スタッフ/松野泰己

松野泰己

  • ゲームクリエイター、株式会社ALGEBRA FACTORY(アルゼブラ ファクトリー)代表取締役
  • 松野氏とFF14との関係をまとめたページがあまりなく、「リターントゥイヴァリース」のシナリオ・脚本をすべて担当することもあり、主にFF14との関わりに絞ってページを作成しました。
  • FF14未プレイな方の閲覧が増えているようですので、「リターントゥイヴァリース」について語っている情報を取りまとめています。<こちらのショートカットからどうぞ>
Table of Contents

概要

  • 松野氏は元クエスト社員、元スクウェア・エニックス社員および執行役員。
  • 著名なゲームクリエイターのひとり。※本人のTwitterのプロフィル欄には「video game designer」と書かれている。
    • 代表作に「伝説のオウガバトル」、「タクティクスオウガ」、「ファイナルファンタジータクティクス(FFT)」、「ベイグラントストーリー」、「ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(FFTA)」など。
    • その他経歴については「松野泰己 - Wikipedia」を参照のこと
  • 舞台設定の構築を非常に重要視したゲーム作りを行う事で有名であり、シナリオ制作にあたってはまず歴史や神話、文化や政治体制など世界の根幹となる部分を細密に設定し、それらを土台とする広大な空想世界を創造した上で、その中の出来事として物語を作るというスタンスを取る。
  • とくにスクウェア(現、スクウェア・エニックス)移籍後に構築した「イヴァリース」世界は、タイトルをまたいで共通した架空世界の構築がなされており、世界中に多くのファンが居る。
  • 新生FF14のプロデューサーである吉田直樹氏が松野氏のファンである関係からか、開発コアメンバーにいわゆる松野組が多くいたためか、新生エオルゼア以降のFF14にはイヴァリースアライアンスの影響が随所に見られる。
  • のちFF14の拡張ディスク「紅蓮のリベレーター」でのアライアンスレイドリターントゥイヴァリース」のシナリオ・脚本を担当したことで、その世界設定に繋がるシナリオが展開された。

FF14との関わり

  • もともとFF14開発・運営との直接の関係はなかった。
  • しかし旧FF14時代からのプレイヤーであることを公言しており、なおかつ度々FF14の公式放送に登場することもある。
  • 吉田Pとの出会いは、新生後である2013年の東京ゲームショウで、松野氏がスクエニのFF14ブースに足を運んで挨拶をし、その後、松野氏の方から「飲みに行こうよ」と声をかけたのが始まりという。
    • ※吉田Pの方はすでにハドソン在籍時代からオウガバトルシリーズで松野氏の名前を認識しており、FF14を新生させる時期からいわゆる”松野組”の皆川裕史氏や吉田明彦氏らと仕事する中、憧れが強すぎたため「松野さんと飲みに行きたいので何とかつないでください」のひと言がどうしても切り出せなかったという。
  • そうした中、2016年、拡張ディスク「紅蓮のリベレーター」において、アライアンスレイドリターントゥイヴァリース」のシナリオ・脚本全担当となることが発表された。

FF14に見るイヴァリースアライアンスの影響

  • 新生FF14のプロデューサー兼ディレクターとなった吉田Pが、松野氏が開発に関わった作品群を好きなこともあり、新生以後のFF14には松野氏作品の影響を随所に見ることができる。
ゾディアック
ゾディアックウェポン、ゾディアックブレイブなど
ゾディアーク
旧FF14ではアシエン(天使いと呼ばれていた)が崇める存在。
ダルマスカ
  • オサード小大陸にかつて存在した国の名前として登場。
  • また「新生エオルゼア」の時点で東ラノシアダルマスカ出身だというNPCドレストがおり、話題になったことがあった。この人物については、後に松野氏がシナリオを担当した「リターントゥイヴァリース」で伏線回収された。
    ドレスト : ……なんだって………故郷のワインを持って来てくれた?
    そ、そういや……なんだか懐かしい香りがするような……。
    
    ドレスト : まぁ……今日はこのワインでも飲んで……
    故郷の奴らと……相談してみようか……な…………
    夜になれば……みんなやってくるしな…………
    ドレスト : あんた……ありがとな……
    こんなオレに気をかけてくれて…………
    また……会いにきてくれよな……じゃあな……あばよ……
  • これ以外にも、ガレマール帝国軍の兵隊にもダルマスカ出身だというものがカットシーンで登場していた。※ネロの初出時。
  • さらにガイウス配下の将校リウィア・サス・ユニウスも、このダルマスカでの反逆者狩りの苛烈さが有名で「ダルマスカの魔女」の異名を取ることが描かれた。
イヴァリース
アライアンスレイドリターントゥイヴァリース」。※松野氏自身がシナリオ・脚本全担当。この中ではかつての都ラバナスタを目指すという。
死者の宮殿BGM
タクティクスオウガの「トイレに行けない夜」
モブハント
FF12モブ、リスキーモブ
  • ただし、別世界であり、直接の関係はないと公式に断りが入っている。

