スタッフ/織田万里

織田万里(おだ ばんり)

  • FF14の開発スタッフ
  • スクウェア・エニックス社員
    織田万里
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概要

  • FF14では当初「世界設定」として登場した。

    ――では入社時期は厳密にいうと「旧FFXIV」からということでしょうか?
    織田氏: そうですね。「旧FFXIV」の末期に世界設定を引き継いだ形になります。それ以降「新生エオルゼア」のタイミングでは世界設定担当だったんですけど、3.0からはメインシナリオも携わっています。
    ――全シナリオの監修も全部ですか?
    織田氏: 新生以降、すべてのシナリオの監修をやっています。
    https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1205666.html

  • その後、前廣氏の担当が変化し、この織田氏が世界設定に加えてメインシナリオについても担当している。
    • ※2016年3月時点では前廣氏は「メインシナリオライターとイベント廻りのディレクション」、織田氏は「役職としては世界設定担当をしております。その上で個別にプロットやテキストの監修というのを自分がやっている」と自己紹介している。ただし「蒼天のイシュガルド」パッチ3.0から織田氏がメインシナリオを担当している。
    • 2017年の4周年14時間生放送では「名刺にはプランナーとしか書いてないです」と話している。
  • 2022年の第8回14時間生放送では「シニアストーリーデザイナー」と紹介あり。

経歴

  • ゲーム開発する前は攻略本担当の編集者だったという。
  • 松野泰己氏に会いたくて「タクティクスオウガ 運命の輪」の攻略本担当になり、インタビュアーをやったことがあると話している。
  • この時がいちばん労働時間長かったという。
  • 「#はじめてのFF14」というタグで次のように語っている。

    旧FF14のオープンβにて、フレンドと同サーバーで開始。待ち合わせ場所に選んだクイックサンドの扉がラグで開かず、合流できずに終了。後に、その事を採用面接でK氏に伝え「ゲームになってなかったですね」と感想を述べたところ、採用されるという珍事

  • 後のインタビューによれば、FF14開発への合流は旧FF14末期からということになる。

    もともと出版業界で長らく攻略本などの制作をしていて,むしろインタビューする側の人間でした。転職を考えていたとき,スクウェア・エニックスが「日本語が書ける人」という内容で人材募集をかけていたのを目にしたんです。日本語なら書けるなと思って入ったのが,たまたまこのチームでした。旧FFXIVの末期に世界設定を引き継ぎ,それ以降,新生では世界設定担当になりました。3.0からメインシナリオにも携わっています。
    https://www.4gamer.net/games/199/G019924/20190822120/

    織田万里氏(以下、織田氏): 「旧FFXIV」の開発チームが吉田体制に変わり、作り直すことが決まった後、それが世間に発表される前の段階で、どんなゲームの仕事なのかわからずに、転職してきた時に入ったのが、たまたまこのチームでした。中に入って初めて作り直すという話を聞いたくちなんです。元々は出版業界でながらく攻略本の製作を担当していました。
    https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1205666.html

ガンダムネタ

  • ガンダムネタを仕込むのはだいたい織田氏だという。
  • FATEのテキスト書いていて精神状態がおかしくなるとガンダムネタが入るという。
  • 好きなモビルスーツは「ザク」

世界設定

  • FF14の世界に登場するの地名や命名規則などは、まず世界設定班からマイケル氏に日本語による原案が伝えられ、それを元にマイケル氏をはじめとするローカライズチームが英語名で地名など考案、そこからさらに日本語へと変換されるという手順を踏んで開発される。

    FF14に出てくる、地域や国家、宗教、歴史、種族、モンスター、アイテム。こうしたすべての要素の設定を考えるのが仕事となります。

  • これは当初から日本以外の国での展開を前提と敷いているため。

嗜好

  • 個性付けをする上で、欠点があるキャラクターが好きと話している。
  • 蒼天のイシュガルド」で登場するエスティニアンを取り上げ、竜騎士ジョブクエストで登場したときには強さとミステリアスさが全面に出ていたので、個人的には好きではないキャラクターだったが、メインシナリオを書いていく過程で彼の欠点や不器用な面が出せて好きになったという。
  • ファンフェス2016で紹介された時の画像。
    gBXpy7f.png
    • マイケル氏の趣向か、ふざけた内容になっている。

動物好き

  • 自宅では、猫、犬、魚、ハムスター、イタチなどを飼っているという。

先祖は信長

ジョーカーさんが第六天魔王を名乗っているあたり、信長枠なんですかね。もしそうだとするならば、ご先祖様が女体化したり、両性具有化したりするのは割と慣れてるんですが、こいつは予想外の展開デスヨ。
https://twitter.com/sashikae/status/936511000039137280

イシカワナツコ‏ @kinacchin 職場のおとなりが第六天魔王の血縁(パワーワード感)
https://twitter.com/kinacchin/status/936583935017992192

過去、二代に渡って天下取りに失敗してますし、生まれついての負け組ってことで。良かった事といえば、酒席で話のネタになることと、FGOで自分を触媒にノッブを引けることくらいであります。
https://twitter.com/sashikae/status/936773581257584640

  • 2020年のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」終了時のTwitterでの呟きが再び話題となり、その際に自身の家に伝わる系図(系図は信長の父・信秀を初代として、信長が2代目、信孝を3代目とする)の写しとともに詳細を明らかにしている。
  • それによれば、織田信長の三男・織田信孝(神戸三七郎)の子の重隆の子孫であるという。重隆は天正11年(1583年)4月7日に岐阜城に生まれ、幼名・平三郎。父・織田信孝は本能寺の変後に岐阜城主となるも、豊臣秀吉や兄の織田信雄らとの対立が深まり、天正11年(1583年)に自害した。
  • この時、信孝の子・重隆(4代目)は生母(大脇氏)の手により大脇城に匿われた。母の姓である大脇を称し、遠山久兵衛の娘・保子を娶っている。のち木曽福島へ移り山村家に仕えた。寛永10年(1633年)10月9日卒。享年50。※遠山久兵衛は美濃苗木藩の初代藩主遠山友政(三郎兵衛、久兵衛)であると思われる。母が信長の姪とされる。
  • 重隆に2子あり、長男・重政(5代)が跡を継ぎ、次男・重宗は大脇嘉介と称して遠山秀友の家臣となった。
  • 9代信昌、10代信就と続き、11代重騏は大脇自笑と号したという。この大脇自笑はコトバンクにも載る知られた人物で、木曽の代官山村氏の家臣で中津川の代官となったという。
  • 12代文は天保元年(1830年)5月5日の生まれで、のち東京に出たという。明治後には対外的にも織田姓を用い始めたとする。谷中にある墓の墓碑銘も「織田文」であるという。
    https://twitter.com/sashikae/status/1358626020425756672
    https://twitter.com/sashikae/status/1358786423755735042
    https://twitter.com/sashikae/status/1358777446670036997

    なお自身も「末裔と言っても系譜と多少の口伝が伝わるだけで、客観的な資料による裏付けがある訳でもありませんので、話半分でどうぞ。特に中興の祖とされる四代目の出自は、物語としては面白くとも「言ったもん勝ち」感は否めません。」と断りを入れている。

公式・メディア情報

  • 2016年3月の「開発者紹介トレーラー:シナリオ&世界設定編(Dev Diary Chapter Two: Story and Lore)」動画


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