FF14のストーリー
- ファイナルファンタジー14(FF XIV)で描かれる世界(惑星名)は「ハイデリン」であり、その中の一地方である「エオルゼア」を舞台にしてストーリーが展開する。→ハイデリンエオルゼア
- エオルゼア世界の歴史は、大きく分けて”安定期の星暦”と”変動期の霊災”の2種類の周期を繰り返してきたと考えられており、その6番目の星暦が時代背景となっている→エオルゼアの歴史
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都市国家
- エオルゼアには「都市国家」がいくつか存在し、プレイヤーはこのエオルゼアの都市国家に流れてきた「冒険者」として参加し、クエストなどを通じてエオルゼアを襲う危機を救うことになる。→都市国家
- 各都市国家は成り立ちや歴史が異なり、リムサ・ロミンサではトライデントにより選出された海賊の首領が都市国家の長である「提督」を兼ね支配する。
- ウルダハでは王族である「ウル朝ウルダハ」の力が弱まり、都市の富裕なメンバーから選抜された「砂蠍衆」の合議制(寡頭政治)により政治が行われている。
- またグリダニアでは幼い三人の姉弟(三重の幻術皇)による精霊の神託を受けて国是が決定されている。
ガレマールの侵攻
- エオルゼアの都市国家群はそれぞれ「十二神」のいずれかを守護神として信奉しており、合従連衡を繰り返しながら長き戦乱の歴史を刻んできた。→エオルゼアの歴史
- しかし15年前、東の大国「ガレマール帝国」によって6大都市一の強国アラミゴが陥されたことを機に、情勢は一変した。各国は「エオルゼア都市軍事同盟」を結成し、この危機に立ち向かうことになる。→エオルゼア都市軍事同盟
- その後帝国軍がアラミゴにとどまる姿勢を見せたことから、当面の危機は去ったと考えた「イシュガルド」が同盟を離脱し、共同軍の創設は白紙撤回されることになる。
過去視
- 冒険者(プレイヤー)は過去の出来事を追体験する力を持っており、ストーリー展開上重要なキーとなっている。
- ただいつでも使えるわけではなく、カットシーンクエストが進行する上で自動的に発動する。→メインクエスト
第七霊災
蛮族と蛮神
- エオルゼアには、人間6種族とは異なる文化を持つ「蛮族」がおり、それぞれが蛮神と呼ばれる強大な神を信奉している。
- 近ごろこの蛮神の力が強まってきており、また月メネフィナの孫衛星である「ダラガブ」が急速にハイデリンに接近しつつあることと関連があるらしいことも判明する。その謎を解くためにシャーレアンの「救世詩盟」とその盟主ルイゾワが乗り出してきている。
- 冒険者は、蛮神とダラガブの接近に関連があると読んだルイゾワから依頼を受け、蛮神(イフリート)との戦いに挑むことになる。(ルイゾワの秘策)→蛮神戦救世詩盟ダラガブ
- 焔神イフリートを退治することに成功するが、そこに現れたのはガレマール帝国の軍団長ネール・ヴァン・ダーナスであった。ネールは、エーテリアルゲートを無理やり断ち切り、「クリスタルの力」を一気に放出させ、「浄化の赤き星が、まもなくこの地を焼き尽くす」という言葉を残し消える。これにより、「ダラガブ」に起きていた異変の原因が蛮神イフリートではなくガレマール帝国の仕業であることが判明する。
- 退治したはずの焔神イフリートはその後も繰り返し出現し、冒険者はいくども討伐をすることになる(業火の試練)。さらにその後も各地で蛮神が登場し、冒険者はモーグリ族が召喚した伝説上の存在「善王モグル・モグXII世」(道化の饗宴)、さらにはイクサル族が呼び出した嵐神ガルーダ(盟主ルイゾワの導き、旋風の試練)を次々と討伐することになる。→蛮神ダークモーグリ戦ガルーダバトル
グランドカンパニー
- エオルゼア都市軍事同盟を結成したものの、早々に最大勢力を誇るイシュガルドが離脱したことで軍事同盟は頓挫する。共同常備軍の創設も進まず、蛮族対策を始めとする軍事問題に対しても民間組織である冒険者ギルドに対処させている状態であった。
- イシュガルドを除く各国は、盟主ルイゾワ率いる「救世詩盟」を中心とした働きかけにより、台頭目覚ましい冒険者を兵士として活用することでエオルゼアの危機に対応する「グランドカンパニー」の設立にこぎつけ、ようやく着地点を見出す。→グランドカンパニー