    A:誤解のないように言っておきたいのですが、FFXIVのハイデリンとFFXIIのイヴァリース、ついでにいうとFFXIのヴァナ・ディールには繋がりはありません。それぞれ独立した惑星です。ということを踏まえたうえで、イヴァリースというよりも、そこに登場する物や人物との繋がりはきちんと設定していて、今後種明かしをしていきます。

リターントゥイヴァリース

リターントゥイヴァリース」のシナリオ・脚本を担当するにあたって、松野氏がどのように考えたのかについては、後述。

  • 拡張ディスク「紅蓮のリベレーター」で実装予定の「リターントゥイヴァリース」シリーズのシナリオ・脚本をすべて松野氏が担当すると発表された。
    • 酒の席での脚本依頼は相当前から行なっていたとのことで、その際はシーズナルイベントでも楽しいんだけど、IDまるまるやらせてよと話していたという。吉田Pからは8人レイドと24人レイドのどちらかという提示があったが、松野氏は多くの人に楽しんでもらえる24人レイドの方が良いと返事したという。
    • 2014年時点では松野氏のアイデアとして「FFTに登場する歴史学者アラズラム・J・デュライが、ゾディアックブレイブの伝説に関係するネタがエオルゼアにあるらしいと聞いてやってくる。そして伝説のダンジョンに潜っていくというそういう話ができるんじゃないのか」という話をしている。ボス何がいいですかねえとの問いには「出す予定がないものでいいんじゃないですかね。個人的にはFF12のアルテマとか気に入ってますけど、あとヤズマットとか」と答えていた。このときにはいつの日かそんなのが叶う日も来ればいいなと。ご期待下さいとなっていた。

週刊レイヴン編集長ヤスノ・マツ

  • 2017年9月2日の4周年14時間生放送の「第38回プロデューサーレターライブ」に登場する日の朝、ネタ仕込みツィートを行なっていた。

    『週刊レイヴン』のデスク・松野泰己です!
    来週発売の本誌では今ときめくゲームプロデューサーのスクープを掲載予定!
    そんな中、松野は 本日9/2(土)12:00スタートのFF14「4周年記念14時間生放送」にゲストとして出演します! スクープの真相を聞き出しちゃうぞ!
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/903788013527982081

  • その後のプロデューサーレターライブでは「週刊レイヴン編集長ヤスノ・マツです」と自己紹介して登場した。
  • なおこの写真はこの日から2年半ほど前に松野氏自身が撮影したもので、写っているモザイク入りの女性は松野氏夫人だという。松野夫妻と吉田Pが食事に行ったときのものだという。

    というわけで、ネタとして仕込んだこちらの写真、2年半ほど前に吉田Pと松野夫婦の3人で焼肉屋へ行ったときの記念写真でした。撮影したのはもちろん私ですw
    ただのネタなので誤解なきようお願い致しますw
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/904245009246896128

公式放送での登場

2014年

  • 2014年12月のファンフェス東京の「直樹の部屋 Part1」の2人目のゲストとして登場。
  • 当日朝6時に起床して、「ベーコンエピ」(パン)を自作し、おみやげとして持ってきていた。この時紹介した影像は、自らのYoutubeアカウントで公開している。
  • 話題は主にFF14のプレイスタイルなどについて。

2016年

2017年

  • 2017年の4周年 14時間生放送の「第38回プロデューサーレターライブ」にゲストとして登場。
  • 当日朝にネタ仕込みのツィートをしており、「週刊レイヴン編集長ヤスノ・マツ」と自己紹介をしながら登場した。
  • なおこの日はパッチ4.1で実装予定の「リターントゥイヴァリース」について語っている。

2018年

FF14プレイヤーとして

  • 2014年12月、東京ビックサイトで開催された「ファイナルファンタジーXIVファンフェスティバル2014 in TOKYO」に登場した際に、自らのプレイ歴を語っている。
  • なお(2017年9月時点で)FF14は4年間プレイし続けているということで、ウルティマオンラインと同じくらいプレイしているとのこと。

旧FF14

  • キャラクターは作っていたがあまりプレイしていなかった。このときはハイランダー男性キャラクターであった。

新生FF14

  • 2013年に行われた新生FF14のβテスト時に参加。
  • その後プレイを開始、この時も継続してハイランダー男性キャラクターである。この理由として、「80年代のハイランダーという映画がありまして、僕と同じくそれが好きな人間はみんなハイランダー選んでんじゃないかと」と話している。

プレイスタイル

  • プレイスタイルは「ライトではないですけど準廃人というところにカテゴリーされるんじゃないか」と語っている。ただし日常的にプレイできるのは1日1時間程度という。
  • 奥さんと夫婦でプレイしており、「嫁さんは居間の大きいテレビ、僕はPCでやってるんですけど」と話している。

