吉田撃ち(よしだうち)
- ジョブ黒魔道士のレベル50時点での最適なアクション回しとされた手法。
「紅蓮のリベレーター」リリース時点でカンストレベルがレベル70へと引き上げられ、さらにアクションも大きく調整が入るなどすでに過去の手法となっています。
概要
- そもそもは、吉田プロデューサー兼ディレクターが、「吉田氏実演によるレベル50黒魔導士のMAXDPS講座」と題されたインタビュー記事の一部で次のように述べたことに始まる
吉田氏:では、レベル50黒魔導士の準備ができました。まず、黒魔導士の基本ローテーションからご説明します。まず、黒魔導士が1番最初にやることは、サンダラをかけることです。サンダラはキャストタイムが長く、かつメインのダメージ元が雷によるスリップダメージなので、まず継続ダメージが入るサンダラからスタート。
戦闘の時間中ずっとこのサンダー系のスリップダメージを持続させるのがDPSを大きく伸ばす秘訣です。そしてサンダー系の魔法は、Procが1スリップダメージ毎に判定があり、20%の確率で次に詠唱するサンダー系がMPゼロでかつ瞬間詠唱に変わるという効果があるので、Procが発動したらサンダガを撃つというのが黒魔道士のサンダー系基本ルートです。これを意識して常に持続するかどうかは、相当大きいです。敵のサンダー状態を維持し続ければ、それだけProcするチャンスが増えます。また、詠唱時間が長いため、DPS継続のためサンダー系の詠唱に、迅速魔というアビリティを使うことも視野に入れます。
それができた上で、次に考えるのが単体に対して最大のダメージを出すことです。そのためには、アストラルファイア3の状態からファイアを撃ち、そのProcが発動し、ファイガのMPコストがゼロ、かつ詠唱時間なし、という状態になったらファイガを撃つというのが、サンダー系とファイア系を使った基本ローテーションです。
ちょっと実際にやってみましょう。まずサンダラを詠唱して、次にファイガを詠唱。最初は詠唱時間が長いですが、この時間でちょうどタンクがモンスターの敵視を取れる時間になっています。次にファイアを撃ち、いまファイアがProcしたので、次はファイガを積む。これを繰り返すとMPがガンガン減るので、減ったらブリザガに回すのですが、アストラルファイア3の状態だと、ブリザガの詠唱時間が半分になるので、ブリザガを経由して、アンブラルブリザド3でMPを回復している間に、さらにサンダラを積み直してDoTを継続し、またアンブラルブリザド3の状態からファイガに行く。その場合、ファイガのキャストタイムが1.5秒になるので、ファイガで一気にアストラルファイア3の状態に戻して、ファイアを継続します。この間、サンダラがProcしたら、サンダー系最大魔法のサンダガを合間に挟みます。
なおかつ、コラプスというインスタントダメージのスキルを組み込みます。この魔法は固定ダメージ250で、30%の確率でダメージ倍という瞬間詠唱の魔法ですが、詠唱時間がないので移動中にも撃てます。つまり、例えばイフリートのブレスが来た時に、当然避けようと思って移動しますが、その移動中にコラプスが撃てます。直前に詠唱した魔法のGCD2秒が回っている場合、移動中にもこのGCDは消費されていきます。その移動中にアビリティであるコラプスを使えば、魔法が詠唱できない間もダメージを継続できます。移動中にGCDは消費され、移動停止と同時にまた魔法が使えるという寸法です。
- ただし、上記はあくまで新生エオルゼアサービス開始前の収録であり、現在の仕様では何箇所か異なっている
- サンダー系の魔法のProcは、1スリップダメージ毎に5%の確率
実際の吉田撃ち
- 吉田氏の発言をふまえたレベル50時点でのスキルローテーションは次のようになる。
- 基本形
サンダラ → ファイガ → ファイア×n回 → ブリザガ → サンダラ → ファイガ → ファイア×n回(以下繰り返し)
- これを基本として、ファイガprocやサンダガprocが発生した場合はそちらを優先して使用することでよりDPSを伸ばすことができる。
松野泰己氏による解説
- 2014年12月のファンフェス東京において、松野氏が自らのアイデア”属性杖”をPRした時のパワポ資料がとてもわかりやすいので、引用して掲載する。
- これが黒魔道士の基本ローテーションとなるため、かかし(木人)を相手にしっかりと練習をしておこう。レベル51以上でアクションが追加されても基本的にはこのローテーションを意識した上での応用型となっている。