各国の動き
- グランドカンパニー設立間もない各国は、国内諸勢力の動きをまとめることができず、迫りくる危機に対して当初それぞれ独自の動きを取ることで対応を図る。
- リムサ・ロミンサでは「ガラディオン協定」を結び海賊諸勢力と黒渦団、バラクーダ騎士団との間で協調体制を図るもガレマール帝国側に情報が漏れ頓挫、グリダニアでは幻術におけるもっとも堅牢な結界である「六合結界」の構築を図るも失敗、ウルダハでも砂蠍衆共和派が独自に帝国との和平交渉を進めていたがメテオ計劃が明らかになり新兵器魔導アーマーの威力を目にし不滅隊との同調を余儀なくされる。
- また様々な事件において冒険者の活躍を認識した各国は、次第に冒険者の力を借りながら61年に設立されたエオルゼア都市軍事同盟とその下部組織である「グランドカンパニー」に頼らざるをえない状況へと追い込まれていく。
- 特に、ガレマール帝国の支配下にあるアラミゴ領に近いグリダニアでは、これまで敵兵の侵入を再三にわたり受けてきたこともあり危機意識を強くもっていた。そのため、グリダニアのカヌ・エ・センナと「救世詩盟」のメンバーを中心にリムサ・ロミンサ「黒渦団」のメルウィブ提督、およびウルダハ「不滅隊」のラウバーン局長に対して「都市同盟」の強化すなわち「エオルゼア同盟軍」の設立を呼びかけることになる。
ガレマール帝国
- エオルゼアに侵入しアラミゴを攻撃したガレマール帝国は高度な技術を持っており、エオルゼアの都市国家中髄一の強さを誇ったアラミゴを攻め滅ぼしている。→ガレマール帝国
- かつてガレマール帝国の筆頭機工師であったミド・ガーロンドの息子である「シド」がエオルゼアに亡命し、各都市国家のグランドカンパニーと協力関係を結び最近の異変の原因を探っていた。イフリート、ガルーダと蛮神を倒したものの、エオルゼアのクリスタルの力がダラガブに吸い寄せら続けている事に気づいた救世詩盟やシドたちにより、その裏にガレマール帝国の動きがあることを知る。→シド
- ガレーマル帝国におけるアラグ帝国の技術研究は、シドの父「ミド・ナン・ガーロンド」により進められ、研究は完成目前に事故により失敗に終わったという。その時にアラグの古文書も交信雷波塔も都市ごと消滅したのだが、ネール・ヴァン・ダーナスはエオルゼアを標的に選び、この過去の研究「メテオ計劃」を復活させようとしていた。→シタデル・ボズヤ蒸発事変
- モードゥナに軍事拠点「カストルム・ノヴム」を築いたガレーマル帝国のネール・ヴァン・ダーナスは、その深部にシタデル・ボズヤで消滅してしまったダラガブ制御装置「交信雷波塔」を設置し、エオルゼアにあるクリスタルの力をダラガブに送ろうと目論む。→メテオ計劃ネール・ヴァン・ダーナス
エオルゼア同盟軍
- そのころシド率いるガーロンド社は、ガイウス・ヴァン・バエサルの手引きもあり、モードゥナにおいてガレマール帝国の飛空戦艦の一機の撃墜に成功する。その調査を引き受けた冒険者は「ガレアン文字の製図集」を発見し、その結果「交信雷波塔」の内部構造を知ることになる。これを受けて、カヌ・エ・センナはグリダニアの「不語仙の座卓」にて「都市同盟」の防衛条約審議会を招集し、「黒渦団」のメルウィブ提督、および「不滅隊」のラウバーン局長の参加に成功し、ここに「エオルゼア都市軍事同盟」はようやく実効化にこぎつける。
- しかしその直後、モードゥナへ派遣した偵察部隊から「カストルム・ノヴム」の奥部より天に向け強い光が打ち上げられたとの伝令が入り、急遽冒険者を「カストルム・ノヴム」に派遣し、「交信雷波塔」の破壊を依頼する(リムサ・ロミンサ/ウルダハ/グリダニアの岐路)。
- 見事「交信雷波塔」の破壊に成功したものの、ネールは「もはや交信雷波塔は不要」との言葉を残し去ってしまう(勝利への行進)。
- その後、キャンプ・グローリー南東において、天に浮かぶ島とそこにネールを発見したエオルゼア同盟軍やシドからの依頼を受け、冒険者はネールと直接対峙することになる(月下の闘い)。
- 冒険者達の働きによりネールの消滅とダラガブ落着に必要とされた浮島を破壊することに成功し、ここに冒険者はエオルゼア同盟軍に英雄として迎えられることとなる。
神降ろし
- ネール討伐に成功したもののその後もダラガブの落下は留まらず、エオルゼアを襲う第七霊災の危機は未だに回避できていないことが判明する。
