ドラゴン族(The Dragons of Dravania)
- モンスターの1種族
- 「竜族」とも
- 世界設定本1巻 268,269ページ
- 世界設定本2巻 036ページ
Table of Contents |
主な生息域
原始の竜
七大天竜
特徴
- 基本的に長命である。
- 人語を解する。
- 人語を話さず理解出来ない「プテラノドン」のような翼竜は、知能が低いいわゆる「獣」として扱われている。
- 想念を直接頭のなかに送り込む形で会話することができる。
無性生殖
本質的には、ドラゴン族に性別の概念はなく、無性生殖によって単体で子を成すことができます。そして生まれた子は、長い一生のうちにそれぞれが進化し、まったく異なる姿になっていきます。
性別に関しても、人の概念に当てはめて“雌竜”などと表現しているだけで、ティオマンはニーズヘッグにとって、最も重要な精神的パートナーであったため“つがい”と表現されますが、人でいうところの“婚姻関係”とは、少々異なるものなのです。この辺りは、ドラゴン族とより仲良くなる機会に、ゲーム内で語られることになるでしょう。(電撃の旅団冒険録)
- 公式世界設定本によれば、ドラゴン族には雌雄の区別はないとされ、また「番い」と呼ばれる状態になることがあってもこれは人の世で言う婚姻関係ではないとする。
ヴァルシャン : 「姉」であるアジュダヤはね……。 ヴァルシャン : 本来、我ら竜には雄雌の性別はないのだが…… ヒトの言葉で言い表すなら、 アジュダヤは私にとって「姉」と呼ぶべき存在だろう。
成長
先にも述べた通り、ドラゴン族は長い一生の間に“進化”します。火の属性を好む者は、ファイアブレスを吐くように進化し、鱗も赤く染まっていきます。そうした者が終焉の地として好む“火の属性が強い場所”が、“紅の墓”といったイメージになります。“蒼の墓”は、反対に“氷の属性が強い場所”ですね。
眷属
- 3種類ある
主要な個体
始祖と七大天竜
- ミドガルズオルム(Midgardsormr)
- バハムート(Bahamut)
- ニーズヘッグ(Nidhogg)
- 邪竜、帝龍(Lord of Dragons)
- 竜騎士クエストで登場
- 南の平地に暮らしていたイシュガルド民の祖先が、戦神ハルオーネの天啓を受けた「トールダン(Thordan)」に率いられて約束の地であるクルザス中央高地を目指し北上した。その際、深く険しい谷を越えるためにトールダンが橋を架けようとしたが、そこに「ニーズヘッグ」が襲いかかってきたという。
- トールダンは、竜と竜に唆された者により谷へ突き落とされ死んでしまう。しかし彼の息子「ハルドラス(Haldrath)」が槍をとり、ニーズヘッグに果敢に挑みニーズヘッグの「眼球」をくり抜き、退けた。邪竜ニーズヘッグは、その後イシュガルドの長き歴史において8度目覚め、その度に数多の血と涙がイシュガルドの大地へ注がれたとされる。なおニーズヘッグの繰り抜かれた「眼球」は、イシュガルドの宝珠「竜の眼」としてイシュガルド教皇庁に秘蔵されている
- ニーズヘッグの最後の目覚めは今から15年前のことで、ドラヴァニアの地にて100年の長き眠りから目覚めた邪竜ニーズヘッグはクルザス地方に襲来。手当たり次第に村落を襲い、破壊し、焼き払った。
- ニーズヘッグの狂気に誘われてか眠りについていたドラゴン族も次々と目覚め、イシュガルドの空はたちまち無数の竜に覆われたという。陽は遮られ、重苦しい闇がイシュガルドを飲み込んだという。
ニーズヘッグの眷属
- ダークスケール(Darkscale)
- 闇龍
- キャンプ・グローリーは、このダークスケール率いる飛龍の群れとの激戦が繰り広げられた古戦場跡
フレースヴェルグの眷属
- ヴェズルフェルニル(Vedrfolnir)
- 「七大天竜」も参照のこと
ドラゴン語
- コンテンツエリア名や敵の技名などで一部「ドラゴン語」が使用されていることが明らかにされている。
アク・モーン(Akh Morn)という技名は、ドラゴン語で「死の輪」を意味するそうです。
他にも蛮神シヴァとの戦いの舞台である「アク・アファー円形劇場(Akh Afah Amphitheatre)」のアク・アファーは、 「永遠の輪」という意味になっているとのことでした。
- Amphitheatreは円形劇場の意。
『ヘス(Hess)』は“監視”、『アファー(Afah)』は“永遠”を意味しますので、“永遠なる監視”といったところでしょうか。
- 公式には、マイケル氏により公式フォーラムに公開された一覧があるが、日本語訳はない。
- 世界設定本(2巻036-037)には概要や概念などを解説したものが掲載されているが逐語解説はない。
裏話
- 第24回FFXIVコミュニティ放送で明らかにされた内容。
設定
- まず最初にドラゴン族の設定を再精査した。
- 当初、メインシナリオをマイケルが書くという案もあった。ただしなかなか難しいため織田氏が担当することになったが、その時にいろいろなアイデアをマイケルからもらうことがあり、そのうちの一部がドラゴン族の出自の一つで七大天竜などの設定の核になっているという。
- マイケルの果たした大きな仕事に「ドラゴン語」がある。
ドラゴン語
- ドラゴン語あるある
- 文の構造がVOS(動詞-目的語-主語)
- 動詞があって初めて「者・物」が存在する。動詞なしでは「者・物」は存在できない。よってVが文頭に来る。
- 過去形が存在しない
- 「現在」とは「過去」にあったすべてのことなので、過去=現在である
- 「吐く」音と「吸う」音で時制を表す。吐く=現在形、吸う=未来形
- ahl djahs an=我々は復讐を果たした
- sahl djahs an=我々は復讐を果たすであろう
- カットシーンの音声ありのシーンでも、これに基づいて喋っているという。
- 意味を持つ音が全部(殆ど)の単語に入る
- [n]=生きているもの、[h]=生きていないもの
- 例)dran(龍)、kyn(兄弟)、narr(救世主)、shis(真実)、sohm(眠り)、ehsk(逃亡)
- 文章が短く、曖昧
- 大事なのは、文脈と数千年一緒に過ごしたドラゴン同士の以心伝心
- 人がマスターするのは不可能
- 数千年一緒にいないと(以心伝心でないと)ダメなので、寿命が100年程度の人がコミュニケーションをとるのは不可能ということになる。コミュニケーションできているのは、ドラゴンが歩み寄ってくれているということ。
旧FF14のOPに登場するドラゴン
- 旧FF14のOPに登場するドラゴンとは、2009年の東京ゲームショウ前にスクウェア・エニックスが発表した8分弱のシネマティックトレーラー(Opening Cinematic Trailer)のことで、この後半にエオルゼア歴1562年(ガレマール帝国暦41年)に、モードゥナ地方の銀泪湖上空で行われた「銀泪湖上空戦」が描かれている。
- この中で登場する巨大な龍がミドガルズオルムである。