ゾディアックウェポン

  • (比較的プレイ時間を必要とする)FF14のゾディアックウェポンの製作・強化なども行っており、2014年12月時点で黒魔道士のノウス、ナイトの盾がノウスになったと話している。
  • 複数ジョブの武器製作を行っている理由を問われ、「プレイヤーとしても楽しんでるんですけど、開発(者)でもあるのでとりあえずすべてのジョブはやりたいじゃないですか。そうすると盾(タンク)とヒーラーとDPSは最低遊べるようにしておきたい。もちろん全ジョブ上げてはいますけど、その中で選んでいるのがナイト白魔道士黒魔道士」と話している。

モブハント

HUD

  • 2014年4月末に行われた「ニコニコ超会議3」において、FF14開発コアメンバーや著名人のHUD配置が公開された。
  • この際に松野氏のHUDも公開されており、HUDを見る限りナイト2種、戦士、竜騎士モンク吟遊詩人白魔道士黒魔道士召喚士、学者のジョブアイコン、およびギャザクラ全職のアイコンが並んでいる。HUD

極タコ戦

  • タイタン討滅戦。
  • タイタンが壁で、どうやっても重みが避けれない。いや避けてるんだけど、避けてるつもりなんだけどなんで当たるんだと。正直心が折れかかった。
  • この頃に一度吉田Pと酒を飲んだという。吉田Pはたまたま知り合いを通じて「メシどうすか」と松野氏の方から誘っていただいたと話している。その際に「どうなってんのタイタン、避けられないよ」と話したという。
  • Youtubeで動画を見ていると、竜さんが、竜さんが画面上避けているにも関わらず避けれなくて吹っ飛んでいる。それで「あ、これ要するに回線のラグだなと。」そこで調べてみるともともと使っていたマンションの回線は夜には2Mbpsになっていてこれが原因じゃないかと、そこでタイタンのためにフレッツに入り直した所、見事に速度が20M~30Mbpsになり避けれるようになって遂にクリアできた。その時は夫婦で、まるで日本代表がゴール決めたかのように喜びあったという。

ギャザクラメイン

  • ウルティマ時代からのんびりマイペースプレイ。
  • FF14でもギャザクラメインでプレイしている草食系プレイヤーであると話している。

    メインJOBは何ですか? とフレに聞かれると、とりあえず「ナイトです」と答えるんですけど(事実、2.0~4.0はナイトでクリア)。でも心はギャザクラ民なんですよ! ああ、そうさ、仕事が終わって深夜帰宅するとビール飲みながら木こりと漁師やってたUO民てすよwww
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/886214570972291072

  • FF14では製作などをする際に触媒としてシャード(クリスタル)が必要になる。ギルがあればマケボで買えばいいが、社会人にはギルがない。そこでシャードを掘りに行くと1時間で900~1000個貯まるが、苦痛で2時間もやると悟りがひらけると話している。

鳳凰

  • 2017年3月頃、「鳳凰」を取得している。

    スクエニ社で打ち合わせした際、「鳳凰ゲットしたぜい!」とドヤ顔で発言したときのスタッフの「え? マジすか?」という表情を酒の肴に呑む心地の良さ( ´,_ゝ`)
    https://twitter.com/yasumimatsuno/status/842020542324465664

  • ※蒼天極蛮神討伐報酬である「ラナー」シリーズマウントを7種コンプすることで得られるフライングマウント。

2017年9月現在のキャラクター育成状況

  • 2017年9月2日に4周年14時間生放送で登場した際には、「ナイトがレベル70、その他のジョブは時間なくて上げれてません。ただコツコツ型で作業が大好きでギャザクラは全部レベル70になってます。新式は全部自力で作れます」と話している。
    • ※この時期、ロストオーダーの開発も並行しておりかなり多忙だった様子。

その他

  • ガンダムはリアルタイムで14・15歳のころ放送を見ていたという。好きなモビルスーツは「アッガイ」。
  • ただし新潟では半年遅れで放送していたため、ガンダムプラモデルを買いに行った所、ジオングが出ていて「なんだこのモビルスーツは?」「えっ最後のモビルスーツ?」と驚いた(ネタバレを食らった)という。忘れもしない中学3年生の頃の話だという。

オウガシリーズ要素について

  • FF14におけるオウガシリーズ要素について次のように語っている。
    松野 ここで誤解のないように言っておきますと、そもそも『FFXIV』に『オウガ』シリーズの要素を持ち込んだのは私ではないのです。まずパッチ3.0のダンジョンの報酬として『タクティクスオウガ』に登場した一部の装備(※)が実装されて、その後に“ディープダンジョン 死者の宮殿”が実装されましたが、どちらも私は絡んでおらず、むしろ前者について当初は不快感を持っていたんです。『FF』シリーズからの引用はいいとして、そうでないタイトルを使うのは何事かと(笑)。ですが、その後に、『妖怪ウォッチ』とのコラボが開催されて、「あ、こういうのもありか」と、その瞬間にどうでもよくなりました(笑)。
    ※“神域浮島 ネバーリープ”や“博物戦艦 フラクタル・コンティニアム”などで入手可能な、ヴァレリアンテラーナイト装備やヴァレリアンガンナー装備のこと。

