アジムステップ(the Azim Steppe)
- 「紅蓮のリベレーター」で実装されたエリア名称
概要
オサード小大陸北部に広がる大草原。アウラ族発祥の地とも伝えられており、太陽神アジムや月神ナーマといった、独自の信仰体系が息づく。アウラ・ゼラたちが50以上もの部族に分かれて暮らしており、今なお伝統に従って大草原の支配権を争っている。
エリア内の地名
オンサル・ハカイル(Onsal Hakair)
- エリア北部の名称
- 険しい山地となり、昇月の高地(Moonrise)へとつながる。奥には過去の遺跡らしい「楔石の虚(The House of the Crooked Coin)」がある。
モル・イロー(Mol Iloh)
- エリア北東部、モル族の住居がある。
チャラガイ : ここはモル族の居留地、「モル・イロー」さ。 家畜のために、土地を転々と移動するから、 しばらくの間しか、ここにはいないけどな。
- 大隼屋がおり、再会の市、明けの玉座へと通じている。
チャカ・ゾー(Chakha Zoh)
- 巨大な流と戦い人々と家畜を守ったアウラ・ゼラの聖人チャカの遺骨を納めた堂。終節の合戦で勝利した部族は、戦のあとにこの場所を訪れ供物を奉納する。
- 石造りの建物がぽつんと残る。
キオエルン(Ceol Aen)
- エリア北西部にあり、石造りの柱が立ち並んでいる。
- 遊牧民たちの古い歌が刻まれている。
- 石柱は、一見無造作に配置されているように見えるが、風が吹き抜けた時に古のメロディが響くようになっているという。
- レベリングダンジョン「バルダム覇道(Bardam's Mettle)」はこの奥にある。
刃の海(The Sea of Blades)
- エリア東部の名称
- 「刃の海」と「ナーマ砂漠北端」は、アジム・カートから南のヤト・カールへ流れる川を境界としている。
大地の傷痕(The Wound)
- エリア東端にある断崖。先にも平原が見えるが制限があり移動できない。
- アジムステップはこの大地の傷痕によって引き裂かれたように分断されている。
- 「臆病者の吊り橋(The Path of the Craven)」が残るが、壊れたまま放置されている。
再会の市(Reunion)
- アジムステップに入ったあといちばん先に到着する場所。
- 極端に言葉数が少ない「沈黙の民」であるケスティル族が立てた交易所。
- 族長はイトゥルゲン、顔役のコトタは市での売買許可を出す役務を負っている。
アジム・カート(Azim Khaat)
- エリア中央部を指す名称。
- 明けの玉座周囲にある巨大な湖の名称。
明けの玉座(The Dawn Throne)
- マップ中央、アジム・カートにそびえる玉座。
- 最初のアウラ族男性「明けの父」が太陽神アジムによって創られたとされる聖地。歴代の有力部族が統治し改修を重ねた結果、今ではアジム・カート湖の上に巨大な台座が築かれ巨大宮殿がそびえている。「兄たちの橋(The Bridge of the High Rule Warriors)」によりアジムステップと接続される。
- マグナイを長兄とするオロニル族と、同盟を結ぶブドゥガ族がいる。
- 当初は昇ることはできず、メインクエストを進行させることで案内(連行)され、その後は自由に昇降できるようになる。
- エーテライト「明けの玉座」、および大隼屋あり。
ナーマ砂漠北端(Nhaama's Retreat)
- エリア南部のかなり広範囲にわたる地名。
- 「刃の海」と「ナーマ砂漠北端」は、アジム・カートから南のヤト・カールへ流れる川を境界としている。
- 砂漠自体は暮れの玉座あたりまでとなっている。
暮れの玉座(The Dusk Throne)
- 最初のアウラ族女性「暮れの母」を象った巨大石像。
- 月神ナーマによる暮れの母創造が行われた場所とされる。
- 吹き付ける砂混じりの風による風化が進み、今や砂地に埋もれかけている。
カコール・イロー(Kahkol Iloh)