- 冒険者は、救世詩盟のルイゾワたちから「神降ろし」の秘儀を依頼される。エオルゼアの各地に現れた「十二神秘石」をめぐり祈ることで、ダラガブが落着すると思われるエオルゼアの中心「モードゥナ」にエオルゼア十二神を喚びおろし、その危機に対処しようとする。(おわりの名は希望)
- 一方、ネールが率いていたガレマール帝国軍第Ⅶ軍団が「天つ島にてダラガブを喚び給えり」「メテオ計劃成功せり」と本国ガレマールに打電、モードゥナにその軍団を集結させていることを察知し、エオルゼア同盟軍もそれに対処するべき動き始める。
同盟軍集結
- 三国はルイゾワ・ルヴェユールをエオルゼア同盟軍の軍師に迎え、着々と迎撃準備を進める。
- リムサ・ロミンサは、ナルディク&ヴィメリー社が建造した最新鋭のガレアス船「トライアンフ号」を総旗艦とする大小総計28隻からなる「リムサ・ロミンサ連合艦隊」を結成、ザナラーンに上陸すべくベスパーベイを目指し、同盟軍に集結せんとしていた。
- またグリダニアおよびウルダハにおいても、集結ポイントである西ザナラーンに部隊を進めていた。そこから、先発隊とみられる小規模の部隊がモードゥナ地方との境に位置するカルテノー平原へと送られたと伝えられた。
時代の終焉
- カルテノー平原で激しく攻防を繰り広げるガレマール帝国軍とエオルゼア同盟軍。接近するダラガブの楔が外れ大地に突き刺さる。
- ダラガブの封印が解け、中から出てきたのはバハムートだった。ダラガブは、数千年前に古代アラグ帝国がバハムートを封印して宇宙に打ち上げたものだった。ネールが蘇らせたメテオ計劃は、実はバハムートに操られたものであったようだ。
- 急遽、十二神の力による封印をかけるルイゾワ・ルヴェユールたち救世詩盟のメンバーだったが、バハムートの力が勝り封印に失敗する。
- メガフレアを発動しようとするバハムート。無理を悟ったルイゾワは、古のジョブなどを得るに至った冒険者達”一握りの「勇なる魂を持つ者」”を救い出すために次元の狭間を超え魔法の力により未来へ弾き飛ばす。
第七星暦へ
トレーラー中の詩と歌詞
- 詩(序盤とラストに読み上げられるもの)
In darkness the Crystal dreams From the flames of Destruction A new beginning rises Come, brave heroes Heed the Crystal's call Gather once more And witness a realm reborn
- ※当サイトのヘッダー部分に記載しているのと同じ内容です。
- 日本語訳
母なるクリスタルは夢をみる…… 破滅に抗う者の姿を、新生を願う者の姿を……。 冒険者よ、汝に、クリスタルの導きあれ 今こそ再び集い、踏み出すのだ 新生エオルゼアの大地へ
- 歌詞 Eorzea - A realm born of fantasy
- 実際の歌詞(ラテン語)
Summa Gloria Ave quo iuncti sumus crystalle Dominari Lux crystalli Dominari Lux crystalli Dominari Lux crystalli Dominari Eorzea - terra nata fantasia
- 読み方
スマ グロリア アヴェ クォ イウンクティ スムス クリスタレ ドミナリ ラックス クリスタリ ドミナリ ラックス クリスタリ ドミナリ ラックス クリスタリ ドミナリ エオルゼア テラ ナタ ファンタシア
- 英訳
Highest Glory Hail the crystal that unites us Domination Light of the Crystal Domination Light of the Crystal Domination Light of the Crystal Domination Eorzea - A realm born of fantasy
- 日本語訳
最高の 栄光 我らを結束させるクリスタルに万歳! 支配 クリスタルの光 支配 クリスタルの光 支配 クリスタルの光 支配 エオルゼア・幻想から生まれた大地