    吉田 そこで、ヴァレリアン装備が実装された後にはなりますが、“ディープダンジョン 死者の宮殿”を実装する前に、改めて松野さんにご挨拶させていただきました。
    松野 あとは『紅蓮のリベレーター』でもオブダ(※)の名前が登場したかな。ギラバニアのF.A.T.E.でもベルダが登場したり、モブハントでバックスタインの名前が登場したり。
    ※オブダとベルダは『タクティクスオウガ』に登場したビーストテイマー・我執のガンプが従えている2体のグリフォン。『FFXIV』において、オブダはパッチ4.0のメインストーリーにおけるメ・ナーゴのグリフォンとしてセリフ内に登場。一方のベルダはギラバニア辺境地帯のF.A.T.E.で登場している。

    吉田 ええ、『オウガ』シリーズが大好きな織田が入れた形ですね。F.A.T.E.は担当スタッフの裁量にまかせている部分が多く、たぶんオマージュがこうじて入れたのだと思います。

    『FF14』“セイブ・ザ・クイーン”を振り返る松野泰己氏×吉田直樹氏対談。松野氏が描いた“もうひとつの『紅蓮のリベレーター』”とは? | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

異邦の劇作家



リターントゥイヴァリース」について

  • いわゆる「イヴァリースアライアンス」の一部であるかのような位置づけになっているためか、FF14未プレイヤーの方の閲覧が増えているようですので、こちらで情報をまとめておきます。
  • 松野氏がいかなる考えでシナリオ・脚本を執筆したのかについて、その一端を知ることはできるかと思われます。下記の情報をご自分で確認してみてください。
  • プロデューサーレターライブについては、一時的にこちらで独自に取りまとめたものが多いのですが、リアルタイムに話している内容を文章にしているため、齟齬がある場合があります。ソースとなる公式動画へのリンクも記載していますので、納得のいかない部分については直接動画をご確認ください。

2017年9月2日のプロデューサーレターライブ

  • パッチ4.1実装直前で、4周年14時間生放送での放送に登場した。第一弾の失われた都ラバナスタリリース前。
  • イメージアートが発表され、松野氏により「リターントゥイヴァリース」の概要説明が行われた。
    s0NbdYP.jpg
    KGGLzon.jpg
イメージアートを見て
  • アートは吉田明彦氏描き下ろし。
  • 「劇場型飛空艇がラバナスタへ向かうのかな?みたいな。」
  • 「ラなんとかさんとディなんとかさん。」「(吉田明彦氏が)ラムザを14サイズで描いたらどうなるかわからない。ということで後ろ向きにしてもらった。ディリータはもう少しこっち向きで~と指定をした。」
3つ提案した
  • 今回話を頂いてから、
    • 1.FFTをベースにやりたい。
    • 2.FF12どうでしょうか?
    • 3.オリジナル
  • のいずれかでと聞いたが、吉田Pが原点のFFTベースで行きましょうと。
英雄譚「イヴァリース」
  • FF14はFFのテーマパークという方針でやっていると聞いていて、また14の世界設定においても幾つかの並行世界(鏡像世界)があって潰れていっている。その鏡像世界1個1個がFFシリーズなのかと、そのうちのひとつとしてFFTの世界を実装していいのかと聞いたら、そうじゃないんだと。
  • じゃあということで、現実世界で有名なアーサー王の伝説があるが歴史的事実とは認められていない。これと同じように、ガレマール帝国の中では誰もが知っている英雄譚「イヴァリース」がある。かつて平民王ディリータがいて、彼が混沌としていたイヴァリースをおさめ平和にして新たな時代を築いたという設定でいくことにした。ガレマール帝国では誰もが知っているおとぎ話で、もちろんシド(やネロ)も知っている。
  • イヴァリースは本当にあったんじゃないのかという話になって、探しに行こうぜとなる。
滅びた王国ダルマスカ
  • 新生FF14の2.0シリーズをやってる時に帝国兵が「ダルマスカ出身なんだ」というセリフを喋ってた。「お、ダルマスカこの世界にもあるんだ」と思っていた。織田氏(FF14世界設定・メインシナリオ担当)に「ダルマスカどこにあんの?」と聞いたら「この辺っすよ」と教えてくれた。それがオサード小大陸のドマの西側にある砂漠地帯。
  • 砂漠の中の王国ダルマスカ。その後帝国に侵攻され、現在は帝国の支配下になっている。かつてその王国にはラバナスタという都があった。最初に行くステージはラバナスタ。「このラバナスタはただの滅びた都。ではなくて…」。
  • つまりイヴァリースアライアンスのFFTをベースにしつつも微妙にFF12の歴史もクロスした内容となっている。
  • (ローマの都と同様に)ラバナスタも歴史の長い都なので掘ったらおっとという感じですね。4.3と4.5のプロットは出来てます。シナリオは書いてません。さあ間に合うかな?
  • 公式のまとめ

