ゼーメル伯爵家(ぜーめるけ / House Dzemael)
- イシュガルド四大名家のひとつ
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概要
- ゼーメル伯爵家
- デュランデル家の盟友
- 築城技術に長けた家柄
- イシュガルド内の「ライトフェザー闘技場」を管轄する。
紋章
- 紋章は、「赤地に白の塔に両脇に黒の斧槍」
一族・関係者
前ゼーメル伯爵:タレソン・ド・ゼーメル(Count Tarresson de Dzemael)
- 先代のゼーメル伯爵。
- 世界設定本 2巻 143ページ ※ゼーメル要塞
アンドゥルー : さすがは、ゼーメルの古狐……。 このような、手続き上の穴を見つけるとはな。 ……わかった、さっそく用意させよう。 アンドゥルー : む……もしや、タレソン殿のことを知らなかったのか? 彼の名はタレソン・ド・ゼーメル……前ゼーメル伯爵その人だよ。 今や引退して、悠々自適の生活をしているようだがな。
タレソン : 遅れてしもうたが、名乗らせていただく。 ワシの名は、タレソン・ド・ゼーメル。 すでに家督は息子に譲ったが、これでも前伯爵じゃ。 タレソン : 大貴族が修復計画に参加するのは、意外じゃったか? 貴族の道楽だと、お主に思われるかもしれんが…… 最後くらいは、ただの職人として生きたくての。 タレソン : ゼーメル家は、築城技術に長ける名門じゃ。 ゆえに、ワシは幼き頃より職人たちに親しみ、その技を身につけた。 じゃが、伯爵位を継いでからは、道具を握ることも少なくなった。 タレソン : 権謀術数を駆使して、権力闘争に明け暮れる日々……。 すべては名門、ゼーメル家を守るため……。 タレソン : そんな姿ばかり見せて、育ててしまったせいかのう。 ワシは息子らに、「職人魂」の何たるかを教えてやれなんだ。 モーグリ族への技術指導は、その贖罪なのやもしれんな。 タレソン : ……ファッファッファッ、つまらぬ老人の繰り言であったの。
- なおゼーメル伯爵家の現当主については登場していない。これについて織田氏がインタビューで次のように語っている。
織田氏:旧FFXIVの頃に,ゼーメル要塞を巡るクエストで,彼の部下が登場していたりするのですが,同要塞の建築失敗などで財政的には痛手を負っているものと思われます。ゼーメル家は築城に長けた建築の一族という側面もありますし,案外,イシュガルドのハウジングエリアの建設を指揮していたりするのではないでしょうか?
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蒼天騎士団:グリノー卿(Ser Grinnaux de Dzemael)
- 蒼天騎士団のひとり
- ゼーメル家の血を引く。
- エドモン・ド・フォルタン伯爵によれば、「知性の欠片もないが、武術だけは一流という武骨者」であるという。
管轄
ゼーメル要塞
- 守護領地を持っており、ゼーメル要塞もそのうちのひとつ
オフェリ : この「ゼーメル要塞」は、ドラゴン族の襲撃に備えて、 建造を進めていた天然洞穴を利用した地下要塞であります。 しかし、工事中に妖異が現れ、作業は中断! 挙句に、その隙をついて帝国兵が侵入する始末! もー、しっちゃかめっちゃかだったでありますっ!! 帝国の連中こそ退いたものの、 事の発端となった妖異は残されたまま……。 当然のことながら、建造計画はとん挫!
- 評価
どの都市の建造物も、ゼーメル伯爵が造られる美しさと機能を兼ね備えた城塞には、敵わないだろうがねえ。
- 奪還の協力依頼
しかし「ゼーメル要塞」は建築が中断されて久しく、 現在は、魔物の巣窟になってしまっているのです。 奪還にあたって、ぜひともあなたの力をお借りしたい。
ライトフェザー闘技場
- 「チョコボ戦闘術」が発達したイシュガルドにおいて、その技術を磨くために開催されている闘技場。
- 元々は軍用チョコボの実践訓練の施設で、競技のない日は神殿騎士団や名家の騎兵団が訓練や模擬戦のために利用するという。
関係のあるもの
- 「ゼーメル家風グラタン(Dzemael Gratin)」に名前を残す
- 寒冷地で要塞建築にあたる大工たちのために器ごと焼き上げたのが「グラタン」の始まりとされるという。
ゼーメル家の過去
タレソン : ……実はな、今でこそゼーメル家と言えば、 築城の名門として有名じゃが、昔からそうだった訳ではなくての。 事の発端は、300年ほど昔にさかのぼる……。 タレソン : ときの当主が、優れた築城術で知られる下級貴族の娘をめとり、 その一族を分家として、取り込んだのが切っ掛けなのじゃ。 取り込まれた家の名は、フォールショル……。 タレソン : ここまで言えば、お主なら気づくじゃろ。 銘板に名のあった「マランシュ・ド・フォールショル」は、 ワシらゼーメル家にとって、血と技の繋がった祖先なんじゃよ。
関連項目
【イシュガルド】【イシュガルド四大名家】