン : 誤解しないでくれよ、ソフィーとは男女の関係ではない。
    しかし、種族も違い、親子ほども年が離れていても、
    彼女は固い絆で結ばれた、大事な人なのだ。
    ソフィー : ところでなぜ、アタシたちが出会ったかというと、
    これがまたおかしな話でさぁ……。
    ソフィー : オッサンは脱獄するために、
    10年かけて独房から外に至る抜け穴を掘っていたの。
    それがついに開通した先がぁ……アタシのいる雑居房だったんだ!
    ラドヴァン : ちょ、ちょっと、計算が狂っただけだ。
    お前はそれで命拾いしたのだから、ありがたく思え。
    ソフィー : はいはい、感謝してるよ。
    絶望のなかで、処刑を待つばかりだったアタシは、
    穴から出てきた、オッサンの間抜け面に救われたんだからね。
    ソフィー : 結果的に、ふたりで力をあわせることで、
    警備が手薄だった雑居房から抜け出すことができたってわけ。
    ソフィー : 「石」を集めるために、不足しがちな盾役として、
    オッサンを誘ったんだけど、断られちゃった。
    やっぱり、歳だけに「周回」はキツイのかな?
カト・ナン・マムラ(Cato nan Mammula)
カト・ナン・マムラ
  • ガレマール帝国の魔導技師。
  • かつてシドの父であるミドの右腕的な存在であったという。
    ソフィー : その実験ってのを指揮してたのが、シドの父親、
    筆頭機工師ミド・ナン・ガーロンドなんだけど……
    彼の右腕的存在が「カト」だったんだ!
  • その後、カト・マムラは帝国から亡命し、シドの元で技術で人を救おうとしている。
    カト・マムラ : すまなかった……。
    許してくれとは言わない、
    だが、これだけは信じてくれ……
    カト・マムラ : 私もミドも、あの実験が、
    街を蒸発させてしまう事態になるなんて、思いもしなかった。
    あれからずっと、実験を強行したことを後悔していたんだ……。
    カト・マムラ : せめてもの罪滅ぼしになればと、
    自分の技術で人を救うことを目指してきた。
    カト・マムラ : ミドの息子、シドを頼って、
    エオルゼアへと亡命してきたのも、そのため……。
    カト・マムラ : だが、確かに……君には、私を裁く権利があるのかもしれん。
    さあ、やるならひと思いに……。
  • 帝国の名門の出身であり、身内の裏切りを恥と考えた当主から刺客を送られている。
    リース : 問題なのは、魔導技師は帝国の名門の出身であり、
    身内の裏切りを恥と考えた当主が、刺客を送ったこと……。
    それも、情報によると「アラウダエ」という部隊だそうです。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ(Vitus quo Messalla)
ヴィトゥス・クォ・メッサラ
  • ガレマール帝国の懲罰部隊「アラウダエ(Alaudae)」の隊長。
  • 大型ガンブレード「メルクリウス」を愛用している。
  • ただし、無辜の市民を虐殺した容疑で逮捕され、収監されていた経歴を持つ。
    ラドヴァン : 奴は帝国軍で千人隊長まで務めた人物だったが、
    無辜の市民を虐殺した容疑で逮捕され、収監された。
    ラドヴァン : ヴィトゥスは人望こそ皆無だったものの、
    ひとりの武人としては、あのガイウスよりも強いと噂される猛者。
    その腕を見込まれて懲罰部隊に入り、隊長まで上りつめたのだ。
    ラドヴァン : 実をいうと、私は収監中にヴィトゥスから、
    アラウダエに入隊するよう、執拗に勧誘されていた。
    悪党の仲間になりたくないので、断固として断り続けたがな。
    ラドヴァン : その際に「説得」と称して、以前に話した、
    魔導仕掛けの首輪に、何度も雷気を流されるはめになったのだ……。
  • ガンブレードの使い手で、帝国から亡命した魔導技師を追っている。しかしエオルゼアでカト・マムラを追っている際に、ラドヴァンやソフィーと同行していた「エオルゼアの英雄」こと光の戦士を見つけ、標的を変更している。
    ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 知ってのとおり、我々はカトの暗殺依頼を受けていたのだが、
    そんなつまらない仕事はもうやめたんだ。
    ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 名を挙げて、また千人隊長に復帰するには、
    エオルゼアの英雄、君を殺すことが一番なもんでね……。
    いや、それどころか軍団長たる「ヴァン」階級さえ夢じゃない!
    ヴィトゥス・クォ・メッサラ : その夢のため……
    さっそくだが、死んでもらおう!

関連項目