    ■Return to Ivalice
    「FFXIV」の世界では、「FFT(ファイナルファンタジータクティクス)」の物語は、
    ガレマール王国の人なら誰でも知っているおとぎ話として語り継がれています。
    「FFT」の物語をベースにしつつも、「FFXII」のエッセンスも入っています。
    もちろん、知らない人でも楽しめるように作っています。
    なお、アライアンスレイドで最初に行くステージは「ラバナスタ」です。

    (放送ではパッチアートをご紹介しました)

    パッチアートは吉田明彦さんの描き下ろしです。
    描かれている人物はラムザとディリータです。
    (公式による速報まとめ) ※後日正式版のまとめに置き換わります

    新生エオルゼアの2.0メインクエストをプレイしていて、ガレマール帝国兵が「ダルマスカ出身」と話してて、お、この世界にもダルマスカあるんだと。
    織田くん(FF14世界設定・メインシナリオ担当)に「ダルマスカってどこなの?」と尋ねたら、「この辺です」と(オサード小大陸のドマの西側にある砂漠地帯)教えてくれた。
    砂漠の中の王国ダルマスカ。その後帝国に侵攻され、現在は帝国の支配下になっている。
    かつてその王国にはラバナスタという都があった。「リターントゥイヴァリース」で最初に行くステージはラバナスタ。
    つまりイヴァリースアライアンスのFFTをベースにしつつも微妙にFF12の歴史もクロスした内容となっている。
    (現実世界のローマ同様に)ラバナスタも歴史の長い都なので、掘ったらおっとという事がある。
    拡張ディスク「紅蓮のリベレーター」でドマやアラミゴ開放が描かれたが、その他のガレマール帝国への反乱は起きていたはず。もしダルマスカ開放を描くのであれば、また(シナリオ執筆)声をかけてください。
    ※談話の文意をまとめたもの

続編じゃないよ(2017年10月)

  • 某速報の記事に対して

松野泰己
誤情報を拡散されると困るので記しておく。

「FFTのその後のストーリー」じゃないよ!

14時間生放送で語ったとおり、FF14というテーマパーク内にイヴァリースをもってきたらというコンセプト! 続編でもなんでもない!

バーロー!w#FF14 #リターントゥイヴァリース

https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/918025941372215297

FF14個人プレイヤー 続編やったらFFT2として出してるわバーローw
ベイグラントストーリーも絡んでくるのでは?と密かに期待しております…

松野泰己
まったくそのとおりです!
FFT2にしてるっちゅーの!w

「再構築」した上で実装(2018年3月)

  • とある韓国版プレイヤーへの返事。

松野泰己
感想をありがとうございます!
FF14にイヴァリースを組み込む際、そのまま持ち込むのではなく、あくまでもFF14の世界を壊さない形で「再構築」した上で実装しています。楽しんでいただけたら幸いです。
リターントゥイヴァリース第二弾にもご期待下さいませ!
https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/979911018758389761

2018年5月11日のプロデューサーレターライブ

  • パッチ4.3実装直前で、第二弾の封じられた聖塔リドルアナリリース前。
  • 松野氏が登場し、自ら作成したパワポ資料を元に、プロジェクト参画の経緯などの説明が行われた。※以前に話した内容を含む
    jj5crmR.jpg
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  1. プロジェクトの経緯
    • 2016/1/21:新年会(松野氏と吉田Pのサシ飲み。後に松野奥様も参加)で4.0シリーズへの参加を打診される
    • 2016/4/15:24人レイドへのシナリオ提供を正式に依頼される
      • 松野氏より3つのテーマを提示した。1.FFTをベースにした物語 2.FF12をベースにした物語 3.オリジナルの物語 →1案が採用される。
    • 2016/10/31:全体プロットを提示。第三段まで。ダンジョンやボス数、更新頻度は「シャドウ・オブ・マハ」シリーズを踏襲する。4.1以降、パッチ計3回。1パッチあたり、1ダンジョン、中ボス3体、ラスボス1体。計12体のボス○○体を雨宮慶太氏にデザイン依頼
    • 2016/12/24:ファンフェス東京で発表
    • 2017/6/17:紅蓮のリベレーター発売
    • 2017/10/10:パッチ4.1リリース
    • 2018/5/22:パッチ4.3リリース
    • 2019/X/XX:パッチ4.5リリース
  2. 開発コンセプト
    • 1)FF14の世界観にすべての実装事項をマッチさせなければならない
      • プロットの時点で、語句や設定など、織田氏らと綿密なやり取りを実施
      • 同時に、開発実装チームと各種制限とのすりあわせを実施
    • 2)3章形式のコンパクトな物語でなければならない
      • (松野氏の性格上)ともすると肥大化してしまいがちなボリュームをいかに縮めるか、取捨選択で苦労した
    • 3)FFTやFF12などのイヴァリースを知らない人も楽しめなければならない。続編ではない
      • FFTやFF12の続編ではないことを前提に、過去作を大胆にアレンジし再構築
      • 知っている人は知っている人なりに、知らない人は知らない人なりに遊べる
  • この他、「○○は登場しますか?」「登場するボスはどのように決めてますか?」などの質問に答える形式で進行した。詳細は第44回プロデューサーレターライブを参照のこと。