- 壊れたゲルが残されている。
- ここに住んでいたカコール族は、伝染病の感染が原因となり、さらにブドゥガ族との戦いに破れたこともあり壊滅した。
- 明けの玉座にいるヤブカは、このカコール族の出だという。
- なおアウラの命名ルールでは、カコール族は次のように書かれている。
最近になって成立した新興の部族。部族間抗争で壊滅した、複数の部族の生き残りが集い、結成された。部族名は、そのひとつから採ったもの。
ケレル・イロー(Qerel Iloh)
- 壊れたゲルが残されている。
- なおアウラの命名ルールでは、ケレル族は次のように書かれている。
勇猛な戦士が多いことで知られる部族。ケレル族の成人式では、己の手で仕留めた虎の骨で鎧を作り、身に付けなければならない。
風止めの大岩(The Towering Still)
- エリア西部にある台地で、内部が巨大な洞窟となっている。
- 北側の洞窟にはマタンガ族が住み着いている。
百一の啓示(The Hundred-and-one Revelations)
- 風止めの大岩の南側にある洞窟。
- ウヤギルの古巣穴(The Uyagir Caves)にはウヤギル族が暮らしている。
バーヴガイ : 「百一の啓示」……その名の通り、 ここでは、神から数多の啓示を受けることができる。 バーヴガイ : だが、俺たちがここへ住む理由は、罪の償い……。 その昔、「合戦」に勝利したウヤギル族は、 すべての獣、土地、水を我が物にしようとした。 バーヴガイ : 他の部族を慮らぬ、欲深さを見かねた神は、 ウヤギル族を罰するため、大地に巨大甲虫を放ったのだ。 バーヴガイ : 甲虫が這うと、水は涸れ、土地は荒み、山には穴が穿たれた。 ……草木一本も生えぬ惨状を目にし、慙愧した先祖は、 欲を捨て、穴への隠遁を決めたという。 バーヴガイ : そして、いくばくかの時が過ぎ…… 瞑想をしていると、啓示を受けられる者が出るまでに、 神の信頼を取り戻すことができたのだ。 ブジール : この壁に刻まれし絵は、ウヤギルの欲深き歴史……。 教訓を忘れぬよう、何かを得たあとは、 壁画を見つめるようにしているのです。
ドタール・カー(Dotharl Khaa)
- エリア南西部にある集落。
- ドタール族が暮らしている。
ドーロ・イロー
- パッチ4.3でエリア最西端に新たに設置されたエーテライト。
- 座標は6.1,23.3
- ナマズオ族の蛮族デイリークエストの舞台となっている。
アウラ族の使用する言葉
カー(Khaa)
- カーとは「湧水地」を示す言葉。オアシスのこと。
カール(Khaal)
- アジムステップには周囲を取り巻くように「カール」と付く地名がある。
- その後「紅蓮秘話」第4話にて、「川」に対して「カール」とルビが振られており、カールが川を意味することがわかった。
- 北端にタオ・カール(Tao Khaal)があり、川となってエリア中央からやや西寄りに流れ、明けの玉座下のアジム・カート湖に注ぎ込む。※アジム・カート湖には西側の風止めの大岩からも川が注ぎ込んでいるが、水源は描かれていない。カート(Khaat)は湖。
- 湖から南側へ流れ出た水は、エリア南端のヤト・カール(Yat Khaal)へと流れ出ていく。
- ワールドマップに描かれる地形を見ると、この流れがやがてヤンサ地方の無二江へとつながるのだと思われるが、詳細は不明。
- いっぽう東側へ流れ出た水は、エリア北東端のハク・カール(Hak Khaal)、エリア東端のライ・カール(Rai Khaal)、そして再会の市を通ってエリア南東端のネム・カール(Nem Khaal)の3ヶ所で大地の端に至り、巨大な瀑布となって消える。
イロー(Iloh)
- 村のこと。
位置
- 詳細は不明だが、オサード小大陸の東半分の中央付近だと思われる。
スクリーンショット




関連項目
- 【ヤンサ平原】【紅玉海】【クガネ】
- 【ギラバニア】
- 命名規則/アウラの命名ルールを参照のこと