フレースヴェルグ(Hraesvelgr)
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概要
- 七大天竜の一翼
- 出典は北欧神話のフレズベルグ。鷲の姿をした巨人で、名前は古ノルド語で「死体を飲みこむ者」を意味する。
幻龍ミドガルズオルムが生み出せし、七頭の竜王「七大天竜」の一翼。
「邪竜」ニーズヘッグと並び立つ偉大な竜王であり、今なおエオルゼアに留まっている
しかし、ここ数百年に渡り、その姿を目撃した者はいないという。
伝説によれば、ドラヴァニアの高空に棲まうとされているが、
人の記憶に残る記述は、あまりにも少ない……。
棲家
- ドラヴァニア雲海の西方、白亜の宮殿にいる。
お陰でいい風が吹いてきたくぽ。 これならきっと、聖竜様も雲海の空に戻ってくるくぽ。 さあ、「ピカピカのラッパ」の出番くぽ。 西の「白亜の宮殿」に行って、 このラッパを、ぷーぷか吹き鳴らせば、聖竜様に会えるくぽ。
シヴァとの愛
- かつて1200年前、クルザスの地にエレゼン族の一団が入植する。
- ドラゴン族との小競り合いが絶えなかったが、やがてひとりの乙女であるシヴァがふたつの種族の架け橋となる。
- 聖女シヴァとフレースヴェルグの種を超えた愛により、竜族と人とは融和の時代を迎えていた。
- シヴァとフレースヴェルグは種の違いを超えて愛しあうようになるが、その寿命の違いから死がふたりを分かつことにフレースヴェルグは苦悩する。
- そしてシヴァの懇願によりフレースヴェルグはシヴァを喰らい、それによりシヴァは魂となって永遠にフレースヴェルグに寄り添うことになった。
ニーズヘッグ
- 融和の時代を迎えたドラゴン族と人であったが、しかし「竜の眼」に満ちた力に惑わされた人の裏切りによりこの蜜月関係は200年あまりで終焉を迎える。
- イシュガルド王トールダンはラタトスクを捕らえてその眼を喰らうことでドラゴン族の力を得る。さらに怒りに燃えるニーズヘッグにも襲いかかり、トールダン自身は死ぬもののその子ハルドラスがその双眸を奪い撃退する。
- ハルドラスにより双眸を奪われたニーズヘッグは、ドラゴン族の力の源である「眼」を渡すようにフレースベルグに迫り、シヴァとの愛から人との融和を進めたフレースベルグにはそれを断ることができなかった。
- 片眼を取り戻したニーズヘッグは、その後1200年間イシュガルドの民を滅ぼすことなく限りない復讐を続ける。
融和の呼びかけ
- 1200年後このシヴァを呼び降ろすことですべてを知り、異端者となってイシュガルド教皇庁と対峙したのが氷の巫女イゼルである。
- イゼルは、アルフィノや冒険者、エスティニアンとともに竜族と人との融和を求めてフレースベルグと対話するが、ニーズヘッグの恨みの深さを知り竜族と人との違いを説くフレースベルグにその想いは届かなかった。
イゼルへの愛
- イゼルの提案した人と竜族との融和提案には耳を貸さなかったフレースベルグだが、イゼルの最後の願いは聞き届けている。
おそらく、聖竜が俺たちの動きに気付き、 氷女……イゼルに伝え、導いたのだろうな……。 聖竜と奴とは、最期に和解し、協力できたってわけだ……。
- さらにのち、パッチ3.3最後の咆哮では、訪れたアイメリクや光の戦士たちの願いを聞き入れニーズヘッグとの最後の戦いに挑む彼らの手助けを行っている。
フレースヴェルグ : 片眼の状態であったとはいえ、 一度はニーズヘッグを破っただけはある。 揺るぎなき意思の強さ、確かに見せてもらった。 よかろう、これで最後だ。 我が心に残された一片の「希望」とやらを、 お主に託してみるとしよう。
なれば、我、フレースヴェルグはここに誓おう。 邪竜の影を払うため、お主たちと共に戦うと! 愛しきシヴァと、シヴァの心を継がんとした娘、イゼルの名にかけてな……。
眷属
ヴィゾーヴニル(Vidofnir)
ヴェズルフェルニル(Vedrfolnir)
- 「白竜」と呼ばれる。
- かつてはイシュガルド騎士を背に乗せ雲海の治安を守るために戦っていた。今でも白亜の宮殿を爭うとする邪竜の眷属と対立している。