電ファミでの吉田Pとの対談

  • 電ファミの対談において、吉田PがFFTを選択した理由について次のように語っている。

     公開が『FFT』の発売からちょうど20年だったのと、『FFT』の話の続きが、松野信者のひとりとして見たい気持ちが強くて……。
     そもそもあの世界には、「ラムザという“もうひとりの英雄”と呼ばれている人間が実在したのかどうか」という歴史上の謎があって、松野さんがその後を描くのか、それとも当時の物語の背景を描くのか、ファンとしては「どう考えても面白くしてくれるだろう」という期待しかなかった。
     『FFXII』は「また別の機会にお願いできるのかもしれない」と思えば、イヴァリースアライアンス【※】の発端である『FFT』がいいのかなと思ったんですよ。

  • 同様に松野氏も、次のように返している。

     まず短編なので、「『FFT』が持つすべてのテーマを放り込むのは無理」と考え、かなりバッサリ切りました。そもそも『FFT』を作り直すわけでもないので。
     吉Pも言うように、今回は「プレイヤーキャラクターだったラムザの物語などなかったかのように、そのライバルであるディリータの物語だけが伝わっているイヴァリースの歴史」の真相を、物語の中からちゃんと追おうというアイデアが発端です。
     「ラムザが実在したかどうか」を追うのが、今回のシナリオの核。最後は「そのラムザがどうして歴史の闇に葬られてしまったのか」、そしてそれを「ディリータがどう考えていたのか」ですね。……これ以上語るとネタバレになっちゃう(笑)。


パッチ4.5直前インタビュー(吉田P)

  • 松野氏ではないが、吉田Pがパッチ4.5直前インタビューで、次のように語っている。
    • ※このときは複数メディアでインタビューを個別に行っており、メディアごとに語られている内容が異なっています。下記はそのごく一部分の抜粋です。

吉田氏:とにかく松野さん(※株式会社ALGEBRA FACTORY代表取締役 松野泰己氏)渾身のシナリオになっています。原作こそ至上,という場合に賛否はあるかもしれませんが,松野さんがどういう思いで「イヴァリース」を描いたのか。いろいろな経験をされた松野さんが,いまの松野さんなりに解釈されたであろう獅子戦争への思いだったり,FFXIVという世界の中で綺麗にイヴァリースの歴史を作ろうとした松野さんの思いだったりがミックスされた,素晴らしい完結編になっていると僕らは思っています。

吉田氏:最大の見所は、松野さんが「ファイナルファンタジータクティクス」の物語からスタートさせた、「イヴァリース」という神話が、FFXIVの中でどう解釈されるかです。「FFXIV」の世界の中に、後付けされた外伝的に「イヴァリース」というものがあるのではなく、「FFXIV」の世界の中で再解釈された「イヴァリース」というひとつの物語、ひとつの時代があったということを、違和感なく、きれいに作っていただきました。
 このシリーズは、惑星ハイデリンの歴史において、特定の地域に「イヴァリース」と呼ばれた時代があり、そこに英雄たちの物語があって、今回の冒険はその痕跡を発掘した旅です。その当時の英雄たちと、今の英雄のつながりみたいなものを、本当にきれいに描いていただいています。「FFXIV」の中に歴史をひとつ書き加えていただいた……この融合具合は本当に素晴らしいと感じましたので、ぜひその点を見ていただきたいです。
 また、「獅子戦争」という歴史物語を、FFXIVの中で松野さんがどのように再構築したのか。それは「FFT」の獅子戦争を指すのか、そうではないのか……。いろいろな側面からお楽しみいただけると思います。もちろんオリジナルであるFFTが第一、という方もいらっしゃると思いますが、色々なとらえ方のできるストーリーですので、ぜひ議論をしていただければと思います。

――物語としては松野(泰己氏/ゲームクリエイター、株式会社ALGEBRA FACTORY代表取締役)さんが想定されていたシナリオは、すべて入れきった感じですか?
吉田:“リターン・トゥ・イヴァリース”の全三作は、松野さんが脚本を書かれるたびに、『FFXIV』側の設定とのかみ合わせ、プレイヤーのみなさんからのリアクション、松野さんのイヴァリースに対する想いなどによって、当初のプロットの細部からは都度細かく変わっています。しかし、当初松野さんが想定されていた思いや、伝えたいものは、詰め込んでいただけたと思います。原作至上主義、という方にとっては、物議を醸すシーンがあるかもしれませんが、少なくとも僕はイヴァリースファンとして「よく描いてくださった」と、20年越しの思いが満たされたと感じました。正直、チェックの段階で2シーンほど泣きました。僕もファン心理が入ってしまっているので、お伝えしづらいのですが、本当にご一緒できてよかったなと思います。
――これまで、ラバナスタやダルマスカといった『FFXII』に登場した舞台でしたが、今回のオーボンヌは『ファイナルファンタジータクティクス』が元ネタです。そこでも、雰囲気的な違いはあったりするのでしょうか?
吉田:今回のシナリオでは、イヴァリースアライアンスのなかで、設定はあれど描かれなかった部分にもスポットが当たります。そこは、注目していただきたい部分ではあります。
 “そもそも聖石とはなんなのか”“聖石から力を引き出すというのはどういうことなのか”ということを、松野さんがあらためて提示してくれているシナリオになっています。『FFXIV』においてのイヴァリース、獅子戦争の裏側にあったものは何なのか。はたして、今まで語られてきた獅子戦争とは史実なのか物語なのか……深読みが色々できると思いますので、そういうところを全部見てもらえるシナリオになっています。

  • 今後

――今回で“リターン・トゥ・イヴァリース”という物語群はひと区切りとなりますが、パッチ5.0以降も何らかの形でイヴァリース関連の要素が出てくることはありますか?
吉田:松野さんは、『FFXIV』が描いている世界観・設定・ストーリーというものを本当によく理解し、世界設定の織田に確認や提案をしていただき、惑星ハイデリンという世界の上に“イヴァリース”という新たな歴史や土地、場所、人というものをすごくていねいに実在させてくださいました。“リターン・トゥ・イヴァリース”という物語群がここでクローズしようとも、それらの存在は惑星ハイデリンにあった歴史の1つとして組み込まれています。この先、ダルマスカなどに注目が行かないかというと、そんなことはないと思います。ダルマスカも帝国によって粛清の嵐に巻き込まれてしまいましたが、今の反帝国という機運のなかで「いずれダルマスカをなんとかしよう!」という話が出てこないとは限りません。
 『FFXIV』とイヴァリースという分け方ではなく、NPCとして登場するジェノミスが如く、松野さんが『FFXIV』の世界にイヴァリースというものの実在を証明してくださったというか……。それをしっかりと……うーん、活用するという言い方も、もはや違っていますね。例えば、サベネアと呼ばれている、現在では名前しか出ていない地域がありますが、『FFXIV』ならではのイヴァリースや、それに関連する地域は、サベネアと同じように1つの地域として確立したと思っています。機会があればさらに描いていきたい部分です。

パッチ4.5リリース後

  • テノール歌手長尾氏(FF14プレイヤー)との会話

    長尾隆央❂光のテノール
    最高でした😭
    FFT、FFT獅子戦争とプレイしてきたなかで、積年のなんとなくもやもやした霧をはらっていただけたというか、やっぱりそうなんだよね、よかった本当によかった…😢という気持ちになれてとてもすっきりできました。ありがとうございました。

    松野泰己
    ありがとうございます。
    長尾さんにそう言っていただけるととても嬉しいです。
    すべては素晴らしい作品に仕上げてくれた開発チームのおかげです!
    彼らのこだわりと愛情なくしてこの完成度はなかったでしょう。

    シナリオについては語りたいことも多々ありますが、時期尚早なのでまたいずれ!
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/1082805257481011201

  • とあるFF14個人プレイヤーとの会話

    FF14個人プレイヤー
    オーボンヌの前提クエストで泣きました。。。

    FF14個人プレイヤー
    今オーボンヌクリアしました!そしてクリア直後のムービーでさらにもっかい泣いてしまいましたwwよかったよかった(`;ω;´)

    松野泰己
    自分でシナリオ執筆していてなんですが、カットシーンの確認中で泣いた箇所と一致していると思います
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/1082888169165533184

  • 自らのプレイ

    松野泰己
    防具を獲りに2度目の「楽欲の僧院オーボンヌ」へ。
    カオスかと思いきや一度の全滅なしで約40分ほどで攻略終了。
    さすが歴戦の勇者たちやで!
    なので、ゆっくりと撮影タイムへ。
    背景が超綺麗! 地下に図書館が設置されていて涙出そうになった!
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/1083898521378385921

    松野泰己
    FFXIV24レイドコンテンツ「リターントゥイヴァリース」も完結を迎え、ヨコオさんのニーアコラボにバトンタッチできることを光栄に思います。
    プレイしてくれたヒカセンの皆さんに感謝!
    本当にありがとうございました!
    (引き続き感想を待ってます~!)
    https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/1091857006305001472

2019年4月の吉田Pとの対談

松野:これは以前から公言しているんですが、『FFT』の物語はオリジナル版で完結しています。『ロード オブ ヴァーミリオンIII』のテキストで、その後の話に少し触れたことはありますが、ラムザたちは『FFT』での戦いで生き残りイヴァリースから離れて別の場所で冒険している……というのが正史なんです。なので、あくまで『RTI』の物語は別物であるというのが前提です。
 少し話が逸れますが、スクウェア・エニックスの執行役員だったころに株主総会の質疑応答で「ラムザたちは生き残ったんですか?」という質問を受けたことがありました。答えは、もちろん「生き残りました」なんですが、それが世間に伝わっていなかったのは作り手としてはまだまだ未熟だったなぁと深く反省させられました。

松野:アンケートを取ったわけではなく、ネットなどを見ての想像ですが、おそらく半分ぐらいのプレイヤーさんは“ラムザたちは最後に死んだ”と思っているんですよ。正史として“生き残って別の場所で冒険している”ということは公言していますが……。それでも全滅したと思っているプレイヤーさんが多かったので、せっかく『FFXIV』で新しくやるんだったら、“全滅を前提とした場合の物語を作ってみよう”と。パラレルではあるけれど、心の中で完結していない方たち向けに、もう一度ラムザたちの最期を描いてあげようというアイデアがありました。

松野:ということで、『FFT』をモチーフとするにあたって、自分の中の命題として“エンディングの解釈と、ディリータの描き方”は追求していこうと思っていました。
 ただし、イヴァリースの世界を『FFXIV』に持ち込むにあたって、織田さんや石川(※3)さん、前廣(※4)くんたちが作り上げてきた『FFXIV』という世界観を崩さないことが絶対的な前提です。「世界観が合わない」と言われてしまうような、いかにもなコラボレーションは絶対にしたくありませんでした。そこを踏まえて、“『FFXIV』にどうイヴァリースを取り込もうか”という部分を、すごく真剣に考えました。そのために、織田さんとは密に連絡を取り合って、“やっていいことと悪いこと”の判断確認を徹底していましたね。

松野:例えば、ハイデリンでは、人が死ぬと魂、すなわちエーテルがエーテル界に還っていきます。ですが、“切なる願い”という形でラムザやアグリアスたちは魂の一部を地上に残してしまった。本来ならエーテルとしてハイデリンに還っていくはずなのですが、一部だけが聖石に残ってしまっている。仏教的に言うと“成仏できない”状態のままなわけです。こうした設定を織田さんに提案し、OKかどうかを議論して固めていきました。

松野:企画自体のスタートは『FFXIV』の設定資料集(※5)の1巻が出る前だったのですが、出たと同時に、ガッと読み込みました。別の世界に新しい歴史を組み込む場合、書かれていない部分というか、隙間をいかに見つけるかが重要なんです。書かれたことはもうその時点で事実になってしまうので、そこには手出しができないじゃないですか。その隙間を読み取って、「ここをいじっていい?」と聞いていきました。ハイデリンの地図も、各所が雲で覆われていることをいいことに「ここもらっていい?」「ここダルマスカにしていい?」みたいな(笑)。

参考)ファンフェス2019パリ終了後の吉田P

松野さんの作品群の素晴らしいところは、その作品だけが完結すればいいという作り方をされていないところ。歴史物、時代物、キャラクターもので存在感をつくるというのが松野さんのゲームデザインだと思う。広がりという点では、今回松野さんが書いてくれたことは良い意味で、エオルゼアの歴史や設定を侵蝕してくれているので、それがまた絡み合って、新しい何かを生む可能性はあるんじゃないかと。僕からは何も注文はしておらず、松野さん自身が新しいテキストを書いて、確認させていただいた上で実装した。また機会があれば、違った形でやれればとおもしろいなと思う。なにせ僕は松野信者だから(笑)。でも本当にリターントゥイヴァリースはよかった。ギリギリまで攻めたので、拒否反応をされる方もいるのかなと思っていたが、「FFT」をプレイされていた方が結末を喜んでくれたのは良かった。

ダルマスカ編について

  • パッチ5.57リリース後

patch5.57のリリースを受け正式にSTQの開発も終了となりました。
プレイヤーの皆様には最後までお付き合いいただきましこと感謝申し上げます。
今後はいちヒカセンとしてプレイを続けたいと思います。
それでは皆様、良いエオルゼアライフを!
https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/1408088502646960130

  • この時は意図がよくわからなかったが、第71回PLLの後のプレイヤーからのリプライに対して次のように述べている。

ボズヤ編の後、ダルマスカ編を予定していましたがそれも無くなったので、もう関わることはないと思います。
ダルマスカ編についてはプロットがもったいないので、他プロジェクトで流用するか、もしくは同人誌にでもしようかなw
https://twitter.com/YasumiMatsuno/status/1542878802438549505